黒選!メディアコンテンツ研究家・黒川文雄がテーマで選ぶ 3+1  vol. 5

Column

ファイナルファンタジーのテレビドラマ化記念、FFシリーズ俺的ベスト3はこれ!

ファイナルファンタジーのテレビドラマ化記念、FFシリーズ俺的ベスト3はこれ!

光のお父さんはファイナルファンタジーXIVの世界へ

“光のお父さん計画・・・。
それは、60歳を超えたゲーム好きの父にFF14をプレイしてもらい、自分は正体を隠してフレンド登録。 共に冒険を続け、いつの日か自分が実の息子である事を打ち明けるという壮大な親孝行計画である。“
引用:光のお父さん まとめ読み,一撃確殺SS日記

…いつもこのプロローグから始まるブログ「一撃確殺SS日記」の光のお父さん計画。

マイディーさんというハンドルネームを持つ、実在する息子が書いたプレイヤーブログ。

実の息子と父親がファイナルファンタジーXIV内で起きた出来事を日記風ブログにしたものである。

ある日60歳を超えたゲーム好きの父に、息子マイディーはファイナルファンタジーXIVをプレゼントする所から始まる。

計画の実行には自分の正体を隠して接触をするという試みが、父親の予測不可能な行動によって、なんども挫かれることになる。

そして、光のお父さん計画の実行を手助けしてくれるネット上の仲間との連携も見逃せない。

自分の正体を隠して、実家に何度も戻り、父親のプレイを手助けしたり、いろんな思惑があるのに、気づいてくれない事にモヤモヤしたりする息子の気苦労など、笑いとユーモアに満ちた実在する物語である。

ブログのアクセス数は累計300万アクセスを超え、2017年3月には書籍化。

そして、その物語が4月からテレビドラマとして放送開始!
タイトルは、『ファイナルファンタジーXIV光のお父さん』

主人公のマイディー役を千葉雄大、光の父さん役を大杉漣が熱演します。

ドラマ『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』オフィシャルサイト
http://hikarinootosan.jp/index.html

書籍『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』

ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

マイディー (著)
講談社

子供の頃から、大人になった今まで、ずっとすれ違い続けてきた父と、もう一度やり直したい。そう考えた息子が思いついたのは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」に父を誘い、自分は正体を隠して父と共に冒険し、いつの日か息子であることを名乗り出ようという、壮大な親孝行計画だった。光の戦士となったお父さんの実話はネットで大きな話題となり、誰もが固唾を呑んで「その日」を見守った。さて、その結末は!?


これまで、ゲームの世界を映像化する事へと突き進んでいたファイナルファンタジーは、実在する物語をベースとした、親子の物語をテレビドラマ化するまでに至りました。

ゲームの中で人との距離を感じ、次第に意思疎通していくヒューマンドラマがどのように映像化されるのか?
今から楽しみでなりません。

今後も、ファイナルファンタジーの世界は、ゲームだけに留まらず、ワクワクさせる映像表現をユーザーに示してくれそうです。

全く新しいテレビドラマ、ファイナルファンタジーXIV光のお父さんに期待しつつ、ゲームをテーマにここまで世界が拡がってくれることは産業の一端に関わるものとして嬉しい限りです。

それではよい週末をお過ごしください。SeeYou!


著者プロフィール:黒川文雄(くろかわ・ふみお)

1960年、東京都生まれ。
音楽ビジネス、ギャガにて映画・映像ビジネス、セガ、デジキューブ、コナミDEにてゲームソフトビジネス、デックスエンタテインメント、NHN Japan(現LINE・NHN PlayArt)にてオンラインゲームコンテンツ、そしてブシロードにてカードゲームビジネスなどエンタテインメントビジネスとコンテンツの表と裏を知りつくすメディアコンテンツ研究家。コラム執筆家。アドバイザー・顧問。黒川メディアコンテンツ研究所・所長。株式会社ジェミニエンタテインメント代表。
黒川塾主宰。ゲームコンテンツ、映像コンテンツなどプロデュース作多数。
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