
のん、大友良英、Sachiko Mのユニット「のんとも。M」が1stアルバム『ショーがはじまるョ!』をリリースした。2019年末から密かに始動したこのユニークな3人組がリモートでレコーディングをスタートしたのは、昨年のコロナ渦の自粛期間。一般から募集したコーラスを収録した「lalalaにちようび」、豪華ゲストボーカルを迎えた「明日があるさ」のミュージックビデオの公開を経て、全貌が明らかになった初のアルバムは、メンバー選りすぐりのオリジナルから昭和の歌謡カバーまで、ジャンルや時代を超えたバラエティに富んだ11曲を収録。お茶の間で楽しむTVショーのような笑いあり、ホロリありの笑顔を運んでくれる音楽のオンパレードとなった。8年前から親戚のような関係を築いてきたという3人に、アルバム制作にまつわるエピソードをおおいに語ってもらった。
取材・文 / 佐野郷子 撮影 / 沼田 学
2019年12月、新宿のPIT INNでスタートしたユニット「のんとも。M」
「のんとも。M」の始動は、2019年の12月28日。大友さんの毎年恒例となっている東京・新宿のPIT INNでの初ライブだったそうですね。
のん そうです。もう1年経ちますね。
Sachiko M クリスマスイブなら、のんちゃんの時間がとれるからってリハーサルしたのを覚えている。
その時は、アルバムをつくる予定はあったんですか?
のん まだなかったと思います。そのライブのために3人で曲を持ち寄って、色んなアイデアを出し合ったのが楽しくて、またやれたらいいなとは思っていたんですけど、そのうちコロナが押し寄せてきて、名古屋でライブをする予定も中止になり……。
大友良英 そうだった。
Sachiko M PIT INNでのライブが予想以上にウケがよかったからね。3人で何か出来たら面白いよねとは言っていたんだけど、お互いになかなか時間が合わないから1、2年後になっちゃうのかなーと思っていたら、コロナ渦で時間ができてアルバムをつくることになった。
のんさんは、昨年の2月29日に開催予定だった「NON KAIWA FES vol.2」(通称のんフェス2)がコロナの影響で中止になり、無観客の配信ライブに。
のん あの頃から、ライブが中止や延期になり始めて。
大友 俺も音楽を手がけていた舞台「ねじまき鳥クロニクル」が中止になって、「のんフェス2」が観に行けると思っていたら、そっちも中止になっちゃった。
Sachiko M 残念だったと思うけど、のんちゃんはいち早く配信ライブに切り替えたよね。
のん はい。先取りました!

STAY HOMEに合う「lalala にちようび」を自粛期間にリモート録音
「のんとも。M」のレコーディングは、いつからどのようにスタートしたんですか?
Sachiko M 自粛期間に入る直前に大友さんがのんちゃんのJ-WAVEの番組に出演することになり、その時だよね。リモートでレコーディングするのはどうかってなったのは。
大友 しばらく家から出られなくなるけど、リモートでもレコーディングはできるよって話をした。そこから、じょじょにアルバムの話になっていったんだけど、リモートでの録音はなかなか大変だった。
のん 最初にリモート録音したのは「lalala にちようび」でしたね。
Sachiko M 「lalala にちようび」は歌詞がSTAY HOMEに合う気がしたんですよ。もう1曲はのんちゃん作詞・作曲の「いつでも君は」。
大友 俺の作った「眠れない」はリモートでは完成できず結局スタジオで録音したんだけど、レコーディングは状況を見ながら恐る恐る始めた。
のん 大友さんは良いマイクを買ったんですよね。
大友 そう。何とかモチベーションを上げようとして、持続化給付金で良い機材買っちゃった。

だんだんじっとしていられなくなってきて始めた配信「のんおうちで観るライブ」
のんさんも様々な仕事の予定が変更になったと思いますが、月1で生配信ライブ「のんおうちで観るライブ」を始めるなど積極的に動いていましたね。
のん そうなんです。春の自粛期間のときは、ここでやっと一休みできるかなと思ったんですが、だんだんじっとしていられなくなってきて配信を始めました。
Sachiko M やっぱり、若いね(笑)。
大友 俺は自分のスタジオに籠もってアルバムを4枚つくった。それまでずっと忙しかったから、やっと自分の時間ができて最初のうちはしばらくはこれでもいいかなと思っていたんだよね。
自主的に引き籠もるのは苦ではなかったんですか?
