2018年セザール賞で5部門受賞を果たした、まさに逸品のフランス映画『天国でまた会おう』の公開日が、2019年3月1日(金)に決定。併せて、日本版予告編も解禁された。
本作は、「このミステリーがすごい!」大賞、週刊文春ミステリーベスト10など、日本の名だたるブックランキングで7冠を達成した『その女アレックス』の著者ピエール・ルメートルが、フランス文学界で最も権威のある「ゴンクール賞」に輝いた傑作小説を、自らが共同脚本として書き上げ映画化した注目作。「セザール賞」で13部門ノミネートの末、脚色賞や監督賞を含む5部門受賞を成し遂げ、批評家サイト ロッテン・トマトでは満足度93%の高評価を獲得している。
監督・共同脚本・主人公のひとりアルベール役を兼任したデュポンテルは、映画化を決めた理由として、「原作の小説は、巧みに隠された現代に対する風刺だと思ったからだ。すべての登場人物に驚くほどの現代性があり、金銭欲が強くて貪欲な少数の人々が世界を支配し、真面目に生きてきた多くの人たちを苦しめているのは、まさに今の世界の状況だ。そして、親子関係や友情など普遍的な物語もある。物語にはリズムとサスペンスがある。これらのすべての要素がぜひ自分の手で映画化したいと思わせたんだ」と原作の魅力を分析している。
この度解禁された予告編は、顔に重傷を負い仮面で隠すエドゥアール(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)と、その仮面の美しさに目を奪われるアルベール(アルベール・デュポンテル)という印象的な場面で幕を開ける。めくるめく魔術のごとき映像とアートのような本物志向の美術や衣裳などに目を奪われつつも、それだけでない、まさに<グランド・エンタテインメント>と言える本作の魅力が詰まった映像となっている。
さらに、日本版ビジュアルも解禁。自分で作った見事な仮面を着けて何かを伝えようとするエドゥアールと、笑顔で応えるアルベールという、年の離れた友情を育むふたりを大きく捉えつつ、映画が持つクラシカルかつ豪華絢爛な雰囲気が伝わるデザインである。
【STORY】
1918年、休戦目前の西部戦線。生き埋めにされたアルベールを救ったエドゥアールは、その時に顔に重傷を負ってしまう。パリに戻った二人を待っていたのは、戦没者は称えるのに帰還兵には冷たい世間だった。仕事も恋人も失ったアルベールと、生還を家族にひた隠しにするエドゥアール。そこに、声を失ったエドゥアールの想いを“通訳”する少女が加わった。一度は負けた人生を巻き返すために、彼らは国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。だが、そこには隠された本当の目的があった──。
作品情報
『天国でまた会おう』
2019年3月1日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:アルベール・デュポンテル
原作:ピエール・ルメートル「天国でまた会おう」(平岡敦訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)
脚本:アルベール・デュポンテル、ピエール・ルメートル
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルベール・デュポンテル、ロラン・ラフィット、ニエル・アレストリュプ、エミリー・ドゥケンヌ、メラニー・ティエリー
原題:Au Revoir Là-Haut/英題:SEE YOU UP THERE
PG-12
配給:キノフィルムズ/木下グループ
© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA
©Jérôme Prébois / ADCB Films
オフィシャルサイト
http://tengoku-movie.com
『天国でまた会おう』上巻
『天国でまた会おう』下巻