Interview

『竹内涼真の撮休』で再認識できた――竹内涼真の役者魂と芝居への渇望

『竹内涼真の撮休』で再認識できた――竹内涼真の役者魂と芝居への渇望

2013年にデビューし、翌年には『仮面ライダードライブ』の主演で一気に注目を集めた竹内涼真。最近ではNHK連続テレビ小説『ひよっこ』、連続ドラマ『過保護のカホコ』などで評判を集め、今年1月期に放送された主演ドラマ『テセウスの船』の熱演も高い評価を集めた。

そんな竹内が、WOWOWのオリジナルドラマとして放たれ、話題を呼んだ『有村架純の撮休』に続く、“撮休”シリーズ第2弾となる『竹内涼真の撮休』に挑戦した。「突然撮影が休みになったら、人気俳優の竹内涼真はいったいどんな1日を過ごす?」というテーマのもとに進む1話完結、全8話の妄想の世界を、恋愛映画の名手・廣木隆一監督(『余命1ヶ月の花嫁』)、内田英治監督(Netflixドラマ『全裸監督』)、現役慶應義塾大学生監督の松本花奈監督が、気鋭の脚本家たちとともに手掛けている。

それぞれの監督、脚本家による“イメージ上の”竹内涼真が描かれるかと思いきや、設定はそれぞれにあるものの、竹内いわく各リアクションは「ほぼ素に近い」とのこと。8つのシチュエーションでまるでプライベートを覗いているかのような本作についてはもとより、「自分自身を再認識できた」本作によって「やっぱりお芝居が好き」だと感じたという竹内に、役者として仕事に臨む際の、心境の変化を聞いた。

取材・文 / 望月ふみ


脚本上のセリフにビックリ。「素の自分と近いですし、プライベート感が出ている」

竹内涼真の撮休 竹内涼真 WHAT's IN? tokyoインタビュー

各8話でご自身を演じるわけですが、もちろん虚構のなかでの竹内涼真さんです。打ち合わせ段階から、「こういうイメージを持たれているんだ」と驚くことはありましたか?

そんなに驚きはありませんでした。“撮休”の第2弾になりますが、有村さんのときから、すごく面白い企画だと思っていましたし、お話をいただいて、とても嬉しかったです。脚本をいただく前から、自分が普段過ごしている素に近い感じで演じられたらいいなと楽しみにしていました。実際、8話とも、普段自分が生活しているなかで言っているようなセリフが多くて、セリフを覚えるという感覚ではなかったんです。すごくすっと入ってきたし、「なんで分かるの?」みたいな感じでした(笑)。

作られたイメージでの竹内涼真さんを演じたのではなく、割とご自身のそのままを出した感じなのでしょうか?

はい。演じるということを意識せず、いろんなシチュエーションに僕が巻き込まれることに、自然に反応していくようにしました。実はプロデューサーさんと、事前に「休みはどんなことをしているの?」「こういうときはどんなことを思っているの?」といった打ち合わせを何度かしたので、反映してくださっている部分もあるんです。普段生活していて、いろんな人と関わるなかで、自分自身、少しずつ違う面があるので、そうしたところが出せているかなと思います。

通常の作品、カメラの前では出していない自分が、この話では「出ちゃった」といったことは?

8話それぞれに言えると思います。ドラマではありますが、ちょっとしたリアクションとか表情、会話のリズムといったものは、素の自分と近いですし、プライベート感が出ているんじゃないかと思います。あと第6話の『竹内涼真と竹内涼真と』(内田英治監督)なんかは、エッジの効いたコメディなのですが、新しい一面を見ていただけるかなと思います。どれも楽しかったですが、第6話はいろんな要素を1話の中に詰め込めましたし、一番伸び伸びとやらせていただきましたね。

第6話『竹内涼真と竹内涼真と』

ご自身と近いとのことですが、そのなかでも驚いた設定はありましたか?

僕の家の設定のセットが大きすぎることですね(笑)。4LDKとかが出てくるんです。すごいんですよ。実際にはそんなところに住んでいません!(笑)。あとは、結構寝起きが悪い始まりが出てくるんですけど、寝起きはいいです。早起きだし。「昼まで寝ちゃった」みたいなセリフが出てきますが、僕は昼まで寝ません(笑)。それから花柄の開襟シャツを着ているときがありますが、さすがに私服ではあんなに目立つ格好では歩きません(笑)。

あはは(笑)。そして、毎回、色んなゲストが登場しますよね。特に印象的だったのは?