大友 全然OKだった。だけど、そのうち、やっぱり皆と演奏したくなってきたんだよね。
Sachiko M 私も含めミュージシャンは元々そういう人が多いから。自分で打ち込みやる人や宅録系の人は基本的にSTAY HOMEだし。私も一人でいるのは平気なんだけど、人と会えないと何だかムズムズしてきて……。
のん そうなんですよね。私も自分の歌にもあるように部屋充タイプだし、普段から「ご飯に行きましょう」って誘ったりしないんだけど、人と会っちゃダメってなると、仲間と触れあったり、ハグしたいって気持ちに生まれて初めてなったんです。
のんちゃんが曲を送って来るのはたいてい真夜中。そこで生まれた曲が「眠れない」
5月には「みんなでlalala」と題して、制作中の新曲のコーラスパートの一般参加を募りましたね。
Sachiko M 「lalala にちようび」は最後にライブで皆が大合唱するという脳内イメージがあったんです。そこで、一般からコーラスを募集するアイデアをのんちゃんが提案してくれた。
大友 俺、応募してきた人たちの歌声を全部聴いたよ。
のん 音源は100人分以上ありましたよね。募集したlalalaのコーラスがけっこう長くて、後半は歌声が疲れてくる人もいたり。
大友 そうそう。一人で家で歌っているからテンションをキープするのが難しかったんだ思う。部屋でこっそりiPhoneで録音したり、クルマの中で歌っている人もいた。
のん そういう発見も面白かったし、私は人の温もりを感じることができました。
Sachiko M そんなSTAY HOME期間ならではのストーリーが入ったのはよかったよね。
その頃はまだ「あるアーティストと現在リモートで制作中という」情報だけでした。
のん そんな思わせぶりな情報だけを伝えていたんですが、PIT INNを観に来た人はピンときたみたいです。
大友 ああ、また、アイツらかと(笑)。PIT INNの時に、「lalala にちようび」や「いつでも君は」は演奏したからね。
Sachiko M のんちゃんはアルバムに入っている曲以外にもたくさん曲をつくってきたよね。
のん はい。ただ、緊張感とストレスが高まっているコロナ渦で、私のつくる曲はちょっと物騒過ぎるんじゃないかと指摘され(笑)。
大友 うん。さらにストレスが高まるような曲もあった(笑)。のんちゃんが曲を送って来るのはたいてい真夜中でね。俺もたいてい朝まで起きているから何時に曲が来てもOKなんだけど、のんちゃん、きっと眠れないんだろうなと思ったんだよ。それで「眠れない」という曲をつくった。
Sachiko M のんちゃんのつくる物騒な曲に対して、私が「lalala」のようなフワッとした天使曲をつくってきたからバランスが取れたのかな。のんちゃんはそのどっちにも対応できるから驚かされるんだけど。
のん 「のんとも。M」のアルバムは特にそうですね。天使曲から植木等さんの曲まで、とにかく幅広い。

アルバムのテーマはTVのバラエティショー。のんがアイデアを出した昭和のカバー曲。
6月には「のんとも。M」の始動が髭のアーティスト写真とともにアナウンスされましたが、アルバムはどういう内容にしようと考えていましたか?
