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『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』音楽で彩るソラたちの世界。「KH」×音ゲーを楽しもう!

『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』音楽で彩るソラたちの世界。「KH」×音ゲーを楽しもう!

ディズニーとスクウェア・エニックスから生まれた、有名なアクションRPG「KINGDOM HEARTS(キングダム ハーツ/KH)」シリーズから、リズムゲーム『KINGDOM HEARTS Melody of Memory(キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー/KHMoM)』が、2020年11月11日に発売された。

「KH」といえば濃密なストーリー、魅力的なキャラクター、爽快感のあるアクション、どれも高いレベルでまとまっており、名作と名高いシリーズ。中でも、ファンの心をつかんで離さないのは、シリーズの物語を盛り上げる“楽曲”の数々だ。本記事では、そんな楽曲をリズムゲームとして楽しめる『KHMoM』を紹介していく。

ちなみに、ゲームボーイアドバンスで発売された同シリーズ『チェイン オブ メモリーズ』の発売日も、11月11日だ。

文 / たく坊


「キングダムハーツ」の物語を“音”で駆け巡る

本作では、「KH」シリーズの作中で流れる楽曲を、リズムゲームとして楽しめる。流れてくるノーツは、ハートレスやノーバディといった敵キャラクターや、タルや箱などの無機物といったシリーズならではのものだ。画面奥から流れてくる敵をタイミングよくボタンを押し、3人のキャラクターがそれを攻撃、ノーツである敵を撃破していくのがプレイ中の流れとなっている。

キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー WHAT's IN? tokyoレビュー

▲「キングダムハーツ」といえば、ゲームをはじめる前のトップ画面が特徴。本作では、パッケージに使用されたイラストと、ジャズ調にアレンジされた愉快なテーマでプレイヤーを迎える

他にも、ジャンプして敵の攻撃を回避したり、アビリティシンボルを攻撃してアビリティを発動したり、音符をグライドして取得したりと、操作自体はリズムゲームだが、ゲーム画面はアクションゲームを遊んでいるかのように錯覚させられる。

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▲他のリズムゲームとは違い、敵も味方も動き続けているので、見ているだけでも楽しいリズムゲームだ

遊べるモードは、“ワールドトリップ”、“ミュージックセレクト”、“バーサスモード”、“ミュージアム”の4つ。最初に遊ぶことになるのは、「KH」シリーズの物語を体験できる“ワールドトリップ”だろう。ワールドトリップでは、初代「KH」をはじめ、『キングダム ハーツII(KH2)』や『チェインオブメモリーズ(CoM)』、『バース バイ スリープ(BbS)』など、さまざまなシリーズタイトルの物語を一から振り返ることができる。シリーズ経験者は懐かしみながら、シリーズ初心者はストーリーも楽しみながら遊べるというわけだ。

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▲“ワールドトリップ”を進めると、節目でムービーを楽しめる。ムービーはこれまでの物語を端的にまとめたもので、『KH』シリーズのストーリーを網羅している

ワールドトリップでは、シリーズおなじみの船“グミシップ”で、ワールド間を行き来することになる。「KH」の大きな特徴として、ディズニーの作品の世界に入り込んで、別作品の世界を楽しむことができるという点があるが、当然本作でもその要素は健在。『アラジン』の世界を楽しめるワールド“アグラバー”、『ヘラクレス』の世界を楽しめるワールド“オリンポスコロシアム”など、さまざまだ。

各ワールドでは、作中の節目で楽しめた「KH」の楽曲はもちろん、フィールドの楽曲、戦闘曲、さらには“アトランティカ”の「Under the Sea」、“ハロウィンタウン”の「This is Halloween」など、名曲ぞろいのラインナップとなっている。

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▲ディズニー作品の名曲をリズムゲームとして楽しめるのは『KHMoM』だけ! 画像は「Under the Sea」をプレイ中ものだ。なお、各ワールドにはゲストキャラクターが登場することがある。彼ら(彼女ら)のモーションにも注目

プレイ中の背景は、それぞれのワールドの特徴が反映され、“アトランティカ”なら海、“オリンポスコロシアム”なら闘技場といったものになる。登場するハートレスやノーバディといった敵キャラクターも原作で各ワールドに登場するものがノーツとして登場する。シリーズ経験者は、「あぁ、このワールドのこの敵には苦戦させられたな」と、ノーツとともに「KH」の思い出が流れてくるだろう。

また、ワールドトリップ等で一度楽曲を解放すれば、“ミュージックセレクト”でも遊べるようになる。ミュージックセレクトは自由に楽曲を選択して遊べるモード。ランダムの楽曲でプレイしたり、簡単操作の“ワンボタン”スタイルやより高難易度向けの“パフォーマー”スタイルを選択できたり、お気に入り登録が可能だったり、物語も楽しめるワールドトリップより楽曲を遊ぶことを重視としたモードとなっている。

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▲メインメニューから各モードを選択可能。メインメニューの待機画面も、原作プレイヤーはニヤリと笑う映像が流れる

物語を楽しむか楽曲を解放するためには“ワールドトリップ”を、ハイスコアを目指すときは“ミュージックセレクト”をプレイするのがオススメだ。

肝心の“音ゲー”部分もドハマり必至!

