キミと手をつなぎたい。  vol. 8

Interview

”最強手相”の持ち主・坂東龍汰の原動力は好奇心と「人が好き、人のために」という気持ち。『弱虫ペダル』『スパイの妻』話題作続きに「感謝しかない」

”最強手相”の持ち主・坂東龍汰の原動力は好奇心と「人が好き、人のために」という気持ち。『弱虫ペダル』『スパイの妻』話題作続きに「感謝しかない」

注目の次世代俳優の「手」にフォーカスした連載『キミと手をつなぎたい。』。一緒にデートしているかのような自然でドキッとしてしまうグラビアと、占い師・真木あかり先生による手相診断から見えてくる、プライベートな一面に迫った好評インタビュー連載に、坂東龍汰さんが登場!

デビューからわずか3年で『十二人の死にたい子どもたち』『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』『犬鳴村』などの話題作に出演してきた坂東さん。この夏に公開された映画『弱虫ペダル』では鳴子章吉役に抜擢され、人気も知名度も急上昇中。また、「ヴェネチア国際映画祭」で黒沢 清監督が銀獅子賞を受賞した映画『スパイの妻』(10月16日(金)公開)にも出演しているなど、要注目俳優だ。

そんな彼に、斎藤 工さんや村上虹郎さんも学んだことで知られる「シュタイナー教育」で培ったものや、デビュー前の秘話、「人が好き」という素顔、『スパイの妻』出演で学んだこと、そして気になる恋愛についてなどを、手相診断に絡めてたっぷり聞いた。恋愛に関しては、いつも元気な坂東からは想像できない面もチラリ!?

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / つぼいひろこ


※記事の後半には坂東龍汰さんの直筆サイン入りチェキのプレゼント応募情報を掲載しています!

興味あることを伸ばす。地盤になっている「シュタイナー教育」

坂東龍汰 WHAT's IN? tokyoインタビュー

早速、鑑定結果をお伝えしていこうと思うのですが、坂東さんは手相占いの経験は?

はじめてなんです! この間マネージャーさんがしてもらってて、当たっていたと言っていたので、楽しみです!

坂東さんは「両手に感情線、頭脳線、生命線、運命線をつなぐ「M」の字がくっきりはっきりと出ている“強運の持ち主”だそうです。

ええー! でも確かに自分でも運だけは持っているかなと思います。

直感が鋭くて「夢やロマンなど言葉にできないようなものを大事にし、まっしぐらに追っていきたいと」考えているとも。確かに坂東さんは情熱的な感じがします。

同世代の人たちと飲んで話したりするときには、結構熱くなります。「これやりたいよね」「こうなりたいね」と将来について語りがちですね。

坂東さんといえば「シュタイナー教育」を受けてきたことが気になります。そこで培われたものは大きいですか?

「シュタイナー教育」は、その人の個性や興味のあることに重きを置いて、それを伸ばしていく教育です。大人が周囲であれこれ言ったり、数字で評価したりということがあまりなく、自由にのびのびと好きなことができる。物心ついたときから18歳までシュタイナー教育を受けてきたので、そこで感じたことや学んだことが、今の僕の地盤になっているのは確かです。僕は、バイオリンだったりギターだったり、演劇だったり写真だったり絵だったり。スキルとして自分の身になることに対して、それを出来るようになりたいという好奇心がすごく強いんです。常に何かに魅了されて、やりたくなっちゃう。

そもそも芸能界に入られたきっかけが、同じくシュタイナー教育を受けてきた村上虹郎さんに相談したからだと聞きました。出身地が違いますが、どうして交流が?

虹郎くんは藤野で、僕は北海道でしたが、交流会があって、それぞれの学校の人とも知り合う機会があるんです。そこで、村上虹郎というUAさんの息子で映画デビューをした子がいるらしいという噂を聞いていたので、俳優を目指して上京してきたときに、コンタクトを取りました。

坂東龍汰 WHAT's IN? tokyoインタビュー

東京に来てから?

