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全方位から遊び込める選手育成『パワプロ2020』膨大な楽しみを備えた野球ゲームがここに!

全方位から遊び込める選手育成『パワプロ2020』膨大な楽しみを備えた野球ゲームがここに!

1994年にシリーズ1作目が発売されて以来、25年以上に渡って多くのファンに支持され続けている野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』(以下、『パワプロ』)シリーズの最新作『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』。前回の記事では実際のプロ野球とリンクしているゲームモードを中心に紹介させてもらったが、今回は野球好きのみならず多くのゲーマーに愛されている『パワプロ』シリーズ独自のゲームモード“サクセス“、そこから派生して生まれた試合特化の育成モード“パワフェス”、選手だけでなくチームを丸ごと育成・運営していく“栄冠ナイン”など、『パワプロ2020』に搭載されている育成シミュレーション要素の魅力について語りたい。

文 / マンモス丸谷


チームメイトの魅力を引き出すことが要のサクセス

まずは『パワプロ』を代表する選手育成モードのサクセスから紹介していきたい。本作のサクセスは大学の野球部が舞台で、3年生春から4年生秋までの期間でプレイヤーの分身となる“パワプロくん”を理想の野球選手として鍛え上げていく。大学はパワフル農業大学、提供国際大学、エジプト大学の3校が用意されており、それぞれ野球部員として登場するキャラクターやストーリー、発生するイベント、練習時に上乗せされる効果などが異なる。同じポジションの選手を育てるにしても選んだ大学によって違ったプレイ感覚、育成方針を立てて遊べるようになっているのだ。

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▲サクセス初回プレイ時から選べるパワフル農業大学では、弱小野球部が奮起して大学日本一を目指す王道的なストーリーが展開される。育成面では、農業大学の特性を活かした特別練習や通常練習のついでに種まきや収穫を行ない、能力値と体力回復のボーナスを得られるのが特徴

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▲提供国際大学は、試験と試合結果が重視されるストイック系の大学。試合に出られるまでの難度は他校より高いが、試験や試合で好結果を出すとスポンサーからより良い練習器具が“提供”され、能力をアップさせやすくなる

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▲古代エジプト時代からタイムスリップしてきたファラオのホールスアン4世やその臣下たちと野球に励むエジプト大学は、練習メニューがすべてピラミッド建造にまつわる作業に変化。さらに神官セティーヌが使う魔術によって練習で得られる経験点にボーナスが付与、またはマイナスされることがある

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▲本作に登場する彼女候補は全4人で、各大学共通。しかし選んだ大学によって出会えるタイミングが微妙に異なるため、1年目のうちに彼女にしやすいキャラクターは大学によって差が生じる

5年ほど『パワプロ』から離れていた筆者が本作のサクセスをプレイしてまず驚いたのは、部員や監督、恋人候補といったキャラクターがイベント中に表情をコロコロ変えたり動き回るといった“演技”を見せてくれることと、キャラクター個々の背景を掘り下げたイベントが充実している点。このおかげで各大学のストーリーを進行させていくことそのものが面白く、育成のノウハウが固まっておらずサクセスをクリアできても選手の能力が微妙なレベルになりがちな期間も楽しくプレイすることができた。そしてゲームに慣れてくると、部員の誰と仲良くなるかが伸ばしたいステータス、獲得したい特殊能力につながっているということが自然と判明しだし、キャラクターとの仲を深めることが育成でも大事なことがわかる。このあたりの導線がスッキリまとまっているのは、サクセスだけでも長い歴史のある『パワプロ』シリーズならではと感心させられた。

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▲サクセスのプレイ回数が少ないうちはキャラクター個別のイベント、ストーリーがゲームプレイのモチベーションにつながるぐらいの魅力を感じられた。古くからの『パワプロ』プレイヤーとしては、矢部くん(CV:大谷育江)やダイジョーブ博士(CV:堀内賢雄)に“声”がついたのも驚き

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▲複数のサクセス選手作成を経験したころになると、キャラクターたちがどういった方向性の育成で役立つかが見えてきて、効率よく経験点や特殊能力のコツを得られる

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▲筆者お気に入りのシナリオは、やはり(?)エジプト大学。チームメイトのニャプテト(CV: 加藤英美里)、セティーヌ(CV: 戸田めぐみ)を彼女にできないのは残念だったが、フィクショナルな方向に振り切った練習メニューが意外にも効率が良く、安定して満足のいく選手作成が行なえた。ファラオ一行もレベルが上がれば一芸に秀でた選手へと成長し、試合でも非常に有能

