「ガンダム」シリーズの情報発信基地として2010年にオープンした「GUNDAM Café 秋葉原店」が、10周年を迎えた今年7月31日(金)、「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE(ガンダムカフェ トーキョー ブランドコア)」として完全リニューアルオープン。宇宙戦艦内の食堂をイメージしたレストランをはじめ、「ガンダム」の世界観を4つのエリアで楽しめる新施設が完成しました。
今回は、オープン前日に行われたプレス向け内覧会の模様を、全4エリアの写真たっぷりでレポート。デニム曹長率いる偵察部隊よろしく、潜入を果たした我々が見たものとは……?
取材・文 / 山下達也(ジアスワークス)
※記事の最後に、レポートの全写真をまとめたフォトギャラリーを用意しています!
これまでよりも3倍……いや“4倍”も広くなってガンダムカフェがパワーアップ!
JR秋葉原駅 電気街北口を出てすぐの駅前広場に立地する「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」。かつてここには「GUNDAM Café 秋葉原店」と、そのお隣にはAKB48 SHOPがありましたが、AKB48 SHOPは2018年末に惜しまれつつ閉店。空きテナントにどんなお店が入るのか注目を集めていました。
「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」は、その敷地を新たに獲得したことにより店舗規模も従来比4倍に拡大。「カフェ」という業態に留まらない「ガンダムの作品世界と現実世界が交錯する、これまでにない全く新しい体験型エンターテインメントレストラン施設」へと進化しました。現在、GUNDAM Caféは秋葉原以外にも東京(お台場)、大阪(道頓堀・吹田)、福岡(博多)に全5店舗が展開していますが、そのどれよりも広い、文字通り「BRAND CORE」な旗艦店となります。

JR秋葉原駅 電気街口改札を出たら右に曲がって徒歩1分未満という超・一等地!
全長約18mの巨大モニターでガンダムワールドに没入できる「レストランエリア」
従来比4倍に広さを拡大した「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」は、大きく4つのエリアに分かれています。中でもここだけの目玉と言えるのが、施設中央に位置する「レストランエリア」と、体験型ダイナー「Zeon’s Diner TOKYO(ジオンズダイナー トーキョー)」。まずは「レストランエリア」から見ていきましょう。
「レストランエリア」は、宇宙戦艦内をイメージしたという本格派レストラン。エリアの一面を占める全長約18mの巨大モニター群を戦艦の窓に見立てており、通常営業時はここに広大な宇宙空間(ホワイトベースやガンダムとニアミスする一場面も?)やスペースコロニー内部の光景などが映し出されます。巨大モニターに映し出される映像はなかなかの迫力で、あたかも高級ホテルのスカイラウンジにいるかのような感覚を味わえます。
な〜んて、連邦軍の高級士官になった気分で窓(モニター)の外の美しい光景を眺めていると、突然アラームが鳴り響き、艦内もとい館内は一気に緊迫した空気に。窓の向こうをザクが飛び交い、友軍のサラミスが次々に撃沈されていきます。こ、これはゆっくりメシ食ってる場合じゃないのでは!? いや、むしろ出撃前に食べられるだけ食べておくべき?
……と、こんな演出を楽しめるのが「レストランエリア」。なお、ここに表示される映像は、原則としてこのレストランのためにサンライズが製作したオリジナル映像とのこと。宇宙空間のほか、ガンダムシリーズの舞台となった世界各地の風景などが楽しめるそうですよ。どんなシーンがあるかは行ってみてのお楽しみに。チラッと映像を見せていただきましたが、ファーストガンダムファンなら誰もが思い浮かべる“あの美しい光景”は、もちろんありましたよ!(ヒント:「手の空いている者は左舷を見ろ!」)
これだけでも充分興奮してしまうのですが、「レストランエリア」のウリはこれだけではありません。事前予約制のスペシャルプログラム「G DIMENSIONS EX DINNER SHOW」では、巨大モニターに人気キャラクターが登場し、来場者に話しかけるようなかたちで、映像に合わせてコースメニューが振る舞われるのだとか。
たとえば『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をモチーフとしたプログラム「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」では、サイド3のとあるレストランで行われた決起集会に参加した兵士になりきって、このショーのためだけに考案されたスペシャルメニューを楽しむことができます。
言うまでもなく、これらも完全新規オリジナル映像。シャア役の池田秀一さん、ガルマ役の柿原徹也さんがその場にいるファンだけに話しかけてくれるのは、あらかじめ収録された音声とはいえ想像以上にゾクゾクする体験でした。なお、会場にはショーのストーリーに合わせた扮装の「アクター店員」も参加。彼らのナビゲーションの元、より深くガンダム世界を没入できるという仕掛けです。
オープン当初の「G DIMENSIONS EX DINNER SHOW」は、この「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」に加え、『機動戦士ガンダムSEED』をモチーフとした「キラとアスランの恩返し“初めての料理”」の2つのプログラムを用意(各回90分)。今後、さまざまな作品のプログラムが追加されていくほか、トークやライブなどのイベントも予定しているそうです。
「レストランエリア」で提供される通常メニューは、劇中のパイロットの食事を再現したアムロ専用パイロットランチ(写真、税込1,430円)のほか、手作りパンで有名な峰屋のバンズを使った牛肉100%の本格ハンバーガー、店内の石窯で丁寧に焼き上げた窯焼きナポリピッツァなどが用意されています。

