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浅香航大、映画『とんかつDJアゲ太郎』で共演した北村匠海との共通点を明かす。「だから肌が感じが合ったのかもしれない」

浅香航大、映画『とんかつDJアゲ太郎』で共演した北村匠海との共通点を明かす。「だから肌が感じが合ったのかもしれない」

映画『とんかつDJアゲ太郎』がついに10月30日の“フライ”デーに公開される。渋谷にある老舗とんかつ屋の三代目でDJを目指すアゲ太郎の恋と青春をコミカルに描いた音楽映画で、主演の北村匠海が扮するアゲ太郎には旅館、書店、電気屋、薬局とそれぞれが三代目の地元っ子である“道玄坂三代目ブラザーズ”という仲間がいる。アゲ太郎のDJ修行を手伝い、恋を応援し、リアルな渋谷の街を縦横無尽に走り回り、ダンスやラップまで披露した“道玄坂三代目ブラザーズ”から「東横ネオン電飾」の三代目、夏目球児を演じた浅香航大に「素か撮影かわからなかった」という撮影の裏話を聞いた。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 増永彩子


コメディだけど、「アゲ太郎を含めた“道玄坂三代目ブラザーズ”の絆だなって思った」

とんかつDJアゲ太郎 浅香航大 WHAT's IN? tokyoインタビュー

最初にオファーを受けた時の率直な心境から聞かせてください。

原作を知らなかったので、企画書をもらった時に、「なんだこれは? 大丈夫か?」って一瞬思いましたけど(笑)、そのあと原作も読んで、シュールな作風で面白いなと思いましたし、コメディ要素の強い映画はあまり経験がなかったので、楽しそうだなと。あと、音楽が好きなので、どういう風な撮影をしていくのか、どんな作品になるのかなって興味がありました。撮影中から仕上がりまで、音楽と触れる機会がたくさんあるのは楽しみでした。

浅香さんは普段はどんな音楽を好んで聴いてるんですか。

僕はテクノやエレクトロが好きです。今回はヒップホップとか、DJ界隈での王道やヒットチャートの曲がメインでしたけど、クラブのシーンで、大きい音で音楽が聴けるのは嬉しかったですね。

とんかつDJアゲ太郎 浅香航大 WHAT's IN? tokyoインタビュー

主演の北村匠海さんもライバル役の伊藤健太郎さんもアナログレコード好きなんですよね。

そうそう。伊藤くんとはほとんど絡みがなかったんですけど、匠海くんもテクノが大好きなので、撮影中はお互いの音楽を共有したりして。撮影が終わった後も、「今、バーベキューしてるんだけど、合いそうな曲ない?」ってラインで聞いたりしてました。彼が作って、送ってくれたプレイリストを聴いたりしてましたね。

浅香さんもキャンパーなんですか。北村さんも伊藤さんもキャンプ好きなんですよ。

え、そうなんですか! 僕はキャンプ大好きです。音楽好きで、キャンプ好きだから、肌の感じが合ったのかもしれないな。

北村さんにはどんな印象を抱きましたか。

彼はほんとに真面目ですね。音楽活動もやってるから、映画の撮影が終わった後に、レコーディングやMV撮影、ライブのリハが入っていたりして。その中でも終始、みんなと同じテンションで現場にいるし、作品について監督と意見交換もする。みんなで「あのシーン、どうしたらいいかな?」っていう悩みも共有したりしながら現場にいる佇まいは、僕より年下ですけど、すごいなって思いました。

コメディではあるけど、ただ楽しいだけじゃなく、悩みや葛藤もあったんですね。

そうですね。監督もこだわりがあるタイプだったので、ぶつかったりもしました。その、ぶつかった部分をみんなでリカバリーしながら、みんなで向き合ってて。その出来事にちゃんと対処して、よりいい作品にしていこうっていう一体感はありました。

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伊藤さんとはほとんど絡みはないですが、浅香さんの目にはどう映りました?

