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『FAKE MOTION』シーズン2はアドリブ合戦!? 板垣瑞生の熱意と瞬発力が生んだ現場の一体感

『FAKE MOTION』シーズン2はアドリブ合戦!? 板垣瑞生の熱意と瞬発力が生んだ現場の一体感

昨年の4月期に放映されて大きな話題を集めた青春ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』のシーズン2『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』がスタートした。超特急やDISH//、M!LK、SUPER★DRAGONなどEBiDANメンバー総出演だった前作から一転。新シーズンでは、新キャストとして、『テニスの王子様』や『刀剣乱舞』、『弱虫ペダル』といった2.5次元ミュージカルで活躍する荒牧慶彦や染谷俊之、玉城裕規などの舞台俳優が多数加わった。大阪から東京に攻め込んでくる彼らを迎え撃つのは、前作にも出演していた都立八王子南工業高校の土方歳鬼役の板垣瑞生。本作で主演を務める彼は、舞台を主戦場としてきた2.5次元俳優たちにどう立ち向かって行くのだろうか。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 増永彩子


前作を経て成長した人たちが、さらに成長していく。そこがシーズン2の面白いところ。

FAKE MOTION -たったひとつの願い- 板垣瑞生 WHAT's IN? tokyoインタビュー

「FAKE MOTION」のシーズン2がスタートしました。

前回とキャストも変わっているし、いい意味で全然違うものになっていると思いますので、その違いを皆さんに楽しんでもらえたらいいなと思います。あと、今回は伝えたいことも、前作とちょっと違ったりして。

どう違ってますか?

前作は、高校生の友情とか、登場人物それぞれの悩みや葛藤が描かれていたと思うんですけど、今回はさらに、夢とか仲間との絆、本当に大切なものは何かっていう問いかけもあって。それらが折り重なって、すごくエモいものになっているんです。現場でも、みんな熱くなって、アドリブもバンバン出ましたし、僕らが現場で体験したエモさが、皆さんにも伝わるんじゃないかなと確信しています。

本作で主演を務めることに関してはどんな心境ですか。

楽しみでした。主演をやるからには、面白いものにしたいなと思ったので、僕が一番自由にやれたらいいなと思っていました。

主演は決まり事が多くて自由度が少ないっていうイメージですが。

大変だって言いますよね。でも、僕はもっと自由な主人公でいたいなと思ったんです。だから、スタッフさんやキャストの中で一番楽しんでやろうと! 最終的には、みんなが「あれ、なんか、あいつ楽しそうだな」という感じだったので、すごく助かりました(笑)。

FAKE MOTION -たったひとつの願い- 板垣瑞生 WHAT's IN? tokyoインタビュー

板垣さん演じる土方の人物像も変化していますよね。

そうですね、かなり変えました。前作でエビ高が頂点に立ったことで東京は平和になって……平和な世の中で生きていたら、変わると思ったんです。それに、エビ高に出会ったことも大きくて、あんなにギチギチに自分を固めていた土方が、ちょっと緩んだというか。もちろん、芯の部分は変わりませんが、一歩前進したキャラクターでいたいと思ったので、シーズン2の撮影が始まる前に、監督やプロデューサーの方と相談させていただきました。シーズン1があるから、今回の土方はある…例えば、シーズン1で全く喋らなかったトビーも、今回は話すようになっているんです。前作を経て成長した人たちが、さらに成長していく。そこがシーズン2の面白いところだと思いますし、今作だけでみても、最初と最後では土方のテンションが全然変わっているので、その辺も楽しんでもらえたら嬉しいです。

土方は精神面での成長や変化に加えて、ギフテッドも発動しますよね。ギフテッドを発動するようになるまでの流れも考えていましたか?

気合いです(笑)! 土方は自己犠牲精神がある人ですからね。これまでの彼の生き様があの能力になっていると思うんですけど、僕はあのアンバランスさがすごく好きです。

相手を斬りつつも、自分の体も痛めるっていう。

そうなんです! しかも、ダークヒーローっぽい名前も僕は気に入っています。土方はヒーローとダークヒーローの両面を持ち合わせているからこそ、悪い奴の気持ちも理解できる。それでも、俺は勝たなきゃいけないっていう、正義も悪も全部ひっくるめたヒーローなんです。だから、最後はああいう言葉で締めくくったんですけど……。

そのセリフは最終話なので伏せておきましょう! もしかしてあれもアドリブですか?

