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ガンダムマニアじゃなくても楽しい! 40周年飾る“凄すぎるガンプラ”総まとめ。写真特集「GUNPLA EXPO 2020」

ガンダムマニアじゃなくても楽しい! 40周年飾る“凄すぎるガンプラ”総まとめ。写真特集「GUNPLA EXPO 2020」

ガンダムのプラモデル=“ガンプラ”の誕生から今年で40年! これを記念したイベント「GUNPLA EXPO TOKYO 2020 feat. GUNDAM conference」が、2020年11月12日より4日間にわたり東京・新宿で開催。コロナ禍でこうしたイベントがオンライン開催となることも多いなか、「GUNPLA EXPO」は感染症防止対策を徹底した上で現地+オンラインという形での実施に。ガンプラ40周年を記念したさまざまな新商品・コンテンツ発表の場としてガンダムファンを喜ばせました。

この会場では初お披露目の商品を含め、HG、RG、RE/100、MG、PG、BB戦士などのシリーズ総計約600点を超えるガンプラを一堂に展示。今回はこれらの展示から、ガンプラを「ちょっとかじっている」程度の人でも楽しめるように、異なる7つの「すごさ」を切り口にまとめてレポートします。

取材・文 / 柳 雄大


※記事の最後に、150体以上のガンプラ展示写真をまとめたフォトギャラリーを用意しています!

【1】組み立て工程の演出が半端じゃない“究極のガンプラ”

『PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2ガンダム』価格:税込27,500円 2020年12月発売予定

まずはガンプラの最高峰、1/60スケールの「PG」(パーフェクトグレード)から、ガンプラ40周年記念モデルとして発売される『PERFECT GRADE UNLEASHED(パーフェクトグレード アンリーシュド)1/60 RX-78-2ガンダム』に注目。全高約300mmのビッグサイズ、かつ超精密な作りであることはもちろん、「作る過程」の楽しさにこだわった演出が特徴の一品です。

内部のフレームから順番に組み上げていくことで実現した、「本物のMSを建造する」疑似体験。その一方で、制作の工程ごとにランナーを破棄できる(パーツを探す時間を短縮できる)など、組み立てやすさも進化しています。全身53か所のハッチオープンギミック、本体内部には4色に光るLEDユニットも搭載し、完成後が楽しみな遊びも多数。これだけの内容で27,500円はむしろ安い! と思わせてくれる究極のガンプラです。

【2】超簡単組み立てながら、マニアも唸らせる入門編ガンプラ

『ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム(ライトパッケージVer.)』価格:税込550円 2020年12月発売予定

こちらは、先に紹介した「PG」の約1/10のパーツ数で構成される“次世代のファーストガンプラ”こと「EG」(エントリーグレード)のガンダム。接着&塗装不要なのはもちろん、工具(ニッパー)もシールも不要、そして部位ごとにまとまっているランナーなどの配慮もあり、初心者向けを徹底したモデルです。

そんな組み立ての簡単さとは裏腹に、1/144のガンプラとして整ったフォルム、全身の可動域の広さ(よく動く!)などマニアを唸らせる完成度でも話題に。武器(ビームライフル)などを省いた低価格版の「ライトパッケージVer.」は550円と超お手頃なこともあり、『PERFECT GRADE UNLEASHED』とは対照的な40周年ガンプラといえるでしょう。

【3】「ガンダムとは?」を考えさせられるガンプラ最新シリーズ

『HGUC 1/144 ペーネロペー』価格:税込7,480円 発売中

待望のガンダム「宇宙世紀」シリーズ最新作、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の劇場用アニメーション公開日が2021年5月7日に決定! これにあわせ、作品に登場するモビルスーツのガンプラ化が発表されています。本作では「ペーネロペー」や「Ξ(クスィー)ガンダム」といった、異形のビジュアルで知られるガンダムが登場。「GUNPLA EXPO」での展示で、その存在感を早くも見せつけていました。

またここでは、TVアニメ終了後も公式の外伝作品が続く『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のガンプラにも注目。「ガンダム」の名を冠しつつ従来の「ガンダム」の概念を超えた見た目(特に顔!)の機体が多いシリーズで、「ガンダムとは?」と思わず考えさせられてしまいます。とはいえ、どれもカッコいい!

