ゲームシーンダイジェスト  vol. 10

Review

『ラブプラス EVERY』カノジョたちとお別れ。ゲーマー向け温泉、大型ゲームイベントNGPXとは

『ラブプラス EVERY』カノジョたちとお別れ。ゲーマー向け温泉、大型ゲームイベントNGPXとは

夏日の到来で少しずつ日常が戻りつつあるこのごろ。5月後半のゲームシーンは、『あつまれ どうぶつの森』人気が牽引するNintendo Switch™(以下、Switch)本体の品薄などがありつつも比較的落ち着いた様相でしたが、『ウィッチャー』シリーズの販売本数が5000万本に達したというニュースが届きました。また緊急事態宣言が解除され、施設やイベントが復活の兆しを見せています。今回は各方面からそんな耳寄りな情報を集めました。

文・構成 / WHAT’s IN? tokyo編集部


『ウィッチャー』シリーズが5000万本突破! 日本のゲームメーカーも多数参加するイベントNGPX開催決定!!

ポーランドのCD PROJEKTの代表作『ウィッチャー』シリーズが、世界累計販売本数5000万本を突破したことが明らかになりました。同シリーズはアンドレイ・サプコフス氏の小説を基にしたファンタジーRPGで、怪物退治を生業とするウィッチャーのひとり“ゲラルト”の物語が紡がれていきます。とくに3作目の『ウィッチャー3 ワイルドハント』は世界中でファンを獲得し、多数のゲームアワードを受賞。2019年にはSwitch版が発売、さらにNetflixで配信を開始したドラマ『ウィッチャー』の影響でSteam®版の同時接続プレイヤー数が急増するなど、5周年を迎えたいまも人気を誇っています。また、同作の秀逸なミニゲームをベースにした『グウェント ウィッチャーカードゲーム』も5月よりSteam®版が配信中です。CD PROJEKTのPiotr Nielubowicz氏による第1四半期決算のアナウンス動画はこちら。

KONAMIのスマホアプリ『ラブプラス EVERY』が2020年8月5日をもって終了すると告知されました。同作は3人のカノジョ候補と心を通わせる恋愛ゲーム『ラブプラス』シリーズの最新作として2019年10月に配信されました。しかし、不具合などにより長期メンテナンスを実施するなど順調とはいえない滑り出し。12月にサービスが再開されたものの、“カレシ”たちシリーズファンとソーシャルゲームの仕組みがマッチせず、破局を迎えることとなったようです。

1998年にセガサターンで発売されたスティングのアクションRPG『BAROQUE』がSwitchに移植されることが発表されました。『BAROQUE』はその退廃的な作風や異形のキャラクターたち、特殊なシステムでゲームファンの記憶に深く刻まれている作品。これまでにもさまざまなプラットフォームで発売されたり、リメイクされてきました。今回のSwitch版はオリジナルバージョン超完全移植版とのことで、雰囲気あるドット絵で描かれた“神経塔”が現代に蘇るのでしょうか? さらなる続報を待ちたいですね。

Behaviour Interactiveによる非対称型対戦ホラーゲーム『Dead by Daylight』に、新チャプター『Silent Hill(サイレントヒル)』が実装されると発表されました。ホラーアドベンチャーの名作『サイレントヒル』シリーズとのコラボが実現したもので、殺人鬼キャラクターとしてエクセキューショナー(ピラミッドヘッド)や、生存者キャラクターとして『サイレントヒル3』の主人公ヘザーことシェリル・メイソンでプレイ可能になっているとのこと。正式実装は日本時間で6月17日から。

日本最大級のボードゲームイベント“ゲームマーケット”のオンライン版“ゲームマーケット ライブ”が6月27日と28日に開催されることが決定。特設サイトの各仮想ブースにて、出展者とボードゲームファンがリアルイベントと同様のコミュニケーションが取れるようになるのだそう。アナログゲームのイベント自粛が続いた昨今では制作者の発表やプレイヤーと交流する機会が失われていましたが、今回のオンライン開催はそれを打破する新しい試みとなりそうです。これまで来場したことのなかった方もぜひ参加してみては。

多くのゲームイベントが延期や中止、オンライン開催を発表していますが、その一方で新たなデジタルイベントも計画されています。New Game+ Expo(NGPX)はゲームメーカー16社が共同開催する催しで、Twitchにて日本時間6月24日から配信予定。オフィシャルサイトを見る限りでは海外に向けたイベントという印象もありますが、日本のメーカーも多数参加しています。新作発表も予定されているとのことで楽しみですね。

【参加メーカー】
・Acttil
・Aksys Games
・GungHo Online Entertainment America,Inc.
・NIS America
・PLAYISM
・SNK
・WayForward
・アークシステムワークス
・アイディアファクトリー
・アトラス
・インティ・クリエイツ
・グラスホッパー・マニファクチュア
・コーエーテクモゲームス
・セガ
・スパイク・チュンソフト
・ナツメ

3月から臨時休業していたスカイツリーが6月1日より営業を再開。それに伴い、休業期間と重なってしまっていた『ファイナルファンタジーVII リメイク』とのコラボ展示“SKYTREE in MIDGAR FINAL FANTASY VII REMAKE”が8月31日まで延長されることになりました。同イベントではオリジナル映像の上映、クラウドのバスターソードやバイクの展示なども行われています。リアルでもミッドガルを体験してみては。

大分県にゲーマー・ゲームクリエイター向け温泉施設“芸舞温泉(Gamer-Onsen)湯守 金獅子”がオープンしました。こちらはコワーキングスペース、eスポーツエリアなどを備えた源泉かけ流しの温泉施設。さらに月額で利用できるリモートワークエリア専用居住ルーム、屋外シューティングレンジ、車中泊エリアまでも揃っているのだとか。これら施設は沖縄に本社を持つスマホアプリの開発会社SummerTimeStudioの大分サテライトオフィス内に建てられたもので、一般の利用者にも開放しているのだそう。現在は先行して日帰り入浴温泉が利用でき、内風呂や最大30人が入れる露天風呂で鉄成分を多く含む金色のにごり湯を堪能できるようです。ゲームクリエイターは名刺を提示すれば家族を含むグループ全員が割引になる“ゲームクリエイター割”が適用されるそう。ゲームファンとしても仲間内のオフ会やイベントなどにも活用できそうですね。

6月1日よりPlayStation®公式オンライントーナメントが開催中です。このPlayStation®4 Tournaments: Open Seriesは対象タイトルを所有し、PlayStation®Plus加入者であるなら誰でも参加できるeスポーツ。現在の対象作品は『Call of Duty: Modern Warfare』、『EA SPORTS FIFA 20』、『SOULCALIBUR VI』、『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』の4本で、参加するだけでホーム画面をカスタムできるPS4テーマやアバターが獲得できるのだとか。予選を勝ち上がるほどテーマやアバターが特別なものになっていくのだそう。自宅から参加できるeスポーツで腕試しをしてみては。

以前から過去の名作のリバイバルブームが起きていますが、今回も『BAROQUE』の移植や『Dead by Daylight』の『サイレントヒル』コラボの発表があったりと、その傾向はまだ続きそうですね。緊急事態宣言中に積みゲーを消化してしまったという方は、昔のゲームに目を向けてみるのもいいかもしれません。6月は乙女待望の『遥かなる時空の中で7』、『The Last of Us Part II』などがリリースが予定。これらも見逃せませんね。

※記事中の一部画像・動画は、公式YouTubeおよび公式SNS、公式リリースから使用

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