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小南光司が「PERSONA5 the Stage #2」で覚醒する!! 開幕直前、役に向き合う日々に見つけた、ある想い

小南光司が「PERSONA5 the Stage #2」で覚醒する!! 開幕直前、役に向き合う日々に見つけた、ある想い

「PERSONA5 the Stage #2」が10月1日(木)にKT Zepp Yokohamaにて開幕する。
これまでテレビアニメや漫画など様々なメディアに展開されている、ジュブナイルRPGシリーズ「ペルソナ」。昨年12月には2016年発売の「ペルソナ5」の舞台化として「PERSONA5 the Stage」が上演され、注目を集めた。
初演に引き続き、猪野広樹が主演を務め、脚本・演出・舞台音楽作詞を西森英行が担当。第2弾となる“#2”には、前作で謎を残した高校生・喜多川祐介も登場する。現代の日本を舞台にペルソナ能力に目覚めた高校生たちが様々な困難に立ち向かっていく物語は、新キャストも迎えた第2弾にどんな展開が待っているのだろうか。
そこで、開幕を控えた喜多川祐介 役・小南光司に稽古場でのエピソードや意気込みを伺った。

取材・文 / 高城つかさ 撮影 / 青木早霞(PROGRESS-M)


喜多川祐介は、“絵に対する熱量がすごい変人”

初演の千秋楽で「PERSONA5 the Stage #2」の上演、そして、引き続き喜多川祐介を演じることが発表されましたね。そのときの感想を教えてください。

「やっと本編に出られるぞ!」と思いました。というのも、前作では主人公が覚醒して、主人公(猪野広樹)、坂本竜司(塩田康平)、高巻 杏(御寺ゆき)が仲間になるまでの物語がぎゅっと詰め込まれていたので、僕は“予告編”という形だったんです。次につなげようと思いながら芝居をして、ゲームも進めていたので、素直に嬉しかったですね。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

期待を膨らませ舞台を去ったキャラクターなだけに、喜びの声も多かったかと思います。ファンの方々からの反応はいかがでしたか。

SNSでも、たくさんの方々が「やったね!」「ようやくきたね!」と送ってくださいました。歌って踊って、殺陣もあって、物語にたくさんのメッセージが込められているのが「PERSONA5 the Stage」のいいところ。初演では、猪野くんをはじめとした皆さんが情報量も物量も多い作品なので大変な中、そのメッセージを“伝えよう”と努力されている姿が印象的でしたし、今回は喜多川祐介の変化も丁寧に描かれているので「皆さんと芝居でしっかり関われるんだ」と、あらためて気が引き締まりました。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

前作では謎が多い印象を与えた祐介ですが、小南さん自身、どのような印象を抱いていたのですか?

ひと言で表すなら、“絵に対する熱量がすごい変人”でしょうか。絵に対する熱量が高いだけではなく、才能があるゆえの変人さがありますよね。僕自身、個性が強い役をいただくことが多いのですが(笑)、その中でも特にマイペースな変人だと思います。僕と似ているのは、スタイルが良いところくらいですかね……ココ、笑うところですよ!(笑)

たしかに!(笑)スタイルのほかに、小南さんとの共通点はありますか?

絵を描くところ、ですかね。以前共演した方がイラストを描いているのを見て、その影響を受けて僕も描き始めたばかりで。ペンシルを買って、タブレットにスケッチをしています。それこそ昨日(※取材前日)の夜もずっと絵を描いて遊んでいました。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

では、小南さん流「ペルソナ5」の進め方を教えてください。

僕は堅実にいくタイプなので、攻略法を調べながらも、ひたすらレベルを上げています。強くならないと良いペルソナが手に入らないので、着々と。普通のゲームとは違って1日ごとに物語が進んでいくところが、「ペルソナ5」の魅力だと僕は思っていて。1日が朝・昼・晩に分けられているので、じっくり進められるし、自由度が高いのでひたすらやり込んでいますね。
進めるときのコツは、街の隅から隅まで見ること、でしょうか。渋谷や新宿など東京の街が描かれているのですが、ひとつのエリアに降りたら、そのときに集められるアイテムはすべて拾って次に進んでいます。本当に几帳面なんです、僕(笑)。

初演では、パレス(歪んだ欲望が具現化した世界)の演出が印象的でした。小南さん自身のパレスが現れるとしたら、どのようなパレスになると思いますか?

