アニメ班のお仕事・編集後記  vol. 1

Column

WHAT’s IN? tokyo アニメ班のお仕事・編集後記【その1】

WHAT’s IN? tokyo アニメ班のお仕事・編集後記【その1】

WEBメディア「WHAT’s IN? tokyo」は、2021年1月にリニューアルを予定。これに伴い、「アニメ」ジャンルでは12月末日をもって新規記事の掲載が終了となります。これまで当サイトでアニメ関連記事を読んでくださった読者のみなさん、そして関係者のみなさん、今までどうもありがとうございました。

今回はこのタイミングで、「エンタメステーション」(旧サイト)時代より約4年の歳月で初の試みとしてスタッフの「編集後記」をご紹介。当サイトでアニメ・アニソン・声優の現場を追いかけてきた編集&ライター陣が、思い出の企画・取材を振り返ります。

アイキャッチデザイン / Studio MORROW


とみたまい(ライター)

撮影 / 小賀康子

箱根駅伝が舞台の話題作! 描かれるのは大学生たちの絶妙な距離感─アニメ『風が強く吹いている』大塚剛央・豊永利行・興津和幸・株元英彰 キャスト座談会

(2018年10月23日掲載)

WHAT’s IN? tokyoで初めて書いた、思い出深い記事。4名の座談会かつ、大塚さんと株元さんは当時まだ馴染みのない声優さんだったので、時間内にみなさんの言葉をうまく引き出せるか心配でしたが、ひとたび座談会が始まったらそんな心配もどこへやら。フレッシュな大塚さん、抜群な安定感の豊永さん、変化球の答えが魅力の興津さん、そして愛されキャラの株元さんという、息もバッチリなみなさんの掛け合いが本当に楽しくて、大笑いした取材でした。

声優×2.5次元俳優が共演、アニメと実写ドラマを行き来する…!? “超次元革命アニメ”の謎を大塚剛央&染谷俊之に直撃取材!

(2018年12月20日掲載)

2次元のアニメパートと3次元の実写ドラマパートを行き来しながら展開する『Dimensionハイスクール』……って、え? どういうこと? と、ドラマパートの撮影真っ只中の現場(東京近郊の某所)にお邪魔しました。メインキャストは俳優&声優の混合チーム。初の実写ドラマ出演となる声優の石井孝英さんと大塚剛央さんを、俳優陣がさりげなくサポートしている姿が印象的でした。初のモーションキャプチャーに、すぐに馴染んだ染谷俊之さんもすごかった! 取材の帰りに食べた、大塚さんオススメの担々麺がめちゃくちゃ美味しかったのを覚えています。

撮影 / 増永彩子

「第6話はアニメ史に残る神回になる」幾原邦彦作品フリークの村瀬歩が予告する『さらざんまい』の衝撃度

(2019年4月18日掲載)

幾原邦彦監督の最新作『さらざんまい』について、矢逆一稀を演じる村瀬歩さんにお話を伺いに行ったら、イクニワールドの魅力について独自の見解も含めて存分に語ってくださるという、予想を超えた展開に。実は村瀬さん、かなりの幾原作品フリークだったんですね。そんな彼が「神回すぎる」と絶賛した『さらざんまい』第6話は、まさに神回でした。見ていない人は、いまからでも見てほしいです!

『甲鉄城のカバネリ』のヒロインはなぜこんなに可愛い? 大ヒット作・渾身の続編、荒木哲郎監督が模索する“理想のアニメの鍛え方”

(2019年5月13日掲載)

『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』完成披露舞台挨拶が終わったばかりの荒木哲郎監督に、根掘り葉掘り聞きまくったインタビュー。あまりに細かく聞きすぎて(監督もざっくばらんに答えてくださって)、ネタバレ要素は削ったものの、かなりの長文になってしまいました。遅い時間からの取材にもかかわらず、長い時間お付き合いいただいた荒木監督に感謝です。無名の可愛さについて、編集さんも含めてみんなで語り合えた、楽しい時間でした。

衝撃のアニメ化。グロテスクだけど明るく楽しい、それが…『ドロヘドロ』! 高木 渉×近藤玲奈、新たな名コンビに聞く役者道

(2020年2月4日掲載)

私にとって、2020年の1本目となる取材がコレでした。毎年100人を超える方たちを取材するなか、やはり1本目というのは「幸先のいいスタートをきりたい!」と力が入るもの。そんな力みも、チャーミングな高木渉さん&透明感あふれる近藤玲奈さんの“ほのぼのトーク”でほどよく緩み、リラックスしてお話を伺うことができました。近藤さんの問いに、先輩としてアドバイスする高木さんの言葉がとてもあたたかく、「自分にもこういう先輩がいたらよかったのになあ」と羨ましかったです。

