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ごはんを食べて鬼退治!『天穂のサクナヒメ』鎌と鍬を持って爽快アクションバトル

ごはんを食べて鬼退治!『天穂のサクナヒメ』鎌と鍬を持って爽快アクションバトル

稲作パートのほのぼの感と探索(アクション)パートのわくわく感が丁寧に折り重なった『天穂(てんすい)のサクナヒメ』。前回の記事では、本作がいかにストイックで稲作への敬愛に満ち溢れた作品であるか、それによって稲作ゲームとしても大変楽しめるものになっていることを紹介させてもらった。今回の記事ではサクナヒメたちが鬼島で暮らすにあたって欠かすことのできない“探索”を中心に紹介する。サクナヒメが羽衣を操って鮮やかに飛び回るアクションはまさに爽快。主神カムヒツキから言い渡された“鬼島で鬼がつぎつぎと湧いてくる謎”を解明するため、そしてお米以外の糧を手に入れるため、鬼が巣くう島の探索に赴くのだ。

文 / 大部美智子


強さの秘訣は食にあり!

朝起きたら田んぼに肥(こえ)を撒くところから1日は始まる。そして翌朝に撒く肥のために、厠から汲み出したうんこを肥溜めに投入&熟成。そこから田んぼの雑草を毟ったり、蛙や田螺を捕まえて田んぼに放ったり、春先は梅をもいだり……。畔にはつくし(食べられる)や七草(食べられる)などが生え、イナゴ(食べられる)がいて、採れるもので季節を感じることができる。

天穂のサクナヒメ WHAT's IN? tokyoレビュー

▲肥桶を持ちながら話しかけたらイヤがられた。ほでなす……意味はわからないけどなんとなく伝わる

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▲畔や水辺にいる蛙や田螺はビックリマークで表示される。蛙は稲に付く害虫を食べてくれるし、田螺は水中に藻が増えすぎるのを防いでくれる。自然の力を貸してもらうのだ

そういった稲作にまつわる作業が済んだら、すぐさま探索! 刻々と時間が過ぎていく生活のなかで無駄な時間は一分一秒もない。
ゲームを開始してまもないころはお米がないので、周辺を探索するというよりも食材集めに奔走することになる。食事効果についての詳細は後述するけれど、麦、稗、粟といった主食はサクナヒメの命(HP)を自動で回復してくれる効果を持つので、鬼が蔓延る場所を探索する際はなるべく食しておきたい……というか、効果の有無とは関係なく食事には炭水化物を添えたいと思ってしまう。

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▲鬼島に来てすぐのころは、家がある峠周辺のみ探索ができる。ストーリーの進行度と合わせて、探索している地域の最深部に到達したりボスを倒したりして探索度が上がると行動範囲が広がり、訪れる地域が増えていく

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▲鬼島と呼ばれるだけあって、峠以外は鬼がいっぱい。しかし一部の鬼は大事なたんぱく源。兎の鬼、雀の鬼、豚の鬼、鹿の鬼などを退治しながら肉をゲット。やった、ジビエだ!

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▲キラキラしている茂みや岩を攻撃すると、根菜や山菜、鉱石などのさまざまな素材が入手できる

探索は横スクロール画面で進み、□ボタン(PlayStation®4/Nintendo Switch™ではYボタン。以下同)は通常攻撃で、間合いが短い武器(鎌、杓文字など)は連打攻撃に向いている。△ボタン(Xボタン)は間合いが長い武器(鍬、箒、鋤など)になり強打が放てる。しかしモーションが大きいので隙が大きい。鋤だけに。また、Lスティックを入れる方向と各攻撃ボタンの組み合わせでさまざまな攻撃ができ、攻撃を連続で叩き込める。その動きは敵をノックバックさせたり、上に打ち上げてから叩き落としたりと多彩。連続で攻撃が決まるととても気持ちがいい。

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▲鎌や鍬を上に振り上げると敵を打ち上げ、そこから地面に叩きつけることなどができる。敵をほかの敵にぶつけると大ダメージが与えられるうえ、距離をとって攻撃ができるのでおすすめ

サクナヒメには母トヨハナから譲り受けた羽衣がある。羽衣と聞くと装着者がふわふわと浮遊するイメージがあるが、サクナヒメの羽衣は伸縮性に富んだ素材で、羽衣の端を突き刺した場所に瞬時に移動できるというもの。高低のある地域の段差を乗り越えたり、瞬時に敵の背後にまわったり、敵を投げ飛ばしたりと羽衣の使用方法はさまざま。雀の鬼のように空を飛ぶ敵を利用すれば、羽衣を使って敵の背後に回る方法でサクナヒメが空高く飛び上がることもできる。余談だが、トヨハナはこの羽衣を使って家ごと麓の世から頂の世に来たという……家ごと!?

