future×feature  vol. 39

Interview

子役からイケメン俳優に成長! 確かな演技力で傑出した存在感を放つ中川 翼がドラマ『青のSP』を振り返る。

子役からイケメン俳優に成長! 確かな演技力で傑出した存在感を放つ中川 翼がドラマ『青のSP』を振り返る。

現在放映中のドラマ『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』(以下、『青のSP』)で、多感な中学生・真田一樹を演じる中川 翼。まだ幼さの残る甘いマスクに感受性の強さを物語る深い眼差しが魅力的な彼は、9歳から子役としてキャリアを重ね、近年は『アイネクライネナハトムジーク』『浅田家!』といった話題作に出演、今年は初主演映画の公開が控えるなど、中村倫也、松坂桃李、菅田将暉といった事務所の先輩に続く次世代のスターとして注目を集めつつある。現在15歳。自身の実年齢と同じ歳の役を演じることになったドラマ『青のSP』で、4年ぶりの再共演を果たした藤原竜也とのエピソードをはじめ、コロナ禍で行われたという撮影を振り返ってもらった。

取材・文 / 井口啓子 撮影 / 増永彩子


藤原竜也と4年ぶりの共演。「“またいつかご一緒できるようにがんばります”と書いた手紙を渡していたので、夢が叶って嬉しい」

中川 翼 WHAT's IN? tokyoインタビュー

『青のSP』で中川さんが演じている真田一樹は、第1話から教室で暴れて、藤原竜也さんが演じるスクールポリスの嶋田隆平に逮捕されるというインパクトのある役でしたね。

一樹のようなやんちゃな役を今まで演じたことがなかったので、最初は不安もありましたけど、彼自身は誰かを虐めたりはしない、根は真っ当で優しい性格なので、意外と素で演じられたところも多かったです。

素で演じられたということは、真田くんは中川さん自身と似てる部分が多かった、と。

僕自身は暴れたりはしないですけど(笑)、演じているうちに似てるなと思う部分が出てきました。第1話で一樹が暴れていたのは、家で優秀なお兄ちゃんと比べられてたことが原因でしたが、僕自身も弟がいて、同じ芸能界の仕事をしているので、追い越されたくないみたいなライバル心があって。比べられることに対する反発心はあるので、一樹の気持ちは理解できました。

中川 翼 WHAT's IN? tokyoインタビュー

中川さんは映画『僕だけがいない街』(2016)で、今回嶋田を演じる藤原さんの幼少時代を演じられてました。4年ぶりの共演はいかがでしたか?

『僕だけがいない街』の時は、藤原さんとご一緒するシーンがなくて、お話することもほとんどなかったんですが、(映画の)公開前の舞台挨拶でお会いした時に手紙を渡したんです。手紙には「またいつかご一緒できるようにがんばります」と書いていたので、今回それが叶って、すごく嬉しかったです。

なんと、それではさぞ感慨深い再会だったのでは?

僕自身はすごく嬉しかったんですが、最初に藤原さんに「お久しぶりです」って挨拶に行ったら、まったく気付かれなくて。「あれ、どこかで会ったことあったっけ?」って(笑)。確かに僕、この4年間で身長が30センチ以上伸びて、見た目もすごく変わったんです。「『僕だけがいない街』で幼少期をやらせてもらいました」って言ったら「あの時の!」って、すごく驚かれました。

中川 翼 WHAT's IN? tokyoインタビュー

確かに、『僕だけがいない街』の中川さんは、本当にまだ小さくて、私も最初は同一人物だと気付きませんでした(笑)。『青のSP』は、法に触れた者は生徒も教師も容赦なく逮捕しちゃうスクールポリス嶋田の振り切れっぷりが最高なんですが、中川さんから見て、藤原さんはどんな俳優さんなんでしょう?

『僕だけがいない街』では、藤原さん演じる主人公の幼少期というか、見た目は小学生だけど中身は29歳の主人公のままという設定(主人公がタイムリープして自身が小学生の頃に起きた事件を阻止するために奔走する物語)だったので、監督に「中に藤原竜也を入れてこい」って言われてんです(笑)。役作りのために藤原さんが出ている作品を片っ端から見たんですが、すごくカッコイイなと思ったし、どの作品を見ても、藤原さんにしか出せない存在感があって。僕も藤原さんみたいな唯一無二な人になりたいなって思わせてくれたというか、目指すべき将来が見えたんです。だから、昔も今も憧れの存在です。

そんな憧れの藤原さんと今回初めて一緒に芝居をしてみて、特に印象深かったシーンはありますか?

やっぱり、藤原さんに手錠を掛けられるシーンです。けっこう激しい格闘シーンだったのですが、藤原さんの迫力を目の当たりにして感激しましたし、とてもいい経験をさせていただきました。藤原さんはテストから本気でやって下さるので、そういったシーンに慣れてない僕としては、感覚が掴みやすかったです。蹴り飛ばされた後もカットが掛かったらすぐ起こしに来て「痛くない? 大丈夫?」って何度も聞いて下さって、キュンとしてしまいました(笑)。

中川 翼 WHAT's IN? tokyoインタビュー

休憩時間にお話をされたりは?