北野 創(ライター/リスアニ!編集部)

【レビュー】これはまさに〈理想のプリキュア〉と言わざるを得ない!─15周年イヤー作品『HUGっと!プリキュア』が絶賛される深い理由

(2018年8月11日掲載)

『ハートキャッチプリキュア!』(2010年)の放送当時に激ハマりし、それ以前・以降の全シリーズを履修するプリキュア愛好家になった自分にとって、プリキュア絡みのお仕事はどれも大変思い出深く。なかでも、好きの気持ちが空回りすぎて3回ぐらい原稿を(自主的に)書き直した本記事は、正直読み返すのも恥ずかしいですが、でも読んでほしい! 当時、編集部の会議室で編集担当の柳さんに『HUGっと!プリキュア』の凄さについて1時間ぐらい一方的に熱弁した記憶が……すみませんでした!

語り出したら止まらない「プリキュア」愛。成瀬瑛美(でんぱ組.inc)、長年の夢をかなえて…「憧れていた世界だからこそ、まだまだ足りてない」

(2019年3月26日掲載)

ねむきゅん(夢眠ねむ)の自主制作シングル「魔法少女☆未満」(2010年)を当時コミケで本人から直接購入する程度にはでんぱ組.inc好きな自分にとって、えいたそ(成瀬瑛美)がプリキュアになる夢を叶えたことはあまりにも感慨深く。そんな成瀬さんと取材でプリキュアトークできたのは一生の思い出といっても過言ではないです! 過密なスケジュールだったろうにも関わらず、常に笑顔でバビューンと元気だった成瀬さん。でんぱ組.incの卒業以降もますますのご活躍を期待しております!

『SSSS.GRIDMAN』にはなぜ“日常”の音楽が(ほぼ)なかったのか。『エヴァ』『シン・ゴジラ』の鷺巣詩郎が劇伴にこめたアティチュード

(2019年1月4日掲載)

学生時代、雑誌「ブラック・ミュージック・リヴュー」の愛読者だった自分にとって、そこでコラム記事を連載していた鷺巣詩郎先生は……って、しつこい天丼はともかく、音楽家としても文筆家としても敬愛する氏に、近年のオリジナルTVアニメでは指折りの傑作となった『SSSS.GRIDMAN』の劇伴制作秘話、そして音楽家としての姿勢や特撮愛についてお話を伺えたのは、自分としても大きな経験になりました。『SSSS.GRIDMAN』絡みでは、雨宮哲監督作品・音楽プロデューサーの取材記事も担当したので、ぜひ併せてご一読を!

魔界トーナメントの圧倒的面白さと、“祭りのあと”のせつなさ。TVアニメ『幽☆遊☆白書』全話レビュー:魔界編(第95話~第112話[最終話])

(2018年10月26日掲載)

TVアニメ版『幽☆遊☆白書』の全話レビューって、改めて考えると結構無謀な企画だなあと思いますが、そういう情熱優先の無鉄砲な感じは大好きなので、仙水編からの途中参加ながら協力できて良かったです。でも、この記事の最後で触れた「仙水が地下アジトで観ていた映画のタイトル」の謎は結局解けず……誰か教えてください! それはともかく、エンタメステーション時代からいろんな「アニメ」記事を担当できて楽しかったです。さよならbye bye、元気でいてね!

須永兼次(フリーライター)

“『アイカツ!』の台本が私の教科書”声優アーティスト・田所あずさが振り返るオーディション・デビュー、そして現在・未来とは?

(2017年9月25日掲載)

アルバムのリリースに加えて、“次世代声優☆ミラクルオーディション”開催にあたってホリプロタレントスカウトキャラバンの受験からインタビュー時に至るまでのお話をお聞きした、ちょっと特殊なインタビュー。でもこれ、今こそもう1回読んでいただきたいインタビューなんですよ。記事中で語っていただいているように田所さんは『犬夜叉』をきっかけに声優の世界に飛び込んだわけですが、その続編にあたるこの秋放送開始の『半妖の夜叉姫』にメインキャストとして出演。さらに目標に掲げていた少年役も、同時にこの秋『神達に拾われた男』で達成しているんです(しかもこちらは主演)! しかも、このオーディションのグランプリ・松永あかねさんや特別賞・二ノ宮ゆいさんとは、『アイカツフレンズ!』で先輩アイドル役の立ち位置で共演。夢への一歩を踏み出そうとする少女たちへエールを送った彼女が、翌年にはそのオーディションで選ばれた後輩と共演し、そしてこのとき語った自身のルーツにも手が届いた――そんな3年を経た今だからこそ、読んでほしい。いっぱいエモい気持ちになってください。僕はなりました(笑)。

