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赤楚衛二、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』で浜辺美波、北村匠海と並び立ち、「痺れました!」

赤楚衛二、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』で浜辺美波、北村匠海と並び立ち、「痺れました!」

『仮面ライダーアマゾンズ』(Amazonプライム・ビデオ)と『仮面ライダービルド』で仮面ライダーシリーズ2作に出演した経歴を持つ赤楚衛二が『ソラニン』『アオハライド』の三木孝浩監督が手掛ける青春ラブストーリー『思い、思われ、ふり、ふられ』に出演。高校生役をフレッシュに演じている。

『ふりふら』の愛称でも呼ばれる本作は、人気少女漫画家・咲坂伊緒の『ストロボ・エッジ』『アオハライド』に続く青春三部作の最終章とも呼ばれる同名コミックの映画化。明るく社交的な朱里に浜辺美波、内向的でうつむきがちな由奈に福本莉子、クールな理央に北村匠海、そして爽やかで天然な和臣に赤楚が扮して、それぞれの切ない<片思い>を紡いでいく。

恋と同時に将来の夢にも悩む和臣役に、「10代の頃の自分とリンクした」と振り返る赤楚が、役者として邁進している今に至る自身の思いを吐露。また大きな作品でメインを張った喜びを明かす姿に、まっすぐな人柄が伝わってきた。

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / ヨシダヤスシ


悩みを超えられた自分だからこそ、一歩を踏み出せずにいる人に勇気を与えられるはず。

思い、思われ、ふり、ふられ 赤楚衛二 WHAT's IN? tokyoインタビュー

現在26歳の赤楚さんですが、昨年末放送の主演ドラマ『パニックコマーシャル』では実年齢より上となる30歳のキャラクターを演じていました。そして今度は高校生役で制服姿を披露ですね。

そうなんです。去年は3月、4月くらいに『ふりふら』の撮影をしていて、『パニック~』は10月中旬の撮影だったのですが、その間にはちょうど実年齢くらいの役を演じたドラマ『わたし旦那をシェアしてた』に出ていたんです。

半年ほどの間にかなりの年齢幅のキャラクターをわたられたんですね。中でも『ふりふら』は高校生役。

高校時代は10年も前になります(笑)。衣装合わせのときにはメイクもしていないし、正直「全然ダメだな」「厳しいな」と思ってましたが、本編ではギリギリいけてたんじゃないかと。

すごくお似合いでした。

本当ですか!? よかった。ありがとうございます。役としては、僕の演じた和臣はちょっと天然というか、つかみどころがなくて、思ったことをパッと言っちゃうところがあるんですけど、すごく素直なんです。なのでプライベートでも、ご飯を食べたら「おいしい」と言ったり、空を見て「キレイだな」と言ったり、感じたことを口に出す訓練をしていました。あと、和臣の一番のバックボーンは夢への思いと家族関係。その辺は10代の頃の自分とすごくリンクしていたんです。

というと!?

僕の両親は教師で、どちらかというと普通に大学に通っていわゆる一般的な道に進んで……という家庭だったんです。でも僕は芸能界というイレギュラーな道に走った。でも、高校から大学1年生くらいまでは、今の道も諦めかけていたので、そうした悩みは和臣と似ているかなって。

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赤楚さんは2013年にサマンサタバサのメンズモデルオーディションでグランプリを受賞されました。それから現事務所に所属されて、俳優としても活動されてきているわけですが、何かのインタビュー記事で、ご両親も今のお仕事を喜んでいたと読みました。てっきり応援してもらっていたのかと。

はっきりと反対されてはいないんですけど、父には「将来はどうするんだ」みたいなことはちょいちょい聞かれていたので、本音ではダメなんだろうなと感じていました。サマンサタバサのオーディションから東京に縁ができなかったら、辞めていたと思いますね。

上京することになって、ご両親を説得されたのでしょうか。

芸能界の仕事をしたいという説得というより、「東京に行かせてください」という決意表明ですかね。反対はされませんでした。「お前がやりたいことを見つけたなら、それでいい」と認めてもらって、僕も迷いを乗り越えられました。

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和臣は映画監督になりたいという夢を持った青年です。オーディションで掴んだとか。

実はオーディションの時点では『ふりふら』だとは聞いていなかったんです。ただ、演じる役がどういうキャラクターかという説明は受けていて。昔の自分にリンクすると思いましたし、悩みを超えられた自分だからこそ、一歩を踏み出せずにいる人に勇気を与えられるんじゃないか、与えたいと思ってオーディションに臨みました。

原作はご存じでしたか?

友達が読んでいたのでタイトルは知ってましたが、内容は知りませんでした。撮影に入るにあたって一番大事にしていたのは映画の脚本ですが、原作も読みました。雰囲気をつかめたらと思って読み始めたのですが、イチ読者として普通に夢中になって読んじゃいました(笑)。

よく原作コミックものだと、“寄せる”“寄せない”などと言いますが、何か意識した点はありますか?

