映画『おいしい家族』 松本穂香がチョンジュ国際映画祭にて舞台挨拶

映画『おいしい家族』  松本穂香がチョンジュ国際映画祭にて舞台挨拶

9月20日(金)に公開されることが決定している映画『おいしい家族』。公開に先立ち、韓国で開催される韓国三大映画祭のひとつ「第20回全州(チョンジュ)国際映画祭」シネマフェスト部門にて、正式招待作品として上映され、主演の松本穂香、ふくだももこ監督が登壇し、舞台挨拶を行った。



客席には若年層の観客が多く、実家に帰ると父が母の服を着ていたことをきっかけに起こるストーリー展開と、随所に盛り込まれるウィットに富んだ「ふくだももこ節」に、上映中は耐えず笑いが起こりほがらかな雰囲気のまま上映が終了。



初めての全州(チョンジュ)国際映画祭への参加となる松本穂香とふくだももこから韓国語で挨拶。

松本が「主人公を演じた松本穂香です。大切な人と観てほしい、おいしい映画になりました」と挨拶すると、続けてふくだからも「この作品は私の思うユートピアを描きました」と韓国語で挨拶。観客からは暖かな拍手が湧いた。



上映後のQ&Aでは観客から様々な分野においての質問が相次いだ。

松本演じる主人公・橙花(とうか)は、東京で働くキャリアウーマン。母の三回忌に故郷に帰ると父が亡き母の服を着ていたという事実を知るという変わった役どころ。どういった気持ちで役を演じたのかという質問に対し「彼女は実家を出て、東京でいろんな経験をして傷ついた心で戻ってきたんです。すると自分がいない間に家族は変わってしまっていた。置いてきぼりになってしまった気持ちを素直に受け入れられないでいるんです」とコメント。



それを受けてふくだから「橙花は、自分のまわりにいる自由奔放なキャラクターに反発するんですが、そんな橙花を悪者のように見せたくなかったんです。でも松本さんはそんな橙花をとても愛らしく演じてくれました。映画を観た皆さんが橙花を嫌なやつだと追わず、キュートだと思って頂けたらそれは全て松本さんのお芝居のおかげだと思っています」と松本の演技を絶賛。

また映画に目の肥えた観客からは作品に関して、“色使い”に意味を込めているように感じたが何か意味があるのか? との問いが。ふくだより「登場人物の名前に色を入れてるんです。主人公の橙花はオレンジ、父は青治で青など。名前に色を入れることでその人が着る服の色や趣味興味などキャラクターを分けています。日本語の綴りがわからないにも関わらずそこまで考えてくれて、ありがとうございます!」と感激。



舞台挨拶の最後には「この映画には、この世界のみんなが隣にいる人、それは家族でも友達でも知らない人でも良いんですが、そんなただ隣に居る人に優しくすれば世界ってもっと良くなるんじゃないかというメッセージをこめました。そんな私の思想がみなさんにも伝わると嬉しいです。本当に来ていただいてありがとうござしました」とふくだからコメントがあり舞台挨拶が終了となった。



松本穂香は昨夜初めて海外映画祭のレッドカーペットを踏み、本日の舞台挨拶で観客からの生の声を聴く2日間のチョンジュ国際映画祭滞在となった。今回の映画祭体験を振り返り「韓国のみなさんに暖かく迎えていただき、とても嬉しかったです。上映後のQ&Aでも、みなさんが深く作品を見てくれていることが強く伝わりました。まるで『おいしい家族』の世界観のように、人種や国籍なんて関係ないんだということを  映画を通じて感じることができました」とコメントした。

作品情報

『おいしい家族』
9月20日(金)全国公開

出演:松本穂香/板尾創路/浜野謙太
監督・脚本:ふくだももこ
音楽:本多俊之
製作:新井重人/松井 智
エグゼクティブプロデューサー:福家康孝/金井隆治
プロデューサー:谷戸 豊/清家優輝
アソシエイトプロデューサー:山野邊雅祥
撮影:高橋草太
照明:山本浩資
録音:原川慎平
美術:大原清孝 
編集:宮島竜治
音楽プロデューサー:岡田こずえ
宣伝プロデューサー:滝口彩香
衣裳:江森明日佳
ヘアメイク:佐藤美和
VFX:野間 実
音響効果:井上奈津子
助監督:古畑耕平
制作担当:竹田和史
製作:日活/ハピネット
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
企画・配給:日活

©2019「おいしい家族」製作委員会