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荒牧慶彦が毒舌弁護士役で植田圭輔&鈴木勝吾らとスリリングなシーンを生み出す。リーディングステージ「法廷の王様」開幕!

荒牧慶彦が毒舌弁護士役で植田圭輔&鈴木勝吾らとスリリングなシーンを生み出す。リーディングステージ「法廷の王様」開幕!

メディアワークス文庫の創刊10周年を記念したリーディングステージ「法廷の王様」が、8月28日(金)より8月31日(月)までニッショーホールにて上演中だ。本作は間宮夏生の「法廷の王様 弁護士・霧島連次郎」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)を原作とした朗読劇。
本作の主人公で“法廷の王様”と呼ばれる毒舌イケメン弁護士・霧島連次郎を演じるのは荒牧慶彦。共演には、霧島を尊敬する熱血新人弁護士・雨宮凛空 役の植田圭輔、霧島の大学の先輩で高いコミュニケーション能力で霧島をサポートする朝倉遥輝 役に鈴木勝吾と、多くの舞台で活躍する実力派俳優が集結。さらに、霧島の妹で被害者と同じ高校に通う女子高生・花蓮 役を人気声優の鈴木みのり、霧島と朝倉の同期で美人&クールな女性弁護士・吹越未来 役を女優として幅広く活躍する重留真波が演じ、ステージに華を添える。
演出は、数多くの舞台を手がける西田大輔が務め、初めて朗読劇の脚本・演出を担当。息の合った台詞の応酬でスリリングな空気と本作でしかありえない独特な世界観がステージに生まれた“痛快リーガルドラマ”。その初日の模様をレポートする。

取材・文 / 近藤明子 撮影 / 山下侑毅


スピーディーな展開が観る者をグイグイと引き込んでいく

2月末に上演を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で公演中止となったリーディングステージ「法廷の王様」が、満を持して開幕した。

ステージには法廷を模した無機質なセット。そこにキャスター付きの椅子が無造作に並べられ、台本を手にしたキャストが入れ替わり立ち代わりステージへと現れ、シーンがテンポよく展開していく。

法廷の王様 WHAT's IN? tokyoレポート

傲岸不遜にして毒舌だが、担当する裁判では負け知らず。“法廷の王様”の異名を持つ弁護士・霧島(荒牧慶彦)のもとに、女子高生ストーカー殺人で起訴された青年の弁護が舞い込んだ。
しかし、“とある事情”からかたくなに依頼を受けようとしない霧島に代わり、主任弁護人を担当することになったのは、元気が取り柄の新人弁護士・雨宮(植田圭輔)。
同僚の朝倉(鈴木勝吾)と吹越(重留真波)の説得で、渋々サポート役を引き受けたものの、乗り気ではない霧島。
一方、初めての刑事事件に張り切る雨宮は青年に接見し事情を聞こうとするが、心を開かず何も語ろうとしない青年の態度に次第に自信を失ってしまう……。

法廷の王様 WHAT's IN? tokyoレポート

ストーリー前半は、登場人物たちのキャラクターや殺人事件の説明に時間をかけながら、完璧と思われた起訴内容の“ほころび”を見つけた霧島が、雨宮と共に状況証拠をひとつひとつ突き崩していく過程を丁寧に描いていく。

ある時は、アリバイを実証するため犯行時間に現場へ行くことが可能か自身の足を使って再現し、またある時は手がかりを求めて青年と被害者の女子高生が幼い頃に過ごした土地に足を運び、さらに被害者の通っていた高校を訪れ教師や友人に話を聞く場面も……。

法廷の王様 WHAT's IN? tokyoレポート

目まぐるしい展開の中、アリバイを実証するシーンでは全力でステージを走り回る植田に会場から拍手が起こる、朗読劇らしからぬ場面や、被害者の友人に話を聞くシーンでは、用意されたカツラを被り“女子高生トーク”に花を咲かせる荒牧・植田・鈴木に会場から笑いが起こる一幕もあり、緊迫したシーンの連続の中に訪れるホッとする瞬間が相まって、本作でしかありえない特別な世界観が生まれていた。

