ゲームシーンダイジェスト  vol. 16

Review

『フォートナイト』スマホ版がストアから削除! PS5追加情報、不倫や詐欺に揺れるゲーム業界夏の事件簿も

『フォートナイト』スマホ版がストアから削除! PS5追加情報、不倫や詐欺に揺れるゲーム業界夏の事件簿も

記録的な猛暑となった8月。『フォートナイト』のスマホ版がストアから削除されたり、『アサシン クリード ヴァルハラ』のディレクターが降板するなどのニュースがゲームシーンを騒がせています。さらに次世代ハードの続報などホットなニュースも到着しました。

文・構成 / WHAT’s IN? tokyo編集部


『フォートナイト』ブロックで訴訟! Xbox Series Xが11月発売決定! 『ぷよぷよ』で脳を活性化!

人気バトルロイヤルゲーム『フォートナイト』のスマホ版が、App StoreやGoogle Playから削除されたことを受け、開発元のEpic GamesはAppleとGoogleを提訴しました。事の発端は、Epic Games独自のアプリ内課金システムがガイドライン違反に当たるとして、Appleが同アプリの配信を停止したことに始まり、これに続く形でGoogle Playからも削除となりました。Epic GamesはこれをAppleとGoogleの独占だとして訴訟を起こし、プレイヤーに呼びかける動画を公開。この映像は独裁や統制をテーマにした小説『1984』を題材にしたもので、かつてAppleが制作したCMのパロディでもあります。
今回の訴訟の背景には手数料の問題が絡んでいるようです。両ストアでは各タイトルのアプリ内課金の売上30%を手数料として徴収する仕組みがあり、それを回避するためEpic Gamesはユーザーからの直接課金となる“Epic ダイレクトペイメント”を導入。Epic Gamesは訴訟にて補償は不要としながらも、この課金システムを認めることを求めています。対する両社は『フォートナイト』復活に向けてEpic Gamesと話し合うとの声明を公表。ちなみに音楽配信サービスSpotifyもEpic Gamesの行動を支持しており、こうした動きは広がりそうです。

『アサシン クリード ヴァルハラ』のクリエイティブディレクター、アシュラフ・イズマエル氏が解雇されたことが明らかに。同氏は『アサシンクリード』シリーズを再浮上させた立役者でしたが、既婚者であることを隠して女性と交際していたという不倫騒動が明るみになり、プロジェクトから外れて休職していました。そのほかにも立場を悪用した行為があったということで、ユービーアイソフトは彼を解雇するに至ったとのこと。なおユービーアイソフトでは、これまでにも幹部や重役らがハラスメントを行ったという内部告発により辞任しています。こうしたゲーム開発の現場での嫌がらせやきびしい労働環境は同社だけでなく、さまざまなメーカーやスタジオで問題となっており昨年ごろから告発が相次いでいます。

反対に『アサシン クリード ヴァルハラ』の明るい話題を。同作はヴァイキングとなって9世紀のイングランドで生き抜くアクションゲームですが、ゲーム中ではネコを抱っこして撫でられるちょっとした癒し要素もあるのだとか。作中で犬を撫でられるゲームは多いですが、ネコと触れ合えるのは意外と貴重かもしれません。

『ポケモン』シリーズの公式通販サイト“ポケモンセンターオンライン”を装った偽サイトで、フィッシング詐欺が確認されたと報じられました。個人情報を盗まれクレジットカードが不正利用されたという被害を受け、ポケモンセンターからは正しいURLや見分けかたを提示し注意喚起を行っています。

マイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Series Xの発売が11月に決定。詳しい日にちは不明ですが、歴代ハードの傾向からアメリカの感謝祭(今年の感謝祭は11月26日)のまえに発売されるのではと見られています。しかし、目玉のひとつ『Halo Infinite』は2021年発売に変更されており、ローンチタイトルから外れることに。なおXbox Series Xでは、従来のXbox One用のコントローラが使用できるとのこと。これはサードパーティーのデバイスも同様だそう。さらにXbox Series XのコントローラもXbox OneやPCなどで使えるという広い互換性が明らかになりました。

同じく今年発売予定のPlayStation®5(以下、ps5)も周辺機器の互換性について公表しました。PS4用のコントローラー“DUALSHOCK 4”はPS5用タイトルでは使えないとのことですが、後方互換機能を利用してPS4タイトルを遊ぶ場合には使用が可能です。後方互換機能とはPS4のゲームをPS5でも遊べる機能で、4000以上あるPS4作品の大多数が対応予定。PS4でのプレイ時と比べて安定したフレームレート、高解像度で遊べる場合もあるとか。またVRに欠かせないPlayStation®Cameraは、PS5との接続に必要なアダプターを無料で提供する予定とのこと。

Nintendo Switch™にて『ピクミン3 デラックス』が10月30日に発売されることが決定。こちらは2013年にWii Uで発売された『ピクミン3』に、原生生物図鑑などの新要素やかつての有料コンテンツを収録したもの。『ピクミン』シリーズの再始動に、これまで噂レベルの存在であった続編『ピクミン4』への期待も高まりますね。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントのアクションアドベンチャー『The Last of Us Part II』でアップデートが実施され、最高難易度“GROUND”などが追加されました。こちらは敵の存在を察知できる“聞き耳”機能や各種HUD表示が使えないなど、より現実に近い状況になっています。死亡時にセーブデータが消去される設定も選択可能に。その一方で、弾薬や資源が無限になるなどの強力なオプション機能、グラフィックや音声のフィルター機能も実装。これらは本編クリア後にアンロック可能となります。

IO Interactiveのステルスアクションゲーム『ヒットマン3』がPlayStation®VRに対応することが明らかになりました。公開された映像では、主人公の暗殺者エージェント47の視点で、テーブル上のグラスや標的を仕留めようとする手元が映し出されています。本作にシリーズ1作目、2作目をインポートすることで過去作のロケーション(ステージ)もVRでプレイできるとか。

カプコンの小野義徳氏が今夏で退社すると報じられました。小野氏は『ストリートファイター』シリーズのプロデューサーを務め、大会などでもおなじみのフロントマン。今後はひとりのゲーマーとして『ストリートファイター』ブランドを見守るとのことです。

セガのパズルゲーム『ぷよぷよeスポーツ』を用いた脳活動実験が行われました。公立諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授の協力のもと、NIRS(ニルス)という脳血流量の変化を調べる実験を実施したところ、ゲームプレイ中に脳の前頭前野と頭頂連合分野に活性化が見られたとのこと。これらの部位は物事を考えるときに使う記憶“ワーキングメモリー”を司ることから、子どもの知育や高齢者の認知機能低下予防に役立つ可能性も考えられるそう。今回の実験ではひとりプレイよりも対戦のほうが、より脳の活性化が見られたとのことです。

Xbox Series Xの発売が11月に決まりましたが、対するPS5がいつ発売されるのか、また両機種の値段もそろそろ知りたいところですね。来たる日に向けて対応ソフトの情報もどんどん公開されています。名作のリバイバルや移植なども引き続き盛んで、8月後半には『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』などが発売予定です。

※記事中の一部画像・動画は、公式YouTubeおよび公式SNS、公式リリースから使用

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