Interview

『新解釈・三國志』で福田組初参加の岩田剛典が振り切った演技で笑いを誘う!「”鼻につく”なんて言われたのは初めて」

『新解釈・三國志』で福田組初参加の岩田剛典が振り切った演技で笑いを誘う!「”鼻につく”なんて言われたのは初めて」

個性豊かなキャラクターと引き込まれるストーリーが根強い人気を誇り、世代を問わず愛されている『三國志』。日本でも小説や漫画、ゲームなどのコンテンツが作られ、多くの人々を魅了してきた。ただ、語られる逸話の中には現実味に欠ける話や解き明かされていない謎も存在する。そんな超有名歴史エンターテインメント『三國志』を、「銀魂」シリーズや「今日から俺は!!」シリーズで知られるコメディ界屈指のヒットメーカー・福田雄一監督が”福田流の解釈”で完全オリジナル実写映画化(12月11日(金)公開)。主人公の劉備を演じる大泉 洋のほか、佐藤二朗、ムロツヨシ、山田孝之、小栗 旬、賀来賢人、橋本環奈ら福田組おなじみの顔ぶれが集結し、『三國志』を知っている人も知らない人も楽める極上コメディへと昇華させた。

今回は、福田組初参加にして”鼻につく自称イケメン将軍”・趙雲というクセの強いキャラクターを演じた岩田剛典に、「新しい一面を見せられた」と語る役柄のことや撮影現場で感じたことなどを聞いた。

取材・文 / 上條真由美 撮影 / 増永彩子


初参加の福田組に緊張。「君にぴったりの役がある」と監督から直接オファー。

新解釈・三國志 岩田剛典 WHAT's IN? tokyoインタビュー

福田監督とご一緒されるのは今回が初めてですよね。

はい。もともと福田さんの作品が大好きで、「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ、いろんなドラマや映画を拝見させていただいていました。2年ほど前に福田さん演出のミュージカルを観劇させていただき、本番終わりに食事をする機会があったんです。そこでいきなり「君にぴったりの役があるんだ」と本作のオファーをいただきまして。以前からご一緒したいと思っていたので、「ぜひ!」とお返事させていただきました。

福田組常連の役者さんが多いですが、気負いはありましたか?

共演シーンのある役者さんが少なかったのでそこまで気負いはありませんでした。それよりも、福田さんとご一緒させていただくという緊張のほうが大きかったですね。

”鼻につく自称イケメン将軍”の趙雲という役柄について、福田監督からはどのような演出がありましたか?

趙雲は三國志の中でも特に人気の高い人物ですが、広く知られているかっこいい部分にフォーカスするのではなく、しっかりとキャラクターを立たせたいというお話がありました。「とにかく鼻につくように」とのことだったので、現場ではそのことばかりを考えていましたね(笑)。僕自身、コメディ作品は初めてで、これまで人を笑わせるお芝居をしたこともなかったので、最初は少し戸惑いましたが、スタッフさんの笑い声が聞こえてくるかを基準にしたりして。福田さんからOKが出たら「これでよかったんだ」と自信を持つようにしました。

劇中で「鼻につく」と何度も言われていましたね(笑)。岩田さんは「鼻につく」なんて言われたことないんじゃないですか?

あははは(笑)。たしかに初めて言われました。そういうキャラでやってないですからね(笑)。趙雲は周りから「鼻につく」と言われることで活きるキャラクターだったので、福田さんの指示のもと思いっきりやらせていただきました。本人が無自覚ってところがまた面白いんですよね。イラッとするけど憎めない、愛すべき男です。

新解釈・三國志 岩田剛典 WHAT's IN? tokyoインタビュー

セリフの間の取り方が絶妙で何度も笑ってしまいました(笑)。

笑っていただけて嬉しいです! あれは福田さんから「限界までためてほしい」と言われました。福田さんって、段取りのときに「こんなふうに動いてほしい」とご自身でやって見せてくださるのですが、それがミュージカルチックでめちゃくちゃ面白いんですよ。だから、その後のやりづらさといったら…!(笑) それを越えないといけないというプレッシャーもありましたが、その分やりがいがありましたね。

登場シーンでダンスを披露されていましたが、岩田さんがパフォーマーとして活躍されているからこその演出なのでしょうか?