第4話の『シェアハウス』(廣木隆一監督)は、脚本が26ページあるんですけど、長回しで撮影したんです。僕の経験上、そんなことは今までなくて。通しで何回かやったんですが、どんどんテンポがよくなって、本当にシェアハウスで暮らしているような雰囲気が出ました。それから第8話の『同級生』(松本花奈監督)でご一緒した皆さんとは本当の同級生のようにとても息が合いました。

第4話『シェアハウス』

撮影期間自体は短かったと思いますが、すぐに距離が詰められたんですね。

通常のドラマだと1クールで3、4か月とかなのですが、今回は、1話2日くらいの撮影日数で撮っていきました。でも自分の素に近い感覚でやっていたせいか、2日間だけでも、共演の方たちと距離の縮まるスピードが速かったんです。自分でもビックリするくらいでした。

『竹内涼真と竹内涼真と』はSF的な要素があって、竹内さんのコピーが登場します。もしも竹内さんが誰かのコピーになって1日行動できるなら、誰になりますか?

幼稚園の先生。子どもが好きなので、前々から演じてみたいと思っているんです。お芝居ではなくても、実際に体験してみたいんですよね。

しっかり芝居の勉強をして、引き出しを増やしていきたい。

竹内涼真の撮休 竹内涼真 WHAT's IN? tokyoインタビュー

撮影前に「自分でも気づけていない部分が発見できそう」とコメントされていました。新たな発見はありましたか?

発見というよりは、再認識でした。それぞれの話で、弟や妹が出てきたり、同級生と一緒だったり、初対面のおばあちゃんと交流したりと、いろんな人と接していくので、そうしたときの自分ってどうなんだろうと考えることによって、自分を再認識していったというか。よく取材で「どういう性格ですか?」と聞かれますが、そのときにやっているドラマや映画のキャラクターの影響も受けたりして、分からなくなってくることもあって。そうしたなかで、自分自身を再認識できた感じです。

ではいま「どんな性格ですか?」と聞かれたら?

シチュエーションによって変わってきますが、たとえば同級生と一緒のときは、結構寂しがりやなんだなとか思ったり。性格は、今回のドラマに結構反映されていると思いますよ。家族のドラマになっている第3話の『世界で一番めんどい奴ら』(松本監督)には、弟役で佐野勇斗くんが出てきますが、とてもいい掛け合いができました。実際の弟といるときもこんな感じで。それぞれの話に素の僕が垣間見えると思います。

竹内涼真の撮休 竹内涼真 WHAT's IN? tokyoインタビュー

自分を再認識するいい機会になったようですね。

そうですね。あと、撮影をしたり、演技をしているのがやっぱり好きなんだなと感じました。こうして短い期間で3人の監督さんとご一緒できるというチャンスもないことですし、それぞれの現場で相談して、監督さんやスタッフさんと、どこの方向に一緒に向かっていくのか、その場で見つけていくのが楽しかったです。

「やっぱりお芝居が好き」と再認識できたとのことですが、キャリアを積んできたことで、ここ数年、役者として心境に変化はありましたか?

脚本の読み方から変化していると思います。それから最近はお芝居について勉強しないといけないと思っています。自分の感覚と、周りの方からの評価やアドバイスを自分なりに解釈してやってきましたが、ずっと活躍し続ける方々は、ちゃんと勉強されているんです。最近、それに気づけたのだから、しっかりと勉強しないと、と思っています。

最後にひと言お願いします。

どんなに自分が気持ちを入れて演じていると思っていても、見ている方に伝わらなければ「この作品、よかったね」と言ってもらえる作品にはならないんですよね。これからも俳優として、限られた撮影時間のなかでも、毎回ぶっ倒れるくらいの覚悟で、心を込めて、ちゃんと伝わるようにやっていきたいと思っています。


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竹内涼真

1993年、東京都生まれ。2013年に俳優デビュー。2014年に『仮面ライダードライブ』主演に抜擢後、ドラマ『過保護のカホコ』(17/NTV系)『ブラックペアン』(18/TBS系)『テセウスの船』(20/TBS系)、映画『青空エール』(16)『センセイ君主』(18)などの話題作に出演。主演ドラマ『君と世界が終わる日に』(NTV系)が2021年1月にスタートするほか、映画『太陽は動かない』が2021年3月5日に公開を控える。

オフィシャルサイト
https://www.horipro.co.jp/takeuchiryoma/

オフィシャルTwitter
@takeuchi_ryoma

オフィシャルInstagram
@takeuchi_ryoma

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WOWOWオリジナルドラマ
『竹内涼真の撮休』(全8話)

11月6日(金)スタート
毎週金曜深夜0時よりWOWOWプライムにて放送

オフィシャルサイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/satsukyu2/

©「竹内涼真の撮休」製作委員会