9月20日(金)に公開される、ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズの共演作『アド・アストラ』。この度、現在来日中のブラッドが9月12日“宇宙の日”に、本作の舞台である“宇宙”に因んだ日本科学未来館で行った、来日記者会見のオフィシャルレポートが到着した。
本作は、世界的人気俳優ブラッド・ピット演じる主人公ロイ・マグブライドが、宇宙の彼方で消息を絶った父と、その謎の“答え”を探すために宇宙へと旅立つ、衝撃の“救出”ミッションを描くエンターテインメント大作。愛する者を地球に残し、微かな父の情報を辿りながら、広大な宇宙へと旅立つ先にロイが見た真実とは!?
ブラッド・ピット来日記者会見
約2年4か月ぶり、12回目の来日となるブラッドを取材するため、会場には多くのマスコミが集結。ブラッド・ピットがジオコスモスの裏から姿を現すと、会場に集まった200名以上のマスコミ、それも通常より女性記者や関係者が多い熱気溢れる会場から一斉にフラッシュがたかれた。
会見では、本作で主人公ロイを演じ、オスカー作品を輩出し続けるプランBの代表でもあるブラッドが、「プロデューサーも演技も両方やることは責任も増えること。共同で取り組むスポーツみたいなものだ。毎日が挑戦の連続で失敗や間違いもあるが、とてもエキサイティングだった。この映画では昼間は俳優、夜はプロデューサーをするのが僕のスタイルだった」とコメント。本作での俳優、そしてプロデューサーとしての自らの役割を明かした。
さらにブラッドは、「宇宙を舞台にしたエンターテインメントを作る上で、今までにないことをチャレンジしたかった」と告白。「一番のチャレンジは宇宙服を着ながらピーターパンのようにワイヤーに吊るされたことが大変だったよ。どこまで吐かずにやれるかテストしたんだよ(笑)」と少しおどけながら、キャリア初となった宇宙飛行士役の貴重なエピソードを披露した。
また、世界で話題となっている没入感のある宇宙空間の演出に関して、「あまりCGに頼らず、実際に撮りたいと思ったんだ。現実撮影と最低限のCGを組み合わせた。そのおかげで臨場感ある体感的な真実味のあるものになったんだ」と、ほぼCGを使わないことで迫力ある宇宙描写を実現したと紹介。さらに「この映画は自分を探す旅。深遠な宇宙が人間の心を表しているような気がするんだ。ロイが押し殺してきた葛藤や、自分と向き合う物語を描くうえでピッタリだと思ったよ。一人の男の繊細な物語を演じることは難しかった。でも満足いくものになったよ。(俳優業をセーブするというニュースもあったが)僕は今まで通り、プロデュースも俳優業も、自分が心惹かれるものには挑戦していくつもりだ」と語り、会場を大いに沸かせた。
特別ゲストとして毛利 衛(日本科学未来館館長、宇宙飛行士)、山崎直子(一般社団法人SpacePortJapan代表理事・宇宙飛行士)が登場すると、ブラッドは少年のように目を輝かせ、本物の宇宙飛行士に是非聞きたいと、立て続けに二人に向けて質問。宇宙から見た地球は劇中では“青いビー玉”と表現しているのですが、実際どんな印象を持ちましたか? という問いに対し、毛利は「92年の9月12日に私は初めて宇宙に行きました。そんな記念すべき日にブラッドさんに会えてうれしいです」と話し、「宇宙からみた地球は誰が見ても驚くほど美しい。それを世界に届けたいと思い、私は今この仕事を続けています」と地球の真の美しさをブラッドに語った。
山崎は「地球自身が生きているように感じました。宇宙はどこか懐かしく、故郷を訪ねているような気持ちになるんです」と初めて宇宙から地球を眺めた感想について言及。映画の話になると、毛利は「ブラッド演じるロイの表情が素晴らしいと、まさにクルー同士のコミュニケーションを繊細に表現していて驚いた」、山崎は「家族を置いて宇宙へと旅立つ宇宙飛行士の気持ちを思い出し、何度でも何度でも観たいと感じられる作品でした」と作品を激賞し、ブラッド・ピットと熱い握手を交わした。
作品情報
『アド・アストラ』
9月20日(金)全国公開
原題:Ad Astra
監督:ジャームズ・グレイ
製作:ブラッド・ピット ほか
脚本:ジャームズ・グレイ&イーサン・グロス
出演: ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランド
配給:20世紀フォックス映画
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation