Interview

田中圭×木南晴夏 対談インタビュー(後編)

田中圭×木南晴夏 対談インタビュー(後編)

恋の時価総額

BSスカパー!で“恋”と“株”を描く
ホイチョイドラマ『恋の時価総額』がスタートする。
キャストの顔合わせを終えたばかりの日に、
これから撮影に挑む主演のふたりに話を聞いた。


ここはリアルにわかるなと共感した部分はありますか?

木南 私自身はあまりしない方ですが、SNSでリア充アピールしてしまう人はなんとなくわかるなぁって思いました。今、そういう人って多い気がします。「いいね!」欲しさにどんどんエスカレートして過激なことにチャレンジしたり、女子高生がキス動画をアップしたりとか、自撮り写真のセクシー度がどんどん増していったりとかも。

田中 それは素直に「いいね!」って思っちゃうけどな(笑)。
僕はSNSをまったくやらないので、そのあたりはリアルにはわからないけど。
でもLINEとかで、僕が送ったメッセージがなかなか既読にならないと「すぐ読んじゃうと、すぐに返事しないといけないって思っているのかな?」と思ったりはしますね。
僕は「そこまで他人にどう思われるか気にしなくていいじゃないか」と思うタイプなので、そういう意味では、涼介のノリコに対する感情は近いかもしれません。
「気にしすぎだよ」っていう……。実際イヤですしね。自宅のリビングとしてアップされた写真が、マンションの共有リビングの写真だったりとか(笑)。

木南 そこまでする人が実際にいるかどうかはわからないけど、「ああ、いるかも」って思わせるキャラクターですよね。

田中 でもノリコはそうやって、普段の見栄とか鎧をつけながら頑張ろうとしているけど、普通に素直に謝ったりとか、酔った時に素の自分が出ちゃったりとか、本当はいい子なんだろうなってなんとなく思う。
今のところは。でもあと7話分もあるので、これからどうなるかはわからないけど……。(まだ脚本は3話までしかでき上がっていない状態)それにしてもタイトルに「恋」って付いているけど、特に恋と呼べるような恋愛とかないよね?

ええっ、恋愛ドラマはないんですか? ホイチョイなのに?

木南 ふわふわしてる。みんな肩書きや外見や職業とか上辺しか見ていないし、踏み込んで展開していく感じはなさそう。4人は仲良くはなっていくけど……。

田中 自分が演じてる涼介だって、かなりプレイボーイだしね。

木南 おっぱいだけで結婚できるって、すごいよね(笑)? だから離婚しちゃうんだろうけど。

田中 なかなかいないタイプだと思うんですけど、でも僕の友だちにも巨乳好きがいて、「巨乳ならなんでもいい」と日頃から公言しているので、いることはいるタイプなんだろうなって思います。
でも涼介が気に入ってる愛莉のことも、口説きたいのかなんなのかよくわからないし、「結局、何がしたいんだろう?」って思っちゃう。
結局、みんなさみしがりやの集まりなんだろうなっていうのは、すごくわかるんですよ。

木南 涼介は離婚したばかり、ユキトはお金はあっても……ノリコはきっとプライドが高くて彼氏に振られたばかりだし、エリちゃんは三股しているし……。肩書きだけ見ると、みんな「リア充」と言われるような人たちだけど、結構みんな“病気”かな。
肩書きだけ見ると、みんな「リア充」と言われるような人たちだけど、結構みんな“病気”持ちだよね。

田中 みんな欠陥品。欠陥品の集まりです。(脚本には)そういうちょっとダークな部分もリアリティを持って描かれているので、それを面白おかしく、見せられたらいいなと思います。
今の時点でまだ恋の要素はないけれど、この軽い感じがいつか本当の恋になるのかは、ドラマを観ていただく上での、お楽しみのひとつかもしれません。
脚本は説明台詞が多いですけど、「うわ、これ嘘っぽいな」って思う台詞がひとつもないので、その脚本を僕らが演じればもっとリアルになると思うし、すごく面白くなるはずって思っています。

木南 そのドラマも楽しみつつ、株の勉強もできるので、どちらも楽しんでいただければと思います。

楽しみにしています。最後に自分の中でそれぞれ“欠陥”だなと思う部分ってありますか?

田中 もう僕なんて欠陥だらけですよ。俳優やっていなかったら、生きていけなかったんじゃないかなって、よく思う。
だって朝は起きられないし、時間にもお金にもルーズだし、上司の言うこと聞かないし……最悪ですよ。

木南 私も。よく芯が強いとかしっかりしていると言っていただくんですけど、実際はぼーっとしているし、それを隠すのがうまいみたい。
でもよく知っている人からは、物忘れがひどいし、よく寝るよねって言われます(笑)。現場に寝に来てるって。

田中 それ、おばあちゃんじゃん(笑)。

木南 でも圭くんも寝るよね?

田中 昔はね。今は変わりましたね。前は現場での空き時間しか寝る時間がなくて、カメラがスタンバイしている間に、が〜って(大の字になる)寝ていました。どこでも寝られた。でも、もう眠れなくなってきちゃった。

木南 年(笑)?

田中 そうかもねえ(笑)。でも、僕は何はともあれ人が大好きなので、こうした役との出会いもそうですし、芸能界もいい人がいっぱいいるので、極度な睡眠不足じゃなければ、人と接していたいと思うんですよね。
今こうして仕事ができていてよかったって思います。

インタビュー・文 / 鈴木沓子

ホイチョイドラマ『恋の時価総額』の製作総指揮
馬場康夫 氏(ホイチョイ・プロダクションズ) インタビュー その1

田中圭(たなか・けい)

1984年7月10日生まれ。 東京都出身。身長178cm。

木南晴夏(きなみ・はるか)

1985年8月9日生まれ。 大阪府出身。身長162cm。

BSスカパー!
ホイチョイドラマ『恋の時価総額』

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10月23日(金)夜9時放送開始
★第1話無料放送
【放送スケジュール/視聴方法】は
『恋の時価総額』オフィシャルサイトまで

出演:田中圭、木南晴夏、中村静香、波岡一喜 ほか
製作総指揮:馬場康夫
企画:小牧次郎
脚本:吉高寿男/山中隆次郎
プロデューサー:長内敦/浜川久美
演出・プロデュース:波多野健
株式監修:ダイヤモンド・ザイ(篭島裕亮)

ストーリー
浮気が原因で妻と離婚したテレビ局勤務の涼介(田中圭)は、高校時代の同級生で、現在はデイトレーダーをしているユキト(波岡一喜)の家へと転がり込む。彼らの隣の部屋にはノリコ(木南晴夏)という意識高い系のOLが住んでおり、ユキトは一方的に彼女へ恋心を寄せ続けている。しかし、ノリコは涼介に一目惚れ、そんな涼介はというと……ノリコとルームシェアすることとなった彼女の後輩の愛莉(中村静香)に惹かれるのだった。恋と株の四角い関係……。奇妙なお隣さん4人の生活がここから始まる。