匠海くんと仲がいいっていうのは知っていましたし、はたから見てても、熱い男だなっていう印象を受けました。作品に対する思いもそうだし、「北村匠海主演の映画に出る」という、仲間としての熱い思いが現場にいる佇まいからも溢れ出ていて。カッコいいなと思いました。

ご自身の役柄はどう捉えましたか。原作ではそれほど深く描かれてはいないですよね。

そうですね。撮影に入る前にちょっとリハーサルをしたんですけど、現場でもぽんぽん変わったりして。やっぱり、葛藤というか、難しさはありました。コメディとはいえ、監督の作風もあるし、劇中におけるバランスもある。あとは、三代目ブラザーズとしてどういう方向に向いているのか。現場の空気感を感じながら、慎重にやっていったと思います。

その方向性は掴めましたか。

基本にあるのは、アゲ太郎を含めた“道玄坂三代目ブラザーズ”の絆だなって思ったんですよね。青春ストーリーが軸になってるなって。だから、演じる上で、アゲ太郎を応援する気持ちとか、仲間同士のつながりを大事にしました。渋谷育ちのくせに冴えない奴らが、新しいカルチャーに触れて、成長していく。コメディというよりは、そっちの方向性を大切に考えていました。

道玄坂ブラザーズのメンバーとの関係性というか、あのノリはどう作っていきました?

やっぱり馴染むまでは時間はかかりましたけど(笑)、ご飯に行ったりとかして。みんな個性的でキャラが違うんですよ。控え室にいる時の過ごし方も全然違うけど、その凸凹感がよくて。みんな、それぞれがそれぞれに持ってないものを持ってる。お互いにないものを補いながらいる佇まいが、三代目の雰囲気にも繋がったと思います。とにかく、丸山旅館の三代目を演じた加藤 諒くんには助けられましたね。ずっと喋ってるし、現場を盛り上げてくれて(笑)。面白いことをしてみんなで笑いあったりしたし、ダンスの練習もあったので、コミュニケーションをとる時間はいっぱいあったなと思います。

とんかつは、父との思い出の味。「昔からよく休日に連れてってもらいました」

とんかつDJアゲ太郎 浅香航大 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ダンスに加え、ラップも披露しました。

ダンスはまぁまぁすぐに覚えられましたけど、ラップは初挑戦だったので、全然わからなかったです(笑)。気持ちでやりました。

三代目の中では夏目がリーダーっぽいので、常に率先してやってるように見えました。

そうですね。ダンスもラップもあれが正解かどうかはわからないですけど(笑)、アゲ太郎との心のつながりは多少、強いような気はしてました。

撮影で特に印象に残ってることはありますか。

真面目なシーンもありますけど、基本、三代目といる時はふざけていて。控え室にいる時もみんなでゲームしたり、ダンスの練習をしたりとか、ずっとふざけてる流れのまま、撮影もやっていって。だから、撮影の時に「ちょっとテンションが高すぎる」って言われたこともありました(笑)。なんというか、ほんとに控え室にいるときの素の状態と、撮影中の境目がわからなくなっちゃったんですね。ワイワイしてるみんなのグルーヴ感を保ったまま、現場と撮影の合間を過ごせた。みんなのおかげで、みんなと一緒に乗り越えたっていう感じはあります。

細かい演出もあったんですか。例えば、溜まり場で曲を流して騒いでるときか。

監督も「エチュード」って言ってましたけど、「はい、どうぞ」っていうタイミングもありましたね(笑)。いやいやいやって思いながらも、みんな、ほんとに個性が違うからやることも違ってて。友達といるみたいな感覚でした。

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楽しみにしていたクラブでの撮影は?

