ワルキューレ Special 2020 未来はオンナのためにある  vol. 4

Interview

ワルキューレ メンバー全員へのインタビューが実現! 2年ぶり新曲と『マクロスΔ』新作と…「ファンの皆様を一緒に第2章まで連れていきたい」

ワルキューレ メンバー全員へのインタビューが実現! 2年ぶり新曲と『マクロスΔ』新作と…「ファンの皆様を一緒に第2章まで連れていきたい」

2016年放送のTVアニメ『マクロスΔ(デルタ)』から生まれた“戦術音楽ユニット”ワルキューレ。その活動5年目となる今年5月27日、現在制作中の完全新作『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』のイメージソングとして、シングル「未来はオンナのためにある」をリリースした。本作は自身初、そして38年の歴史をもつ『マクロス』シリーズ楽曲としても初のオリコンウィークリーシングルランキング1位獲得という快挙を達成。ワルキューレ2年3か月ぶりの新曲発表というニュースに加え、さらなる注目を集めることとなった。

ここでは、リリースに先駆け3月に行われたメンバー5人全員そろっての貴重なインタビューを、満を持してお届けする。

取材・文 / 仲上佳克 撮影 / 小島マサヒロ


自信を持って“THE ワルキューレ”といえる1曲になった「みらオン」

(ワルキューレ/写真左から)カナメΔ安野希世乃、美雲ΔJUNNA、フレイアΔ鈴木みのり、マキナΔ西田望見、レイナΔ東山奈央

4thシングル「未来はオンナのためにある」は「ワルキューレは裏切らない」以来、約2年3か月ぶりのリリースとなりました。まずは制作が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

東山奈央 やっぱり私たちもワルキューレの新曲に出会うのを待ち望んでいたので、久しぶりにこうやって集結して、みんなと歌声を重ねることができたのがすごくうれしかったです。

西田望見 2年3か月ぶりといっても、久々という感じはあまりしなくて。でも、みんなと声を合わせたものを改めて聴くと、ずっと慣れ親しんでいるワルキューレの歌声なのに、新鮮な気持ちで聴くことができましたね。

安野希世乃 特に今回の新曲の「みらオン」……「未来はオンナのためにある」は「みらオン」と略しているんですけど、みんなの歌声もそれぞれ楽しめるし、絡まり合い、重なり合う瞬間も、とても気持ちがいい。そんな疾走感のある1曲になっています。ワルキューレに枯渇して、この2年3か月の間ずっと待ってくださっていた皆さんには「これがワルキューレのオアシスだ」という自信をもってお渡しできる、“THE ワルキューレ”という1曲になっているなと感じています。

ワルキューレ 美雲ΔJUNNA WHAT's IN? tokyoインタビュー

JUNNA カップリングの「ルンに花咲く恋もある」にしてもそうなんですけど、「5人で歌っている!」という感じが強く私の中でしていて。今までの曲でも、もちろん5人で歌っている曲はたくさんありましたが、新曲は特にそれぞれのいいところが表現されていますね。

この「みらオン」のキー合わせの時は私が歌ったんですけど、そのときは歌割りがまだ決まっていなくて。でも、今までワルキューレをやってきた経験から、「ここは絶対ひと言ずつ言うだろうな」みたいなことが歌いながら分かるんですよね。「ここはひとりで歌えないから分けるだろうな」とか、そういう予想も自分の中で楽しんでやっていました。

鈴木みのり 私もJUNNAちゃんと同じで、みんなで歌っている感じがすごく強いなと思っていて。今回のシングル以前の曲は、フレイアとしては美雲さんに頼る気持ちが強かったんですけど、今回は美雲さんにも、カナメさんにも、レイナさん、マキナさんにも負けない!みたいな。「みんなに頼って、自分も頑張って」という感じがより増したなというふうに思っています。

アニメの放送が終了した後も、フレイアは成長し続けているということですかね。

鈴木 たしかに「未来はオンナのためにある」の歌詞は本当に力強い女性なので、デビュー当初のフレイアだったら歌えなかったと思いますね。

3rdライブで披露されたオープニング映像の撮影秘話とは?

「ルンに花咲く恋もある」は、フレイアがメインで歌っていた「ルンがピカッと光ったら」(以下「ルンピカ」)の続編ともいえる楽曲とのことで、特に鈴木さんには感慨深いものがあるのではないでしょうか?

鈴木 そうですね……。レコーディングした当時はそんなこと思っていなかったんですけど、「ルンピカ」は、自分が思っていた以上にライブで盛り上がってもらえる曲になったので、この曲もいつかそういうふうになっていくのかなという期待を込めながら歌っていました。

歌詞だけ見ると「時間は少しずつ無くなっている」という、せつないワードが多くて。でもフレイアがメインの曲だから、やっぱり明るくありたいし、「また逢える日まで」と言っているくらいだから、ライブとかでも明るくお別れができたらいいなって。笑顔感を今まで以上に意識したので、顔の筋肉が痛くなるくらい笑いながら歌っていました。

ワルキューレ フレイアΔ鈴木みのり WHAT's IN? tokyoインタビュー

JUNNA 「ルンピカ」のときはみのりちゃんがメインで、私はそのテンションに頑張ってついていこうというような捉え方で歌っていて。でも、今回の歌は5人がそれぞれ主線で歌っているところもあるので、私も美雲らしさを残しつつ、テンション高くいくというのが難しかったです。でもライブでも絶対楽しい曲になるのは分かっていたので、美雲らしさを消さないように頑張って歌っています。

そしてもう1曲シングルに収録されている「恋! ハレイション THE WAR~extended version~(2020 NEW MIX)」は、2018年2月に行われた3rdライブ“「ワルキューレは裏切らない」 at 横浜アリーナ”のオープニングナンバーに新たなMIXを施してCD化したものですが、あのときのオープニング映像では西田さんがモーションキャプチャーのモデルを担当されていましたよね?