Sachiko M アルバムを制作することになって、どういう曲を入れようかという話はけっこうしたよね。
のん PIT INNの時から選曲の話はしていて、プラスこの曲をやりたい、あの曲もやりたいと盛り上がっていって。
Sachiko M 私がミーティングをちょっと外している間に「Sherry」のカバーをやることが決まっていてビックリしたもん(笑)。
のん 大友さんとSachikoさんに、「アルバムの象徴になるような派手な曲を作ってください」とお願いして出来たのが1曲目の「ショーがはじまる!」でした。
Sachiko M のんちゃんの「のんおうちで観るライブ」もそうだけど、昔のTVの歌謡ショーも無観客だったし、ショーをテーマにアルバムを作るのは楽しいんじゃないかって。
のん そのままTV番組のショーにしてもいけるようなアルバムにしたいねってなっていきましたね。
大友 そう。往年の「シャボン玉ホリデー」とか、昔の歌謡バラエティショーのイメージ。でも、昭和っぽいアイデアは俺よりむしろのんちゃんから出て来たんですよ。
のん はい。植木等さんの「ハッスルホイ」や、アグネス・チャンさんの「ひなげしの花」のカバーをやりたいと言ったのは私です。
それは意外! 世代的にてっきり大友さんのアイデアかと思いました。
大友 そういうのは俺の世代はもちろん大好きだけど、のんちゃんの口から「ハッスルホイ」が出た時は驚いたね。
のん 私、ハナ肇とクレイジーキャッツの映画が大好きで、「映画秘宝」で植木等さんの無責任男のコスプレをしたり、植木さんの動きの真似を練習したりしていたんです。それくらい夢中で。

『ショーがはじまるョ!』と「ョ!」は、『8時だョ!全員集合』から。
「ハッスルホイ」は、映画『クレージー作戦くたばれ!無責任』(1963)の挿入歌ですね。
Sachiko M のんちゃんが、「のんとも。M」でやりたい曲はなぜかそんな昭和の曲が多いのに、自分で作ってくる曲は怖い曲ばかり……このコは一体何をやりたいんだろうって(笑)。
のん 自分では生み出せない曲だから憧れるんだと思います。「ひなげしの花」も何の根拠もないんだけど、歌う自信があったんです。
Sachiko M 「ひなげしの花」がホントにこんなにぴったり合うとは思わなかった。
大友 あの曲を物真似する人はたくさんいても、カバーする人は滅多にいない。カバーは原曲にリスペクトして、アレンジをあまりいじらずに、今の音にしたいと思った。そんな昭和の曲をカバーすることになり、ショーというアルバム全体のテーマが見えてきて、いちばん最後にオープニングにふさわしい「ショーがはじまる!」をつくったんですよ。
Sachiko M アルバムのタイトルは『ショーがはじまるョ!』と「ョ!」をプラスして。
のん ザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』の「ョ!」です(笑)。
ああ、なるほど。
のん 「ショーがはじまる!」で派手に始まり、「さなえちゃん」で終わるという流れは「のんとも。M」が始まったPIT INNに戻る感じなんです。
大友 大人数のバラエティショーで始まって、最後はお茶の間の宴会になるところがこの3人らしいんだよね。

ビッグバンドの演奏で明るく突き抜けた「ショーがはじまる!」の既視感
「ショーがはじまる!」は、3人の出会いのきっかけとなった大友さんが音楽を手がけたドラマの主題歌を彷彿とさせますが?
大友 意識はした。というか、封印しなくていいやと思って。あの主題歌の出だしはドレミファソラシドなんだけど、「ショーがはじまる!」はその逆から始まるし、それをビッグバンドが演奏しているわけだから。
Sachiko M この3人が集結した証しでもあるし。
のんさんの「みんなー げんきー どうしてるー」というセリフも入り、「これでいいのだ」「シェー」「ガチョーン」なども取り入れた昭和感満載のユーモラスで楽しい曲になりましたね。
大友 昭和の流行語を入れたのは、すみません、私の趣味です(笑)。
Sachiko M 「これでいいのだ」と「シェー」は、生みの親で有る赤塚不二夫さんのフジオ・プロにちゃんと許可を頂いて。大友さんと私は赤塚不二夫没後10年を記念したトリビュート音頭「フジオ音頭」も手がけたご縁もあったので。
大友 俺、最近、バカボンのパパの母校である「バカ田大学」の教授に任命されましたから。「ガチョーン」は、自分が谷啓さんの大ファンだからやりたかっただけなんですけど。
この御時世に底抜けに明るい曲というのは痛快ですね。気持ちが晴れる。
のん よかった! それが狙いだったんです。
Sachiko M 歌詞で自分たちで「素敵なショー」と言っちゃってますけど(笑)、ショーで楽しくなることは、何も悪いことじゃない。ここまでスコーンと抜けがいい歌ができたのもコロナ渦の状況だからかもしれない。

のんの歌声が進化した「Sherry」。歌に関しては新しい扉がどんどん開いている。
日本でもオールディーズ・ナンバーとして人気の高いザ・フォー・シーズンズの「Sherry」のカバーは誰のアイデアだったんですか?
