LIVE SHUTTLE  vol. 406

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TFGが初の配信ライブ「TFG Special Live 2020 - celebraTion-」を開催。健人の卒業に涙。グループの絆、ファンへの愛を感じるパフォーマンス

TFGが初の配信ライブ「TFG Special Live 2020 - celebraTion-」を開催。健人の卒業に涙。グループの絆、ファンへの愛を感じるパフォーマンス

元気を届けようと思っていたけど、逆に皆さんから元気をもらいました

2.5次元舞台などを中心に活躍する若手俳優7人による新感覚アーティストグループ“TFG”が、8月31日(月)に東京・Veats SHIBUYAで初の生配信ライブ「TFG Special Live 2020 – celebraTion-」を行った。

TFGは3月4日(水)にリリースした1stアルバム『celebraTion』を引っ提げた東名阪ツアーを予定していたが、新型コロナウイルス感染防止対策のためやむなく中止となり、無観客の有料配信での開催を決定。
また、本公演を持ってメンバー最年長で、舞台『刀剣乱舞』シリーズの鶴丸国永 役などで活躍している健人がグループの卒業を発表。TFGにとっては初の生配信ライブであり、健人のラストライブともなった。

赤澤遼太郎(RED /スパイシーノート)

開演時間になると、カメラはメンバーの楽屋を映し出した。ハイタッチを交わしながらステージ裏へと集まった7人は円陣を組み、赤澤遼太郎の「久しぶりのライブです。皆さん緊張してますか? 盛り上がる準備はできてる? よっしゃ行くぞー!!」という掛け声に合わせて全員で雄叫びをあげてステージへと勢いよく駆け上がっていった。

「よし、パーティーの始まりだ!」と、佐藤信長から堀田怜央、健人、前川優希、赤澤遼太郎、坂垣怜次、桜庭大翔とひとりずつ丁寧に歌い継いでいく情熱的なラテンナンバー「Dance with Me」でライブをスタートさせると、チャーミングかつユニークなラブソング「ニコイチ」ではカメラに向かってコール&レスポンスも展開。

前川優希(BLUE /ハーバルノート)

最初のMCでは「久しぶりで楽しいです」と笑顔を見せた赤澤から「自己紹介やっちゃいましょう!」と投げかけられ、ひとりずつ定番のアピール合戦を。

「リモートであなたの日常をピリッと刺激する、スパイシーノート、赤澤遼太郎です!」
「TFG3ヶ条、タフネス! ファンタスティック! グローバル! 貴女のそばにハーブの香りを。ハーバルノート、前川優希です!」
「皆さまにお花の香りを届けます、フローラルノート、佐藤信長です!」
「エキゾチックな香りで貴女をエスコート。オリエンタルノート、坂垣怜次です!」
「みなさん、こんにちはあ! フレッシュな香りと堀田を堪能してもらいたい。シトラスノート、担当カラーはイエロー、堀田怜央です!」
「パワーアップしたからしっかり聞いてくれ。重く甘い香りで翻弄してやるぜ。ぱぉ〜ん! バルサムノート、桜庭大翔です!」
「爽やかな森林で貴女を癒やします、ウッディーノート、健人です!」

佐藤信長(PINK /フローラルノート)

和気藹々と仲良しトークを繰り広げながら、赤澤が「今回は健人くんが最後のライブということで」と説明を始めようとすると、健人は「あんまりね、しんみりといきたくないから。ガンガン上げていきましょうよ!」と笑って返し、続く「Let’s Stay Home!」では甘いウィスパーヴォイスを響かせた。

坂垣怜次(ORANGE /オリエンタルノート)

そして、桜庭の「箸休めとは言わせねー。俺らのスキルを見せてやるぜ!」という言葉を合図にダンスパートへと突入。健人と坂垣は息の揃ったブレイクダンスを繰り出し、前川はアダルティーでセクシーな腰つきを見せ、赤澤は刀を使った殺陣ダンスを展開。さらに、佐藤はパラパラ、堀田は“ヒロシ”ならぬ“レオシ”に扮して自虐ネタで笑わせ、桜庭はオリジナルのメンバー紹介ラップを披露。最後は7人全員で踊ると、キレのあるターンとハイキックも飛び出した。