そうです。そこで初めて会ったんですけど、虹郎くんも僕のことを知ってくれてたんです。僕は高校で映画研究部に入っていたのですが、絵をかいたり、映画を撮ったりしているやつがいると、聞いていたみたいで。「役者に向いていると思うよ」と言ってくれました。

やりたいと思ったら、自分で積極的に動かれるんですね。

やりたいと思ったことは絶対にやりたい派です。誰に何を言われようが、「やりたいです」というより、「やります」という感じですね。

上京にあたってお金を貯めるために住み込みで仲居を経験

坂東龍汰 WHAT's IN? tokyoインタビュー

役者を目指した際に、高校卒業後の1年間でお金を貯めてから、東京に出てきたというのは本当ですか?

本当です。当時、自分が社会に適合できるかすごく心配だったんです。自分でちゃんと稼いでいけるのか。手元にあるのは4千円くらいだったんですけど、とにかくこれを増やそうと。姉が高校を卒業してから住み込みでアルバイトをして、そこからバックバッカーで世界中を旅していたこともあって、とりあえず住み込みだなと。

社会に出るのが心配だったのに、住み込みですか!?

コミュニティから出たときのカルチャーショックがかなりありました。それこそ縦の関係とか敬語とか。それまで自由奔放にやってきていたので、最初はフレームに閉じ込められて狭まっていくという感覚でした。大変でしたし、息苦しいなと思うこともありましたが、徐々に経験を積んでいきました。1年間のあの経験はとても自分のためになったと思います。

いきなり俳優を目指すより良かった?

いきなり目指してもこの世界には入れなかったと思います。自由過ぎて(笑)。住み込みで仲居として勉強したので、年上の人への態度とか、人との距離の詰め方とか、本当にいろいろと教えてもらいました。

坂東龍汰 WHAT's IN? tokyoインタビュー

学びといえば、留学経験もおありですよね。

高校2年生のときに交換留学でニュージーランドに行きました。僕の「人を楽しませたい」「仲良くなりたい」という超前のめりな感じが「こんな留学生は初めてだ」ととても面白がられて、学年関係なしにたくさん友達ができました。本当に楽しかったし、自分がこういう人間なんだと周りに教えてもらった期間でした。

人が好きなんですね。

そうですね。人は好きです。大好き。それに興味があります。

でも同時に絵をかいたり、ひとりで集中することも好き。

それも全部人のためなんです。人に見てもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちからなんです。友達が出来たり、好きな人が出来たりすると、その人のために何か作りたくなるんです。

なるほど。そういうことなんですね。クレイアニメも制作された経験があるんですよね。

それも学校の卒業制作で、誰かに見てもらうという目的があったので1年間頑張れました。もともと5分くらいで考えていたものが20分の大作になりました。1年間かけて、人形作りも撮影も編集もすべて自分でやりました。

興味を持つと同時に、やり遂げるところがすごいです。手相に戻りますが、運命線は「複雑に入り組んでいる」ようで…。

(本気で)えっ!?

続けます(笑)。「25歳〜30歳あたりで、俳優とミュージシャンとか、俳優と芸術家とか、さまざまな顔を持つことになります。30〜35歳ではこだわりが強くなりますが、疑問が浮かんだ際は、スルーしないほうがいいです」。

こだわり強くなるのかぁ~…。僕、高校卒業当時はやりたいことがたくさんありすぎて、自分自身、器用貧乏だなと思ってたんです。だから何かひとつに絞って、その道でプロと言えるようになりたいなと思って。ひとつのことにちゃんと向き合って、そこで人に尊敬されたり、人が付いてくるようなプロフェッショナルな仕事ができたらいいなって。もちろん今でも色んな事に興味はありますが、現時点ではあまり考えていないかな。もちろん可能性はつぶしたくないですが。

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その都度、ご自身の気持ちを見つめながら進むのが一番なんでしょうね。ちなみにやりたいことを追求していくことで、「40代以降に獲得することになる不動の地位、人気につながっていく」そうです!