のん それも私です。自粛期間中にオンラインで映画『ジャージー・ボーイズ』を観たら、まんまとかぶれちゃって(笑)、「Sherry」をずっと歌っていたんです。
大友 最初は「えっ? あのSherry?」って、「ひなげしの花」に続いて驚いた。
今までとは違うのんさんのボーカルの新たな可能性に驚きました。
のん やった!
大友 俺は8年前に出会った頃ののんちゃんの歌を知っているからね(笑)。このコはドラマの中でちょっと歌うくらいがちょうどいいんだろうなというイメージがいまだに残っていたから、「Sherry」みたいな曲は無理だって内心思っていたんだけど、それを見事に覆された。
Sachiko M 歌に関しては新しい扉がどんどん開いているよね。
大友 ソロで歌い出してからどんどん上手くなってきたんだけど、この1年くらいで突然、ステップが上がった気がする。
のん 嬉しい!
2020年の映画『星屑の町』でも、のんさんは歌声を披露していましたが、その影響もあったのしょうか?
のん 『星屑の町』ではみっちりボイトレやりました。確かに鍛えられたかも。
大友 そのトレーニングの成果がちゃんと出てきているんだと思う。科学の力で音程を修正しなくても全然大丈夫だもん。
のん 「Sherry」は百々(和宏/MO’SOME TONEBENDER)さんとのデュエットもよかったですね。
大友 そう。百々くんと二人で歌ったとき、これはイケると確信した。しかも、ほとんど一発録り。
のん 百々さんはイベントに呼んでいただいたり、大友さんや宮藤(官九郎)さんとも仲良しだと聞いていたんです。
大友 俺は百々くんと大昔にバンドをやっていたこともあるし、彼は前からのんちゃんの大ファンだったんだよ。
のん イベントで私の曲を百々さんと一緒に歌った経験もあるし、すごく楽しかったので、「Sherry」もぜひお願いしたいなと思って。
大友 アイツも嬉しかったと思うよ。のんちゃんは元悪かった奴らにもファンが多い(笑)。

のんのコメディエンヌぶりが炸裂する「ハッスルホイ」はビッグバンドしかないと思った。
大友さん作詞・作曲の「眠れない」は、のんさんの眠れぬ夜を想定したそうですが、コロナ渦の悶々とした夜とも重なりました。
大友 この事態を予見していた? いや、のんちゃんが眠れないと俺が勝手に想像しただけ。役者さんは朝も早いのに。
のん 実際かなり夜型ですね。曲や歌詞をつくっているとどうしても遅くなってしまう。女優として作品に入っているときは、規則正しい生活になるんですけど。
のんさん作詞・作曲の「トキメキ」は、2019年にSOLEILにのんさんが提供した曲ですね。
のん はい。「のんとも。M」でセルフカバーしたらどんな風になるだろうなと思ったら、思いがけない面白い編曲になって。
大友 思いっきりニューウェイヴに仕立ててみました。
のん かなり斬新ですよね。ショーの途中にこういう曲があるのもスパイシーな変化がついていいなと思います。
「ショーがはじまる」、「ハッスルホイ」、「明日があるさ」の大友良英スペシャルビッグバンドによる演奏もこのアルバムの特徴ですね。
大友 この3曲はビッグバンドがいいと思ったんですよ。「ハッスルホイ」の無闇に豪快な歌詞には大人数で豪華な音しかないと思ったし、そこは贅沢したかった。
Sachiko M 「のんとも。M」の理想は大きいステージでビッグバンドと一緒にショーをやることだしね。
ビッグバンドでの合奏は、コロナ渦で最も贅沢なことでもありますよね。
大友 そう。どんなにリモートが発達しても、実際に人が集まって、大人数で音を出すのって全然違うから。
Sachiko M のんちゃんは、ほとんど「ハッスルハッスルハッスル ホイ」しか歌ってないのに、その表現力のスゴさたるや!