そうです。現場で、これしかない! と思って。本番でポンって入れたら、OKが出ました。

FAKE MOTION -たったひとつの願い- 板垣瑞生 WHAT's IN? tokyoインタビュー

どんな思いで発した言葉でしたか。

荒牧くんに対するリスペクトを送りたかったんです。強くしてくれてありがとうっていう。カイジでいう「ヘビでいてくれて、ありがとう」に近い言葉でした。

あはは(笑)。強敵だからこそ成長できたってことですよね。本作は、いわゆる2.5次元俳優さんが敵役を演じています。現場で対峙してどう感じました?

僕はまだ舞台をやったことないので、綺麗な所作、型、動きがあって、そこがすごく素敵でした。でも、最初の話に戻りますけど、僕はそれを感じて自由にやりたいと思ったんです。所作や型というのはしっかりとした準備が必要だと思うので、僕はリハとは全然違うことを本番でやってみたり(笑)。とにかくとても面白いものになっていると思います。

それが大阪陣と東京陣の色の違いにもなっていますね。

そうなってくれたらいいなと思っています。関西のスキルの高さに、若い勢いと瞬発力がぶつかったら面白いかなと思って。撮影も楽しかったです。

演出にはなかったワンアクションがたくさんあります!

FAKE MOTION -たったひとつの願い- 板垣瑞生 WHAT's IN? tokyoインタビュー

若い勢いを担ったエビ高連合の仲間はどうでしたか。

面白かったです! 話してる時に、わざと肩とかを触ったりとか(笑)、みんなにも本番だけ違うことをやってみたりしました。演技経験が少ない方もいますが、ライブでたくさんのファンを歓喜させるようなアーティストなので、彼らのアーティスト性を引っ張り出したいと思って。

今作では、スパドラの田中洸希くん、げんじぶの吉澤要人くんが仲間となりましたね。

二人は前作で天才に埋もれている役回りでしたが、彼らがいないとダメだったし、必要だったんです。今回は、みんなでお風呂に入りながら、「あそこでこうできたかもしれない」「トビーやモンキーとしての可愛さがあるじゃん」とか話したり、たくさんコミュニケーションをとることができました。話す機会が多かったおかげか、途中から二人もセリフがすんなり出てくるようになっていて、その変化というか、成長を見て、僕も頑張らなきゃっていう刺激をもらいました。

あと、(草川)直弥は元々仲がいいので、明智役のオーディションをするときに立ち合わせてもらって、二人で一緒に芝居しました。

FAKE MOTION -たったひとつの願い- 板垣瑞生 WHAT's IN? tokyoインタビュー

オーディションで合わせてみた時にどう感じました?

明智は直弥だなって感じましたし、直弥ともっと芝居したいって思いました。直弥って、すごく素敵でいい人なんです。ちょっと強くて、怖くて、棘のある人間がエビ高に入ってきたら成立しなかったと思うんですね。でも、直弥には、縁の下の力持ちのような優しさがあるし、いつでも攻撃できるように静かにずっと自分の爪を研いでいる雰囲気もある。

「ふざけんな!」って僕の胸ぐらを掴むシーンがあるんですけど、手が離れないんじゃないかってくらい強く掴まれて、無理やり手を離したんですけど(笑)。そういうふうに、思い切りぶつかってきてくれて、すごく嬉しかったです。でも本当はその、胸ぐらを掴むという演出もなかったんですけどね(笑)。

そうなんですね。そこもアドリブなんだ。

そうなんです(笑)。僕が怒って部室に入って行くときの蹴りも台本にはなかったり。そういう、演出にはなかったワンアクションがたくさんあります! 僕も含めて、至らない部分も多かったとは思いますけど、そこはエモさ、気持ちでカバーできたかなと思います!