部員の個性で伸ばしやすい能力の傾向が決まるということは、選んだ大学によって作成しやすい選手のタイプが固定され、育成の自由度が狭まる恐れがある。しかしこの問題に関しては、サクセス(後述のパワフェスや栄冠ナインでも可)で選手を作成し続けることで解決できる。各種ゲームモードでプロ入りに成功した選手はサクセススタート時に継承選手として指名することができ、パワプロくんが4年生になった時点で新入生として登場。4年生の4月以降に一緒に練習していると、各大学のキャラクターと同様にスペシャルタッグや特殊能力のコツ伝授が発動する。既存の部員では満足できない能力を持つ選手をあらかじめ継承選手として送り込んでおくと、育成の効率は飛躍的にアップする。加えて試合では重要な戦力としても役立ち、大学日本一になるとボーナスステージ的に発生する日本代表戦にも安定してたどり着けるなど、継承選手の利用はメリットだらけといえる。

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▲4年生最後の大会で優勝して大学日本一になると、日本代表の一員として国際大会に出場。2試合ぶんの経験点が得られるうえに、オリジナル変化球の習得のようなレアイベントに遭遇できる確率も高まる

とにかく大量のパワプロくんをプロの道に送り出すことが育成環境を整えることにつながっているので、『パワプロ2020』ではサクセスの“数”をこなすことがなにより重要。幸い本作には、ボードゲームのようにマス目を移動してイベントを起こす手順を踏むだけで選手が完成するサクサクセスも用意されている。こちらも併せて利用すれば、より効率よくサクセスを楽しめるはずだ。

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▲全5ステージ用意されたマップを体力の続く限り移動するサクサクセス。能力アップのマスや宝箱、プロ野球選手との出会いをくり返してプロ入りに足る選手を作り上げていく

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▲運が良ければ数分で選手作成が終わるサクサクセスだが、それなりの能力を持つまで育てようとするとわりとシビアな体力管理が要求される。失敗すると作成中の選手は消えてしまうこともあり、“確実にオリジナル選手を作り上げる”という観点から見ると、難易度は高めかも

オールスターの醍醐味が楽しめるパワフェス

『パワプロ』の育成といえばサクセスというイメージが強いが、前々作『パワプロ2016』から導入されたパワフェスもいまや選手作成、そして『パワプロ』のキャラクターに愛着を持つファンには欠かせないゲームモードになっている。
パワフェスは最大6試合行なわれるトーナメント戦をいかに勝ち抜いていくかに焦点が当てられており、試合に勝利することで経験点を稼ぎつつ、倒した対戦チームから選手を引き抜いて自チームのチャレンジャーズを強化していくことでゲームが進行。サクセスのように自分のパワプロくんを無理やり活躍させる必要がないため、純粋に『パワプロ』というゲームの腕に自信がある人であれば、短時間で基礎能力の高い選手が作成できるようになっている。

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▲パワフェスには260名以上のサクセスキャラクターが参戦。1~4回戦までは複数の候補から対戦チームを選ぶことができ、勝利すれば主力選手を引き抜いて仲間にできる

そのぶん試合の難易度は高めというか、通常の『パワプロ』の試合(プロ野球12球団を使用しての対戦)とは難しさのベクトルが少々異なる。その理由は、歴代の『パワプロ』シリーズに登場してきたサクセスキャラクターが集結するオールスター戦であることが大きい。サクセス出身のキャラクターが勢ぞろいしているということは、つまり “オリジナル変化球”を駆使するピッチャーが多数参戦しているということ。その結果、パワフェスでは実際の野球ではありえない軌道を描くボールをいかに打ち返せるかが勝敗にほぼ直結。『パワプロ2020』のサクセスにはそれほど変化の大きいオリジナル変化球を投げてくる対戦相手がいないこともあって、他のゲームモードの試合とはかなりプレイ感覚が異なる独自の野球バトルを体験することになる。

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▲かわいい女子選手&マネージャー、奇抜なビジュアルのキャラクターにまず目を奪われるパワフェスだが、試合を勝ち抜くうえでは現実離れしたオリジナル変化球の攻略(仲間にした際はピーキーな性能の把握)が重要。現実の野球より明らかにアンダースローや左ピッチャーの比率が高いのも特徴か

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▲対戦相手の能力が上がる後半戦は、チャレンジャーズのみに与えられた特権となるマネージャーのアシスト効果、アイテムの持ち込みも活用していきたい。マネージャーとアイテムの組み合わせによっては“対戦相手を絶不調に陥れたうえ、投げる球種が丸わかり”といったようなシチュエーションを作り出せる

