女子歴代最多の通算82勝記録を樹立したのち先日引退したアルペンスキーヤー、リンゼイ・ボンの後継者と期待されている存在が、彼女と同じくアメリカ出身のミカエラ・シフリンだ。まだ23歳の若き女王候補となっている。
ミカエラは今シーズン絶好調。2月17日までスウェーデンのオーレで実施された世界選手権では男女通じて史上初となる4連覇を成し遂げた。その後ストックホルムに場所を移して実施されたアルペンスキーワールドカップ女子回転第10戦で勝利。今シーズン14勝目を挙げた。これにより約30年前にスイスのフレニ・シュナイダーが樹立したシーズン最多勝利記録に並んだ。今シーズンのワールドカップはまだ10試合残っており、ミカエラが記録を塗り替える可能性がある。
通算勝利数は現在57勝でリンゼイには及ばないが年齢からみてもまだまだ先が長い。いずれはリンゼイを超える可能性もある。期待がかかる立場だけにプレッシャーもあることだろう。
ミカエラは先日、海外メディアの取材に対し「大坂なおみの振る舞いや活躍に触発された」という趣旨のコメントをしている。競技は違うが、女王セリーナ・ウィリアムズに勝利した同世代のアスリートである大坂に、リンゼイという女王の後継者である自分の姿を重ねたのだろう。
注目の次世代スターとなったミカエラはInstagramを通して日々ファンに向けて元気な姿を発信している。戦いの舞台から一歩出れば素顔は普通の女性。仲間たちとはしゃぎ、ドレスアップを楽しむ姿から親しみやすさが見えてくる。
オフもキュートで魅力的なミカエラのSNSは、シーズンが終了してもチェックしたくなる。
アルペンスキーワールドカップは3月17日に終了となる。日本が誇る大坂なおみに注目しているという意外な次世代スター、ミカエラの今シーズンの残りを追いかけてみるのはいかがだろうか。