9月23日(土)に公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の完成披露舞台挨拶が8月18日(金)、東京・有楽町朝日ホールで行われ、山田涼介、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、寛 一 郎、門脇麦、林遣都、廣木隆一監督が登壇した。
東野圭吾の同名小説を、『余命1ヶ月の花嫁』などの廣木隆一監督のメガホンによって映画化した本作。かつて悩み相談を請け負っていた“ナミヤ雑貨店”の店主・浪矢雄治(西田)の家に忍び込んだ主人公・敦也(山田)たちのもとに、32年前から悩み相談の手紙が舞い込み、彼らの時空を越えた交流が紡がれる。
イベントで、完成した作品の感想を聞かれた山田は「虹郎と寛 一 郎以外のキャストの皆さんとはほとんど同じシーンはなかったのですが、作品を観るとそれぞれのパートがうまくハーモニーを奏でていて、監督すごいなと思いました」 とコメント。続いて西田が「日本映画を牽引する素晴らしい才能が集まった作品です」とアピールしながら、「特に若手の3人(山田、村上、寛 一 郎)とは初共演でしたが、私が昔観た映画の俳優と感性が重なる部分がありました。山田君は『エデンの東』のジェームズ・ディーン、虹郎君は『灰とダイヤモンド』のズビグニエフ・チブルスキー、寛 一 郎君は大先輩の三國連太郎さんに重なりました」と若手キャスト陣の魅力を語った。一方、それを聞いた山田から、「以前も西田さんにそう言ってもらえてすごく嬉しかったんですが、映画のパンフレットをみたら、林遣都君が ジェームズ・ディーンみたいだと書いてあって。あれ? 僕じゃなかったんだっけと思いました」とツッコまれると、西田は「ジェームズ・ディーンもいろいろな作品に出てるから、いろいろなジェームズ・ディーンがいるよ(笑)」と上手くかわして、場内は笑いに包まれた。
また本作は、日本公開を前に、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシアでの公開が決定。さらに、釜山国際映画祭への招待が決定したことが発表されると、山田は「嬉しいですね。世界のいろんな人に観ていただいて、いろんな感想をいただけたら嬉しいです」と喜びを語っていた。
そしてイベントでは、劇中で数々の悩みに答える店主役を演じた西田が他のキャストの悩みに答える一幕があり、山田から「舞台挨拶での緊張をほぐすにはどうすればいいですか?」と相談を受けると、「昔から緊張したことがないんですよ。初舞台のときも緊張せず、これが大物の証なんですかね」と、西田は冗談交じりに回答。これを受けて山田は「僕も大物になれるように頑張ります!」と決意をのぞかせる。続いて尾野からの「これからも敏(とし)ちゃんと呼んでもいいですか?」という相談に対して、西田が「嬉しいですね! 他の皆も呼んでくれていいんですよ?(笑)」と回答すると、山田をはじめ他のキャストから順番に「敏ちゃん」と呼ばれ、西田はそれぞれに「はぁ~い!」と優しく返答。最後に林だけは「(西田さんみたいな大先輩に)そんなことできません」と、恐縮した様子を見せ、さらに会場を沸かせた。
最後に西田は、「鑑賞し終わった後に、きれいな涙が頬を流れると思います。誰かに薦めたくなる作品だと確信しています」とアピール。山田は「人と人との繋がりを感じ取れる作品ですし、奇蹟は待つのではなく自分の手で手繰り寄せるものなんだと思える作品になっています」と本作の魅力を語った。
【STORY】
2012年のある夜、今は空き家のナミヤ雑貨店のシャッターに突如1通の手紙が届く。それは1980年からの悩み相談。この雑貨店の店主・浪矢は、かつて商売をしながら客の悩み相談に回答していたのだった。偶然にもその夜、悪事を働いた敦也、翔太、幸平の3人がその店に忍び込んでいた。店に落ちていた雑誌で店主の悩み相談のことを知った3人。幸平の発案で、過去からきたその手紙に返事を書くことにする。
映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
2017年9月23日公開
原作:東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫刊)
監督:廣木隆一
脚本:斉藤ひろし
出演:山田涼介
村上虹郎 寛 一 郎 成海璃子 門脇麦
林遣都 鈴木梨央 山下リオ 手塚とおる PANTA
萩原聖人 / 小林薫 / 吉行和子
尾野真千子 / 西田敏行
主題歌:山下達郎「REBORN」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:KADOKAWA/松竹
公式サイト http://namiya-movie.jp/
(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会