歪んだときですよね……なんだろう(笑)。僕の推したちを並べます! これまで演じさせていただいた役もそうですし、好きなゲームのキャラクターもそう。ひとり一部屋ずつ与えて“開けたらいる!”という状態を楽しみたいです。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

毎日頭を使っていて……間食が増えました(笑)

そのパレス、見てみたいです(笑)。現在稽古中とのことですが、どのような雰囲気で進められていますか?

登場人物が多いので、ひとりひとりをしっかりと目立たせられるように、スタッフさん含め、みんなで試行錯誤しています。休憩中に役者同士で話し合うこともあるのですが、特に序盤の祐介は何を考えているかわからない人だと思われるので、どう感情を出していこうか考えていますね。みんなで「どうしたら伝わるか」をずっと考えているので、毎日頭を使っていて……間食が増えました(笑)。

間食……?

きっと、脳が糖分を欲しているんだと思います。普段はあまり甘いものを食べないのですが、この間はチョコレートのお菓子を10種類買って、別の日には「家にチョコ系があるから」と、僕の好きな梅を使ったお菓子を15種類くらい買ってしまいました(笑)。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

真剣な様子が伝わってきましたが、食べ過ぎには気をつけてくださいね(笑)。それくらい考えるからこそ、思い悩むときもあると思います。そんなときに頼りにされている方はいらっしゃいますか?

猪野くん、康平くんのおふたりです。お芝居に熱いですし、怪盗団のメンバーなのでいろいろアドバイスをいただいています。でも、シーンによってですかね。祐介にとって大切な存在である斑目一流斎先生とのシーンでは、斑目 役の高松 潤さんに「今の芝居、どうでしたか?」と聞いて、感覚をすり合わせています。

素敵なカンパニーですね。座長・猪野広樹さんとの関係性についてもお聞かせください。

猪野くんとは共演経験もあるのですが、当初は人見知りをしていたので、この作品をきっかけにグッと距離が縮まったような気がします。第一印象は“声が小さい”だったのですが(笑)、そのこともいじり合って過ごしているくらい、可愛がってもらっていますね。猪野くんは、ユーモアもあって、男らしい先輩です。稽古場では康平くんとふたりで引っ張ってくれています。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

稽古を進めるなかで祐介への印象が変化したところはありますか?

変化というよりも、人間としての葛藤や揺れがより理解できるようになりました。祐介は母親を亡くした過去があるのですが、演じることで、「怪盗団の中でもトップクラスに重いものを背負っているのかもしれない」と肌で感じるんです。そうすると、主人公らと接点を持つとき、感情が渦巻いて不安定なのもわかるし、「ずっとひとりで考えて生きてきたんだろうな」と、ひとりの人間として感じるものがあります。

生身の人間=自分を通すことで、より理解できるのですね。その不安定さをどう届けたいとお考えですか?

不安定な役だからこそ「こう演じよう!」と決めるのではなく、ベースを固めたうえで感情を大切にしながら演じたいです。舞台は生ものですし、その日の空気、瞬間に感じたものを活かしたい、というか。
物語のテーマは“反逆”。でも、そもそも、相手を変えるってすごいことをしていると思うんです。中でも祐介は、家族同然に思っていた斑目先生を“変える”ことに対する葛藤があると思うので、その部分を皆さんにきちんと伝えたいですね。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

「一緒に変えたい」「支えたい」と感じるような祐介を演じたい

続いて、脚本・演出・舞台音楽作詞を手がける西森英行さんの印象について聞かせてください。

言葉では表現できない感情の部分を、しっかりと丁寧にすり合わせてくださる方です。ミュージカル『憂国のモリアーティ』に出演させていただいたときも、“テーブル稽古”と称して時代背景やそれに沿った登場人物の感情の変化をわかりやすく資料としてまとめてくれました。

テーブル稽古、ですか?

