ゲームシーンダイジェスト  vol. 15

Review

『Ghost of Tsushima』が絶賛の嵐!『幻想水滸伝』の元開発陣が『百英雄伝』を始動!

『Ghost of Tsushima』が絶賛の嵐!『幻想水滸伝』の元開発陣が『百英雄伝』を始動!

長かった梅雨がようやく明けた7月後半は、『Ghost of Tsushima』の話題で持ちきりでした。『ライザのアトリエ』の続編、『真・女神転生V』など人気シリーズの新作も発表。名作RPG『幻想水滸伝』の開発スタッフが再集結して作る『百英雄伝』も大きな反響を呼んでいます。さらに『ペルソナ』シリーズが全世界累計1,300万本を突破など、賑やかなニュースの数々を追っていきましょう。

文・構成 / WHAT’s IN? tokyo編集部


世界中で高評価の『Ghost of Tsushima』が初週セールス首位! 『メガテンV』美麗主人公が早くも人気に

ソニー・インタラクティブエンタテインメントの新作アクションアドベンチャー『Ghost of Tsushima』が、7月17日の発売から3日間で全世界累計実売本数240万本を突破したと報じられました。先日発売された同社の『The Last of Us Part II』の発売3日で400万本の記録には及ばないものの、新規タイトルの1作目となる『Ghost of Tsushima』の出だしは驚異的です。プレイヤーからは対馬の自然の美しさや戦闘の手応え、ロード時間が極端に短いことなどが高く評価されており、今後もセールスを伸ばしそうです。また、舞台の対馬を有する長崎県とのコラボサイトも公開されています。ゲーム中のスポットのモデルとなった場所をチェックしてみては。

健康的な太ももで多くのプレイヤーを魅了したライザの続投が決定。コーエーテクモゲームスの『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』の続編となる『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』が制作中であり、今冬発売であると発表されました。『ライザのアトリエ2』は前作の3年後が舞台で、成長した錬金術士のライザが仲間と再会し、新たな遺跡の調査に挑むようです。ちなみに『アトリエ』シリーズは、世界を共有する3部作が作られるのが伝統となっており、それぞれ主人公が異なるのが恒例でした(例:『マリー』、『エリー』、『リリー』はザールブルグシリーズなど)が、ライザのように同じ主人公による続編が作られるのは初めてのこと。1作目が全世界で累計42万本出荷され、『アトリエ』シリーズ最大のヒットとなった背景からして、続編制作も当然の成り行きと言えるでしょう。

アトラスの人気RPGシリーズの最新作『真・女神転生V』が、Nintendo Switch™にて2021年に世界同時発売されると発表されました。ティザートレーラーでは品川駅構内を歩いていた主人公らしき学生が、この世ならざる者の手を取る場面が映し出されています。まだ主人公の素性は明かされていませんが、アシンメトリーなカットのヘアスタイルと中性的な顔立ちが話題となり、すでにファンを獲得している模様。詳細の公開が待ち望まれています。

さらに『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』が10月29日にリリースされることも明らかに。こちらは2003年に発売されたPlayStation®2用ソフトのリマスター版で、原作にシナリオなどを追加した『マニアクス クロニクルエディション』がベースになっているとのこと。

同じくアトラスの顔であるRPG『ペルソナ』がシリーズ合計1,300万本を達成したという報せも。シリーズのうち『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は全世界累計140万本、そして今年にPCへ移植された『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』が全世界累計50万本と好調なのも記録を後押ししたようです。

かつてPlayStation®で発売されたRPG『幻想水滸伝』シリーズの元開発陣が、新作RPG『百英雄伝』を制作中と発表。Kickstarterでの支援を募ったところ、開始2時間で目標の50万ドルを達成。アクセスが集中するあまりKickstarterのサーバーが一時ダウンするにまで至りました。さらに支援は200万ドルを超え、PlayStation® 4やXbox One、PlayStation® 5、Xbox Series X、任天堂の次世代機での展開、『幻想水滸伝』ファンにはおなじみの料理や釣りのミニゲームなどが収録されることも決定。いかに世界中のファンが待ち望んでいたかがわかります。『幻想水滸伝』シリーズはとくに1作目と2作目が傑作として語り継がれており、そのシナリオを担当した村山吉隆氏、イラストレーターの河野純子氏らが集結するとあっては期待せざるを得ません。こちらのKickstarterに向けた動画も『幻想水滸伝』の仲間を集めるシステムをなぞらえた流れで胸アツです。映像中のボスとして『悪魔上ドラキュラ』シリーズや『Bloodstained: Curse of the Moon』シリーズを手掛けたIGA氏も出演しています。ゲームの映像では、繊細な2Dドットのアニメーションや心沸き立つBGMも垣間見られました。本作は多様な文化の国が存在するオールラーン大陸を舞台に、100人の英雄たちが戦乱に身を投じることになるようです。最大6人のパーティーを指示するテンポの速いターン制のコマンドバトル、拠点となる城塞建築システムなども盛り込まれているとか。『百英雄伝』Kickstarterキャンペーンは8月29日まで。

オンラインイベントXbox Games Showcaseにて、スクウェア・エニックスの新たなアクションゲームブランドBALAN COMPANY(バランカンパニー)による、『BALAN WANDERWORLD』が公開されました。同作は『ソニック』の生みの親として知られる中 裕司氏や大島直人氏が手掛けるタイトルで、ミュージカルをテーマにした3Dアクション。主人公のレオとエマは80種類以上の衣装をまとい、心象世界“ワンダーワールド”を冒険することに。ファンタジックなビジュアルは幅広い世代に人気が出そうですね。

2019年に大ヒットとなった、ヘンリー・カヴィル主演のNetflixオリジナルドラマ『ウィッチャー』。そのスピンオフ『The Witcher: Blood Origin』の制作が発表されました。こちらは1200年まえを舞台にした“ウィッチャー”たちの誕生にまつわる物語で、6エピソードを配信予定とのこと。なお、中断されていた『ウィッチャー』シーズン2の撮影は8月17日に再開される予定だそう。

ちなみにゲラルト役のヘンリー・カヴィルがPCを自作する動画も話題になっていました。ムキムキの腕で、PCケースとパーツに苦戦している様が微笑ましいムービーはこちら。

ステイホームによる運動不足に効くフィットネス系のタイトルが人気を博しています。Nintendo Switch™『Zumba de 脂肪燃焼!』では定期的にセガ社員による実践動画を公開していますが、最新バージョンにあの日本一歌の上手いサラリーマンこと光吉猛修氏が登場。ボーカル入りのダンス楽曲のため、光吉さんの美声は入っていませんが、ふんどし姿でキリッと踊る姿が印象的です。

新作発表が相次ぎ、賑わいを見せた7月後半のゲームシーン。とくに長く続くシリーズタイトルの復活が目立っていました。今年は短い夏休みになりますが、各プラットフォームやメーカーはサマーセールを実施中です。気になっていたタイトルやシリーズの過去作品をプレイするいい機会となるかも。

※記事中の一部画像・動画は、公式YouTubeおよび公式SNS、公式リリースから使用

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