4月7日(現地時間)、アメリカ・アラバマ州バーミングハムのバーバー・モータースポーツパークで行われたインディカー・シリーズ第3戦・アラバマ・グランプリで、同シリーズに参戦中の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が、ポールトゥフィニッシュで今シーズン初、通算4度目の優勝を達成した。
【週末の #ホンダモースポ】 #IndyCar 第3戦がバーバーモータースポーツパークで行われました。ポールポジションスタートの佐藤琢磨選手は決勝でも冷静にレースをコントロール。ポールトゥウインを達成しました! レースレポート、佐藤選手のコメントなどはこちらから→ https://t.co/mtdIkFJPVj pic.twitter.com/PGoJMptlko
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佐藤は予選で8度目となるポールポジションを獲得。決勝でもスタートからトップを確保すると、途中ピットストップでのミスはあったものの、完璧な走りでレース中はほぼトップを守り切り、自身初めてのポールトゥウィンでの優勝となった。そのダイジェスト映像がアップされているのだが、ここはあえてロングバージョンで佐藤琢磨の見事な走りっぷりを堪能していただきたい。
2011年からインディカーのシリーズに参戦している佐藤は、今年ではや10シーズン目となる。一昨年には世界3大カーレースの1つに数えられる、「インディ500」で日本人として初めて優勝を飾ったことも記憶に新しい。
ここで改めてインディーカー・シリーズについて説明しておこう。インディカー・シリーズは、北米・カナダで開催される最高峰のフォーミュラレースであり、要するに北米版のF1と言っていいだろう。ただF1と異なり、全チームがホンダ製かシボレー製どちらかのエンジンと、イタリアのダラーラ製の共通シャシーを使用する。タイヤも一択で、ファイヤストンが供給している。
それだけに、先の動画を見てもわかるように、各レースでサイドバイサイドの激しいバトルが繰り広げられる。トラクションコントロールのような運転をアシストしてくれるシステムの搭載も不可のため、ドライバーのテクニックも常に問われる厳しいレースだ。
The @indycar Series season is just days away.
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そして、同シリーズ最大の特長と言えるのが、楕円形のコースをハイスピードで走り続けるオーバルコースのレースがあることだろう。「インディ500」に代表されるように、インディカーのレースと聞くと、まずはそちらを思い浮かべる人も多いかもしれない。しかし実際は、今回のアラバマの大会のようなサーキットコースもあれば、市街地コースもあるなど、各大会でのコースは多様性に富む。ドライバー、そしてメカニックたちは全17戦をそれぞれのコースに応じたドライビング・テクニックとセッティングで戦わなければならない。
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今シーズンから冠スポンサーに日本のNTTがついている同シリーズ。次の第4戦もすぐに予定されており、4月12日~14日、カリフォルニア州ロングビーチ市街地コースを舞台とした、これまた歴史あるロングビーチGPが開催される。2013年に佐藤がシリーズ参戦して初めて優勝した大会でもあるだけに、さらに注目度も上がりそうだ。
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そして、5月の最終週に行われる第6戦が、期間中40万人もの人々が熱狂するという北米最大のレースイベント、「インディ500」だ。今シーズンは元F1チャンピオンのフェルナンド・アロンソが、マクラーレンのチーム(マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ)からスポット参戦予定で、これまた世界中から注目を浴びている。
アロンソが目指すのは、F1モナコGP、ル・マン24時間に続く3大レースのトリプルクラウン。今回で2回目のチャレンジとなるが、その初チャレンジの年に優勝を遂げたのが、佐藤である。アロンソのマシンのカラーリング、そしてスポンサーは、今シーズンのマクラーレンF1チームの車両とほぼ同じ。F1から離れて久しい佐藤にとって、負けられない戦いとなることは間違いない。
非常に楽しみな今シーズンのインディカー・シリーズ。佐藤琢磨の奮闘を筆頭に、今後の闘いに大いに注目だ。