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▲羽衣を伸ばすと、壁や敵に突き刺して移動することができる

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▲稲の出来によって武技を習得できる。メニュー画面で登録してから使う

羽衣を使って飛び回ったり投げ飛ばしたり、武器で多段攻撃を行ったり、リズミカルに操作することができて敵は反撃する間もなく倒れていく。これがとても気持ちいい! ダンジョンの入り口付近のやや弱い鬼をバッタバッタとなぎ倒すのも楽しいし、その先で現れる歯ごたえのある敵に弱い鬼をぶつけて倒すのも楽しい。
探索していると“鹿鬼大将・玄影”のように名前が付いたボスと遭遇することがある。強敵に遭遇して勝てないときやなかなかうまく操作できないときは家に戻り、サクナヒメの父タケリビが使っていたという稽古場で気が済むまで練習が可能。コンボや連続技、羽衣を使った立ち回りなどを何度も試せる。思いどおりの操作ができるまでやり込んでしまう。

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▲鍛錬するための術が施された稽古場。家のすぐ近くにあり、兎の鬼、雀の鬼、豚の鬼を呼び出すことができる。気が済むまで指定した敵と戦うことが可能なのだ

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▲武器を使い込むと、“真価”を発揮して武器のステータスが上昇することがある。真価の解放条件は武器によってさまざま

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▲枝魂は武器や衣(服)に装着すると、 “命上昇”や“力上昇”などの効果を付与することができる

強くなるためには新しい武器の製作も効果的で、きんたがさまざまな地域で採れる素材を使って高い威力の武器を作ってくれる。同様にゆいはさまざまな効果が付いた衣、笠、面を作ってくれる。なんて手先の器用な村人たち。

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▲稲を収穫してステータスの底上げを図るのもひとつの手

時間は刻々と過ぎていく。4つある季節のひとつが3日に分けられ、ゲーム内で1日過ごすとその季節の3分の1が過ぎるといった具合。3日過ごせばつぎの季節になっていて、12日で1年が終わる。朝早くから活動していても気がつけば日が暮れて夜になっている。夜間はダンジョンの見通しが悪くなるうえ鬼たちも強くなるので、日が落ちたら帰宅推奨。ただし夜間の敵を倒すことで探索度が上がったり、夜間しか入手できない素材があったりと夜ならではの変化と楽しさもある。

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▲真っ暗! 島の探索が進むと夜間に使える灯りを入手できるが、火を灯すために油が必要になる。でも油があったら探索に使わず、揚げ物料理に使って田右衛門たちと食べたくなってしまう食いしん坊な自分が恨めしい。カロリーはおいしい

黙々と地道で集中力が必要な稲作作業をがんばったあと、すべてのウサを晴らすかのように大暴れができるのがこのアクションパート。武神の娘としてのサクナヒメを大いに堪能し、島の探索度を上げて鬼島の謎に迫り、物語の旨味を味わうのだー!

疲れた心と体を癒す団欒のとき

夜はみんなでご飯を食べる時間でもある。サクナヒメたちは1日1食、囲炉裏を囲んで大事に食べるのだ。喧嘩をすることもあるので一家団欒とはいかない日もあるけれど、みんなで「いただきます」と言って食べ、「ごちそうさま」で締める光景は見ていてほっこりする。家族のような存在との食事を大事にしているんだなぁと感じた。
ミルテの祖国で広まっているフォロモス教の訓え、サクナヒメの両親のなれそめ、この世界の成り立ちなど他愛のない話から真面目な話、知らなかった情報も話題に上る食卓。この時間を大事にしたいなぁ……。

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▲献立によって皿数が変わったり、人によって食べる速度が違ったり、喋っている人はなかなか食べ終わらなかったりと作り込みが細かい。食事にプレイヤーの操作は必要ないので、ゆったりと眺めていられる

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▲サクナヒメたちのごはんはミルテが調理。ミルテはベンタニアという国出身で田右衛門たちがいたヤナトの国の料理にはあまり詳しくないので、サクナヒメが料理を教えている。献立はミルテに任せることもできるが、プレイヤーがいまある食材から作れる料理をチョイスすることもできる

夕餉の食事内容によってサクナヒメにはさまざまな効果が付与される。たとえば白米や麦などを食べると“自然治癒”という効果が付いて、探索中に負ったダメージも徐々に回復していくのだ。ほかにも耐火効果のある清水などがあり、特殊な地域に行くときは食事で対策を図ることができるようになっている。食事の献立は大事なのだ。効果時間は食事内容によって上下するが、満腹度がゼロになると効果が切れてしまう。探索先でお腹が減ると食事効果の恩恵にあずかれないので無理は禁物。