「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」で振る舞われるスペシャルメニューの一部。やっぱりシャア考案の料理は赤かった……。

「G DIMENSIONS EX DINNER SHOW」参加者だけが入手できる特別グッズもあります。限定ドリンク購入者にはPET製コースターがプレゼントされるほか、アクリルスタンド、アクリルクリップバッヂも販売されます(写真は「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」のもの。いずれも「グッズショップ」では買えません!)。
また特筆すべきは、感染症予防の一環として来場者に提供されるフェイスシールド。なんとわざわざ地球連邦軍のパイロットスーツ風のデザインと、シャアのマスク風のデザインが用意されているのです。感染症対策は味気ないものになってしまいがちですが、これを少しでも楽しめるように、その場の空気を壊さないように工夫しているこだわりは本当にすばらしいと感じました。使用済みのフェイスシールドは食事が終わった後に回収・処分されるとのことですが、希望者は300円(税込)で持ち帰ることもできるそうです。これは欲しい!

レストランエリアではアムロデザイン、続いて紹介するZeon’s Diner TOKYOではシャアデザインのフェイスシールドがそれぞれ提供されるとのこと。
連邦軍人お断り? ジオン将校たちの隠れ家「Zeon’s Diner TOKYO」
そしてもう一つの目玉スポット、入口でシャアザクが出迎えてくれる「Zeon’s Diner TOKYO」も「レストランエリア」に負けないほどリッチです。こちらは「体験型ダイナー」というだけあって、来場者が積極的に体験できるギミックが盛りだくさん。より積極的にガンダム世界に踏み込んでいけるスポットになっています。
店内は中世ヨーロッパを思わせるアンティークな調度類が、ジオン将校の集う秘密の隠れ家感を高めています。壁面にはギレン・ザビ総帥らジオン公国指導者たちの肖像がずらり! ちなみに、入口すぐのところに掲げられているギレン総帥の肖像画は、この店のために安彦良和氏が描き下ろしたという貴重な一枚。

ギレンが傾けている一杯が本店限定のメモリアルドリンク「我が道」になっているのに気がつきましたか? 「我が道」にはノンアルコール版も用意されているので、お酒が飲めない人でもなりきり感を味わえますよ。
クラシカルな雰囲気を漂わせている店内で、未来観を強く感じさせているのがセンターテーブル。ここでは最先端のインタラクティブプロジェクション技術を駆使した「戦闘シミュレーション」を楽しめます。テーブルのエリアに注文したお皿やグラスを置くとランダムでジオン軍モビルスーツが映し出されるという仕掛けで、どのモビルスーツが登場するかは置いてみてのお楽しみ。ごくわずかな確率でしか登場しないレアなモビルスーツもあるのだとか……?
なお、「戦闘シミュレーション」では、呼び出したモビルスーツと連邦軍モビルスーツのド派手なバトルも展開。選んだモビルスーツによって勝ったり負けたりといったことがあるのか聞いてみたところ、スタッフさん曰く「ここはジオン公国のお店なので、絶対に我々が勝ちますよ!」とのこと。お気に入りのモビルスーツがガンダムを撃退する姿を見て喝采を上げましょう。ジーク・ジオン!
そして、店内奥のバーカウンターにはシャアの姿が……! 隣の席はリザーブされていて、メモリアルドリンク「あの日の一杯」を注文すると、隣のシートに座って記念写真を撮らせてもらえます。ちなみに店内では定期的にギレン総帥の演説も流れるそうなので、タイミングが合えば、あの有名なシーンを完全再現できるかも?