最初は4年ぶりだったので、(その間)どんな仕事をしてたの?みたいな話をして。そのあとは、一緒のシーンを撮影する毎に「今日はここまでどうやって来たの? 電車? バス?」って話し掛けて下さったり(笑)。僕がリラックスできるようにだと思うのですが、気遣ってたくさん話かけていただきました。あと、藤原さんと助監督さんのやりとりも毎回おもしろくて(笑)、自然に現場を盛り上げて下さるところも素敵だなと思いました。

今月、中学校を卒業。「中学生の僕のリアルな感情を一樹に重ねながら演じられた」

中川 翼 WHAT's IN? tokyoインタビュー

学園ドラマということで同世代の俳優さんも多い現場でしたよね。

そうですね。最初はみんな緊張していたんですが、回を重ねるごとに仲良くなっていきました。特に西田役の池田優斗くんと市原役の奥智哉くん、あと佐々木役の宮世琉弥くんや菊池役の鈴木悠仁くんと一緒に休憩中にバスケをやったり。ソーシャルディスタンスを保ちながら遊べるんです、パス練習とか(笑)。ちょうどコロナ禍で、早く学校に行きたいなという気持ちが募っていた時期だっただけに、学園ドラマをやれるのは嬉しかったです。

あと、授業中のシーンとした感じとか、お調子者役の西田くんがギャグを言ってみんなが笑う感じとか、僕が通っている学校の雰囲気に近い感じもして、よりリアルな感情を表現できたと思います。本当に中学校に通っているような感覚で撮影できたのは、今までにない体験でした。

あと2話で完結ということで物語も佳境に迫ってきましたが、1話で暴れていた真田くんが途中から嶋田に協力するようになっていったのは、何故だと思われます?

信用できる大人がいると知ったからだと思います。思春期ってなにかと大人に反発したりするじゃないですか。一樹も先生に反抗していたけど、それは大人を信用してなかったからじゃないかなと思っていて。でもそういう時期に嶋田さんが現れて、嘘のない信用できる大人がいること知った。それが一樹を変えた理由だと思います。

中川 翼 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ちなみに中川さん自身は反抗期的なことは…?

友達にも驚かれるんですけど、僕はほとんどないです。小さい頃はずっと母がマネージャー代わりで付いてくれていたので、親のことを信頼してたし、今でも両親とは仲が良いです。

小さい頃から大人と一緒に仕事されてきたのも大きいのかもしれませんね。芸能界に入られたきっかけは何だったんでしょう? 

僕すごく人見知りが激しくて、それを治すために4歳からモデルのお仕事をするようになりました。小学校2年生の終わりぐらいに事務所から演技のオーディションを勧められて受けてみたら、自分がそこにピタッとはまったような感覚があったんです。そこから何回もオーディションに挑戦して、なかなか選んでもらえなかったんですけど、小学三年生の時に初めてドラマに出ることができて。すごく楽しくて、もっと挑戦したい気持ちでここまで来た感じです。

人見知りだからこそ、自分ではない人になるお芝居がハマったんでしょうか?

そうかもしれません。自己紹介よりも、自分が演じる役、今回だったら一樹として自分を紹介したいと思うタイプです。だから、役として人前に出るのは全然恥ずかしくないんですけど、中川翼として喋ったり、写真を撮られることは、いまだに少し恥ずかしいです(笑)。

ただ、今回の『青のSP』は、できるだけ素の自分を出したいなと思って役と向き合いました。僕自身、今月で中学校を卒業するので、実年齢と同じ中学生を演じられるのも最後だったんです。中学生の僕のリアルな感情を一樹に重ねながら演じられたんじゃないかなと思ってます。

中川 翼 WHAT's IN? tokyoインタビュー

将来的にはずっと俳優をとしてやっていきたい?  

はい。なので、高校は芸能コースではなく公立高校を選びました。できるだけ普通の高校生活を送って、そこでしか経験できないことや感じられる感情を、俳優として表現していきたいなと思って。小・中学校も仕事をしながら通っていましたが、すごく楽しかったし、忙しくても現場に勉強道具を持っていって宿題したり、ちゃんと切り替えはできていたので、今後も仕事と学業をしっかり両立しながら楽しむスタンスでやっていきたいと思っています。

高校に入ったら、やってみたいことはありますか? 

できれば、サッカー部に入りたいです。これまでもサッカーは好きで、友達とやったりしてたんですけど、最近『アオアシ』というサッカー漫画にはまっていて。Jリーグのユースチームを舞台にした漫画なんですけど、仲間との信頼関係とかスキルの磨き方みたいなのが、カッコイイなって。自分もちゃんと練習して、仲間と一緒に戦うということを体験してみたいです。

まだまだ心身共に成長中ということで、演じられる役の幅もどんどん広がっていきそうで楽しみです。まずは『青のSP』最終回、成長した真田くんの姿を楽しみに拝見します! ありがとうございました。

【募集終了】抽選で2名様に中川 翼さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

中川 翼さん直筆サイン入りチェキ

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

※募集期間は終了致しました。

3月9日(火)~3月16日(火)23:59


【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、WHAT’s IN? tokyo女子部のアカウントのダイレクトメールにて後日ご連絡をさせていただきます。WHAT’s IN? tokyo女子部のアカウント(@whatsin_t_joshi)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。

※個人情報の取扱いについて
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者様へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。


中川 翼

2005年、神奈川県生まれ。主な出演作に映画『僕だけがいない街』(16)『アイネクライネナハトムジーク』(19)『浅田家!』(20)などがある。映画『Arc アーク』(6月25日公開予定)のほか、初の主演映画『光を追いかけて』(2021年公開予定)を控える。

オフィシャルサイト
https://topcoat.co.jp/tsubasa_nakagawa

フォトギャラリー
vol.38
vol.39