撮影 / 草刈雅之

Kalafina、石川智晶、天野月子…中国出身のアニソンシンガーが本気で選んだ“闇寄り”の20曲がすごい。暁月凛×DJ和 コラボ対談

(2019年12月19日掲載)

中国出身のアニソンシンガー・暁月凛さんと、彼女が『没入time mixed by DJ 和』にてタッグを組んだDJ和さんとの対談インタビューです。アニソンシンガーによるカバーCDというものは多々あれど、著名なDJを迎えてのカバーMIXというのがまず珍しい。しかもお話を聞いていくうちに、曲順の決定方法もそもそものレコーディングのプロセスもすごく独特だったりと、普段以上に聞きたいことが次から次へと湧き出てくるインタビューだったのです。さらには日本と、中国をはじめとする外国のアニソンシーンの違いにまで話が及んだりと、今読んでも興味深いポイント満点のはず。そういった部分も含めて読んでいただいたうえで、このCDも聴いていただけたらすごく嬉しいです。

こんな最高のお正月ってある!? 声優・内田真礼が日本武道館ライブで見せた景色と熱狂、そこに渦巻くものは“笑顔の螺旋”だった

(2019年1月18日掲載)

みなさんは“内田真礼”という声優アーティストに、どんなイメージを持っていますか? 僕は何より、リスナーにハッピーを届けてくれるアーティストだと感じています。もちろん葛藤や哀しみを形にしたり、優しく寄り添うようなときもある。でも最後には、自然と内側から生きる勇気が沸いてくるような、活力を与えてくれるんです。そんな彼女にとって、元日の日本武道館公演というのはピッタリ以外の何物でもありませんでした! 縁起良く船形のステージに乗って、観客を巻き込んだ最高のパフォーマンスを披露。正直仕事ながら最高の年明けを迎えさせていただいたと今でも思っていますし、あの日あの場にいた数千人全てが同じ感情を抱いて帰途についたと確信しています。そんな彼女の生のライブがまた近いうちに実現して、“思い出更新”できることを願ってやみません。今の世の中には、内田真礼のステージが、必要です!

今さら野暮?とはわかっているけれど…ガチレビュー『ポプテピピックALL TIME BEST』 “悪ふざけ”の3カ月を、詰め込みすぎの123曲で総括!

(2018年5月28日掲載)

割とビビりな性分の僕ですが、この記事のお話をいただいたときには「これは割とぶっ壊れて書いたほうがいいやつだな」と確信しました。元々好きな作品ではありますがリスペクトは最後まで忘れずに、情報の正確性だけは損なわないよう確認も重ねつつ。ただその点以外は、過去イチノリで書いたような気がします。なので書いている最中の記憶はあまりないのですが、ブレーン・ストーミング的に文字数を考えずにノリで想いのままを書いていったら恐ろしい文字数になったことだけはよく覚えています。そこから理性に基づいて内容を絞ったり、表現を(多少)改めていくのが唯一の苦労。ノリって怖いぜ。あと、原稿お納めのときに急にヘタれて「これ怒られるのでは……?」とちょっとビクビクしていました。結果? 読んでいただければお察しいただけると思います。
寛大なスタッフさんたちと、まだまだお仕事したかったなぁ……。

撮影 / 能美潤一郎

特集『NEW GAME!』とfourfoliumと私

(2016年9月~10月掲載)

初めて「WHAT’s IN? tokyo」さん(当時は「エンタメステーション」さんでした)で続き物の企画を担当させていただいたのが、『NEW GAME!』のメインキャストで結成されたfourfoliumの4人へのインタビュー。いろいろな作品やライブ・イベントなどを通じて御活躍を拝見すると、今でもすごく嬉しくなります。そんなみなさんへのインタビューを行なったのは、TVシリーズ第1期が放送されていた時期。作品のことと、お仕事に関するこれまでの道のりやこれからの目標についてを半々ぐらいの配分でお聞きしました。今以上にさらにフレッシュだった時期にみなさんがそれぞれ持たれていた想いに、改めて触れていただけたら嬉しいです。

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