法廷の王様 WHAT's IN? tokyoレポート

出演者はたった5人だが、「弁護士事務所のボス」「殺人事件の被告」「被害者の関係者」など、様々な役を手分けして演じきり、時に“語り手”として物語の進行も担当することで展開をスピーディーに観る者をグイグイと引き込んでいく様は実に見事。

また、音楽、照明、映像が事件を解決に導く小道具として効果的に使われ、西田大輔演出ならではのトリックが随所に盛り込まれている。ラストの法廷シーンでの“答え合わせ”では、散りばめられたパズルのピースがカチッと音を立ててはまっていく爽快感が感じられた。

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ちなみに、原作の小説では新人弁護士の雨宮は女性なのだが、朗読劇では男性に変更。本公演では、霧島×雨宮の“バディ(相棒)感”が増し、荒牧と植田の掛け合い(無茶ぶり?)からは、ドSな先輩に振り回されるいたいけな後輩といった関係性が生まれ、観客の目にも微笑ましいものとして映っていたように思う。

本作は、有罪確実な事件を逆転する爽快な法廷ドラマであると同時に、登場人物たちそれぞれの成長の物語としても描かれている。 過去の事件にとらわれていた霧島が前を向いて新たな一歩を踏み出す勇気、法廷で最後に見せた雨宮の自信に満ちた表情、ふたりを支え温かく見守る朝倉と吹越。そして悲しい現実を乗り越え強くなった花蓮……。

魅力的な登場人物たちが挑む新たな事件を、傍聴席=観客席で見届けたいと願わずにはいられない。

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リーディングステージ「法廷の王様」は、8月31日(月)までニッショーホールにて上演。千秋楽(8月31日17:00)公演のライブ配信チケット当日券は絶賛発売中だ。

リーディングステージ「法廷の王様」

2020年8月28日(金)~8月31日(月)ニッショーホール


<千秋楽ライブ配信当日券発売中!>
配信公演:2020年8月31日(月)17:00公演
配信形式:生配信+1週間の見逃し配信
アーカイブ配信視聴期間:2020年9月3日(木)12:00〜9月10日(木)23:59
当日券チケット販売期間:2020年8月29日(土)10:00~9月9日(水)23:59

※8月31日(月)16:59までにチケットご購入の場合、ライブ配信もご覧いただけます。
※8月31日(月)17:00~17:59のお時間帯は、システム切り替えのためご購入いただけなくなります。
※8月31日(月)18:00以降のご購入は、アーカイブ配信の視聴のみ可能です。

チケット申込URL:
通常チケットはこちら
特典付きチケットはこちら


【STORY】
傲岸不遜にして毒舌。けれど一度法廷に立てば、負け知らずの“法廷の王様”霧島に舞い込んだのは、ストーカー殺人で起訴された青年の弁護だった。
とある事情から固辞する霧島だが、見かねた上司の計らいで渋々ながら元気が取り柄の新人弁護士・雨宮とともに弁護を引き受けることに。 青年の自白と“完璧”な状況証拠によって有罪確実な事件を逆転すべく、霧島が暴いた真実とは──!?
軽妙かつ爽快な法廷小説のニューヒーローが朗読劇に登場!

原作:間宮夏生「法廷の王様 弁護士・霧島連次郎」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)

脚本・演出:西田大輔

出演:
霧島連次郎 役:荒牧慶彦
雨宮凛空 役:植田圭輔
霧島花蓮 役:鈴木みのり
吹越未来 役:重留真波
朝倉遥輝 役:鈴木勝吾

企画・製作・主催:リーディングステージ「法廷の王様」製作委員会

リーディングステージ「法廷の王様」DVD発売

発売日:2021年1月13日(水)
価格:8,000円(税別)
特典:メイキング映像(予定)
発売元:東映ビデオ株式会社
詳細はこちら

公演グッズの通信販売実施中!

販売グッズ:
イメージフォトムック 2,200円(税込)
ブロマイドセット 各600円(税込)
ランダムブロマイド5枚セット 各1,500円(税込)
クリアファイル 各500円(税込)
ポスター 各800円(税込)
アクリルスタンド 各1,500円(税込)
※数量には限りがございます。なくなり次第、終了となりますので予めご了承ください。
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オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@rscourtking)

©リーディングステージ「法廷の王様」製作委員会

関連書籍:「法廷の王様 弁護士・霧島連次郎」