「初の試みですが、各々の得意なことに挑戦しました」と赤澤が語っていたように、メンバーそれぞれの個性やグループとしての魅力が存分に味わえる構成となっていた。

続く、昨年7月にリリースしたメジャーデビューシングル「My dear Summer」ではステージを降りてフロアで歌唱。ひとりずつカメラに目一杯近づいてアピールしながら歌い、曲中でオンラインによるハイタッチ会も実現させると、チャット欄は「かわいい」「イケメンしかいない」という嬉しそうなコメントで溢れかえっていた。

堀田怜央(YELLOW /シトラスノート)

そして、スクリーンに「マンションTFG」というタイトルが浮かび上がると、マイクスタンドを前に台本を手にして声だけで芝居をする朗読劇にチャレンジ。

舞台は7人が住むマンション。南国行きのチケットが届かない赤澤、サプライズの準備をする前川、オーディションの結果を待つ佐藤、ピザの宅配を待つ桜庭、孤独で暇を持て余している堀田、壊れたスピーカーを叩く坂垣、関西弁でスペアリブを料理する健人……。誰かの来訪を待ち、何かを探している7人がこぼした言葉がスクリーンへと投影され、次第に「Celebration」の歌詞が形となっていく。

そのままの流れでパフォーマンスされた、他愛のない日常の小さな幸せをテーマにした「Celebration」の<君とふたり/それだけでいい>というフレーズには画面越しからも彼らの温かな思いが感じられた。

桜庭大翔(PURPLE /バルサムノート)

ここからは事前にTwitterでファンから「こんなシチュエーションでメンバーに言ってもらいたいセリフ」を募集した企画コーナーへ。ステージには2つのボックスが用意され、最初にシチュエーションを引き、次にメンバーカラーのカラーボールを引くという流れになっており、トップバッターとして選ばれたのは坂垣。「ミスをした部下に一言」というお題に対し、「オレの大好きなクッキーあげるから、これを食べて元気出して」とアドリブで答えて赤面。「自己紹介を戦隊レンジャー風に」というお題の健人も「……限界です」と困惑しながら冷や汗をかき、「バイトで疲れて帰ってきた彼女が癒される一言」というシチュエーションに対して「お疲れ、お腹空いた」とダメ男を演じた桜庭は、「恋愛漫画読んでこい!」とメンバーから大ブーイングを浴びた。

健人(GREEN /ウッディーノート)

続く堀田は「花火が上がった瞬間」の花火も声で演じながら「綺麗だ、君が」と美しくまとめ、佐藤は「段差のないところでコケてしまった人」と一緒に転び「これは運命かもしれない」とキュンキュンさせ、「朝が苦手な彼女を起こす」赤澤は何を言っても起きない彼女に業を煮やし、「オレもー」とベットにダイブ。前川は「シンプルにあざとくワンワンと言って欲しいです」というリクエストを前のめりでクリアして盛り上げた。

笑い声が絶えない賑やかなムードから一転。R&Bナンバー「With You」ではハイチェアと真っ赤な薔薇を使ってパフォーマンスし、アーバンソウルな「シンセイカツ」では赤澤が「この曲が誰かの背中を押せますように」というまっすぐなメッセージを投げかけ、2ndシングルとしてリリースされたウインターチューン「神さま お願い」では深みのある歌声で、視聴者ひとりひとりの心に語りかけるように届けた。

最後の挨拶では、メンバー全員がツアーが中止になってしまったことに対する悔しさと、配信という形でもライブを表現できたことへの喜び、そして、大変な状況下の中でも応援し続けてくれているファンへの感謝の気持ちを伝えながら、それぞれが自分の気持ちを正直に語った。

桜庭が「まだまだ大変な状況は続くと思いますが、みんなで頑張って、一刻も早くライブができるように、今を乗り越えていきましょう」と呼びかけると、坂垣は「これからもみんなで気を引き締めて、日々向上心を忘れず、楽しく笑顔でやっていきたい」とコメント。

