
注目俳優の「手」にフォーカスした連載『キミと手をつなぎたい。』。2021年の第1弾に登場するのは、昨年12月に好評のうちに終了したドラマ『恋する母たち』(TBS)で披露した”落語ラッブ”が話題の宮世琉弥さん。先日スタートしたばかりのドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(関西テレビ、フジテレビ)では、中学校に配置された刑事(藤原竜也)と対峙していく生徒のひとりを演じ、2021年の活躍も期待される。
大人っぽい雰囲気に反して、まだ今月22日に17歳を迎えたばかりの現役高校生(!)でもある宮世さんの手相は、占い師・真木あかり先生もビックリの「美しい手」だそう。診断結果をもとに話を進めると、交友関係や子どもの頃のやんちゃエピソード、『青のSP』撮影現場での藤原竜也さんとのトーク(!!)まで、様々な話題が飛び出した。
取材・文 / 望月ふみ 撮影 / 増永彩子
繊細で気にするタイプ。「あ、やっぱりいいや。とか言われたりすると、すごく気になっちゃう(笑)」
早速、手相の診断結果をお伝えしていきます。「両手にきれいに「M」の字が表れています。感情線、知能線、運命線、生命線が一筆書きのMの字のように見える手相で、調和が取れたバランスのいい人」と、先生が「とにかく手が美しい!」と驚かれていました。
そうなんですね! 全然意識したことなかったですけど、嬉しいです!

性格的には、「空気を読み、相手の機微に敏感に反応できる繊細な人」。宮世さん、まだ、17歳になったばかりですけど、おとなっぽい雰囲気をお持ちですよね。昔から落ち着いた感じだったのでしょうか。
確かに最近知り合った方には、大人っぽいと言われます。昔と比べると、最近は、考え方も徐々に変わってきているかもしれません。でも、子どもの頃はやんちゃでしたよ! 家の壁中に落書きしまくったり。悪知恵ばっかり働いていましたし、妹のアイスを食べて泣かせたりしてました(笑)。
妹さんが3人いらっしゃるんですよね。長男として育ったからどこか大人っぽさがあるのかもしれませんね。
そうかもしれません。何かあると怒られるのは全部僕でしたね(苦笑)。「お兄ちゃんなんだから!」って。

あと、「ピュアで人をあまり疑わず、とても常識的」「嘘偽りは苦手で、裏表のない頑張り屋さん」とも出ています。
確かに裏表はないです。仕事でもプライベートでも。かと言って、八方美人なタイプでもないですね……今のところは(笑)。昔は嘘は…よくついてました(笑)! 怒られそうなときに、妹のせいにしたり(笑)。とにかく悪ガキだったので。でも今は昔よりはちゃんとしてるかなと思います!
「裏表がない」からだと思うのですが、「本来的には繊細で気にするタイプ。ストレスを貯めてしまうこともある」そうで、「今もストレス線が少し出ているので、お休みはゆっくりやすみましょう」とアドバイスが出ています。
「気にしすぎ」というのはマネージャーさんにもよく言われます。オーディションを受けた後とか、すごく気にしてずっと考えちゃうし、普段も、たとえば誰かに「話があるんだけど。あ、やっぱりいいや」とか言われたりすると、「いやいやいや! だったら最初から言わないで!」ってすごく気になっちゃいます(笑)。友達や親とケンカしたときなんかも、めっちゃ気にしちゃってずっと考えちゃいます。
いやでも……当たってるかもです。自分でも少しストレスたまってるかも?って、ちょっと思っていたので。本当にすごいですね! 手相ってそんなところまで出るんですね。僕、占いってあんまり信じてなかったんですけど、いまのところ当たってます。怖っ!(笑)
みなさん、結構驚かれています(笑)。宮世さんの場合、「人の意見を聞いたり取り入れたりしながら頑張っていくことでいい波に乗れる」そうなので、そういったストレスや悩みなど、周りの人に相談するのはいいかもしれないですね。
そうですね。でも誰かに相談に乗ってもらうのは、だいたい仕事以外のことです。例えば『恋する母たち』で共演した(奥平)大兼は服のリメイクがすごく得意で、服について詳しいんです。僕も服は大好きなので、大兼には服のことでいろいろ聞いたり、(藤原)大祐には勉強について聞いたりしますね。
交友関係を築かれるのが上手そうですね。鑑定結果にも「優しい人で、人間関係でも信用を得られる」と書かれています。
出会いは仕事ですけど、本当の友達になっています。年上の方とも仲良くなったりします。最近だと『恋する母たち』でお父さん役だった玉置玲央さんともすごく仲良しになれました。絵画に興味があって、ゴッホ展にも行ったりしているのですが、そういう趣味の話も合うんです。あと僕、昔のアーティストさんが好きで。
先ほども80年代ポップスを聴きながら、準備されていましたね。すごく懐かしいなぁと思っていました。
そうなんです。80年代とか90年代の音楽が好きでよく聴いてます。音楽の話をしたり、あと玉置さんとは写真の趣味も一緒だったので、撮り合ったりしてました。

