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山﨑賢人の魅力をあらゆる角度から堪能!『キングダム』地上波初放送前に押さえておきたい作品5選

山﨑賢人の魅力をあらゆる角度から堪能!『キングダム』地上波初放送前に押さえておきたい作品5選

現在再放送中の山﨑賢人主演の『グッド・ドクター』。本作は山﨑扮するサヴァン症候群の小児科医のレジデント・新堂 湊が、周囲の反感や偏見にさらされながらも、子供たちの命のために懸命に闘い、心に寄り添いながら成長していく姿を描いたハートフルな医療ドラマ。放送から2年経った今もその人気は健在で、SNSでは毎週、「湊先生の優しさに涙が止まらない」「山﨑賢人が湊先生役で良かった」「何度観てもめっちゃ泣ける」と、視聴者から称賛のコメントが相次いでいる。

また、5月29日(金)には『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ)で映画『キングダム』の地上波初放送が決定。本作もまた山﨑主演で昨年の実写邦画でNo.1ヒットを記録。“実写化不可能”と言われてきた世界観を壮大なスケールで描き、日本映画界に大きな爪痕を残した。

そして今、この記事を読んでいるユーザーにも山﨑の作品に魅了された女子は多いはず。ステイホーム中に大いに盛り上がるであろう『キングダム』放送日に備え、山﨑の魅力をあらゆる角度から堪能できる5作品をピックアップ。これを読んでから山﨑扮する『キングダム』の信に熱狂してほしい。

文 / 近藤加奈子


映画『L♡DK』(2014)

今となっては漫画実写映画で定番となった壁ドンの火付け役となり、山﨑自身も“壁ドン王子”と呼ばれるほど、ブームを起こした一作。学校一のイケメンの久我山柊聖を演じた山﨑は、映画の冒頭でいきなり女子から「好きです!」と告白されるも、「ウザイ。目障り。興味ない」と冷徹な態度で一蹴。そして、その様子を見て怒って追いかけてきた葵(剛力彩芽)と、思いもよらぬハプニングから同居生活を始めるという女子なら胸キュン必至なストーリーだ。前途の通り本作は壁ドンもマストで堪能すべきシーンだが、それ以外にも見どころが盛りだくさん。小悪魔的な笑みを浮かべながら「ありがとうは?」と迫ったかと思えば、雷を怖がる葵にそっと手を差し伸べて繋いであげるなど、ツンとデレの使い分けが非常に秀逸。いつも葵をからかっているくせに、「俺あんたの困ってる顔見るの好きかも」「俺やっぱ好きだわ。あんたの料理」など胸キュンするセリフを連発するのだから、沼落ちしないわけがない。ツンデレ王子な山﨑を堪能したいのであれば、この作品は外せないだろう。

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映画『orange-オレンジ-』(2015)

10年後の自分から届いた手紙をもとに、主人公の高宮菜穂(土屋太鳳)やその仲間たちが未来を変えるために行動を起こす、SF青春群像劇。当時、少女漫画実写化作品が相次ぐなかでも本作は32億円超えという高い興行収入を記録。山﨑は本作と同年に公開された映画『ヒロイン失格』で「第39回 日本アカデミー賞」で新人俳優賞を獲得した。『orange-オレンジ-』で山﨑は、仲間たちの前では明るく振る舞いながらも、どこか陰を感じさせる転校生の成瀬 翔を好演。翔が時折見せる繊細な笑顔の裏にある葛藤を思うと、ぎゅっと胸が締めつけられる。そして何より橋本光二郎監督が描きだすキラキラとした儚い世界観に、山﨑が放つニュートラルな魅力がハマっているのが印象的だった。とくにプールで翔と菜穂が花火に目を奪われるカットはとても美しく、10年後の翔に仲間たちが想いを届けるリレーのシーンは本当に感動的だった。時を超えて仲間同士で紡ぎ合うこの美しい物語を一瞬たりとも目を離すことなく見届けてほしい。

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映画『オオカミ少女と黒王子』(2016)