のん 大友さんの編曲は豪華に派手なのに、私のセリフはお気楽この上なくて(笑)。
大友 いや。今、植木等さんをできるのは、のんちゃんしかいないよ。コメディエンヌとしての才能はスゴいと思う。
のん ホントですか? 嬉しい。

豪華ゲストボーカルが参加した「明日があるさ」、リアルな「のんとも。M」が出せた「さなえちゃん」。
アルバムに先駆けて11月にミュージックビデオが公開された1963年の大ヒットナンバー「明日があるさ」は、ゲストボーカルに小泉今日子さん、尾美としのりさん、片桐はいりさん、渡辺えりさんらが参加。このメンバーが集結したのもファンには嬉しいサプライズでした。
大友 僕らも嬉しかった。
Sachiko M よくぞ実現できたよね。
のん まず、小泉さんと尾美さんの3人で家族な空気をつくっていこうとSachikoさんと話して歌入れに入ったんです。嬉しかったなあ。
Sachiko M 皆が嬉しいっていう空気が「明日があるさ」には入っているよね。
大友 あのドラマのメンバーが集まったことも嬉しかったし、久々にビッグバンドで演奏できたのもこの上ない喜びだった。
Sachiko M MVには映ってないけど、レコーディングの日はのんちゃんの誕生日の翌日だったから、ビッグバンドが「ハッピー・バースデイ」とドラマの主題歌を演奏したんです。
のん あれは嬉しくて泣きそうでした。この時期だからこそ、「いつかきっと」と希望を込めた「明日があるさ」を皆に届けることができてよかったです。
アルバムの最後は仲井戸麗市さんがRCサクセション以前に在籍していた古井戸の「さなえちゃん」。これも意表を突かれました。
大友 「さなえちゃん」をやりたいと言ったのは俺です。
のん 大友さん、真っ先にこの曲をカバーしたいって言いましたよね。
大友 この3人でやる音楽はどうしたってユルいだろうから、この曲のムードは合うだろうなと思って。あんまり細かいことは決めずに3人でだらだら喋りながら一発録りで。
4番の歌詞の「大学ノートのおもて表紙に のんちゃんを 描いたの」も効いていますね。
Sachiko M せっかくの機会だから、のんちゃんバージョンの歌詞もあるといいなと思って。でも、のんちゃんの絵は絶対消えないことにして。
大友 ビッグバンドでバシッとキメた「明日があるさ」のあとに、3人だけでユルく歌う曲で終わるのが「のんとも。M」っぽいかなと。
親戚の集まりみたいに始まったという「のんとも。M」の雰囲気が伝わってきますね。
Sachiko M これがいちばんリアルな「のんとも。M」だね。
大友 そう。リハーサルや部屋であーだこーだやってるのに近い。
のん これからもこの3人で集まって楽しい音楽をやりたいですね。いつかはビッグバンドとライブもしたい。
大友 こっちはいつでも大丈夫だよ。何たって親戚の集まりだから(笑)。
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のんとも。M
女優・創作あーちすとののん、音楽家の大友良英、即興演奏家・作曲家のSachiko Mが結成したユニット。大友良英とSachiko Mは、連続テレビ小説 「あまちゃん」の音楽で第55回日本レコード大賞作曲賞を受賞。以降ものんの2ndシングル「RUN!!!」の作詞・作曲・編曲を手がけるなど親交が深い。2019年の12月に開催された東京・新宿のPIT INNの「大友良英 年末恒例4デイズ8連続公演」にて初のライブを行い、活動をスタート。コロナ渦の自粛期間にリモートでレコーディングを始め、2020年12月24日に初のアルバム『ショーがはじまるョ!』をリリース。12月23日には配信ライブ「のんおうちで観るライブ」にて『ショーがはじまるョ!』のリリースライブを披露した。
のんオフィシャルサイト
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