岸井ゆきの、成田 凌の“肩トン”に大照れ! 映画『愛がなんだ』完成披露舞台挨拶で劇中ラブラブシーンを披露

岸井ゆきの、成田 凌の“肩トン”に大照れ! 映画『愛がなんだ』完成披露舞台挨拶で劇中ラブラブシーンを披露

4月19日(金)より公開される映画『愛がなんだ』の完成披露舞台挨拶が、3月12日、テアトル新宿で開催され、岸井ゆきの、成田 凌、深川麻衣、若葉竜也、今泉力哉監督が登壇した。

好きな男性を⼀途に追いかけるテルコ役の岸井は「完成して嬉しいという気持ち。脚本にはなかったモノローグも追加されていたり、編集で変わっている場⾯もあって、⾃分⾃⾝⼀つの映画を楽しんだような感じがあった」と作品完成に感慨無量。テルコが⼀⽅的に想いを寄せるマモル役の成⽥は、編集室の段階で本編を鑑賞したそうで「最近観たなかで⼀番⾯⽩い映画。⾃分が出演しているのに客観的に観ることができたのは稀なこと。⾯⽩かった」と⾃信を見せる。テルコ唯⼀の親友・葉⼦役の深川は「感情移⼊して胸が苦しくなるシーンもあるけれど、恋愛に正解がない分、難しく考えずシンプルにしてくれる作品だった」とアピールし、葉⼦に惚れるナカハラ役の若葉は「⾳楽がつく前のものを観たので、完成形がどう変化するのか楽しみ」と公開に期待を込めた。

成⽥との本格的共演に岸井は「セリフを交わすのが初めてで不安もあったけれど、本読みの段階で夢中になれた」と⼀安⼼。原作を読んだ際にはテルコと⾃分の共通点を⾒つけられなかったというも「テルコの中からマモルを⾒ると、マモルのために仕事を辞めたり、友達を切ったり、その⾏動が正しく⾒えた。演じる上では“マモルが好き!”ということだけを柱にしていた」と回想した。役作りの⼀つとして、撮影中に岸井は成⽥と距離をとっていたというが、その成⽥は「それに気がつかず、僕はガンガン喋りかけていた。僕にとって岸井さん=テルちゃんなので、変な⼈だと解釈しています。まだ本当の岸井さんを知りません」と打ち明けると、岸井も「私も成⽥さんのことをあまり知らないので、これから知っていきましょうか!?」と不思議な空気感で場を和ませていた。

厄介なダメ男を演じるにあたり成⽥は「マモルの無意識にモテない要素を詰め込んで、普通にやったら嫌われるであろうギリギリの部分を凄く丁寧に演じた。⼀個も間違えられない緻密なお芝居でした」と熱演報告。監督にも秘密にしていたこだわりとして、テルコを⾞道側にして⼀緒に歩くという動作を挙げて「普段の僕だったら絶対にしない⾏動でモテない要素を作り上げた。そのほかにも⼝を開けてモノを⾷べるとか、腹⽴つ笑い⽅とか、相⼿がちょっとイラっとするような表現に気を配った」と細部へのこだわりを⼝にした。

⾃⾝の役柄について深川は「ナカハラ君を振り回したり強そうに⾒えるけれど、弱い部分も伝わればと思って演じた」と打ち明けると、振り回される側の若葉は「実は深川さんとは1時間くらいしか会っていない。だから事前にネットですごく調べました。そうしたら思いのほか上⼿くいった」と舞台裏告⽩。若葉は演じたナカハラに共感しきりで「僕は洗い物の⼿際もいいし、知らぬ間に打ち上げの幹事にもなっています」と尽くす男ぶり披露で笑わせた。

岸井と深川はNHK朝ドラ『まんぷく』では姉妹役を演じているが、岸井は「映画の⽅が撮影は先だったけれど、ハードスケジュールであまり話す時間がなかった。『まんぷく』で⼀緒になってやっと会話できたという感じ」と明かし、深川もそれに「朝ドラの⽅が⼀緒に⾷事をしたり、話す時間があった」と同調すると、今泉監督は「それじゃまるで会っていない⼈たちで映画を作ったみたいになってるよ!」と苦笑いだった。

これまでオフビートな作品を⼿掛けてきた今泉監督は「⾓⽥(光代)さん原作の映画は⾯⽩いものが多いし、熱量の⾼い⼈たちのお話というのは⾃分にとってチャレンジだった」と新境地を意識したようだが「原作の⾓⽥さんが完成した映画を⾯⽩がってくれて、SNSでも感想を書いてくれた。⾃分で⾃分の原作を読み直したとも⾔ってくれて、そうやって原作者の⽅が⾯⽩がってくれたのは幸せ」と⾓⽥の⼈柄に感謝していた。

岸井は「個性的な恋愛をしている⼈々が出てきますが、必ず誰かに⾃分を投影することができるはず。⼈に⾔えないような部分で共感することもあると思うので、映画を観終わった後は隣の席の⼈と映画の話をしてほしい。それを含めて『愛がなんだ』だと思う。感想を共有しあってください」と思いを込めた。

最後のフォトセッションではマモルとテルコの劇中ラブラブシーンの⼀つ、肩にあごを載せる“肩トン”シーンを登壇キャスト4⼈で実際に披露! 岸井の肩に成⽥が、深川の肩に若葉が肩をのせると会場からは歓声があがり、実演するキャストも⼤照れするなど、舞台挨拶会場は⼤盛り上りで幕を閉じた。

【STORY】
映画の主人公は28歳のOLテルコ。彼女は一目ぼれしたマモルに想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことをわかっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3ヶ月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。

作品情報

映画『愛がなんだ』
4月19日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー

原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
監督:今泉力哉
出演:岸井ゆきの 成田 凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子/江口のりこ
配給:エレファントハウス
©️2019映画「愛がなんだ」製作委員会   

『愛がなんだ』原作