Interview

注目の新進若手俳優・板垣李光人の1st写真集『Rihito 18』。刹那的な表情の数々を切り撮り、美しくも儚い、かつ力強い一冊に!

注目の新進若手俳優・板垣李光人の1st写真集『Rihito 18』。刹那的な表情の数々を切り撮り、美しくも儚い、かつ力強い一冊に!

何と瑞々しく、かつ官能的にして躍動感にみちあふれているのだろう──!
幼少期からモデルとして活動したのち、『仮面ライダージオウ』のタイムジャッカー、ウール役などで注目を集めている若手俳優の板垣李光人が、このほど待望の1st写真集『Rihito 18』を刊行した。17歳から18歳へと大人への階段を上がっていく渦中にあった彼を被写体に、安藤政信、市原隼人、三浦貴大の3人がそれぞれの視点と感性で撮影、一冊の作品として編集したもの。中性的な美しさに見惚れるアーティスティックなショットや屋久島の大自然の中で野性味を感じさせるカット、飾らない素の表情でカメラに微笑む1枚と…実に振り幅の広い写真集に仕上がっている。本人も手応えを感じている出来上がりということで、制作過程のエピソードや、どのようなことを考えて3人のフォトグラファーとのセッションに臨んだのか、ストレートに語ってもらった。

取材・文 / 平田真人


10代という時期ならではの生命力であったり、“らしさ”のようなものを表現していきたかった。

『Rihito 18』、一足先に目を通しました。安藤政信さん、市原隼人さん、三浦貴大さんという3人の撮影者による視点や切り撮り方が違っていて、さまざまな板垣さんを見ることができる、という印象を抱いています。率直な感想としては、「美しいものとは、汚れていく時にこそ最高に美しく見える」、といったところでしょうか。ひと言で言い表すのは難しいですが、いけないものを見ているような背徳感もありました。

アハハ、背徳感ですか(笑)。

あ、いい意味で、です(笑)。何と言うか、危うさのようなものを内包している表現だからこそ、惹かれるのだな、と。そこも踏まえて、一瞬一瞬を切り撮っていく中で、板垣さんが何を表現したかったのかを、まずはお聞かせいただければと思います。

そうですね…安藤さんに撮影をお願いした時に僕が元々考えていたのは、わりと作り込んだと言いますか、デコラティブな感じのものをイメージして、打ち合わせをさせていただいたんですが、安藤さんに撮影していただくうちに、1つの映画、物語のようなものになればいいな、と思うようになっていって。実際、撮影に臨む時も衣装だったりシチュエーションに合わせて、ちょっとした役どころを想定して、演じるかのようにして写真におさめていく──というような方法論で、進めていきました。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 安藤政信 ©SDP

安藤さんと、大まかなストーリーも事前に定めていったという感じなのでしょうか?

役者が役と向き合う時の苦悩であったり、いろいろと感じるものを写していけたら──といったことを、打ち合わせの時点でお話があって。お互いの認識として、1つの着地点のようなものを定めたところはあります。あとは、僕が10代の時点で撮るということで、この時期ならではの生命力であったり、“らしさ”のようなものを表現していきたいです、といったことをお話させていただきました。

事前のリリース資料では、「17歳の1年間を記録したかった」という思いもあったとコメントされています。刹那な一季の“自画像”を残しておきたかったということでしょうか?

僕の方から「写真集をつくりたいんです」とお話したのが、安藤さんとご一緒させていただいた『神酒クリニックで乾杯を』(19/BSテレ東)というドラマの撮影が終わった時期だったんです。そのころ、『仮面ライダージオウ』(18-19/テレビ朝日)で共演したキャストの人たちも写真集を出していたので、自分も何か写真で表現してみたいなと思ったのが、そもそものきっかけではあったんですけど、結果的にいい具合にいろいろとタイミングが重なって、話が具体化していったという感じでした。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 安藤政信 ©SDP

なるほど。では、内容について聞いていきます。長い髪を切るカットがありますが、あれは…?

あ、あれはエクステです(笑)。

そうでしたか…いや、そうですよね(笑)。では、安藤さんのファースト・シューティングはどのカットだったのでしょうか?

髪がボブぐらいの長さの時のカットがそうです。時期的には、昨年(19年)の5月ごろです。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 安藤政信 ©SDP

ちょっと撮影の時系列を確認しますが、安藤さんの撮影は屋久島ロケに向けて進めていかれたと。そこで三浦貴大さんも合流した、ということですね?

はい、そうです。

同じ場所、同じ被写体であっても、視点や角度、撮影者が違うと見え方も変わってくる。そこに面白さを感じました。三浦さんとは、どんなセッションを心がけたのでしょうか?

三浦さんのスタンスというか撮り方も非常に面白くて、一歩引いて──安藤さんが僕を撮っている様子を撮っている、といった感じだったんです。僕の意識が安藤さんのカメラに向かっている時に、影からレンズを向けていらっしゃる、といったような。なので、三浦さんと1対1でセッションするというシチュエーションは、実は数えるほどしかなくて。こっそり撮ってくださっていた、という写真がわりと多かったんです。そういう撮られ方はあまり経験がなかったのと、僕自身がまったく撮られているのを知らなかったので、あとから写真を見せていただいた時に「ああ、このタイミングで撮られていたんだ」とか、「安藤さんのカメラにはこういう表情で写っているけど、三浦さんの角度からだと、こんなふうに見えるんだな」といった発見があって、自分としてもすごく面白かったですね。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 三浦貴大 ©SDP

心なしか、三浦さんの撮っている板垣さんは少し表情が柔らかく見えたりもします。無防備と言いますか…。

そうですね、自分としても「レンズを意識していない板垣李光人の素の顔」を撮っていただいた、という認識があります。

当然ながら、ドラマの撮影現場でご一緒された時とは関係性も違っていたわけですが、撮影者としてのお二方の印象はいかがでしょうか?