髪型ですかね(笑)。話し方なんかは、この映画に合うように三木監督のイメージや自分自身で作っていきましたが、原作ファンの方に「和臣と違う」と言われたとしても、「でも髪型だけは似てるね」と言ってもらえるように、そこは押さえました(笑)。

なるほど(笑)。では脚本のトーン、世界観として特に大事にしようと思われたことはありますか?

言葉がすごく詩的なんです。和臣のセリフもステキな言葉が多くて、しかもそれをさらっと言えちゃうので、ちゃんと馴染ませられるように意識しました。

特に好きなセリフはありますか?

朱里との高台のシーンでのセリフが好きです。「あの辺の特にピカピカしてるとこ、あそこにはどんだけ夢みたいな世界が広がってんだろうと思って、ワクワクして、歩いて行ってみたんだ…(でもそこは)見たことあるような家と、街灯と、看板と、道と、普通の店と、ここと同じただの現実だった」っていう。

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すごくステキなシーンでした! ほかにも、まだ意識する以前の朱里に、さらっとドキっとするようなことを言うシーンも印象的です。赤楚さん自身も女の子にちょっとドキっとするようなことも言えちゃいますか?

「髪の毛切ったね、かわいいね」くらいなら言いますよ。「可愛い」「キレイ」「好き」全部言えるかな。

おお!

あ、でもそこに恋愛感情としての好きっていう気持ちが入ってきちゃうと逆に言えなくなっちゃうかな。和臣と同じかも。ただ出会ってすぐの朱里に「すごくいい子だと思う」と言ったあとに、「これからもっと知っていっても、俺のジャッジ、変わんないと思うよ」みたいなことまでは言えないかな~(笑)。

バックボーン以外もやっぱり似てるところがあるんですね。本作のプロデューサーさんも、赤楚さんと和臣は天然なところもかぶるとコメントされてます。

天然なのはめちゃくちゃ言われます。僕自身としては、ちょっと抜けてるくらいかなと思ってるんですけど(笑)。なんでだろう。ちょっとした聞き間違いくらいだと思うんですけど。

エンドロールで自分の名前を見て感激!

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一緒に物語を紡いでいく浜辺さん、北村さん、福本さんとはいずれも初共演。特に浜辺さんと北村さんとのやりとりが多かったですね。

3人とも大好きです! 北村くんは本当に自然体で、あの自然さはどうやったら出せるんだろうとずっと思っています。微妙な目線や声で伝わってくるものがあって、計算でやっているのかどうなのか未だに分かりません。ただただすごい人だなと思います。浜辺さんは、僕が「泣きのシーンって難しい」みたいな話をしたことがあって、そのときに「私もお芝居好きだけど、泣きって難しいよね」って言ったんです。“お芝居が好き”って、みんな好きだとは思いますが、でも役者同士であまり言わないんです。それをちゃんと口に出して言えるって、すごく魅力的な人だと思いました。

神戸での撮影でしたが、みなさんでお食事に行ったりは?

僕が休みのときはみんなが撮影していることが多くて、なかなか行けなかったんですよね。だからひとり行動が多くて、景色をカメラで撮ったり、異人館で香水を作ったりしてひとりで満喫してました。あ、でも匠海くんとは一度ご飯に行けて、ドン・キホーテに寄りました(笑)。それが思い出かな。

改めて、映画が完成してのお気持ちは?

まず東宝さんの映画のメインに出ているというところでグッと来ちゃいまして。俺が出てる!って(笑)。もちろん作品自体も、最初に僕が思っていた一歩踏み出す勇気をというメッセージをちゃんと感じましたし、高校生の等身大の姿がすべて詰まっているような作品だと思いました。観た人は何かしら心に来るだろうなって。あと観終わって、エンドロールで自分の名前があるのを見て、またグッときました。それにエンディングにかかる主題歌のOfficial髭男dismさんの「115万キロのフィルム」もすごく良くて。

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あれは、完全に和臣の曲じゃないですか!? 「俺の曲じゃん!」ってなりませんでした?

あはは! なりましたね。「俺の曲じゃん」って(笑)。和臣にすごく合っていて痺れました。曲に痺れながら、自分の名前が大きく出ていることにさらに痺れました。

これからもっともっといろんな作品に名前が載っていくのを楽しみにしています。

そうですね。もっと頑張ります!


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赤楚衛二

1994年、愛知県生まれ。2015年、ドラマ『表参道高校合唱部!』で俳優デビュー。近年の主な出演作にドラマ『わたし旦那をシェアしてた』(19/MBS)『ねぇ先生、知らないの?』(19/YTV)『映像研には手を出すな!』(20/MBS)などがある。

オフィシャルサイト
https://www.tristone.co.jp/actors/akaso/

オフィシャルTwitter
@akasoeiji

オフィシャルInstagram
@akasoeiji

フォトギャラリー

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』

8月14日(金)より全国東宝系にて公開

出演:浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二 上村海成 三船海斗 古川雄輝/戸田菜穂

原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:三木孝浩
脚本:米内山陽子 三木孝浩
主題歌:「115万キロのフィルム」Official髭男dism(LASTRUM Music Entertainment Inc.)

オフィシャルサイト
https://furifura-movie.jp/

© 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 © 咲坂伊緒/集英社