ゲームシーンダイジェスト  vol. 12

Review

【特別版】デジタルイベントは定着するか!? ゲームショウケースNew Game+ Expoが初開催

【特別版】デジタルイベントは定着するか!? ゲームショウケースNew Game+ Expoが初開催

新型コロナウィルスの影響でイベントの中止が相次ぐなか、ゲームメーカーの新たな発表の場としてデジタルゲームイベント”New Game+ Expo(NGPX)”が開催。同イベントは6月24日0時よりTwitchにてライブ配信され、メーカー14社による発表が行われました。日本のゲームメーカーも多数出展していますが、海外向けのイベントであり、おもに英語でのアナウンスとなっています。今回が初開催ということもあり、多くのゲームファンが見守った約8時間をダイジェストでお届けします。なお、YouTubeでアーカイブが公開されていますので、見逃した方もご安心を。

文・構成 / WHAT’s IN? tokyo編集部


硬派な横スク『Bloodstained』続編、『サムスピ』新キャラクター、カニゲー『Fight Crab』など盛りだくさん

オープニングでは各社の出展する36タイトルのトレーラーが一挙公開。スペシャルゲストとして、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏からのゲーム愛溢れる開幕の言葉も寄せられました。トレーラー集のあとに続く、各メーカーの時間枠にて詳細が語られた作品も含めてラインアップを掲載します。

【NGPX映像出展作品】※カッコ内は英題です

キャサリン フルボディ(Catherine: Full Body)
Harvest Moon: One World
Tin & Kuna
ビリオンロード(Billion Road)
カニノケンカ(Fight Crab)
SAMURAI SPIRITS(Samurai Shodown)
Re:ゼロから始める異世界生活 偽りの王選候補(Re:ZERO – Starting Life in Another World: The Prophecy of the Throne)
Fallen Legion Revenants
NEOGEO Pocket Color Selection
英雄伝説 閃の軌跡IV(Trails of Cold Steel IV)
Death end re;Quest™2
Idol Manager
ダンガンロンパ:トリガーハッピーハボック(Danganronpa: Trigger-Happy Havoc)
幻奏喫茶アンシャンテ(Café Enchanté)
Escape from Asura
Bloodstained: Curse of the Moon 2
Guilty Gear -Strive-
FAIRY TAIL
サムライスピリッツ ネオジオコレクション(Samurai Shodown NEOGEO Collection)
ピオフィオーレの晩鐘(Piofiore: Fated Memories)
ブイブイブイテューヌ(Neptunia™ Virtual Stars)
Pretty Princess Party
不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス(Shiren the Wanderer: The Tower of Fortune and the Dice of Fate)
Shantae and the Seven Sirens
英雄伝説 閃の軌跡III(Trails of Cold Steel III)
void tRrLM(); //Void Terrarium
Giraffe and Annika
Volta-X
十三機兵防衛圏(13 Sentinels: Aegis Rim)
RPGツクールMV(RPG Maker MV)
Prinny 1•2: Exploded and Reloaded
ROBOTICS;NOTES DOUBLE PACK
Mad Rat Dead
TASOMACHI 黄昏ニ眠ル街(TASOMACHI)
Bright Memory
イースIX -Monstrum NOX-(Ys IX: Monstrum Nox)

メーカー発表の一番手は、インティ・クリエイツ。新作として『Bloodstained: Curse of the Moon 2』の制作が発表されました。同作は『悪魔城ドラキュラ』シリーズを手掛けたArtPlayの五十嵐孝司氏が監修した2D横スクロールアクションの第2弾。前作に引き続き主人公である退魔士・斬月のほか、スナイパーのロバート、ロボのハチなどの新キャラクターも加わっています。番組で開発秘話を語ってくれたインティ・クリエイツの宮澤名人によると、社内スタッフにロボ好きが多く、あれもこれもと要素を加えていったところ強くなりすぎたそう。そこでバランスを取るために弱くしようとチームに提案したところ、ロボ愛ゆえに皆さん頑なに拒まれたのだとか。また謎めくエクソシストのドミニクはストーリーにも深く関わってくるとのことで、プレイ動画のなかでも印象的な登場をしています。本作は近日発売予定。

ナツメの発表では開発者によるプレイデモが行われました。まずは6月11日にNintendo Switch™(以下、Switch)で発売された『Cosmic Defenders』。惑星をエイリアンの侵略から守るシューティングゲームで、マルチプレイにも対応しています。プレイヤーキャラクターを始め、エイリアンたちがカラフルでユニークなデザインなのが目を引きます。同時に多発する敵に対処していくディフェンスゲームの要素もあるようです。

続いて2Dアクションアドベンチャー『Legends of Ethernal』のプレイも公開されました。失踪した家族を探す少年の冒険譚で、絵本やおとぎ話のようなタッチで描かれているのが特徴的。少年はさまざまな仕掛けを解き、立ちはだかるボスを倒しながら旅を続けていくことになります。

セガ/アトラスからは『キャサリン フルボディ』海外版のプレイ映像をたっぷりと。本作は積み上がったブロックを乗り越え、頂上を目指すアクションパズルゲームですが、ストーリーパートで大人の会話が堪能できるのも魅力。海外版は英語のフルボイス仕様となっています。