前川は「俺たちができることは、応援してくれる皆さんの声を信じて、自分を信じてやるしかない」と自分に言い聞かせるように語り、「「シンセイカツ」でも言っているように、これからも俺たちはいろんな道を選択していくんですけど、変わらずに7人それぞれをよろしくお願いします」と深々と頭を下げた。

赤澤は「次にライブができるのはいつかわからないけど」と素直な思いを吐露し、「いつかまたお会いできる日を信じて、自分を磨いて、チームで団結してやっていきたい」と決意をにじませると、佐藤は「舞台の現場とかいろいろあるけど、やっぱりこのメンバーで一緒にやるのはすごい落ち着くし、好きな空気です」と話すと、横にいた赤澤が「俺もだよ」と同意。堀田は健人の卒業に触れ、「特別な日。心がギュッとなる」と寂しそうな表情を見せた。

健人は「配信ライブを見てくださる皆さんに元気を届けようと思っていたけど、逆に皆さんから元気をもらいました」とお礼を述べたあと「悲しく終わりたくないから……楽しくいきたかったから」と言いながらも目に涙を浮かべ、「明日からはパルファム(TFGのファンの呼称)の一員として一緒に応援したいと思っております。いろんな経験をさせてもらいました。本当に楽しかったです。ありがとうございました」と挨拶を締め括った。

最後は、最高の仲間との出会いを詰め込んだ「My man, My People」を全員で肩を組んで熱唱。メンバー全員が健人の姿を目で追い続け、涙をこらえながら歌う。彼らの絆に観ているこちらも目頭が熱くなった。右手を高々と掲げ、「またねー。ありがとう!」と叫びながらステージを後にする際も、みんなが讃え合うように、それぞれの想いをぶつけるかのように、健人の背中をバシバシと叩く姿が印象に残った。

アンコールではツアーTシャツに着替え、「やっぱり最後はこの曲で」と再び「My dear Summer」を。本編とは構成を変え、視聴者もみんなで一緒に踊れるダンスタイムから画面越しのウェーブも行い、健人への花束のプレゼントというサプライズを成功させる。
「みんな最高!」と声をあげた健人に対して、メンバー全員で「お疲れ様でした」と大声で労い、TFG初の配信ライブは幕を閉じた。

取材・文 / 永堀アツオ 写真 / 田中聖太郎・渡邊玲奈(田中聖太郎写真事務所)

TFG Special Live 2020 – celebraTion-

2020年8月31日(月)18:00〜 生配信実施

SET LIST
M01. Dance with Me
M02. ニコイチ
M03. Let’s Stay Home!
[ダンスbridge]
M04. My dear Summer
[朗読劇]
M05. Celebration
[企画コーナー]
M06. With You
M07. シンセイカツ
M08. 神様 お願い
M09. My man, My people
EN01. My dear Summer

<見逃し配信決定!>
見逃し配信期間:9月2日(水)12:00(正午)~9月6日(日)23時59分まで
配信プラットフォーム:WithLIVEのWEBサイト
チケット価格:4,300PT(WithLIVEのサイトよりお買い求めください)

※終了しているライブですので、コメントやギフティング(投げ銭)機能はありません。
※インターネットに接続された環境が必要です。

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【視聴ページ】

※ご視聴はアプリからではなく、Safari、Chromeからのみ可能です。
※アーカイブを視聴する際は必ず予約したときと同じアカウントでログインをして、ご視聴ください。別のアカウントでログインをしてしまうと視聴することができません。

TFG(ティーエフジー)

2019年4月に2.5 次元舞台などを中心に活躍する俳優7名で結成された、“五感”をコンセプトとした新感覚アーティストグループ。2019年7月にシングル「My dear Summer」でメジャーデビュー。2020年3月には1stアルバム『celebraTion』をリリース。
メンバーは、赤澤遼太郎(RED /スパイシーノート)、前川優希(BLUE /ハーバルノート)、佐藤信長(PINK /フローラルノート)、坂垣怜次(ORANGE /オリエンタルノート)、堀田怜央(YELLOW /シトラスノート)、桜庭大翔(PURPLE /バルサムノート)、健人(GREEN /ウッディーノート)。本公演をもって健人はグループを卒業。

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