LIVE SHUTTLE  vol. 412

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ザ・リーサルウェポンズ 記念すべき「ストリートファイターⅡ」とコラボした配信ライブ。80年代、90年代のカルチャーが炸裂した様子をレポート!

ザ・リーサルウェポンズ 記念すべき「ストリートファイターⅡ」とコラボした配信ライブ。80年代、90年代のカルチャーが炸裂した様子をレポート!

ザ・リーサルウェポンズが9月11日、YouTubeで配信ライブ『しんの ワンマン へのみちは まだ とおい・・・はいしん あるのみ!!』を行った。

2019年1月に活動をスタート。1980年代〜1990年代のカルチャーを反映したMV、そして、メンバーのサイボーグジョー(Vo)、アイキッド(G)のキャラが大きな話題を集め、今年年8月26日に1stシングル「半額タイムセール」でメジャーデビューしたザ・リーサルウェポンズ。今回の無観客ライブは90年代を代表する対戦型格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」の開発チームが全面バックアップし、楽曲ごとに“ストⅡ”の背景が使用される演出が実現。楽曲「昇龍拳が出ない」の音源やTシャツでストⅡと“共演”してきたザ・リーサルウェポンズだが、ライブでのコラボレーションは今回が初めてだ。

配信前から「楽しみすぎてつらい」「フライングで飲み始めている」「ホッピー買っておけばよかった」などのコメントが並び、ライブへの期待度は既にマックス。“10、9、8”とカウントダウンがはじまり、オーディエンスは「アーニーキ!」と画面越しにコールを開始。ストⅡのオープニング画面からキャラクター選択画面に変わり、サイボーグジョー、アイキッドのアイコンが選ばれると、二人が「ガイルステージ」に登場、「80年代アクションスター」をぶちかました。

さらに「80年代、純情100%、男の中の男、出てこいやー!」とサイボーグジョーが叫び、ベガステージをバックに「シェイキン月給日」へ。<現代の奴隷 派遣社員>という歌詞をシャウトし、二人で戦っているうちに体力ゲージが落ちるなど、細かい演出が施されていた。

「ウィーアー、ザ・リーサルウェポンズ! 真のワンマンはまだ遠い! 配信あるのみ! コメント いっぱい! 書いてください!」(サイボーグジョー)という挨拶を挟み、三三七拍子のリズムから「東海道中膝栗毛」へ。江戸時代をモチーフにした歌詞とブラジルのブランカステージのギャップが楽しい。さらに本田ステージでスーパーカブを称える「Super Cub is No1」、中国風の春麗ステージでメジャーデビュー曲「半額タイムセールス」を披露。スーパーの半額タイムセールスをめぐるバトル(?)を描いた楽曲を全身全霊で歌い上げる。「コメント、カモーン! (コメントを見て)……言語バラバラやん! 難しいよ」というトークも何だかかわいい。

ライブのテンションがさらに上がったのは、ケンステージでパフォーマンスされた「昇龍拳が出ない」。<ダルシム お口から出す ファイヤー>など“ストⅡ”ネタ満載のロックチューンを響かせたサイボーグジョーは、「子供の頃から好きな“ストリートファイターⅡ”とのコラボ、本当にうれしいです。メニーメニーハッピーですよ!」と喜びを爆発させた。

シンセを効かせたサウンドとともに「なにがやねん!」「やってらへんわ」と関西風のツッコミを繰り広げる「なんでやねん」(バルログステージ)、「みんなもプータローかな? 大丈夫? 私もプータローだから、がんばろうよ」と呼びかけた「プーターロー」からライブは後半へ。

「コロナ大嫌いだから、みなさんと一緒に歌いたい!」という言葉から「君はマザーファッカー」(星野源が自身のラジオ番組で絶賛した、ザ・リーサルウェポンズの代表曲)を披露し、視聴者からも日ごろの鬱憤を晴らすようなコメントが並ぶ。さらに80年代のディスコをテーマにした「マハラジャナイト」(ダルシムステージ)、庶民のお酒・ホッピーへの愛を炸裂させた「ホッピーでハッピー」を熱気ムンムンで届けた瞬間、体力ゲージが下がり、二人はノックアウト。ここで「ぴんちにおちいったときこそ なかのくみんのしんかがとわれる。さいごまであきらめてはいけない。」という文字が映し出され、二人は再びステージへ。ボーナスステージとして、<人生さい後の晴れ舞台><祝じは聞かない だれより目立ちたい><死ぬまでつるみたい>という歌詞が突き刺さる新曲「特攻!成人式」を初披露。記念すべきストⅡとのコラボライブはエンディングを迎えた。

ザ・リーサルウェポンズは9月30日に2ndシングル「特攻!成人式」をリリース。80年代に一世を風靡した“なめ猫”が出演したMVも公開され、大きな注目を集めている。サウンド、歌詞、ビジュアル、パフォーマンスを含め、80年代、90年代のカルチャーを全面に押し出した二人の音楽は、予想を超える(?)勢いで拡散中。問答無用で楽しめるザ・リーサルウェポンズ、今後の展開にもぜひ注目してほしい。

文 / 森朋之
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ザ・リーサルウェポンズ
『しんの ワンマン へのみちは まだ とおい・・・はいしん あるのみ!!』

<SETLIST>

1. 80年代アクションスター@ガイルステージ
2. シェイキン月給日@ベガステージ
MC @ベガステージ
3. 東海道中膝栗毛@ブランカステージ
4. Super Cub is No1@本田ステージ
MC @春麗ステージ
5. 半額タイムセール@春麗ステージ
6. クールジャパン@リュウステージ
MC @ケンステージ
7. 昇龍拳が出ない@ケンステージ
MC 漫才 4:00@バルログステージ
8. なんでやねん@バルログステージ
9. プータロー@サガットステージ
MC
10. 君はマザーファッカー@ザンギエフステージ
11. マハラジャナイト@ダルシムステージ
MC @バイソンステージ
12. ホッピーでハッピー@バイソンステージ
13. 特攻!成人式@ボーナスステージ車

ザ・リーサルウェポンズ

2019年1月、突如として出現。
80年代~90年代のカルチャーを背景にアメリカ生まれの“サイボーグジョー”と 彼を発明した日本人プロデューサー“アイキッド”が放つ衝撃エンターテインメント。

オフィシャルサイト
https://www.tlw80s.com

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