三浦さんは芝居の現場でも全体を見ていらっしゃる方という印象が僕の中ではあるんですけど、そういった視野の広さが写真にも反映されているように感じていて。安藤さんは…現場ではわりと寡黙でいらっしゃって、休憩時間も音楽を聴いて過ごしていらっしゃるというイメージなんですけど、カメラを持つと人が変わったように熱くなられると言いますか(笑)、被写体や写真そのものに対する愛があふれ出すような印象を受けました。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 安藤政信 ©SDP

ギュッと凝縮した作品を生み出せたことで、自分の表現の引きだしが増えましたし、度胸もついたんじゃないかなと思っています。

ちなみに写真家としての市原隼人さんは、どんな感じなのでしょうか? 俳優として取材させていただく時は、とても情熱的にお芝居を語られる印象がありまして…。

僕が受けた印象としては、被写体に対してもですけど、写真そのものに真摯でいらっしゃって、真剣に向き合っているのが伝わってきました。「いいよ、いいよ!」という感じで被写体をノせる感じじゃなくて、すごくじっくりと考えながらシャッターを切っていらっしゃいましたね。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 市原隼人 ©SDP

写真のテイストとしては、市原さんの撮られたパートがもっともナチュラルな板垣さんを見られる構成になっています。

実は、市原さんとは事前に打ち合わせができなくて。もっと言ってしまうと、撮影の初日に初めて実際にお会いしたという。もちろん、同じ事務所の大先輩で、ドラマ『ROOKIES』(TBS/08)をはじめ、いろいろな作品を見ていたので、うれしさと緊張と不安と…感情がごちゃまぜになる感じだったんですけど、意外と初日の夜ぐらいから、カメラで撮られているという意識が薄まっていきました。今考えると、打ち合わせをしなかったことで、ふだんの僕のまま構えることなく市原さんとお会いできたんじゃないのかな、と。そんなふうに思ったりもしています。

お芝居で言うと、エチュード的な感覚だったということでしょうか?

そうかもしれないですね。シチュエーションを用意していただいて、あとは自由に動いていい、という感じでしたから。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 市原隼人 ©SDP

そこを踏まえて、お芝居にお話をつなげていきますと、今回のお三方とのフォトセッションを経たことで、表現者としての幅がどんなふうに広がっていきそうだと感じていますか?

今回の撮影では、屋久島での撮影をはじめとして、これまでに経験したことのなかったことに、たくさん挑戦させてもらいました。屋久島のロケは10月で、海に入る時とかめちゃくちゃ寒かったんですけど(笑)、波の荒いところへ立ってみたり、衣装もドレスを着せていただいたり、お風呂場での撮影も1つのチャレンジだったと思いますし…本当にいろいろな自分の表情を切り撮っていただいたな、と実感しています。写真集という大きな括りで1年間に渡って取り組んだんですけど、撮影者のみなさんとはそれぞれお1人ずつ、短い映画を撮るような感覚でギュッと凝縮する感じで作品を生み出せたんじゃないかな、という手応えも感じられたような。そういう意味では、自分の表現の引きだしが増えましたし、度胸もついたんじゃないかなと思っています。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』オフショット

今後、新たな作品で役を与えられた時にどのように向き合っていくのか、そこも楽しみになりました。と同時に、10代という時間も残り少なくなっていますが、その限られた時間への思いを最後に聞かせていただけるでしょうか。

それこそ、10代の刹那的な自分を今回、こうして写真というカタチで残していただくことができたので、すでにやり残した感がなかったりもするんです(笑)。10代、20代という年代や年齢的な話をすると、僕はどちらかと言えば早く年を重ねていきたいタイプなんです。若いうちだと、何かアクションを起こしたい時や発言をした時に、ともすれば生意気に映ってしまう恐れがありますし、そういうイメージがついてしまう恐れもあったりするじゃないですか。でも、年相応の行動や発言をすれば自然と説得力も出てくるのかなと…。そういう意味では、早く自分の考え方や言動と年齢が一致するような状況を迎えられたらいいな、という捉え方をしています。

確かに、今の発言自体が18歳とは思えないくらい、大人びていらっしゃるなと思いました(笑)。もっと深く板垣李光人という人を掘り下げたい欲が深まりました!

ありがとうございます。また、ぜひ取材していただきたいです。

板垣李光人1st写真集『Rihito 18』より
撮影 / 市原隼人 ©SDP

※本記事はリモート取材したものです。


【募集終了】抽選で1名様に板垣李光人1st写真集『Rihito 18』をプレゼント!

応募期間

※募集期間は終了致しました。

6月17日(水)~6月24日(水)23:59


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・厳正なる抽選の結果当選された方には、WHAT’s IN? tokyo女子部のアカウントのダイレクトメールにて後日ご連絡をさせていただきます。WHAT’s IN? tokyo女子部のアカウント(@whatsin_t_joshi)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
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・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
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板垣李光人

2002年1月28日生まれ。山梨県出身。ドラマ『先に生まれただけの僕』(17/NTV)、『仮面ライダージオウ』(18-19/EX)、映画『凜-りん-』(19)など数々の作品に出演。2020年は、映画『約束のネバーランド』(12月18日公開)への出演を控えている。

オフィシャルサイト
https://www.stardust.co.jp/section1/profile/itagakirihito.html

オフィシャルTwitter
@itagaki_rihito

オフィシャルInstagram
@itagakirihito_official

写真集オフィシャルサイト
http://www.stardustpictures.co.jp/book/2020/rihito18.html

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