日本人2人目の快挙だ! 2017年9月、桐生祥秀が日本人として初めて“10秒の壁”を破って以来、誰一人として達成できなかった9秒台を、期待の若手サニブラウン・ハキームがついに破った。
.@Hakimsanib -9⃣.9⃣9⃣ and #SECTF ?@RaymondEkevwo – ?.0⃣2⃣ and #SECTF ?
— Gators Track and Field & Cross Country (@GatorsTF) May 11, 2019
That's a 1-2 #GatorsSWEEP in the 100 meters! #TheHolloWAY
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舞台となったのは、アメリカのアーカンソー州フェイエットビルで行われた、大学南東地区選手権男子100m決勝。サニブラウンは、第5レーンから勢いよく飛び出すと、徐々にスピードを上げ序盤から他を突き放す。終盤に差し掛かっても勢いは衰えず、トップスピードを維持してそのままゴールを通過。日本人歴代2位となる9秒99を記録し、他の選手と喜びを分かち合った。
この歓喜の瞬間を、サニブラウンが所属するフロリダ大学が公式SNSで公開すると、これまでに4,000以上の「いいね」に加え、2,000を超えるRTがあったのだ。
城西大学附属高校在籍時には、2年生時に世界ユース選手権で100m、200mの2冠を達成するなど、高校時代から周囲の期待が高かったサニブラウン。2017年から活動拠点を日本からフロリダに移し、海外コーチの指導のもと徐々に実力をつけてきた。今年3月にも全米大学室内選手権60mの予選で、室内日本記録に並ぶ6秒54を記録。決勝でも6秒55で3位に入賞するなど、東京オリンピックを前にして飛躍の年となりつつあるようだ。
日本陸上界にとっても、東京オリンピックを前にして明るいニュースとなった。サニブラウンに加え、日本人トップ9秒98の記録を持つ桐生祥秀を擁する日本チームであれば、400mリレーでの金メダルも夢ではないだろう。
サニブラウン選手9秒台おめでとう。って言うか彼にとっては9秒8台への序奏にすぎないのであろう…マラソン大迫、短距離の彼も海外組。指導者が精神論で支配する古典的な手法は令和では通用しないだろう。指導者も学びを忘れず頑張ろう!進化を止めらたら退化のはじまり。輝く未来の実現に向けて…
— 原晋 (@hara_daisakusen) May 13, 2019
陸上関係者も、続々とお祝いのコメントを寄せている。青山学院大学で駅伝の監督を務める原氏も「9秒台おめでとう。」というコメントに加え「彼にとっては9秒8台への序奏にすぎないのであろう」と、サニブラウンの伸びしろに言及。さらなる記録更新を期待するコメントを残した。
また、アメリカの陸上選手クリスチャン・テイラーも、フロリダ大学が公開した投稿に「Yessssssss!!!!(やったぜ!!!)」と反応するなど、国外からもサニブラウンを祝う投稿が相次いだ。
東京オリンピックでは間違いなく中心選手として活躍するだろうサニブラウン。ついに“覚醒”した、日本陸上界期待のスターがこの1年でどれほどまでに成長を遂げるのか、期待していきたい。