FAKE MOTION -たったひとつの願い- 板垣瑞生 WHAT's IN? tokyoインタビュー

エビ高連合はどんなチームでした?

面白いし、みんな、可愛いんですよね(笑)。各々の特性がはっきりと分かれていて。静かなトビー、お調子者のモンキー、優しい直弥。あとは、僕が突き抜ければいいバランスになりそうだったので、よし、仲間はできたぞ! という気持ちで撮影していました。

孤独なヒーローが仲間を集めて敵を倒しに行く感じですよね。

そうですね! 敵討ちのために、散り散りになった仲間を集めて、大きな敵を倒すっていう。

他にも現場で印象に残っていることはありますか。

最後の場面なんですけど、マザー(森崎ウィン)が来たら、僕泣いちゃって。本当は泣くシーンじゃなかったんですけど、涙が止まらなくて。あれは、シーズン1をやっていたからこそのアドリブというか、感情表現ですよね。過去があって今がある話だっていうのがわかるし、ウィンくんがマザーじゃなかったら僕はお芝居できなかったかもしれない。マザーがウィンくんで本当によかったです。

布袋さんの曲も楽しみです。

クールで熱いというか、土方の熱さが出ている曲ですよね。土方がひとりぼっちになった時にこの曲が流れてきたりして、「泣いちゃうよ!」って思いました(笑)。かっこよさとか、恥ずかしさとか、全部捨てて、家族愛だけで戦ってきた土方の熱さが観てくださっている方に伝わったらいいなと思っています。

FAKE MOTION -たったひとつの願い- 板垣瑞生 WHAT's IN? tokyoインタビュー

最後に2021年の目標を聞かせてください。

2020年よりもっともっと面白い役者になる。ひたすらそれだけです!

今作で舞台役者と対峙して、舞台への興味も増しましたか。

いつかはやりたいですね。ワンシチュエーションで会話をポンポン繰り広げるような群像劇をぜひ機会があれば挑戦したいです!

楽しみにしています! ありがとうございました。

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板垣瑞生

2000年、東京都生まれ。2014年にスクリーンデビュー。映画『ソロモンの偽証 前編・事件、後編・裁判』(15)での演技が評価され、「日本映画批評家大賞」新人男優賞を受賞。近年の主な出演作に、映画『初恋ロスタイム』(19)『映像研には手を出すな!』(20)、NHK連続テレビ小説『エール』(20)、『社内マリッジハニー』(20)などがある。5月21日公開の映画『藍に響け』、6月4日公開の映画『胸が鳴るのは君のせい』への出演が決まっている。

オフィシャルサイト
https://www.stardust.co.jp/section3/profile/itagakimizuki.html

オフィシャルTwitter
@itagaki_staff

オフィシャルInstagram
@mizuki_itagaki_loveandpeace

フォトギャラリー

ドラマ『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』

毎週水曜深夜24:59~25:29 日本テレビにて放送
※Hulu、dTVで地上波放送終了後に見逃し配信スタート

【エビ高連合軍】
板垣瑞生 草川直弥 田中洸希 吉澤要人 ジャン海渡 池田彪馬 森崎ウィン 佐野勇斗 古川 毅
【天下布武学園】
荒牧慶彦 廣瀬智紀 定本楓馬 宮世琉弥 大倉空人 森田桐矢 山縣悠己
【薩川大学付属渋谷高校】
草川拓弥 小笠原海 村田祐基 船津稜雅 松尾太陽
【謙信ソルト電子工学院】
染谷俊之 田村升吾 関 哲汰 山下永玖 上村謙信 高尾颯斗 沢村 玲
【信玄明王高校】
玉城裕規 志村玲於 杢代和人
ナレーション:花江夏樹

監督:滝本憲吾
脚本:小山正太・杉原憲明・山下すばる
音楽:牧戸太郎
企画原案:汐留ヱビス商店街
制作プロダクション:AOI Pro.
製作著作:FAKE MOTION 製作委員会

オフィシャルサイト
https://www.fakemotion.jp

©汐留ヱビス商店街 ©FAKE MOTION 製作委員会