試合に特化したゲームモードではあるものの、パワフェスもサクセスと同様にくり返しプレイすることでより良い選手を作成できる要素がゲーム内に組み込まれている。その最たるものが、サクセスキャラクターの成長だ。
一度倒して仲間にしたサクセスキャラクターは、次回以降のパワフェスプレイ時に最初からチャレンジャーズの一員として連れていくことができるようになり、試合を重ねることで経験点を得てレベルアップする。上がったレベルは永久に引き継がれていくため、プレイすればするほど必然的にチャレンジャーズのチーム力は上がっていくのだ。特定の選手やマネージャーがチーム内にいると、試合の前後に挟まれる自由行動時には、パワプロくんに経験点や特殊能力のコツを伝授するコンボイベントも発生。シリーズの枠を超えたサクセスキャラクターのかけあいを見つつパワプロくんの育成も図れるイベントなので、試合だけでなくサクセスキャラクターの関係性を推察して誰をチームメイトに選ぶのか考えるのも、パワフェスを楽しむ要素のひとつとして機能するはずだ。

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▲パワフェスではチームメイトも成長する。同じ選手をチャレンジャーズに呼び続けていれば自然とレベルが上がり、基本ステータスはもちろん特殊能力も習得していく。写真はレベル10に達した女子選手のオクタヴィア。ナックル系のオリジナル変化球を持つ投手ながら、バッターとしてもミートAでアベレージヒッター持ちという二刀流

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▲サクセスと比べると、特殊能力のコツを狙って得る機会が少ない印象。特殊能力を盛りに盛った選手を作成したい場合は、奥義書をアイテムとして持ちこんだり、コンボイベントを積極的に発生させていく必要がある

野球部全体を育成する栄冠ナイン

理想の選手作成にチャレンジできるサクセスやパワフェスとは“育成”のコンセプトは異なるが、高校野球の監督として長期間に渡って野球部を運営、強化していく“栄冠ナイン“の存在も育成シミュレーションとしての『パワプロ』を語るうえでは無視できないゲームモードだ。
栄冠ナインでのプレイヤーは監督という立場のため、打撃や投球といったアクションを担当する機会はない。そのぶん育成の自由度は高めで、毎ターン配られる練習メニューから好きな効果を選び、すごろくのようにマス(日数)を進めていくことでチーム全体を強化しつつ、毎月初頭には部員個々人に応じた練習メニューを指示することも可能。練習メニューのチョイスで基礎能力を底上げしつつ、自分好みの長所を持った選手作成を無理なく行うことができる。

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▲栄冠ナインでは選んだ練習メニューに書かれている数字ぶんだけ日数が経過し、ゲームが進行していく。練習メニューの傾向は、半年に1回程度のタイミングで変えられる

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▲1ヶ月ごとに指示できる個人練習では、監督(プレイヤー)が強化したいと思っている選手それぞれの能力値を任意で選ぶことが可能

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▲試合パートではピッチャーのおおまかな投球内容の指針、バッターが狙うべき打球方向、バントやエンドランといった作戦の指示が可能。ピンチ時には伝令を送って選手の能力を底上げするといったサポートで、チームを勝利へ導いていく

試合パートでは選手を操作することはないものの、監督として指示を送ってチームを勝利に導く采配プレイで試合に介入する。「選手に命令するだけではサクセスやパワフェスの試合ほど緊張せずにダレるのでは?」と思う人もいるかもしれないが、筆者の場合はむしろ逆だった。栄冠ナインは、ワンプレイが数十分から2時間程度で終わるパワフェスやサクセスはもちろん、同じゲーム内で数十年間を過ごせるマイライフやペナントと比べても(シーズンオフという概念がないため)プレイ時間は長くなりがち。それでいて主力選手の大半は3年生で毎年卒業していなくなるため、チームが実力的にピークを保てる期間は短い。勝てるときにきっちり勝っておかないと、野球部の評判は簡単に下がって育成の効率も悪くなる(ストックしておける練習メニューが減る)。栄冠ナインの試合パートでは指示を出す“だけ”のはずなのに、かなりのプレッシャーを感じさせられた。

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▲高校野球が題材のゲームモードのため、重要な大会はすべて1敗すれば終わりのトーナメント戦で、秋になれば100%の確率で主力選手(3年生)の引退が避けられない。常勝軍団を作り上げることを目的に栄冠ナインをプレイするのであれば、かなりやりごたえのある長期戦になる

それでは強いチームを維持することが困難な難易度の高いゲームかというと、一概にそうとはいえない。野球部の評判によってチームの練習効率や毎年入ってくる新入生の質が変動することはあっても、部員たちは基本的に野球に対して真摯。どの選手も監督の指示どおりに能力値を伸ばしてくれるうえ、2年目以降になると卒業して野球部OBになったキャラクターたちが頻繁にマス目に登場するようになり、野球部を手厚くサポート。そのおかげで、プレイし続けていけば確実にチームの地力が上がっている感触を得られる。

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▲野球部OBのマスに止まった際のボーナス効果は高く、しかも卒業まえに進路相談に応じていれば、プロ野球選手以外ならある程度プレイヤーの思惑どおりの職業に就かせられるのもいい