音楽・アート・ファッション・カメラ…と多趣味のようですが、お休みの日はどんなことを?
妹と料理をしたり、洗濯したり、掃除機をかけたり。家事全般を一気に(笑)。あとは色んな作品を観て過ごしています。
料理は得意なんですか?
人並みですが、好きです。小学生の時に料理学校に通ってました!
ええ!? 小学生のときに料理学校に?
はい(笑)。母と妹と一緒に、ショッピングモールとかに入っている料理教室に通っていました。シフォンケーキとか、スイーツが多かったです……あとはパスタとか! 1回目はキッズコースに参加しましたが、2回目からは普通に婦人たちにまざってやってました(笑)。
婦人たち(笑)。興味あることには飛び込めるタイプなんですね。
そうですね。ためらわずに「やりたい」と言うタイプです。

「自分が追求したいことをびしっと定めることに時間を使うといい」そうなので、やりたいことが出来ているのはいいことですよね。学校といえば、藤原竜也さん主演の『青のSP』に出演中ですね。
はい。僕は佐々木悠馬という生徒役です。最初はミステリアスで何を考えているか分からないと思いますが、だんだん悠馬のことが分かってくるし、変わっていくので、是非観てほしいですね。心に刺さるセリフがたくさん詰まっていて、すごく胸に響くドラマになっていると思います。
撮影はもう終わっているんですよね。藤原さんと共演されてみていかがでした?
藤原さんの演技には刺激を受けまくりました。まず声の質から違うんです。出演されている映画やドラマはもちろん拝見していましたが、「ここまで凄いんだ」って、鳥肌が立ちました。想像のはるか上を行く藤原さんの演技を目の前で体感できたのは、本当にいい経験になりました。
カメラの外ではどんなお話を?
僕の私服が独特だと仰ってました。UNDERCOVERというブランドのパジャマのセットアップを着ていったときも、「なんだその服!」って突っ込んで頂きました(笑)。

裏でも楽しい現場だったんですね。では、恋愛運にいきましょう。実は宮世さん、結婚線が確認できるだけで6本あるそうです。
!!! やばくないですか(笑)! (周りに)僕、結婚線が6本あるんですって! えー、やばい。でもそれって離婚するってことですか?
「すべて結婚するわけではなくて、大恋愛や同棲を含む」そうです。「恋多き人になるのは間違いないけれど、どの恋も真剣」だと。
よかった~、それはそうですよ。恋をするときがきたら、絶対にその人を幸せにしてみせます!
結婚は2回程度。
バツイチになるんですか……。でも、それを覆していくのは僕の力ですよね!
そうですね! 手相は変わっていくそうですから。
変えてみせますよ(笑)!
結婚は何歳くらいが理想ですか?
いやー、ファンの方々が焼いちゃうから。ここ、ちゃんと書いておいてくださいね!(笑)
あはは!
(もう一度)ファンが焼いちゃうからなぁ……。今はりゅびーずが恋人です!