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▲献立は主食、汁、菜、菓子、飲物の5つで構成されている。それぞれに対応する食材が蔵にないときは空欄になるが、プレイヤーが献立を設定することができるので“ごはん+肉+肉+肉+水”といった組み合わせも可能

毎日できるだけバランスのいい食事を心がけたいところだけれど、そのためにはあの地域とその地域で採れる食材が必要で……と、稲作と探索をする傍らで献立のバランスを考えてあちこち走り回っていたらいつの間にか1日が過ぎ去っていた。

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▲田起こしに丸1日かかったときは麦や稗といった主食になるものがなく、肉や根菜などのおかずや汁物もなく、納豆と水だけという夕餉になった。あまりの侘しさにリアルで泣いた

新しい食材が手に入れば食べられる料理も増えていく。米から麹を作れば麹漬けの肉が食べられるし、甘酒を作ることもできるようになる。料理の種類は膨大で、主食ひとつをとっても白米、麦、粟、稗があり、それぞれ炊いたもの、粥、増水(雑炊)のほかに炙餅、饂飩(うどん)、索麺(そうめん)などもあるという豊富っぷり。おかずも肉を炙ったもの、浸物(おひたし)、塩茹、白干(肉を乾燥させたもの)、揚げ物、寿司、糠漬……と説明しきれないほどの種類になる。さらに同じ料理であっても使った素材が違うと食べたときの効果も違う。おそろしいほどのこだわりっぷりである。
収穫できるお米が潤沢になったら、米を通貨として都と取引ができるようになる。島では手に入らない野菜や調味料、糸なども入手でき、ますます食卓や生活が充実していく。リアルで祖父母の畑を手伝っただけの私だけれど、経験から言うと農業は食べないと動けない。力が入らないのだ。ごはんは量も内容も栄養バランスも大事。
ここでサクナヒメとともに島流しになった人間たちを紹介。誰もが個性的な人物で、最初は島流しという状況下で衝突しあっていたけれど、だんだんとお互いの歯車がかみ合うようになっていく様子がとてもいい。鬼島では新たな出会いもあり、サクナヒメたちとともに生活を送る者も登場する。その魅力的な仲間や動物たちとのふれあいも続けて紹介していく。
田右衛門はこれまでもたびたび名前が挙がっているけれど、稲作担当のドジっ子侍。どんなときも穏やかで、作中でいちばん信頼のおける人物だと私は思っている。

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▲田右衛門。とても穏やかで誠実な人柄だが、自分のミスを悔いて腹を切ろうとする真っすぐさも持つ

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▲ミルテ。フォロモス教を信じている、外国から来た女性。みんなに食事を作ってくれる。食材はそのままだと痛んでしまうものがほとんどだけど、ミルテに加工食品を作ってもらうと日持ちする

サクナヒメたちをサポートしてくれるアシグモ。サクナヒメの両親に恩があって、これまでも家の手入れしてくれていた鬼島の原住民。口数は少なく、家の周囲にはいないことのほうが多い。

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▲アシグモ。大龍(オオミズチ)討伐の際にタケリビの世話になっており、兵法などはそのときに学んだと言ってサクナヒメたちにさまざまなアドバイスをくれる

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▲きんた。小生意気な少年でよくサクナヒメと喧嘩をするが、その言動からは利発さが見え隠れ。アシグモから教わった技術で、サクナヒメに新しい武器や農具を作ってくれる

何年も稲作をしていると、稲の収穫量が増えて脱穀などが大変になる。そんなときにきんたは自分で考えて千歯こきを作ってくれた。少し話は脱線するけど、私は2本の棒に稲を挟んで脱穀する方法を『天穂のサクナヒメ』で初めて見た。脱穀というのは足でペダルを踏んで棒の付いたドラムのようなものを回転させ、そこに稲を当てると籾が取れる……という方法を想定していたので、棒2本(完全手動)の衝撃はすさまじかった。しかし、きんたが千歯こきを作ってくれたことによって、農具がだんだんと進化していくと判明。農作業は終始同じ作業ではないと知り、鬼島の稲作に希望の光が差した。

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▲きんたが考えて作ったにもかかわらず、ちゃっかり命名するサクナヒメ

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▲脱穀方法も進化! 杵を両手で持ち上げては落とす……という動作よりも労力が少なくて済む足踏み式が登場

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▲収穫量が増えると種籾を選別して、いい種籾だけを選ぶことができるようになった

