Review

アーリーアクセスまえに知っておきたい『Craftopia(クラフトピア)』可能性だらけの世界

アーリーアクセスまえに知っておきたい『Craftopia(クラフトピア)』可能性だらけの世界

クローズドαテストは当初50人のテスターが募集されたが、それに対する応募は1万人を軽く超えた。期待と注目が集まる、サバイバルもアクションもクラフトもなんでもできちゃう全部盛りゲーム『Craftopia(クラフトピア)』のαテストリポート第2弾! できることが多すぎて前回の記事で紹介できなかった要素……それでも一部分だけになってしまうけど、ドドンと紹介。ゲームの臨場感が伝わるように、私のアイコンを登場させた実況風動画も用意! 9月4日に予定されているアーリーアクセスまでワクワクが止まらない!

文 / 大部美智子


過酷な自然環境とプレイヤーの力が試されるダンジョン

“開拓の祭壇”を使うと、現在いる島とは別の島に移動することができる。文明の力を超越した神々の力だろうか。そこはこれまでいなかった動物や新しい鉱石が存在し、雪山や火山、砂漠、ジャングルなどいろいろな自然環境やさまざまな可能性が待ち構えている。

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲アイテムや所持金が許す限り、ハテナマークの部分を開いていくことができる

ハテナマークに隠された島は完全にランダム。気になる地形や環境の島に行きたいところだけど、中心の島(今後“初期島”と呼称させていただく)から離れるほど動物やモンスターのレベルも上がっていくと言われているので、準備が必要かもしれない。
武器や防具、料理を鞄に詰め込んだ私は、意気揚々と5種類のバイオームが存在する左上の島に降り立った。雪山、火山、砂漠、ジャングル、そして穏やかな気候の5つの島で構成された諸島で、なんとも贅沢な詰め合わせ。「それぞれの島でいろいろな素材を採っちゃうぞー♡」なんてルンルン気分だった自分……自然を舐めるんじゃねぇ!
雪山ではオオカミに追いかけられ、雪山の高所に行くと寒さでダメージを受け、火山は熱気で常時HPが減り、ジャングルにいたっては何が原因かわからないけど刻々と体力を削られていく。現段階では回復アイテムをしこたま持っていってしのぐことしか思いつかない。そうだ、火山ではドラゴンにも追いかけられた。忘れていたけれど、これはなんでもありのオープンワールドクラフトサバイバルアクションゲームなのだ……。

初期島にいなかったので紹介し損ねたけれど、この世界にはモンスターのゴブリンもいる。ファンタジー界のモンスター代表と言っても差しつかえない有名なあのゴブリン。『Craftopia(クラフトピア)』のゴブリンはファイターやヒーラー、シャーマン、バードなどジョブを冠した名称で登場し、問答無用でこちらに襲い掛かってくる。

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲お面かな? 愛嬌がある

ゴブリンは集落を作って生活していたり、ダンジョンに棲みついていたりして、倒すとよく果物や野菜の種、各種調味料を落とす。作りたい料理があって調味料が足りないときはゴブリンを狩りに行く。私の食生活はゴブリンによって支えられているのだ……。浜辺に打ち上がっていた樽と同じように、ダンジョンの通路脇にある樽のなかにも調味料類は収納されている。

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲塩があればラーメンを作れる……!

ダンジョンはほかにも種類があって、入り口は各島とも“混沌の遺跡”だけれど内部はランダムになっている。制限時間内にホバーボードでゴールにたどり着くもの、大きな球を目標の穴めがけて飛ばすもの、脱出を目指すものなど数種類のミニゲーム的なタイプと、さきほど述べたゴブリンがいるタイプなどがある。どれもクリアすれば宝箱とステータス値を上げるために必要な石板が手に入るけれど、ゴブリンがいるダンジョンは最奥にボスがいるのでほかと比べて難度が高め。装備や食事を整えて挑む……それでも無理だったら誰かに助けてもらう! 

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲奥にある光る石板をつるはしで破壊して空島にいるアヌビス神のところに持っていけば、ステータスをアップしてくれる

ということで、マルチプレイについて紹介。そもそもサバイバルは孤独との戦い。某漂流映画でもバレーボールに名前をつけて話し相手にしていたことはあまりにも有名。自我を保つために必要なのだ。なに、知らない? 名作なので見てください。ウィルソーン!!
ひとりで全部こなしていた拠点作りも気の置けない仲間と作業分担すれば、サクサクと完成。さまざまな情報を共有して島の情報に詳しくなったり、防具作りのために必要だった革20枚×3人ぶんも協力し合えば時間短縮のメリットがあったり。困難にぶち当たっても仲間とならその壁を叩き壊す方法を思いつくかもしれない。
ホストを務める場合は、ゲーム開始時に“マルチ”→“ホスト&プレイ”を選んで待つ。IP経由で来てもらう場合はIPを相手に伝える必要があるが、Steam®のフレンド登録経由で来てもらうとその手間もない。フレンドの島に参加するには“マルチ”を選び、教えてもらったIPを登録して参加するか、Steam®のフレンドであれば“スチーム(Steam)経由で参加(推奨)”から行うことができる。
基本的に見知らぬ誰かがフラッと遊びに来られる環境ではないので、通りすがりの人に拠点を破壊される心配はない。設定で招待する範囲を“フレンドのフレンド”にした場合は、もちろん知らない人が来る可能性はあるので注意。以上はαテスト段階での仕様なので、今後は変わるかもしれない。

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲仲間とサバイバルライフを満喫。装備も整ったので、新天地へ旅立つまえに記念撮影