ワクワクしてたんですけど、正直、大変でした。ずっと踊ってたんですよ。華やかなシーンだし、山場だし、三代目たちの集大成ではあるけど、撮影は暑いし、汗だくになって大変でした(笑)。でも、エキストラさんもダンスをやってたり、音楽好きな人が集まってくれてて。音楽好きっていう一体感はあったと思いますし、すごい曲をたくさん使ってますよね。そういうクラブカルチャーが日本のエンタメにも浸透するきっかけになったらいいなと思います。

今回、いろんな衣装も着てますよね。

普段は作業着にタオルをまいてるけど、クラブにいくためにタキシードをきたりして(笑)。

浅香さんのコスプレがすごく新鮮だったんですよね。意外でもあったというか。

確かに、そうですね。個人的には楽しんで、喜んでやりました(笑)。とんかつの被り物を被って、街を歩いたりとか。渋谷のハチ公前で撮影なんて、あんまり機会ないじゃないですか。

フワちゃんとのYouTube撮影もあって。

そうですよね! 撮影は1年前にやってるんですけど、今や大人気ですもんね。テレビで見ない日はないし、まさにYouTuberの代表になってて。ほぼゲリラでしたけど、終始、ワクワクする撮影でしたね。みんなでふざけあって、笑ってました。

(笑)。完成した作品を見て、ご自身ではどう感じましたか。

二宮 健監督の映画なので、お洒落に仕上がってましたし、音楽も豪華だし、華やかな作品になってると思いました。あとは、やっぱり、コメディ要素もありますけど、青春感が強いなって。笑って、グッときて、爽快感がある。意外と、僕、そこまで抜け感のある映画に携わってないような気がしてて。すごく、気分のいい、アガる映画になってたなと思います。

最後に、音楽への愛はお伺いしたので、とんかつへの思いも聞いていいですか。

とんかつ、めちゃくちゃ大好きです。親父が好きで、昔からよく休日に連れてってもらいました。親父が食いたかったんだと思うんですけど、小さい頃からいいとんかつを食わせてもらってたんですよね。親父と二人で行った思い出もある。でも、東京に出てきて、意外ととんかつっていい値段するんだなってことに気づいて。自分で食べる機会はあまりなかったんですけど、たまにとんかつ食べたいなっていう時に、いいお店に行って食べたりすると、テンション上がります。ちょっと特別感あるし、美味しいし、好きです。

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現場でも揚げたてのとんかつが出たそうですね。

めちゃうまかったです。何枚も揚げてるので、撮影で使わないものとか、お昼のタイミングで、みんなでもらいに行って。ほんとにいいお肉を使ってたし、おいしかったですね。俺は太らなかったんですけど、北村くんが今より8キロも太ってたっていうのはそのせいじゃないかなと思いますね(笑)。

(笑)。見終わると、お腹が空くし、音楽も聴きたくなります。

わかります! 精神的にも肉体的にも、いろんな意味で健康的な映画になってるので、観てくれたかたが少しでも元気になってもらえたらいいなと思います。


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10月28日(水)~11月4日(水)23:59


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浅香航大

1992年、神奈川県生まれ。近年の主な出演作にドラマ『あなたの番です』(19)『今夜はコの字で』(20)『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』(20)、映画『チア男子!!』(19)『見えない目撃者』(19)『劇場』(20)などがある。現在、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』に出演中。映画『滑走路』が11月20日公開。

オフィシャルサイト
https://www.ateam-japan.com/ateam/asakakodai/

オフィシャルTwitter
@asaka_kodai

オフィシャルInstagram
@kodai_asaka

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映画『とんかつDJアゲ太郎』

10月30日(金)全国ロードショー

出演:北村匠海 山本舞香 伊藤健太郎 加藤 諒 浅香航大 栗原 類 前原 滉 ほか

原作:イーピャオ・小山ゆうじろう『とんかつDJアゲ太郎』(集英社 少年ジャンプ+)
監督・脚本:二宮 健

オフィシャルサイト
http://agaru-movie-tda.jp

© 2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会