種籾選別は某農業系アイドル番組でも見たやつだ。番組では水に浸して沈んだ種籾(重いほうが質がいい)を使う方法だったけれど、『天穂のサクナヒメ』では水に泥を入れる方法なので、泥の量によって選別する種籾の質をどのレベルにするか設定できる。泥が多ければ多いほど、質がいい種籾は沈んだままなので厳選していけるらしい。

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▲泥が混ざって水が重くなると、それより軽い種は浮かぶという仕組み。勉強になる

農具の進化で文明の利器のありがたみを感じた。きっと歴代の農家さんたちも新しい農具、機械が発明されるたびに同じ気持ちを抱いたんだろうな……。身も心も農家の想いを味わえる、それが『天穂のサクナヒメ』。

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▲ゆい。物静かで聡明な印象を受ける少女だが、きんたのことを追いかけ回している。河童の言葉がわかるらしい。先述のとおり、サクナヒメの衣を作ってくれる器用な子

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▲かいまる。気がつくと動物と戯れていて、犬、猫、そして河童が家に来るようになった。それぞれの動物は元々この島に棲んでいたらしいが妙に人懐っこい

犬ははるか離れたところにいる鬼に気づくことができるので、これまで家がある峠からは出られなかった人間も犬といっしょなら探索できるようになった。サクナヒメが探索に行くのと同じように、地図から周辺地域を指定すると朝から夕方までの間に勝手に採集してくれるのだ。

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▲しばらくしたら犬が2匹に増えていた。かわゆすぎる

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▲猫も「にゃー」と登場! 特に役目はないが、猫はいるだけで偉いのだ

なによりすばらしいのは犬と猫をなでなでできるところ……! 効果はとくにない。いや、プレイヤーの心を癒してくれるという強力な効果があった。恐ろしいゲームだ。抱っこして連れて歩くこともできるが、猫は抱っこしているとニュンッと伸びてヒュッ縮む。そう、猫は液体だから伸びるのだ。

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▲犬と猫では抱っこの仕方が違う

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▲鬼島に棲んでいる河童たち。カラフルでかわいい。河童たちは峠の麓に作った新たな田んぼの仕事を手伝ってくれ、収穫がグッと増えた

ゲーム記事のライターとしては、お米を作らない1年や水を全くあげないで育てた場合はどうなるのかを確認すべきところではあるが(セーブデータは複数保存できるし)、お米の実らない田んぼは見たくないし、無残な結果になってしまったら本気で寝込むかもしれない。ゲームだけど、稲作は遊びじゃないのだ。
『天穂のサクナヒメ』をプレイしてからお米への意識が変わり、より大事に食べるようになった。数年まえに引っ越しした際に買った、ビジュアル重視の炊飯器で炊いたごはんがびっくりするほどおいしくなくて、ここ数年は土鍋でご飯を炊いている。給水したら中火で13分炊くだけなので手間はかかっていないのだけれど、お米は同じはずなのに炊きかたひとつで味がまるで違う。いつかサクナヒメたちみたいに薪で炊いて食べてみたいな……。

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▲メニュー画面で土鳩が「ドードー(低音)、ポポー(高音)」と鳴いている。郷愁の想いが呼び起こされる

島流しから始まったサクナヒメの生活。自由奔放で怠惰な毎日を送っていたサクナヒメも稲作生活を通して徐々に変わっていき、最初は嫌がっていた稲作にも熱心に取り組み、穂が出始めた稲に「かわゆいのぅ、かわゆいのぅ♡」と声をかけるまでになった。ネタバレを避けるためにあえて紹介してこなかったけれど、鬼島の探索を進めていくうちに明かされていく田右衛門たちの身の上、かいまるが迷子になってしまって捜索するエピソード、稲作の裏で起こる事件などストーリーもとてもおもしろい。
秋になれば彼岸花が咲き、冬になれば雪が降り、四季の変化を楽しみながらの稲作と探索の日々を送る。穏やか……というにはいささか重労働だけれど、これまでにない充足感を得られるこの生活を守っていきたい……。

フォトギャラリー

■タイトル:天穂(てんすい)のサクナヒメ
■企画・開発:えーでるわいす
■発売元:マーベラス
■対応ハード:PlayStation®4、Nintendo Switch™
■ジャンル:和風アクションRPG
■対象年齢:12歳以上
■発売日:発売中(2020年11月12日)
■価格:通常パッケージ版・ダウンロード版 4,980円+税
PlayStation®4ダウンロード版デジタルデラックス 6,980円+税


『天穂のサクナヒメ』オフィシャルサイト

©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.