地球と宇宙を股にかけ繰り広げられる『キャプテン・マーベル』の広大で果てしない世界を表現するためにどのような方法を用いられたのだろうか?
本作の“規格外”セットに関する秘密について、プロデューサーのケヴィン・ファイギが初めて語った。
ケヴィン・ファイギは「イーストウッド発電所やフレズノのシェイバー・レイク、さらにはルサーン・バレーの荒野やエドワーズ空軍基地などといった驚異的なロケ地を確保することができました。これによって私たちは、この映画の膨大にして広大に広がるシーンを撮ることができ、しかもそれらは本当にリアルで実用的な環境なのです。」と語る。さらに、「実用的なロケ地を使ったおかげで、スケール感やリアリティが付加されます。それは、この映画でキャプテン・マーベルが自身の過去や生い立ちをめぐり自分を探す旅を描くのに私たちが求めていたものでした。」と話し、広大なロケーションを確保した理由は、世界観を再現するという“視覚的効果”目的だけでなく、家族や友人、全ての記憶を失うという複雑な境遇を乗り越えて、本当の自分を取り戻すキャプテン・マーベルの難しい心情をリアルに表現するために必要不可欠だったと明かした。
また、広大なロケーションで行われた撮影ではセットも規格外で、ロサンゼルスでのシーンを撮影するためにノース・ハリウッドにある古いショッピングセンターを利用してドライクリーニングやブロックバスター(キャプテン・マーベルが落ちてくるビデオレンタルチェーン店)店舗を新たな外観として作りあげてしまうほど。懐かしさを伴う90年代の世界を再現したこのセットは本物と見違えるほどに忠実で、フレック監督は「まるでクルー全員がタイムマシンに乗っているようだった」と表現。セットだと気付かずに車でセットに乗り入れてしまう人が後を絶たなかったというエピソードまで存在するほどだ。
アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーロー“キャプテン・マーベル”。これから鑑賞する人はもちろん、リピーターの人もこの規格外のセットと広大なロケーションに注目しながら観れば、より本作の世界観を楽しめるはずだ。
【STORY】
舞台は1995年。アベンジャーズが結成される以前の物語――。
瀕死の重傷を負ってすべての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得たキャプテン・マーベル。彼女は記憶喪失ゆえにいつもどこか居場所がない感覚に寂しさを感じ、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに悩まされていた。そして、その記憶に隠された秘密を狙うのは、自在に姿を変える正体不明の敵…。ロサンゼルスのビデオショップに不時着したキャプテン・マーベルは、やがて最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”を結成することとなる若き日のニック・フューリーと共に自らの過去に潜む謎を追い求め、真実に立ち向かっていく。彼女の記憶に隠された秘密とは? 彼女は一体、何者なのか?真実が明らかになるとき、すべてが覆る…!
作品情報
『キャプテン・マーベル』
3月15日(金)全国公開
原題:Captain Marvel
監督:アンナ・ボーデン/ライアン・フレック
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ
全米公開:2019年3月8日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2019