©八田鮎子/集英社 ©2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

山﨑と二階堂ふみのW主演作。恋愛経験0の篠原エリカ(二階堂)は、自らついた嘘のせいで女子から絶大な人気を誇る佐田恭也(山﨑)に彼氏のフリをお願いすることに。恭也からの了承を得るも、優しい顔から一変、「じゃあ3回まわってお手からワンだな」と信じられない言葉に耳を疑う。実は恭也はドS男子で、自分の命令に従うしかないエリカに「せいぜい可愛がってやるよ、ポチ」と笑みを浮かべる。みんなの前では付き合っているフリをするも、ドSな命令でエリカを振り回す恭也。しかし、エリカを利用しようと近づいた神谷(鈴木伸之)に対し、「こいつは俺のだから勝手に傷つけられると腹立つんだよね」とけん制。それでも何とか恭也を女遊びの世界に引き込もうとする一幕では、「好きでもねー女いくら集めたってただのゴミ山だろ」「おまえこの中に1人でも本気で守ってやりてぇって思う女いんのか?」と神谷を一蹴。ただのドSなイケメン男子から、好きな女子を全力で守り抜こうと変わっていく一途な姿に多くのファンが引き込まれた。そんなドSな山﨑に翻弄されたいならば、ぜひ観ておくことをオススメする。

二階堂ふみ×山﨑賢人 インタビュー、映画『オオカミ少女と黒王子』

二階堂ふみ×山﨑賢人 インタビュー、映画『オオカミ少女と黒王子』

2016.05.28

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映画『羊と鋼の森』(2018)

©2018「羊と鋼の森」製作委員会

本作で山﨑はピアノの調律師・外村直樹に扮し、仕事に向かう実直な青年役として新境地を開拓。今まで夢を持っていなかった外村が、ピアノの調律師・板鳥(三浦友和)との出会いにより、その音に故郷の森の匂いを感じて仕事に魅せられていく姿を描く。この作品で山﨑は多くの時間を人間ではなく、ピアノという無機質な物体にカチャカチャという音を立てて寡黙に向き合っている。そして、仕事を通して出会った人々に揉まれながら成長していく過程では、迷い、焦り、不安、喜びなど様々な感情を繊細な芝居に乗せて表現。その姿は外村直樹という人物を演じているのではなく、彼の人生をスクリーンの中で生き抜いているかのように見えた。また、この作品も『orange-オレンジ-』と同じく橋本光二郎監督がメガホンを取っており、映画のなかで映される儚く美しい世界観が山﨑の優しい雰囲気と抜群の相性を発揮していたように感じる。

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ドラマ『陸王』(2017/TBS)

©TBS

最後に紹介したいのは、少女漫画実写化作品からのギャップを楽しめる『陸王』。山﨑は本作で老舗足袋屋・こはぜ屋の社長の宮沢紘一(役所広司)の息子・大地を好演。大地は実家のこはぜ屋で腰掛けとして働きながら就職活動に励む青年で、通っていた大学では工学部を卒業するも就職がうまくいかず、「この際採用してくれるならどこだっていいよ」と本当にやりたいことが見つけられずにいた。しかし、こはぜ屋がランニングシューズ・陸王を開発すると決意し、大地もこのプロジェクトに参加することになってからは仕事への向き合い方に変化が現れる。いつの間にか本気で打ち込めることに出会った大地は、工学部で学んだ知識を活かして就職活動と並行しながら開発に没頭。日々忙しさに追われながらも見せる精悍な顔立ちは、初めて物語に登場した際に見せた頼りない表情の青年とは別人のようだった。そして、大地がこはぜ屋のために奔走する姿は仕事人としての覚悟が感じられ、紘一との親子愛、同じ会社で働く仲間たちとの絆には何度も心を打たれた。大地と同様に絶えず成長していく俳優・山﨑賢人の奮闘を、その目に焼きつけてほしい。

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Paravi


©原 泰久/集英社 ©2019 映画「キングダム」製作委員会

そして今年、山﨑はNetflixで独占配信されるオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』で土屋太鳳とW主演が決定。本作は『キングダム』と同じく佐藤信介監督が手がけており、作品の完成度の高さには期待せずにいられない。山﨑のリアルタイムの演技を鑑賞できる時代に生まれた我々はきっと幸運だ。

※配信情報は5月28日(木)現在