(目をキラキラさせて)えええ! すごい。不動の地位ですか? えー、手相でそんな分かるんですか。そんな語っちゃってるのかな、僕の手(手を見つめながら)。ドキドキしちゃいますね(笑)。

あとはとにかく「人から助けられて大成するタイプ」のようです。

はぁー(とても深く)。まさにその通り! 僕、人からすごく助けられて生きてるんです。ものすごく大切にされている分、大切にしなきゃと思うことが増えてきました。それこそ上京したてのとき、1年くらい孤独な時期があったので、こんなに周りに友達がいて、いろんな人が助けてくれてという今の状況には感謝しかないです。

恋愛になると急にヤドカリ状態。モジモジ野郎と呼ばれていた?

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今後は海外でもご活躍されるかもしれませんね。以前「10年以内にカンヌ国際映画祭に立ちたい」と発言されていましたが、『スパイの妻』が「ヴェネチア国際映画祭」で上映されました(※取材は黒沢清監督が銀獅子賞を受賞する前のもの)。

すっごく嬉しいです! 自分の参加した作品が、海外の3大映画祭のひとつで上映されるなんて。蒼井 優さん、高橋一生さんたちステキなキャストと、黒沢監督の超大作の一部になれているというだけで、ウルっときちゃいます。あのひとりぼっちだった僕がと。本当にこの作品に参加できるところまでのプロセスを考えると、「すごいな人生!」って思っちゃいます。

さすが強運のM字の持ち主! まだデビュー3年でこの勢いは本当にすごいです。『スパイの妻』では蒼井さん、高橋さんと共演されていかがでしたか?

現場に入る前、すごく緊張してたんです。毎回、緊張はしますが、今回は特に体がきゅっとしていて、最初現場で、結構力んでしまったんです。そしたらそれを感じた蒼井さんや高橋さんが、すごくフランクに楽しい会話をしてくださって、一気に緊張が解けたんです。

坂東さんが演じた文雄は、おふたりの甥っ子ですからね。

そうなんです。おふたりのおかげで一気に家族になれました。カメラの前だけじゃなくて、そういったところも含めて、本当に素晴らしい方たちだと思いました。

緊張しますよね。時代物で、しかも黒沢監督作品。

本当に。熱望してやまない監督でしたので……実際、しびれました。すべて見透かされている感じというか。リハーサルの瞬間から、文雄の役の意味やそのシーンでの意味を求められました。脳が止まっている時間がなくて、本当に疲れましたが、同時にとても楽しかったです。すごく密度の濃い時間でした。

大作ですが、キャストの人数は少ないですし。

そうなんです。その中で自分がどういう立ち位置で、ふたりのラブストーリーの中に入ってくるのか。優作(高橋)と一緒に満州から帰ってきた文雄は、それまでとは別人になっている。そこのメリハリをすごく意識しましたし、出来上がった作品を観たときに、自分が作品のなかに存在できていることを、すごく強く感じました。本当に嬉しかったですし、「映画の力ってこんなにすごいんだ!」と鳥肌が立ちました。

『弱虫ペダル』も好評ですが、これまでの坂東さんのファンとはまた違う人たちからも多く観てもらえそうですね。

映画が公開されるまでは常に怖いものですが、今回は、特に怖いです。それこそ黒沢監督のファンの方とか、すごくたくさん映画を観てきた方、お芝居に対してすごく目の肥えた方が、たくさん観るでしょうから。でも、ご一緒させてもらったスタッフの方々から、「すごくよかったよ」とお声をもらえたので、みなさんに観てもらえるのが楽しみでもあります。今まで僕を応援してくださっている方々にも、ビジュアルを含めて、全く違う僕を観ていただけると思います。

『スパイの妻』では夫婦の愛が描かれていましたが、恋愛運についても。

ふほぉぉ! これですよ、僕が待っていたのは!

(笑)。「すごくモテます」「異性同性問わず相手のハートを絶妙にキャッチすることができる」と。

くう~。めっちゃ汗かいてきた。

超元気な坂東さんですが、恋愛に関しても前のめりですか?

それが、全然いけないんです……。すごいオクテで。ほんと苦手で。好きな人の前とかになると、急にキュウ~って小さくなちゃう。ヤドカリみたいに。

あはは! そうなんですか?