【4】“ガンプラのアニメ”から飛び出した「合体ロボ」すぎるガンプラ

今年8月に第2シーズンが完結した、“ガンプラ”そのものを題材にしたアニメ作品『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE(リライズ)』。そのクライマックスに登場した「リライジングガンダム」は、男子のロマンあふれる「合体ロボ」なガンプラでした。

“コアガンダムⅡを基点にチーム・ビルドダイバーズの全機合体によって完成する巨大ガンプラ。考え得る最大火力の解放を目的とした本機は、超戦略級の必殺技「グランドクロスキャノン」を会得。発動する際は機体の各部を巡るエネルギーの奔流によって、全身が眩い金色へと変化する”(『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』公式サイトより)

実際に4体のガンプラを買い集めることで「リライジングガンダム」に合体できるほか、4体セットの豪華版として、必殺技使用時の「グランドクロスカラー」(金色)版も発売。「ガンプラの発想の自由さ」を表現するアニメに登場したガンプラの最終形態が、このように商品化されている状態そのものが壮観です。

【5】来年からの本格展開が楽しみ!「SDガンダムワールド」の自由すぎる世界観

頭身低めの「SDガンダム」は2021年からの新展開が発表。まずは海外で先行配信されたアニメシリーズ『SDガンダムワールド 三国創傑伝(さんごくそうけつでん)』が2月より日本国内でも放送・配信されることに。さらに、この『三国創傑伝』からの流れをくむ新アニメシリーズ『SDガンダムワールド ヒーローズ』も4月より放送・配信されることが明らかになっています。

「三国志演義」をモチーフにした『三国創傑伝』に対し、『SDガンダムワールド ヒーローズ』では「悟空インパルスガンダム」や「信長ガンダムエピオン」なども登場。かなり自由な(モチーフや国籍を問わない)世界観になっているようです。これまでTVアニメ化の機会がそれほど多くなかったSDガンダムの新展開ということで、数々のガンプラとともに筆者個人的にも期待したいシリーズ。

【6】「実物大ガンダム立像」を再現する胸像型・巨大ガンプラ!

『REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)』価格:未定 2021年夏発売予定 「プレミアムバンダイ」にて申込受付予定

東京・お台場に2017年から展示されている「実物大ユニコーンガンダム立像」もガンプラに。今回新たにお披露目されたのは、ユニコーンガンダム最大の特徴として知られる「自動変形ギミック」を再現する、巨大な胸像タイプのガンプラ『REAL EXPERIENCE MODEL RX-0 ユニコーンガンダム(AUTO-TRANS edition)』!

赤色(または緑色)の発光とともに、ユニコーンの角を思わせる頭部アンテナがV字型に割れ、フェイスガードの中からガンダムの顔が現れる……という自動変形機構をガンプラでも再現。さらにキャラクターボイスや劇中楽曲・SEも収録し、これ1つでアニメ劇中シーンを再現できるモデルになるとのこと。発売は来年夏の予定で、価格がいったいいくらになるのかが大変興味深いところです。

ガンダム立像関連では、横浜で12月より公開予定の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」18m実物大ガンダムにも注目が集まります。こちらは『1/48 RX-78F00 GUNDAM(BUST MODEL)』として、発光ギミックつきでの商品化が決定。さらに来年は中国・上海で『機動戦士ガンダムSEED』フリーダムガンダムの実物大立像も設置される予定で、これに関連したガンプラも着々と準備が進んでいるもよう。

【7】ガンダリウム合金製の“一番高いガンプラ”

『ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム』価格:税込220,000円(送料・手数料別)「プレミアムバンダイ」限定販売 ※国内受注は終了

ガンダムの装甲材質に用いられているとされる「ガンダリウム合金」の再現をこころみたガンプラ、その名も『ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム』。こちらは『機動戦士ガンダム』の劇中設定を徹底的に研究し、チタニウム(Ti)、アルミニウム(Al)、希土類イットリア(Yo)を混ぜた合金を、最新の金属成形技術で精製。その特別な“地球製ガンダリウム合金”を装甲として組み立てられるようにした……というガンプラです。

全身の装甲が合金パーツとあって、もはや“プラ”ではない気もしますが、れっきとした「ガンプラ」ブランドからの発売。そしてお値段なんと22万円(!!)という超高額商品ながらも、受注販売も即完売の人気ぶりで話題に。40周年イヤーにまたひとつ伝説を作ってしまった一品なのでした。

まだまだ紹介し足りないガンプラ、150体以上をまとめました

『GUNPLA 40th メモリアルセット』価格:税込5,000円(イベント限定商品)

さまざまな最新ガンプラを「いいとこ取り」で紹介してきましたが、上記は「GUNPLA EXPO TOKYO 2020」の全体像のほんの一部にすぎません。ラストは、上記の枠組みで扱いきれなかったものを中心に150体以上のガンプラをフォトギャラリーに凝縮。会場に足を運べなかった方にも楽しんでいただけたら幸いです。

フォトギャラリー(タップで拡大できます)

『GUNPLA EXPO TOKYO 2020 feat. GUNDAM conference』オープニングセレモニーのトークゲストに登壇した3人。(左から)ROLANDさん、本郷奏多さん、土田晃之さん。

『GUNPLA EXPO TOKYO 2020 feat. GUNDAM conference』

2020年11月12日(木)~11月15日(日)新宿住友ビル 三角広場にて開催

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