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追い詰めるか、それとも逃げ切るか!? ハイグレードなグラフィックになって帰ってきた『ニード・フォー・スピード:ホット・パースート リマスター』レビュー

追い詰めるか、それとも逃げ切るか!? ハイグレードなグラフィックになって帰ってきた『ニード・フォー・スピード:ホット・パースート リマスター』レビュー

エレクトロニック・アーツは、2020年11月6日に『ニード・フォー・スピード:ホット・パースート リマスター』をPlayStation 4/Xbox One/PC/Nintendo Switch(Switch版は11月13日発売)でリリースした。本作は2010年作のオリジナル版からのリマスター版として、クロスプラットフォームプレイ対応やグラフィックを強化。レーサーと警察とのハイスピードでスリリングなレースやカーチェイスが楽しめる作品だ。筆者は『ニード・フォー・スピード』(以下『NFS』)シリーズが大好きで、その中で最もやり込んでいた作品と言う事もあり、まさかリマスター版で帰ってくるとは夢にも思わなかったので嬉しくなった。ゲーム概要はもちろん、どのあたりがパワーアップしたかをじっくりとお伝えしたい。

文 / mktn


驚くほど強化されたビジュアルと
帰ってきたクラッシュシーン!

ニート・フォー・スピード:ホット・パースート リマスター WHAT's IN? tokyoレビュー

まず一番はじめに注目したいのは、何と言っても高解像度に進化したビジュアルにあるだろう。10年前にPS3とXbox 360で発売されたものから見た目は大きく進化したので、すぐにそのすごさを体験することができる。『ホット・パースート』の醍醐味と言えばド派手な車の大破シーンなのだが、近年の『NFS』シリーズではクラッシュ演出がカットされていたので、改めて大胆なカメラワークを体験できるのはかなり嬉しいポイント。まるで映画のワンシーンのような豪快かつドラマティックな演出は、これぞ私が大好きな『NFS』という感じ!

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▲こちらは10年前のXbox 360版『ホット・パースート』。当時プレイした時でもかなり鮮明なグラフィックに驚いていた

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▲こちらが本作。オリジナル版と比べて見てみると、グラフィックのレベルがグンと上がっていることがわかる

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▲夢とロマンが詰まった高級スポーツカーの警察車両。中からハリウッド俳優が出てきそう

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▲2014年に公開された映画『ニード・フォー・スピード 』を思い出すほどの映画さながらの大破シーン

限界ギリギリのデッドヒート!
激しいカーチェイスの幕開け!

本作には通常の公道レースに加え、このゲームの一番見どころはホット・パースート、つまり追って追われてのカーチェイスにあると言ってもいい。他のレースゲームと比べて、比較的ハンドルは軽めでドリフトがしやすい感覚なので、車の操作はさほど難しくはない。カーチェイスではタクティカル兵器を使った鍔迫り合いがキモとなるだろう。レーステクニックだけでなく、強力なウェポンを駆使したライバルとの攻撃の読み合いがめちゃくちゃ面白い。

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レーサーが所有する兵器は、「スパイクベルト」「EMP」「ジャマー」「ターボ」の4種類。スパイクベルトは後ろについた相手の車を目掛けてスパイクを仕掛け、タイヤをパンク(厳密には足止め)させることができる。EMPは電磁パルスを使って目の前に居る相手の車を攻撃することができ、ダメージを与える事が可能だ。ジャマーはジャミング攻撃で相手のEMP攻撃から身を守ったり、相手の攻撃を阻止し、「ターボ」ではナイトロ以上の猛スピードで駆け抜ける事ができる。

かたや警察の所有する武器は、「スパイクベルト」「EMP」「ロードブロック」「ヘリコプター」とこちらも4種類。スパイクベルト やEMPはレーサー同様の性能を発揮でき、ロードブロックは、警察車両を盾にして道路封鎖して相手の足止めにすることができる。ヘリコプターは、相手を追跡しながらスパイクベルトを上から落としてこちらも足止めとして使える。

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自身や相手の車にはそれぞれゲージがあり、これが0になってしまうと大破。ウェポン以外の攻撃でも車を当てるだけでゲージを削ることができるのだが、猛スピードで車や壁に激突してド派手にクラッシュしてしまうと、大ダメージを受けることも。ドライビングの腕を磨き、カーチェイス戦ではあえて反対車線に入って相手の腕を試すのも面白いかも!?

筆者はオリジナル版で何度もクラッシュを味わってきたのだが、この10年でドライビングテクニックもさぞかし上がったことだろう……とオンライン対戦に挑んでみたものの、30秒で大破。腕はしっかり訛っていた。くぅ……さらなる練習あるのみ!

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▲レーサーを猛スピードで後ろから突いたクラッシュさせたシーン。相手の車を大破させた時の爽快感にアドレナリン全開

▲警察がロードブロックを展開した様子。完全に警察車両で封鎖されているわけでなく、車1台が通過できるスペースは確保されている。この隙間を縫って避けるのがドラテクの見せどころ! うまく通過できたら空いている隙間にスパイクを設置し、あえてこちらから完全封鎖してしまうのも良し

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シングルで遊ぶ「キャリア」では、レーサーか警察車両かいずれかに乗り込み、バトルに勝つと新しいマシンやアイテムを入手、次のステージを選んで進めていく。

「キャリア」以外には、自分のタイムレコードやランクをリアルタイムに更新することのできる「Autolog Recommends」からフレンドにレースを申し込んだり、お気に入りの写真をアップしたりと様々な楽しみ方がある。オンラインの「Online Hot Pursuit」では、世界中の人やフレンドたちと熱いバトルを繰り広げられるはずだ。

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本作にはマルチプレイによるフリーランはないのだが、レースやカーチェイスを思いきり楽しみたい人には打ってつけ。オンライン対戦は異機種間でも一緒に遊べるクロスプラットフォームプレイを実装したことで、より多くのプレイヤーと遊ぶことができるだろう。レース中のクラッシュシーンによるラグが心配だったが、全く気にならず遊べたことも高評価ポイントとして挙げておこう。

さあ、今日もお気に入りの車種に乗ってアクセル全開でぶっちぎるぞ!


■タイトル:ニート・フォー・スピード:ホット・パースート リマスター
■発売元:エレクトロニック・アーツ
■対応ハード:PlayStation 4、Xbox One、PC、Nintendo Switch
■ジャンル:アーケードレースゲーム
■対象年齢:12歳以上対象
■発売日:発売中(2020年11月6日)※Nintendo Switch版は11月13日
■価格:パッケージ版・ダウンロード版 3,909円(税別)


『ニード・フォー・スピード:ホット・パースート リマスター』オフィシャルサイト

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