西田 そうですね、ありがたいことに挑戦させていただきました。「これはヘルメットになるんだよ」と言われて桶を渡されて、全身タイツで必死に歩きながら。

東山 かっこつけて、しゃなりしゃなり。

西田 そう、かっこつけて。でも、全然かっこよくならないから「もう1回!」って、監督に何度もやり直させられたのが昨日のように思い出される(笑)。厳しかったなあ……。

安野 そんなにスパルタだったの?

西田 スパルタだった!

東山 そのスパルタな舞台裏が想像できないくらい、完成映像はイカしていたよ!

西田 そこからプラモデルで新しいワルキューレカラーのバルキリーとかも出てきたので、本当にあの映像の影響力は大きかったなって、改めて思います。

ワルキューレ マキナΔ西田望見 WHAT's IN? tokyoインタビュー

実際にライブ会場で見ていて、テンションが上がりましたからね。

東山 「始まる!」って感じになりますよね。

西田 自分たちは見られないけど、1回でいいから客席であの映像を見てみたい。

全員 あ~!!

JUNNA (映像が流れているときは)もう出る準備しているから、ちゃんと見ていないんですよね。

“ワルキューレ第2章の幕開け”をめぐる5人の思い

ちなみに、この4thシングルの発売が決定したときのリリース資料には、「このシングルを皮切りに『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』公開に向けたワルキューレ第2章の幕が開ける!」との力強い文言がありましたが……。

安野 第2章、とは……?

東山 今までずっと第1章だったの?

西田 たしかに! 初めて知りました(笑)。

東山 じゃあ、これからこの1章分と同じくらい厚みのある2章を重ねていかなきゃいけないということですね。

ワルキューレ カナメΔ安野希世乃 WHAT's IN? tokyoインタビュー

安野 TVシリーズを無事に2クール放送していただいて、終わってからも劇場版として描いていただいたのを経て、今は、皆さんに、ワルキューレとしても『マクロスΔ』としても、新たな一歩をとても楽しみに待っていただいている時期だと思うんです。私たちも第2章といわれるところの次の劇場版を楽しみにしているし、皆さんにも気持ちよく待っていてもらいたいなと思います。いただいた新曲も大切にお届けしながら、ファンの皆様を一緒に第2章まで連れて行けたらいいなと思うので、どうかついてきてください!

東山 ここまでが1章と聞いて、衝撃的でした(笑)。でも、今こうやってお話をしていて、メンバーのみんなともいっぱい振り返って、本当にいろんなことがあったなあと思って。ワルキューレは常に駆け抜けてきましたし、でも、1個1個がすごく濃くて。いつも難しいことにもチャレンジしてきたんですけれども、必死に食らいついて、みんなで頑張ってきたことが自然とチームワークだとか、それぞれの力にちゃんとつながっていって、気がついたら大きく成長できた部分もあると思うんですよね。

それがまた今回のシングルにも込められていると思いますし、皆さんとこれから完全新作の劇場版に向かって一緒に走っていく。その先にどういう景色があるのかは、まだわからないですけど、きっと目の前のことを精いっぱいやっていくことで、またすごく素敵な景色が見られるんじゃないかなって思います……って、話しているうちにもどんどん楽しみになってきました! なので、第2章もぜひ一緒に盛り上がっていっていただけたらうれしいです。

ワルキューレ レイナΔ東山奈央 WHAT's IN? tokyoインタビュー

鈴木 1章とか2章とか、期間が空いている感じがあまり私はしていなくて、途切れることなくフレイアと関わる時間を設けさせてもらっているなと思っていますが、今度の劇場版は完全新作なので、次のステージに進むフレイアに出会えるのがすごく楽しみです。あとはやっぱり、このシングルを皮切りにワルキューレの活動もどんどん増えていくと思うので、これからもっとフレイアと一緒に成長していけるように頑張りたいですし、また新しくワルキューレに興味を持ってくれる人が増えるように頑張っていきたいと思います。

JUNNA ワルキューレの曲はどんどん最難関を更新していっているので、第1章でこれだけの難しさということは、第2章ではまだまだ最難関が待ち受けているんだろうなと。もちろん「自分に表現できるのかな?」という怖い部分とか、不安な部分はあるんですけど、挑戦していくという部分では同じだと思うので、新しいことに挑戦していくワルキューレをこれからもたくさんの方に見ていただきたいし、そこでまた私たちがパワーアップした姿を見せられたらいいなと思っています。

西田 2年3か月待っていてくださった皆さんもそうですし、新しく『マクロスΔ』を知ってくださった皆さんもそうですけど、3rdライブが終わってから『マクロスΔ』やワルキューレを知った人たちが結構多くいらっしゃるということを聞きまして。そういう人たちにもまた新曲をお届けできるんだなというのがすごく楽しみで、思う存分にワルキューレワールド、『マクロスΔ』の世界をいっぱい味わってもらいたいなと思います。これからもたくさんの人に楽しんでもらえるように、みんなで頑張ります!

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©2019 BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT

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