ちなみに告白は自分からするほう?
はい。もし好きになったら自分から告白すると思います。
どんな子がタイプ?
見た目とかにこだわりはないんですけど、自分をちゃんと持っている方がいいです。趣味も合っても合わなくても構いません。合えば一緒に楽しめるし、合わなくても教えてもらえばいいし。とにかくちゃんと中身があって自分らしくいる人がいいですね。
連載のタイトルが「キミと手をつながいたい。」なんですけど、デートでは手をつなぎたい方?
つなぎたいです! でも、デートは家でまったりしたいですね。鍋パーティとか、たこやきパーティとか。あとは外だと街ブラでショッピングくらいがいいかな。
今は現場でとにかく役者として経験を積んでいきたい。
では続いて、生命線です。「幼少期、10歳頃までに大きなトラブルがあった」ということですが…。
震災のことですかね。
宮世さんは宮城県石巻市出身で、被災されてるんですよね。
はい。すごく大変でした。でも僕が経験したことは、伝えていきたいという使命感を持っていて、映画作品として伝えられたらなと思っています。

以前、脚本を書きたいとお話されてました。
今でもそう思っています。将来的に、自分で脚本を書いて、映画を撮りたいんです。震災の映画を。
辛い記憶だと思いますが、閉じ込めてしまおうとはならなかったんですね。
最初は閉じ込めましたよ。でも有り難いことに伝えられる立場にいますし、バネにして、いつか伝えられたらと思ってるんです。そのためにも、今は現場でとにかく役者として経験を積んでいきたいと思っています。まだまだ全然作品にも出られていませんし、もっともっと多くの作品に出て、いろんな経験をして、そのうえで脚本や演出の勉強をしていきたいんです。
普段から目標やビジョンを立てているのでしょうか。
そうですね。自分の中で、こうなっていきたい、だからこうしたいという考えは持っています。たとえば二十歳までには新人賞をとりたいし、24、5歳くらいまでに日本アカデミー賞を絶対にとりたいです。そこから、映画を作る側の勉強もしていきたいので、そのためには何をすべきかという逆算で考えています。
「海外で活躍する運も持っている」そうです。芸名も、宮城から世界へという意味からファンの方が“宮世”と選んだとか。
はい。世界にもちろん興味はあります。ただ中途半端にならないように、英語を学ぶ前にまずは日本語で、日本のお芝居をきちんとやって、その先にある夢を確実に掴みにいけたらなと思っています!

しっかり考えられていて感心します。最後に金運。「いいです! お仕事が安定し、しっかり稼いでいける線が出ている」と。
金運がいいとは言われます。福耳なんです。
本当だ! 福耳ですね。
はい。なので前から金運がいいとはすごく言われます(笑)。お仕事で稼いでいけるならよかったです。頑張ります!
最後に2021年の目標を教えてください。
2020年はいろいろなことがあって、止まったときもありました。今も引き続き、先が見えない状況ではありますが、昨年できなかったこともやりたいし、作品にたくさん出て、いろんな経験をして、ファンの方に恩返しが出来るような作品を届けていきたいと思っています。
ありがとうございます。活躍、楽しみにしています!
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宮世琉弥
2004年、宮城県生まれ。2019年に俳優デビュー。ドラマ『ねぇ先生、知らないの?』(19)『恋する母たち』(20)などに出演。現在『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(KTV) 『FAKE MOTION –たったひとつの願い-』(NTV)に出演中。スタイルブック『RB17 りゅうびセブンティーン』は3月14日(日)に発売される。
オフィシャルサイト
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オフィシャルTwitter
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オフィシャルInstagram
@ryubi_miyase_official
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