人気スタイリスト・小山田早織の書籍版『もう通勤服に悩まない』(10月24日(水)発売予定)の発売記念イベントが、9月11日にブックファースト新宿店にて開催された。
イベントでは、本書の見どころや撮影裏話について、小山田×アナウンサーの林 みなほがトークショーを実施。また、秋の新作アイテムを見せながらの通勤コーデの指南や、袖のロールアップの仕方、抜き衿の仕方などの実践練習、一部参加者に小山田から直接通勤ファッションに関するアドバイスが行われた。
以下、本イベントでの小山田による一問一答をお届けする。
――この本の内容を教えてください。
女性誌の「with」で一般の企業で働く人たちの悩みを解決する連載をしていたのですが、それをまとめたような内容になっています。
――女性は通勤服を悩んでいるものですか?
私がスタイリストとして話をする中で通勤服については何を着ればいいかわからないという人が多いと思います。とりあえず着られればいいとかいう方が多かったんです。でも通勤服は週に5回着る服なので、なにか素敵に着られる方法はないかなと読者の方と悩んで見出したメソッドを載せています。

――一般の方をコーディネートしているわけですか。
はい。毎月毎月、たくさんの方から応募いただいて、アンケートを書いていただいた中から選んで1人だけの悩みを深層心理から答えていくみたいな連載になっています。
――メソッドってたくさんの悩みからできたものなのですか。
連載をはじめていろいろな悩みがあるなと思っていたのですが、悩みはパターンがあるなと気づいて、そのパターンを解決するための方法を一冊の本にまとめました。
――どういう悩みがあるのでしょうか。
通勤服に関してはそもそも素敵にしたいと思わないとか言われるんです。私もスタイリストなのでお話しすると今年のトレンドは何ですか? とかファッションに関する質問を受けるのですが、そういうファッションに興味のある人でも「明日どんな服をきていけばいいんですか?」と聞くと「わからない」と答える人が多いんです。通勤服は何年も更新していないですとか、毎日同じ服を着ていますという人が多くって、この本を手に取っていただいて通勤服を変えてみようかなとか、適当だったなと思ってくれたらゴールなのかなと思います。
――どういったスタイリングを意識されましたか?
基本的にはベーシックなアイテムを使っているので、コツさえつかめばどなたでもできる着こなしを目指しました。手持ちのものを組み合わせて全体的にきちんとなることを説明しているのでそんなに難しいことは言っていないと思うんです。
――プロならではの技というのはどういうところがあるんですか?
袖のロールアップですとか、裾のロールアップなどだけでもこなれた感じになるんですよ。靴とかもヒールがあると疲れてしまうと思いますが、ヒールがなくてもサイズのぴったりな靴を履いてきれいに歩いたほうが素敵にみえますよとか。メッセージ的なところとかも書いてあります。
――この本をどういう人に手に取ってもらいたいですか。
働いている人はもちろんですが、一回産休育休に入られた人とか久々に復職するときに何を着たらいいかわからないとかそんな人に手に取ってもらいたいです。

――小山田さんと言えばユニクロとかGUとかのプチプラブランドを使いこなすイメージがありますが、今年のおすすめは?
ユニクロとGUのいいところは全国どこででも手に入ることだと思うんです。だから今回もあえてユニクロ、GUにフォーカスしたページを作りました。どこで買ったらいいかわからないブランドとか、紹介しても意味がないのかなと思って、ちょっとチャレンジしたいなと思った時に実践できるアイテムを紹介しました。
――小山田さんも1年前に出産されて、産休・育休を経験されたのですがご自身の復帰の時はいかがでしたか?
出産って、本当に身も心もボロボロになるので、私はあらためてファッションの楽しさを感じましたね。この本を作るにあたっても改めて自分自身も学びなおしたというか。
――旦那さんの通勤服にもアドバイスとかはするんですか?
スーツしか着ないので……。でも最近はオフィスカジュアルを推奨されている会社が増えてきているので、スタイリングはそのまま参考にはできないかもしれないのですが、最初の4つの提言というところで通勤服を考え直すというところがあるのですが、そこは参考にしていただけるのではないかなと思います。
――今日来たメディアの女性の中には、もう私黒しか着ないから通勤服とか考えていない、ハイヒールも何年も履いていないという人がいるんですが、そういう方にアドバイスをお願いします。
黒しか着ないとか、ネイビーしか着ないとかそれはそれでかっこいいと思います。失敗しない色なので、絶対に失敗したくないという人にはおすすめなんですが、自分の気持ちが上がるとかそういったものは実際に着て話をしてみないと分からないことなので、本を見ていただいて、あっプリーツスカート買ってみようかとか、ちょっとしたきっかけになればいいなと思います。
――通勤服のあと、アフターファイブのために女性らしさを足すポイントとかはありますか?
アフターファイブは黒とか落ち着いた色のものが映えることが多いので、ジャケットの下に黒の袖がレースのものを忍ばせるとか、アクセサリーだけ通勤バッグの中に入れておいていただけると一気に夜仕様というか女子会とかデート仕様になると思います。

――本の中には今回登場いただける林 みなほさんとかお知り合いの方も登場されているんですか?
基本的には一般の女性の方に出ていただいたのですが、アナウンサーの林 みなほさんは特別に出ていただいてます。連載の第一回に林さんに出ていただいて、そのご縁で今回お声掛けさせていただきました。
――林さんのページを見せてください。
アナウンサーって女性のあこがれの職業で、私がお仕事でのスタイリングを担当させていただいてる縁でダメ元でお声掛けさせていただいてそれで第一回に出ていただきました。
――スタイリングのポイントは?
やはり芯が必要な方なので、あと体型カバーを気にしておられたので。パッと見、落ち着いた印象なのですが、スカーフ使いで地味に見せないコーディネートをしています。
書籍情報
書籍版『もう通勤服に悩まない』
10月24日(水)発売予定
価格:1,200円+税
雑誌版『with SPECIAL もう通勤服に悩まない クーポン付き』
発売中
価格:1,370円+税