テーブル席では、ギレン総帥からの指令をAR機能を使ってクリアしていくARミッションをプレイ可能。ARミッションは、それぞれのフード・ドリンクに添付されるマーカーをテーブル据え付けのタブレットで読み取ると『機動戦士ガンダム』におけるジオン軍の「栄光エピソード」が再生されるという仕組み。栄光エピソードを5つ再生するごとに、「Zeon’s Diner TOKYO」オリジナルのザビ家勲章(バッヂ)がもらえます。


これがザビ家勲章(全6種類)。勲章デザインは選べるそうなので、ギレン派にキシリアの勲章が贈られるという悲劇もおこりませんね。
正装したキャラクターたちと“黒いガンダム”に会える「グッズショップ」
「グッズショップ」では、約360点にも及ぶ限定グッズやコラボグッズを購入できます。すでに全国のGUNDAM Caféで販売されているもののほか、「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」でしか購入できない限定アイテムも多数! 正装して集まった歴代ガンダムキャラクターたちのビジュアルは、今回の店舗オープンを祝して描き下ろされたものだそうです。

グッズショップ中央に屹立する、「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」限定カラーのガンダム。この“黒いヤツ”とコラボしたアイテムはここでしか買えません。
ガンダムキャラ&MSをプリントラテで楽しめる「fortuneLatte Cafe」
店外の電気街口広場に面したドリンクスタンド「fortuneLatte Cafe」では、最新のフードプリンターを利用したラテ&フローズンをテイクアウト販売。購入時に選べる12のテーマから、ランダム(一部カスタム可)で選ばれたキャラクターやモビルスーツがドリンク表面に描かれます。ちょっとしたおみくじ感覚が楽しいドリンクです。


たとえば「あなたの今日の搭乗機は?」のテーマを選ぶと、全24種類のモビルスーツラインナップから、ランダムで1種がプリントされるという仕組み。プリント中の様子はレジカウンター上部のモニターにリアルタイムに表示されます。さて、何が選ばれるかな……。

ガンキャノンでした! プリントの品質が思った以上に良くてびっくり。
ここだけで楽しめる限定テーマ「Welcome! GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」は、任意のキャラクターが左側に、ランダムで選ばれたキャラクターが右側に入るというもの(絵柄の組みあわせはなんと全210通り!)。テーマはこのほか、「シャア・アズナブルの『今日の一言』」や、「今日は誰とデートする?(『新機動戦記ガンダムW』)」など多彩なバリエーションを用意。登場するキャラクター、モビルスーツも幅広い作品をフォローしているので、どのガンダムが好きな人でも楽しめるはずです。

良アクセスのアキバ新名所として注目の「GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE」。規模が大幅に拡大したこともあり、これまで以上にがっつり楽しめるレジャースポットになりました。友人や恋人はもちろん、1人で行っても楽しめます。ただし、当面の間は新型コロナウイルス対策のため、「レストランエリア」「Zeon’s Diner TOKYO」「グッズショップ」は事前予約制に。来店時にはマスク着用必須などの注意事項もあるので、遊びに行こうと考えている人はまず、オフィシャルサイトで最新情報を確認するようにしてください。
フォトギャラリー
『GUNDAM Café TOKYO BRAND CORE』 施設概要
オープン日: 2020年7月31日(金)
営業時間: 10:00~22:30
場所: 東京都千代田区神田花岡町 1-1(JR 秋葉原駅 電気街口より徒歩1分)
総面積: 732.4 ㎡
席数: レストランエリア 最大 120席、Zeon’s Diner TOKYO 最大 35 席 ※オープン日から当面の間は席数を減らして営業します。
施設運営 :株式会社 BANDAI SPIRITS フードエンターテインメント開発部
オフィシャルサイト
ご来店いただくお客さまならびに従業員の新型コロナウイルス感染リスクを軽減するため、以下の対応にて営業いたします。
・オープン日から当面の間は座席数を減らして営業します。また、エリアごとに入場人数制限を設けてご案内します。
・お客様においては、風邪の症状や37.5℃以上の発熱があり、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は、ご来店をお断りさせていただきます。また、ご来店時はマスクの着用をお願いいたします。
・従業員においては、就業前の健康チェックを義務付けるとともに、うがい、手洗い、消毒の励行、咳エチケット(フェイスシールド、マスク着用)の徹底など、各種感染防止対策をいたします。また、店内の消毒清掃を徹底いたします。
・混雑状況により、入場を制限させていただく場合があります。
・新型コロナウイルス感染拡大防止措置に伴い、オープン日およびオープン以降、急な営業時間の変更や、臨時休業が発生する可能性があります。
※詳細はオフィシャルサイトにてご確認ください。
©創通・サンライズ































































