OB選手、現役のプロ野球選手が高校生として登場する設定をオンにしておけば、新入部員として加入し一瞬でチーム力が飛躍的に向上することもある。筆者がプレイした際に1年目は0勝で終わるという苦戦を強いられたが、2年目に元読売ジャイアンツの鉄腕中継ぎである山口(鉄也)投手が“転生”してくると、チームの雰囲気は一変。山口投手が育ち切っていない1年生時は終盤で競り負けることもあって甲子園出場は逃したが、3年目に入って山口投手の球速が145㎞を超え始めたあたりからは連戦連勝。ゲームスタート時に1年生だった選手(3年間自分の手で育てた初の世代)の活躍もあって、あっさりと夏の甲子園・千葉県代表の座を獲得できた。こういったレジェンドクラスのピッチャーがひとりいると、なんとかなってしまうところも含めて高校野球“らしさ”を感じられるので、栄冠ナインはサクセスメインの『パワプロ』プレイヤーはもちろん、実際の野球が好きな人にもプレイしてほしいゲームモードだ。

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▲転生選手は現役時よりもやや能力値が低い状態で入部してくるが、素質に疑いの余地はない。筆者の野球部に入ってくれた山口投手は満足な練習施設がない状態でも1年で球速を8㎞アップさせつつ、先発で投げられるスタミナも獲得してチームを甲子園へと導いた

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▲ゲーム開始から1~3年の間に甲子園出場常連校にまで育て上げるのはなかなか難しい目標のように思えるが、教え子をプロ野球選手にするのは意外と簡単。まずは“プロ野球選手をコンスタントに輩出する中堅高校“あたりを目標に据えると、モチベーションを保って楽しく栄冠ナインを遊べるはず。ちなみにプロに入団した選手はサクセスの継承選手としても利用できる

サクセス、パワフェス、栄冠ナインとそれぞれ種類の違った育成シミュレーションが複数収録されている『パワプロ2020』。いずれのゲームモードも完成度が高く、これらをくり返しプレイして理想の選手、チーム作りに勤しむだけでも十二分に楽しいのだが、あらゆるモードがオンラインとリンクしている本作ではその成果をアップロードし、LIVE選手やLIVEチームとして配信することもできる。スーパーファミコンや初代PlayStation®で『パワプロ』を遊んでいた時代は自己満足、良くても周りの友人にしか見せびらかすしかなかった自慢の選手が、全国の『パワプロ』勢に披露できるのも特筆すべきポイントといえるだろう。
正直、筆者には基本能力オールSに特殊能力盛り盛りといった選手を作成する腕はないため、自分のやり込みを披露する場としてはLIVE選手を活用できてはいない。しかしLIVE選手がアップロードされるLIVEパワプロの場には、どれだけの手間とテクニック(+運)をかければ作成できるのだろうか……と見るだけで畏怖に近いような感情を覚える選手のほか、日本のプロ野球が題材なゆえに『パワプロ』がカバーしきれていないメジャーリーガーを模した選手、基本能力は低いが特殊能力はほぼ完備といった選手が日々アップロードされている。とくに能力低めながらレア特殊能力だらけの選手は比較的安価で入手できるため、サクセスのパートナーとして最適。もともと特殊能力を継承できるかは運頼みなところがある。ベースとなる選手も他力で用意するというのはちょっと情けないかなとは思いつつ、たいへんお世話になっている。

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▲ほかのプレイヤーが作成したLIVE選手はポイントを支払うことで購入し、各種ゲームモードで操作することが可能。完全無欠の万能選手は非常に高価だが、サクセスの継承選手向きな特殊能力“だけ”が揃っている選手は、手の届きやすい値段となっている

最後に。あまりにも各種ゲームモードが充実していたため全2回の記事では触れられなかったが、『eBASEBALL プロリーグ』が設立されてからの『パワプロ』は、下半期に入るとチャンピオンシップ(オンライン対戦)のシーンも熱くなる。どうやら2020年も(例年どおりの大会が組まれるかは未定だが)プロテストやリーグ戦自体は以下の動画でわかるように開催される模様。サクセスやパワフェスなどを遊びつくしたあとも腕に自信のある人はオンライン対戦、そうでない人はプロリーグの観戦を楽しむツールとして『パワプロ2020』を楽しんでもらいたい。

フォトギャラリー

■タイトル:eBASEBALLパワフルプロ野球2020
■発売元:KONAMI
■対応ハード:PlayStation®4、Nintendo Switch™
■ジャンル:野球・育成
■対象年齢:全年齢
■発売日:発売中(2020年7月9日)
■価格:オフィシャルサイトでご確認ください


『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』オフィシャルサイト

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