親子関係の愛と依存の表裏一体問題を浮き彫りにした『明日の約束』で話題の“毒親”。「実は頑張り屋さん」と分析。

親子関係の愛と依存の表裏一体問題を浮き彫りにした『明日の約束』で話題の“毒親”。「実は頑張り屋さん」と分析。

井上真央演じる高校のスクールカウンセラー・藍沢日向が、人間関係に悩みながら生徒の死の謎を追うヒューマンミステリー『明日の約束』。

今夜の第9話では、登場人物それぞれが、自分の抱える人間関係に正面から向き合い、それぞれの決断を下していく。

日向は、両親からの愛情不足という“親子問題”を抱える恋人の本庄和彦(工藤阿須加)に「カズ(本庄)がいちばん望んでいることは、ご両親に自分のことを認めて欲しいということでは?」と問いかけ、2人の関係に、ある結論を下す。さらに、「私はお母さんの所有物じゃない」と言い切った尚子(手塚理美)との関係にも、深く向き合っていくことになる。

過干渉な母・尚子からの束縛に苦しんできた日向。番組の監修も行う臨床心理士でスクールカウンセラーの鈴木水季氏は「親子の問題は昔からあった、普遍的で永遠のテーマです。人間関係には心理的距離がすごく重要で、近くなりすぎるほど、愛と依存が表裏一体のものになります。相手を愛しているのだけれど、強くコントロールや依存をしてしまうということが、親子関係でとても多く見られます。この違和感にしっかり向き合わないでいると、同じような問題が別の人との間にも生じてしまうということが多々あります」と話す。

また、息子の自殺の原因として周囲や娘から名指しされ、糾弾された圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)は、「ちゃんとした家族を作りたかった。私はどこで間違えたのか?どこがいけなかったのか?」と絶望する。真紀子について鈴木氏は「親は子のために一生懸命なのです。子供を強くコントロールしてしまう母親は実はすごく頑張り屋さんで、自分の気持ちを押し殺している人が多い。真紀子も自分のことを後回しにして頑張ってきたのだと思います」と語る。そんな真紀子もある決断を下す。

前話で圭吾がクラスで孤立する原因を作っていたことが発覚した“誠実教師”霧島(及川光博)の独自の教育観にも注目しながら、それぞれの登場人物たちがどのような決断を下していくのか、今夜のみどころとなる。

【第9話あらすじ】※今夜9時半~放送
日向(井上真央)は、圭吾(遠藤健慎)の自殺に陰で大きく関わっていた霧島(及川光博)に真意を問いただす。それに対し、霧島は圭吾やその母・真紀子(仲間由紀恵)との間に起きた、とあるきっかけを語るとともに、独自の教育観を打ち明ける。
一方で日向は、母になる覚悟が出来ていないと悟るとともに、同じく親との関係に悩んできた恋人の本庄(工藤阿須加)にも、問題に向き合うように促す。そして2人の関係について、ある決断を下す。
吉岡家では、圭吾の自殺の原因として糾弾され、家族からも見放された母・真紀子(仲間由紀恵)が内省を深める。そして絶望感を胸に、ある決意を抱いて、息子が自殺した部屋に向かう。


『明日の約束』
毎週火曜よる9時~9時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット) 
出演:井上真央 及川光博 工藤阿須加 白洲迅 新川優愛 佐久間由衣 / 青柳翔 羽場裕一 手塚理美 仲間由紀恵
脚本:(オリジナル)古家和尚
音楽:眞鍋昭大
プロデューサー:河西秀幸(カンテレ)山崎淳子(共同テレビ)
演出:土方政人(共同テレビ)小林義則(共同テレビ)
制作協力:共同テレビ
制作著作:カンテレ    
オフィシャルサイト
https://www.ktv.jp/yakusoku/
オフィシャルTwitter:@yakusokuktv