そうですね。ただ、あらかじめ決まっていたわけではなく、現場で福田さんから「踊ってみて」と言われたんです。動きが見えづらい衣装だったので、自由に踊りつつ、映像映えするようにターンなどわかりやすい動きを入れることを意識しました。

アクションシーンも踊っているかのような軽やかさでした。

ありがとうございます! 素手での殴り合いのシーンはやったことがあったのですが、甲冑を着たり、槍を持ってする殺陣は初めてだったので、念入りにリハーサルを重ねました。初日からワイヤーアクションの撮影で体がバキバキになったのを覚えています(笑)。乗馬も今回が初めてだったので、クランクイン前に練習場に通いました。はじめはお尻が痛くなったり大変でしたが、乗れるようになると馬への愛着も深まって……かわいくてしかたがなくなりました。

遊園地のようにワクワクする映画。渡辺直美さんの演技には笑いをこらえられなかった。

新解釈・三國志 岩田剛典 WHAT's IN? tokyoインタビュー

初めて尽くしの現場だったのだなとお話しを聞いて改めて思いましたが、大泉 洋さんとのご共演も初めてですよね。印象をお聞かせください。

とても気さくな方でした。冗談を言ったりして現場を和ませつつ、座長として、どしっと構えてくださっていたので、胸を借りるつもりでお芝居させていただきました。劉備は大泉さんそのままという感じ。大泉さんが演じたからこそ、あれほど魅力的なキャラクターになったと思いますね。

ムロツヨシさんも初共演ですよね?

はい。でも、なぜかそんな感じがしなかったんですよね。ムロさんは物腰が柔らかくて紳士的な方。普段お笑いスイッチみたいなものも感じなかったので、あがってきた孔明のキャラクターを見て、「やっぱり役者さんだな。すごいな」と思いました。

完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

キャラクターやストーリーが面白いだけでなく、入れ代わり立ち代わり有名な役者さんが出てきて本当に贅沢だなと。遊園地のようにワクワクする作品でした。

驚きの豪華キャストですよね!

まず、語り部が西田敏行さんって……度肝を抜かれました。福田さんも「オファーを受けていただけた」とびっくりされていましたからね。撮影でお会いする方は限られていましたが、せっかくこれだけの役者さんが集まったので、「勢揃いのシーンがあったらよかったのにな」なんて思ってしまいます。

渡辺直美さん演じる貂蝉が舞を踊るシーンは思わず笑ってしまいました(笑)。岩田さんが笑っている姿もそのまま採用されていましたね。

渡辺直美さん最高ですよね! フルスイングで来られたので、笑いをこらえようとしたけど無理でした(笑)。本番一発勝負で「全員笑っちゃったけど大丈夫なの?」って感じだったのですが、そのまま使われていて福田さんの作品ならではだなと思いました。試写でもあのシーンは一番笑いましたね。あのシーンだけでももう一回観に行きたいくらい(笑)。劇場でも吹き出す方がたくさんいらっしゃると思います。

スイッチをオフにしたらオーラゼロ。「帰り支度が早すぎて驚かれました(笑)」

新解釈・三國志 岩田剛典 WHAT's IN? tokyoインタビュー

福田組の現場で驚いたことはありますか?

福田さんは笑いのシーン以外は細かくチェックせず、アクションシーンだったらアクション監督に任せているんです。自分のこだわりポイントがはっきりされていて、その割り切り方が気持ちいいなと思いました。

逆に驚かれたことは?