ツンツンしても出てこない。友達だったらめちゃくちゃフランクに行けるんですけどねぇ。

好きなタイプはどんな人ですか?

よく笑ってくれる人ですかね。笑いのツボとか、溝の深さが一緒とか。あとは自分の知らないことを知ってる年上の女性に魅力を感じますね。でもそれを伝えられなくて、モジモジしている間に半年経っちゃうとかザラです。高校のときも、3年間1人の子にモジモジして伝えきれず。

最後まで?

伝えられませんでした。モジモジ野郎と言われてました(苦笑)。

留学時代は?

あ、留学中は、片思いの子をいったん忘れて(笑)。

ええ!(笑)

海外でまた片思いしたんですけど、また伝えられず…。

それも伝えられず?

はい。今でも長~いフルネームを覚えてますよ。伝えられなかったですね。そういう恋が多いです。相手が伝えてくれるまで待っちゃったりするんですよね。なんか海外チックに、告白とかなしで、2人で一緒に時間をすごして、徐々に近くなっていって、気が付いたらカップルになってるというのが理想なんです。

坂東龍汰 WHAT's IN? tokyoインタビュー

でも海外チックならちゃんと言葉で気持ちを伝えるのでは?

一応、ちょこちょこ気持ちは小出しにするんですよ(笑)。キャッチボールをしつつ、でも「付き合ってください」みたいなのじゃなくて、「おれら、付き合ってんじゃない?」みたいなのが理想。「告白しなきゃ!」とかって思って、心臓バクバクになると上手くいかない。

なんか意外です! 結婚は「20代後半〜30代前半」のようです。

ちょうどいいですね。子供が好きなので、結婚願望はすごくあります。30歳までにはと思ってました。ただ、それまでに自分が頑張れているか次第です。仕事を含め、人間としてどこまで成長できているか。今のままではまったくナシです。30までにいろんな意味で成長したうえで結婚したいなぁ。

でも好きになっちゃったら。

そうなんですよ。恋は盲目!

オクテなところはこれから頑張って変えていってもらって(笑)。

頑張らないと一生恋人できませんよ。追われるのは苦手なので…(苦笑)。

坂東龍汰 WHAT's IN? tokyoインタビュー

もっとお話を聞きたいですが、最後に金運です。

僕、昔からお金を数えるのが大好きなんです(笑)。物心つくかつかないかくらいから、紙でお金を作って、学校でクラスメートに配って、「坂東銀行」みたいなことをやってたんですよ。

「スパッといい財運線が入っています」とのことで。これ、珍しいです。今までの方は金運線がまだ出ていない方が多かったので。

そうなんですか!(マネージャーさんを見て)ボク、稼ぎますよ! 通帳見るのが趣味ですし(笑)。

家計簿アプリをつけたり、天引き貯金をしたりするといいそうです。

なるほど。頑張ります。でも、お金に換えられないものもすごく好きなんです。たとえば友達とご飯に行ったときの時間とか。お金がすべてとは思ってないです。じゃなきゃこの仕事をやってないですよね。お金よりも、お芝居というものへの情熱、好奇心で続けています。これからも、たくさんステキな作品を届けられるように頑張りたいですね。


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※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください

応募期間

10月15日(木)~10月22日(木)23:59

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坂東龍汰

1997年、北海道生まれ。2017年に俳優デビュー。主な出演作に、映画『十二人の死にたい子どもたち』(19)『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』(19)『犬鳴村』(20)などがある。映画『スパイの妻』(10月16日公開予定)、『峠 最後のサムライ』(2021年公開予定)が控える。

オフィシャルサイト
http://dongyu.co.jp/profile/ryotabando/

オフィシャルTwitter
@bando_ryota

フォトギャラリー

映画『スパイの妻<劇場版>』

10月16日(金) 新宿ピカデリー他全国ロードショー!

出演:蒼井 優 高橋一生 東出昌大 坂東龍汰 恒松祐里 笹野高史
監督:黒沢 清
脚本:濱口竜介 野原 位 黒沢 清
配給:ビターズ・エンド

オフィシャルサイト
https://wos.bitters.co.jp/

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