アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーローの始まりが明かされる映画『キャプテン・マーベル』が、3月15日(金)全国公開となる。
キャプテン・マーベルは、瀕死の重傷を負ってすべての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得たという変わった経歴の持ち主。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われるが、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。圧倒的な強さと不屈の精神を持つ彼女は一見、完璧なヒーローにも見えるが、それと同時に過去の記憶を失くしているがゆえに自分が何者なのかという不安が影響し、心と能力のコントロールがまだできていない。
そんなキャプテン・マーベルを演じるのは、オスカー女優ブリー・ラーソン。ブリーは、2016年に公開された映画『ルーム』で、7年もの間監禁生活を余儀なくされ、外の世界を知らない5歳の息子と脱出計画を立てる母親、という難役を見事に演じ切り、その年のアカデミー賞主演女優賞を獲得。そんな彼女が、本作に登場することが報じられた際には大きな話題となったことは言うまでもない。ブリーが、“強さと弱さ”両面を持つ主人公をどのように演じるのか…。それは間違いなく本作の注目ポイントのひとつだろう。
ただ、日本でブリー・ラーソンと聞いてピンとくる人は、決して多くないかもしれない。ブリーは、前述の様に、『ルーム』で注目を集めたが、彼女は演じるだけでなく、映画監督もこなす多彩な女性だ。短編映画『The Arm(原題)』は、2012年サンダンス映画祭でベスト・コメディ・ストーリーテリングの審査員特別賞を受賞。その後、2017年に『Unicorn Store(原題)』で長編映画監督デビューを果たすなど、その活躍も目立つ。彼女は、子供のころから自主製作映画を作っていたと言い、映画と共に成長をしてきたと言っても過言ではないだろう。ブリーは当時のことを「ファンタジー系の映画を撮っていたわ。なぜって、私はずっとファンタジーが大好きだったからよ。」と振り返る。インディペンデント映画出身の映画監督を起用することでも知られるマーベル・スタジオだが、監督に誘われたらどうするかと問われると、「ストーリーにもよるし、その時の私の状況によるわね。でも、私は間違いなくそれを引き受けると思うわ。」と力強いコメント。続けて「私は今の人生において、『出来ない』と自分から言うことはないの。私は、誰かが『ノー』と言うまで、ただ前進し続けるわ。だから、もし監督に誘われたら『出来るわ!』と言うと思うわ。」と語る。
何事にも挑戦し、常に前に進むブリーの芯の強さや行動力は、本作の主人公であるキャプテン・マーベルの何事にも負けない不屈の精神と圧倒的な強さと共通しているのかもしれない。まさにブリーは、キャプテン・マーベルを演じるべくして演じているともいえるだろう。
アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーロー、キャプテン・マーベルは、どんな物語を歩むのだろうか。そして、ブリーはどんなヒーロー像を見せてくれるのか。期待は膨らむばかりだ。
【STORY】
舞台は1995年。アベンジャーズが結成される以前の物語――。
瀕死の重傷を負ってすべての記憶を失い、その代償に“規格外の強大な力”を得たキャプテン・マーベル。彼女は記憶喪失ゆえにいつもどこか居場所がない感覚に寂しさを感じ、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに悩まされていた。そして、その記憶に隠された秘密を狙うのは、自在に姿を変える正体不明の敵…。ロサンゼルスのビデオショップに不時着したキャプテン・マーベルは、やがて最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”を結成することとなる若き日のニック・フューリーと共に自らの過去に潜む謎を追い求め、真実に立ち向かっていく。彼女の記憶に隠された秘密とは? 彼女は一体、何者なのか?真実が明らかになるとき、すべてが覆る…!
作品情報
『キャプテン・マーベル』
3月15日(金)全国公開
原題:Captain Marvel
監督:アンナ・ボーデン/ライアン・フレック
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ
全米公開:2019年3月8日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2018