帰り支度の早さですね。撮影から戻ってきてメイクを落として帰るまでが1分くらいで、スタッフさんに「早!」と驚かれました。でも、グループのみんなも同じで、どの現場でもそうなので、逆に「これって早いんだ」と(笑)。

どのタイミングでオフモードになるんですか?メイクを落としたら?

いえ、スタジオを出るまではスタッフさんがいらっしゃるので、車に乗ってドアを閉めた瞬間ですね(笑)。僕はオンとオフをすごく切り替えるタイプで、仕事のとき以外はずっとスイッチをオフにしているので、街中を歩いていても一切気づかれません。オーラゼロですよ(笑)。

新解釈・三國志 岩田剛典 WHAT's IN? tokyoインタビュー

オフの姿も気になります(笑)。岩田さんは歴史がお好きだと伺いました。歴史上で好きな人物はいますか?

真田幸村が好きです。語りだすと長くなってしまうのでやめておきますが(笑)、勇敢な活躍はもちろん、散りざまもかっこいいんですよね。好きすぎて中学生のときに夏休みの自由研究のテーマにして、幸村が流鏑馬(やぶさめ)をしている姿の粘土細工をつくったくらいです(笑)。それが評価され、校内で賞もいただきました。

熱量がすごいですね! 最後に、少し早いですが2021年の抱負を教えてください。

今年は自分が思うような活動ができない1年でした。ここ数ヶ月でようやく表現の場が増えてきましたが、オンラインだったりと去年までとはまったく違うかたちです。来年は対人でライブやイベントができるようになることを心から願っています。今年失った時間をがむしゃらに取り戻したい。それが来年への一番のモチベーションになっていますね。演技のことでいうと、影のある役が続いたので明るい役をやりたいモードです(笑)。

趙雲を演じた影響もあるんじゃないですか?

そうかも(笑)。趙雲は底抜けに明るくてクセも強いですが、間違いなく自分の新たな一面を見せられたと思っています。これから出演作の公開が続くのですが、演じたキャラクターにかなり振り幅があるので、僕を見たくて映画館に足を運んでくださる方がいるとするならば、ギャップを楽しんでいただけたら嬉しいですね。

毎回新しい環境でひとつの作品をつくりあげていけるのがこの仕事の魅力だと思っていて。今回、福田さんや素晴らしいキャストの皆さんとご一緒できてとても幸せでした。来年も素敵な出会いがあることを期待して頑張りたいと思います!

ヘアメイク / 下川真矢(BERYL) スタイリスト / 桶谷 梨乃(W)

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岩田剛典さん直筆サイン入りチェキ
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12月8日(火)~12月15日(火)23:59


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岩田剛典

1989年、愛知県生まれ。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのパフォーマーとして活動する一方で、ドラマ『崖っぷちホテル!』(18)『シャーロック』(19)、映画『去年の冬、きみと別れ』(18)『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18)『AI崩壊』(20)などの話題作に出演し、俳優としても活躍中。主演映画『名も無き世界のエンドロール』が2021年1月29日に公開予定。

オフィシャルサイト
https://www.exile.jp/profile/member.php?id=1000511

オフィシャルTwitter
@T_IWATA_EX_3JSB

オフィシャルInstagram
@ takanori_iwata_official

映画『新解釈・三國志』

12月11日(金)全国公開

出演:大泉 洋 賀来賢人 橋本環奈 山本美月 岡田健史 橋本さとし 高橋 努 岩田剛典 渡辺直美 磯村勇斗 矢本悠馬 阿部進之介 半海一晃 ムロツヨシ 山田孝之  城田 優  佐藤二朗 西田敏行(語り部) 小栗 旬

脚本・監督:福田雄一
主題歌:福山雅治「革命」(AMUSE / UNIVERSAL J)
配給:東宝

オフィシャルサイト
shinkaishaku-sangokushi.com

©2020映画「新解釈・三國志」製作委員会