マルチプレイのメリットが効率だけじゃないのは、みなさんのほうがよく知っているはず。何気ない時間を共有したり、軽口を叩き合ったり。それこそ、ゴブリンがはびこるダンジョンへ潜るときも仲間は戦力というだけではなく、いてくれるだけで心強いものだ。

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲Altキー+数字キー(1~0)で踊ったり拍手したり、武器を構えたりとエモートが実行できる

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲エモートを活用して、大きなリンゴを収穫しているように見える自分のキャラを撮ってみたり

もちろんシングルプレイでも楽しめるし、シングルプレイでしかできないこともあるけれど、マルチプレイならではのよさもある。「ひとりがいい」と「ひとりでいい」はだいぶ違うのだ。SNSやDiscordで仲間を募るのもいいかもしれない。

ペットと乗り物で世界が広がる

マルチプレイの仲間について語ってきたけれど、『Craftopia(クラフトピア)』の仲間は人だけに限定されない。そう、動物も仲間にできるのだ! 動物を捕獲できる“モンスタープリズム”というアイテムは開発中だったので、αテスト中に使用した場合の動作は保証されていない。しかし! 動物を仲間にできるとあっては、多少何かを犠牲にしたとしても試さねばならない……! 

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲モンスタープリズムの材料は鉄のインゴット×5と骨×3。骨は砂漠のラクダから入手した

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲ラクダは骨を入手しやすいけれど、うしろキックのダメージが強烈なので背後に立ってはいけないと学んだ……

仲間になった動物がどのように活躍してくれるかというと、“発電機”のなかで走って電池を作ってくれたり、“畜産場”という機械に入れれば牛はミルク、ニワトリはタマゴや羽を生み出してくれたり。しかし、それは動物の命と引き換えなのだ……悲しい。君たちがくれたアイテムは有効に使わせてもらうからな! でもあまりにも悲しいから、動物に回復アイテムを使ったりできるとうれしいな……。
動物が文字どおり命を懸けて作ってくれた電池。この電池を使うとバイクやバギーを作ることができる! 移動用アイテムだけど、体当たりで動物を攻撃したり、木や岩などのオブジェクトを破壊したりできる優れもの。なによりロマンが溢れている。

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲マイバギー完成。このフォルムが最高だし、内装の細かさも好みだわー!

移動アイテムと言えば、ダンジョンに置いてあるホバーボードの話も欠かせない。地面から少し浮いていてすばやく移動することができるが、つるはしやオノのように使用していくと耐久値が減少していく。水面も移動できるので大活躍だけれど、水上で耐久値がゼロになると大爆発を起こすので注意が必要。

文明を進化させたり島をくまなく散策したりして、拠点が充実してきた。安全を考慮して水上都市を建設。なぜ水上なのか……? キャンプファイヤの上に乗るとプレイヤーに火がつくと前回紹介したけれど、それは動物も同じ。キャンプファイヤで燃えることもあればたいまつで燃やしてダメージを与えることもできる。ただし、逃げ惑う動物がまき散らす火で、木や拠点に燃え移るという事故も起こりうるのだ……! そんな事故が起こらないように、動物があまり来ないであろう水の上に居を構えた。と言っても水の上に床を設置するだけなので手間はない。簡単に安全ときれいな景色を手に入れられるのだ。また水の上ということを活かして、畑にスプリンクラーを設置し水耕栽培を表現してみた。秘密基地を作るわくわく感は、いくつになっても変わらないんだなぁと実感。今度は2階建てにしよう。

Craftopia WHAT's IN? tokyoレビュー

▲スプリンクラーは自動で水を撒いてくれる優れもの

ここまで書いてきて大事なことに気がついた。私としたことが、話題のPVにあった『Craftopia(クラフトピア)』名物の産地直送牛シチューを作っていなかった……! なんたること。ベルトコンベアーは電力がなくても稼働してくれるので、動物を活用したプレイヤーの個性が光るシステムを作れるというのに……。工業化はアーリーアクセスのときの課題として、いまはそのときが来るのを待つことにしよう。牛シチューの大量生産……やってみたいなー!
今回のαテスト期間中に29時間ほどプレイしたうえで何度も言うけれど、『Craftopia(クラフトピア)』は本当にたくさんのことができる。アイテムひとつをとっても行動ひとつをとってもすべて何かの可能性に繋がっていて、「こういうことがしてみたい」、「こんなシステムを作ってみたい」と想像力と創作意欲をかき立てられる。しかもこれでまだαテストの段階なので、今後ますます可能性が膨らんでいくことが約束されている。
αテストに参加された方、お疲れ様です! みなさんのフィードバックを参考に開発陣のみなさんがさらにすごい『Craftopia(クラフトピア)』を作り上げてくれています。まだプレイできていない方、もう少しです。もう少しで牛をベルトコンベアーでドナドナできます……! もちろんそれだけじゃなく、αテストに参加しても体験できていない進化した楽しい世界がいま作り出されています。暑いので体調に気をつけ、万全の状態でアーリーアクセスに臨みましょう! ……と熱く呼びかけてみたけれど落ち着かない。何をしたいか、いまのうちに箇条書きにしておこうっと!

フォトギャラリー


■タイトル:Craftopia(クラフトピア)
■発売元:ポケットペア
■対応ハード:Steam®
■ジャンル:オープンワールドクラフトサバイバルアクションゲーム
■対象年齢:全年齢
■リリース日:2020年9月予定
■価格:2,570円(初回セールあり)


『Craftopia』オフィシャルサイト

© 2019, Pocketpair, Inc. Inspired in Tokyo.