はい。台本を読んだあとに、今僕たちがどのような世界を生きていて、どういった立場に置かれているのか……といったことを座学で学んでいくんです。ペルソナの世界観についても「なぜ主人公たちは世の中を変えようと思っているのか?」「このページはこういうことを意図しているよね」と、みんなで共通認識をすり合わせて稽古を進めました。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

はじめに前提をすり合わせたうえで演じていくのですね。

そうですね。難しい言い方になるかもしれませんが、僕は頭で理解して、立って芝居をした瞬間の感情が自分に染み付いていくというか。以前出演していた作品について「○○役はどう演じられましたか?」と聞かれたときにうまく答えられないくらい、感覚を大切にしているんです。

感覚を大切にするためにも、しっかり理解することを大切にされている、ということですか。

はい。僕は当日の芝居の入り方が大切だな、と感じていて。例えば、入り口の状態が“怒り”なのか “悲しい”なのかで、その後の展開は変わっていくと思うんです。きっと僕自身のコンディションもあると思うのですが、流れを掴んだうえで、最初に持った感情をうまく祐介に落とし込みながら挑戦していきたいな、と思います。今まで感情を思いっきり出せる役が多かったのですが、これまでとは役へのアプローチが変わってきていますね。

PERSONA5 the Stage #2 小南光司 WHAT's IN? tokyoインタビュー

なるほど。どう変化したのですか?

今までは、自分の力でどうにかしようとしてきました。ですが、今回は主人公をはじめ、まわりの人たちに影響を受けて祐介自身が変わっていく側面もあるお話なので、僕自身もいかに「小南光司を変えさせたい」と思わせられるかを考えたうえでアプローチしたいです。
きっと祐介も、自分の育った環境が悪だと気づいたときに、彼自身が“変わる”ことや、家族のような存在だった斑目先生を“変える”ことに葛藤すると思うんです。それを周囲が「一緒に変えたい」「支えたい」と感じるような喜多川祐介を演じたいです。

どう変わっていくのか、楽しみです。いよいよ、「PERSONA5 the Stage #2」が開幕しますが、最後に意気込みをお願いします。

前作では謎を残したまま幕を閉じましたが、今回はガッツリと登場します! 友情物語やそれぞれの葛藤、込められたメッセージを丁寧に届けたいです。舞台は歌あり、ダンスあり、殺陣ありと、エンタメ要素も強く気合いを入れているので、ひとつひとつのパフォーマンスもしっかりと見ていただけたらと思います。


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9月29日(火)~10月6日(火)23:59


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「PERSONA5 the Stage #2」

横浜公演:2020年10月1日(木)〜10月4日(日)KT Zepp Yokohama
大阪公演:2020年10月17日(土)〜10月18日(日)サンケイホールブリーゼ


<横浜・大阪公演千秋楽のライブ配信>
配信公演:
横浜:2020年10月4日(日)17:00公演
大阪:2020年10月18日(日)17:00公演
配信サービス:DMM.com
販売形態:ライブ配信+後日ディレイ配信
ライブ配信時間:各公演開演からライブ配信終了まで
ディレイ配信期間:2020年10月24日(土)12:00〜10月30日(金)23:59まで
●チケット購入等詳細はこちらにてご確認ください。


原作:アトラス「ペルソナ5」
脚本・演出・舞台音楽作詞:西森英行
音楽:目黒将司 小西利樹(アトラス)
舞台音楽:喜多條敦志(アトラス)

出演:
主人公:猪野広樹

坂本竜司 役:塩田康平
高巻 杏 役:御寺ゆき
喜多川祐介 役:小南光司
新島 真 役:七木奏音

明智吾郎 役:佐々木喜英
新島 冴 役:茉莉邑 薫
三島由輝 役:糠信泰州
川上貞代 役:南 沙羽
校長 役:山岸拓生

斑目一流斎 役:高松 潤
金城潤矢 役:宮下雄也

佐倉惣治郎 役:森山栄治

モルガナ:大谷育江(声の出演)

ほか

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@p5_the_stage)

©ATLUS ©SEGA ©SEGA/PERSONA5 the Stage Project

小南光司(こみなみ・こうじ)

1994年12月12日生まれ、神奈川県出身。『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(朔間 零 役)をはじめ、近年の主な出演作品には【舞台】舞台「DECADANCE」〜太陽の子〜、舞台「信長の野望・大志-零- 桶狭間前夜~兄弟相克編~」、『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Destruction × Road~、舞台『ヨルハVer1.3a 』、朗読劇「いつもポケットにショパン」、ミュージカル『憂国のモリアーティ』【映画】『いつまでも忘れないよ』【TVドラマ】『ギリシャ神話劇場神々と人々の日々』、『チョコレート戦争~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』、『妖怪!百鬼夜高等学校』などがある。2021年1月上演予定の舞台『チョコレート戦争~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり~』への出演を控える。

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オフィシャルTwitter(@nanokyanon_1212)

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