さて、キモとなるリズムゲームの部分だが、一言でまとめると、「アクションゲームを遊んでいる感覚で楽しめるリズムゲーム」だと感じた。先述した通り、ノーツが敵キャラクターで、ジャンプ攻撃、グライドといったアクション要素もあり、まさに「KH」を遊んでいる感覚を楽しめるのだ。

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▲流れてくる敵を倒す時は、近くのキャラクターが攻撃を仕掛ける。複雑なものではなく、タイミングよく攻撃していくことでクリアを目指すアクションゲームでもあるのだ

他のリズムゲームと同じく、楽曲ごとに難易度の調整が可能なので、リズム感に自信がなくとも十分に遊べる。さらに、本作には“アイテム”というシステムが存在する。こちらの攻撃のタイミングがずれると、敵の攻撃が通ってしまいHPが減るのだが、それを自動で回復する“ポーション”をはじめ、EXPの獲得量を上昇させるもの、アイテムドロップ率を上げるものなどで、プレイヤーの補助が可能だ。

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▲アイテムは、楽曲クリア時にまれにドロップする宝箱や、クリア報酬で獲得できる。また、素材を使用しての合成も可能だ

難易度が低い楽曲は、最高難易度でも初プレイで“full excellent”(フルコンボかつタイミングも合っている)できてしまうこともあったが、それもそのはず。楽曲自体は何度も聴いているので、リズムが感じ取りやすいからだ。

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▲リズムゲームに慣れたプレイヤーかつ聴きなれた曲であれば、初プレイでfull excellentも目じゃない

だが、かといって簡単すぎるという訳ではない。リズムゲームに慣れたプレイヤー目線見るとノーツ自体の忙しさは少なめなものの、ロングノーツと合わせて通常のノーツが流れてくる、大量の通常ノーツとともにジャンプしてノーツを回避しなければいけないなど、難しい譜面もあった。

最高難易度初プレイでfull excellentをできる腕があっても、中にはクリアすら難しい譜面も存在する。単調なリズムの楽曲は比較的簡単だが、転調を挟み、ずれたタイミングで敵が向かってくる楽曲は難しいものだ。リズムゲームに慣れている人は、逆に難しい譜面の方だと歯ごたえがあり楽しく感じるかもしれない。

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▲連打や同時押しなど、操作が忙しいものもある。これをfull excellentでクリアするのは至難の業だろう

通常のリズムステージ以外にも、ボスステージというものが存在する。ボスステージでは、これまで紹介した譜面とは異なり、横からノーツが流れてくる。背景には、パーティのキャラクターがボスと戦闘しているアクションシーンを楽しめ、ノーツにあわせてキャラクターが攻撃し、アビリティのノーツを消せばアビリティを発動。プレイの感触は、まさに“ボス戦”に挑戦している気分を味わえた。

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▲背景が気になってプレイに集中できない……。そんな時は、一度普通にクリアしてから、背景をみることをオススメする

やり込み要素としては、リズムゲームのほかにイラストを収集できる“コレクションカード”や、アイテムの合成、レベルアップの要素などが存在する。単なるリズムゲームで終わらないところも、『KH』らしいところだ。

自分の腕を競えるオンライン対戦も搭載!

ワールドトリップ、ミュージックセレクトに加えて、“バーサスモード”も本作の遊び方を広げる忘れてはならない要素だ。バーサスモードは、世界中のプレイヤーと対戦できるオンライン対戦を楽しめる。譜面自体は同じだが、対戦プレイヤーを邪魔する特殊なトリックを発動でき、ノーツの姿が見えなくなる、タイミングを表示するリングが消えるなど、お互いに妨害しあい、最終的なスコアを競うモードとなっている。

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▲敵の姿が消えたり、リングが消えるのは、予想以上に難しい。しっかり楽曲のリズムを確認しておきたいところだ

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▲妨害方法のなかには、自分が撃破した敵が画面上に飛んでくるようなものも。大きなエネミーを連続で撃破すると、何も見えなくなってしまう……!?

レートも設定されているので、自分の腕に見合ったレートで対戦が可能。対戦中は対戦相手の画面は見えないが、画面右下にアイコンが表示され、missした時に吹き出しで教えてくれる。明らかに腕のあるプレイヤーとマッチングしたかどうかは、このmissが多いかどうかでも判断できるだろう。

オンライン上での自分の情報は、“プロフィカ”で確認できる。遊んだ楽曲の回数や、よく選ぶ楽曲などがリストアップされているので、いわゆる“推し曲”がある場合は、プロフィカに載るまでプレイして、自分の好みを押し出すのも一興だ。ちなみに、オフラインでのCOM戦も用意されているので、「オンライン対戦はちょっと……」という人は、COM戦を遊ぶといい。

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▲対戦が終了すると、対戦相手のプロフィカを獲得し、再戦の希望が可能。再戦が成立すると、試合後に獲得できるコレクションカードのレアリティが高めになる

総評としては、「KH」プレイヤーならば遊んで損はない出来栄え。作品を重ねたことによる複雑な物語はおおまかなあらすじで分かりやすくまとまっているし、世界観に合わせた楽曲も十分に楽しめるので、シリーズ初心者も最初に触れる「KH」としては最適ともいえる作品だと言えるだろう。

プレイすることで獲得できる“コレクションカード”で、歴代の敵キャラクターやカットシーンを閲覧できるのも、ファンとしては楽しいポイント。特に、キーブレードのコレクションカードを見ていると、「こんなのもあったな」、「これよく使ってたな」と思い出を振り返る楽しさもあった。

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【募集終了】抽選で2名様に『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』PlayStation®4版パッケージソフトウェアをプレゼント!

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12月8日(火)~12月15日(火)23:59


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■タイトル:KINGDOM HEARTS Melody of Memory <キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー>
■対応機種:PlayStation®4/Nintendo Switch™/Xbox One
■ジャンル:リズムアクション
■プレイ人数:1~2人
■発売日発売中(2020年11月11日)
■価格:6,800円+税

『KINGDOM HEARTS Melody of Memory』オフィシャルサイト
https://www.jp.square-enix.com/kingdom/kh_mom/

「KINGDOM HEARTS」オフィシャルTwitter
https://mobile.twitter.com/_KINGDOMHEARTS

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