PM Studiosからは数タイトルがアナウンスされました。各作品を順に見ていきましょう。
幼い少女Mayaとなって不思議な空間を進むパズルゲーム『Ever Forward』のSwitch版。2020年の第4四半期に発売予定。

古代中国をモチーフにしたバトルアクション『Bladed Fury』の各コンソール版は、2020年秋発売予定。

スマホアプリで人気のレースゲーム『#DRIVE』のSwitch版は近日発売予定とのこと。

ほのぼのかわいらしい世界で“ジェリー”を育成するRPG『Alchemic Cutie』もSwitchに移植決定。発売は2020年の第4四半期予定。

ピザ屋体験ゲーム『Good Pizza, Great Pizza』は2020年7月にSwitch版が発売予定。

『Iris.Fall』は不気味な劇場に迷い込んだ少女アイリスが、ギミックを解いていくパズルゲーム。各コンソール版は2020年秋に発売予定。

ディストピアでくり広げられるリアリティー番組を舞台にしたアクションゲーム『Ministry of Broadcast』のSwitch版が10月6日に発売予定。

Idea Factory Internationalからは、女子寮で暮らす少女たちが呪われた街を調査するRPG『Death end re:Quest2』の海外版が紹介されました。少女たちの声は英語ボイス。PlayStation®4(以下、PS4)版・Steam®版は8月25日(欧州では8月28日)発売予定。

GungHo Americaはどこか懐かしい雰囲気のロボットモノ『VOLTA-X』をプッシュ。カートゥーンなアクションがかわいらしい動物のクルーたちがロボットに乗り込み、怪獣に立ち向かいます。特撮のようなバトルはAIと戦うほか、ほかのプレイヤーとの対戦も可能なようです。また、基地を発展させたり、ロボットのカスタマイズも可能。

NIS America(日本一ソフトウェア)からはファルコムのRPG『英雄伝説 閃の軌跡IV』の海外版が紹介されました。公開された序盤のゲームプレイ映像では、主人公リィンや生徒たちが英語ボイスで会話している場面が見られました。

『Fallen Legion』シリーズの最新作『Fallen Legion Revenants』は、仲間に指示を出すリアルタイムバトルや情勢を左右する“王の選択”などはそのままに、ゲージなどの画面表示がスッキリとブラッシュアップされている様子。ふたりの主人公のシナリオも気になるところです。

WayForwardは代表作である『シャンティ』シリーズの最新作『Shantae and the Seven Sirens』の解説プレイ動画を公開。本作ではハーフジーニーである女の子シャンティが仲間とともに7人のセイレーンと戦うことになります。日本の1980~90年代のアニメを思わせるビジュアルや、ハツラツとしたシャンティの動きにも注目です。

SNKの格闘アクション『SAMURAI SPIRITS』(『Samurai Showdown』)のDLCとして、ウォーデンが参戦することが明らかになりました。ウォーデンはユービーアイソフトのアクションゲーム『フォーオナー』のヒーローで、国を守ることに身を捧げる騎士。得物のロングソードや鎧を活かしたショルダーアタックなど、『サムスピ』の剣士たちとはまたひと味違う魅力を放っています。ディレクターの黒木信幸氏によると、今回のコラボでリアルな世界のキャラクターであるウォーデンを『サムスピ』のわかりやすくデフォルメした世界にどうマッチさせるか苦労したそう。ウォーデンの単体価格は600円(税込)で、配信は6月25日から。

PLAYISMからは、話題のカニ対戦アクション『FIGHT CRAB』(邦題『カニノケンカ』)のプレイ映像&解説が配信されました。題名のとおり、リアルなカニたちが武器を両手に持って激しいバトルをくり広げるというもので、カニらしく(?)相手をひっくり返せば勝ち。カニの種類は美味しいハナサキガニからロブスターまで23体、武器は刀や銃など何でもござれの48種類が登場するそう。さらに、今回の動画ではセイウチに騎乗して戦う姿も……!

ラストはAksys Gamesのアクションゲーム『Tin & Kuna』の実況プレイ。球状になってころころと転がれる主人公クナとなって、悪しきものに憑りつかれてしまった親友ティンを救うために冒険します。高低差のあるフィールドで跳んだり、仕掛けを解きながら白く光るオーブを穴まで導くことで、さらなるエリアに進めるようです。

今回のNGPXでは、家に居ながらにして怒涛のトレーラーとプレイデモをたっぷりと見られました。おそらく開催準備期間としては短かったであろうことから、日本のゲームメーカーからの発表は既存のゲームの海外版が主でしたが、親しんできた作品が英語ボイスになっているというのも新鮮でした。ただ、全体的に今回が初お披露目という作品や情報が少なかったことと、ゲームのロングプレイが目立ったことからもう少しコンパクトでもよかったかなと思います。編集部として気になった作品はGungHo Americaの『VOLTA-X』。特撮好きやシミュレーション好きに刺さりそうです。こうした新作や思いがけぬタイトルとの出会いは、ゲームイベントならではですね。
デジタルイベント自体がまだ手探りのなか、多くのタイトルを知る機会を実現させたNGPX。Twitchに書き込まれた全世界のゲームファンのコメントも興味深く、彼らが何を好きなのかがよくわかったり、新作発表に自分と同じ反応をしているのがおもしろくもありました。今後も東京ゲームショウがオンライン開催されるなどデジタルイベントが予定されていますが、これらがどう展開するのか楽しみですね。

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