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映画『子供はわかってあげない』“独特だけど心地よい”世界観にファン急増中……おうち時間に味わいたい<田島列島>ワールドにご注目!

映画『子供はわかってあげない』“独特だけど心地よい”世界観にファン急増中……おうち時間に味わいたい<田島列島>ワールドにご注目!

「マンガ大賞2015」をはじめ数々のマンガ賞を受賞した長編デビュー作『子供はわかってあげない』の実写映画化が決定し、いまカルチャー界隈で最も注目を浴びるマンガ家・田島列島。

家族や男女の機微を柔らかな絵と言葉で表現する独自性が高く評価され、「第24回手塚治虫文化賞 新生賞」を受賞。「不思議と爽やかな読了感が癖になる」「テンポの良いセリフ回し、漂う空気が心地良い」などと、糸井重里や夏帆、西野七瀬、佐久間宣行といった各界の著名人からも支持されている。

今回は映画公開を記念して、そんな田島列島作品の魅力を一挙ピックアップ! 味わい深い世界観が広がる原作コミックをチェックして、おうち時間を満喫してみては?


泣いて笑って、うっかり元気になる……懐かしくも新しい“新感覚ボーイミーツガール”

『子供はわかってあげない』(モーニングKC、上下巻発売中)

長編デビュー作の『子供はわかってあげない』は、田島列島を語る上で欠かせない!

本作は、高校2年の水泳部女子・美波と書道部男子・もじくんの、お気楽だけれどけっこう怒涛な展開で描かれる、懐かしくも新しい“新感覚ボーイミーツガール”。講談社「モーニング」連載時も大好評を博し、「甘酸っぱくも優しく、心に寄り添ってくれる作品でした」「在りし日のムズ痒さと無力さを、恐ろしい勢いで呼び覚ましてくれる超名作」「改めて読んだらやっぱりすごく好きだった。ほんとみんな読んだらいい!」などと、独自の世界観にハマる人が続出していた本作。各マンガ賞にも軒並みランクインするほど、各方面から絶賛の声が相次いだ。

今回映画化に伴いメガホンを取るのは、『南極料理人』(09)『横道世之介』(13)など手掛けた作品が愛され続け、新作が待ち望まれる沖田修一監督。主人公・美波役には、『義母と娘のブルース』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で注目を集め、瑞々しい魅力と確かな演技力で引っぱりだこの上白石萌歌。もじくん役には、超新人ながら石井裕也監督作『町田くんの世界』(19)主演に大抜擢され話題を呼んだ細田佳央太。人間模様を鮮やかに彩るキャストにも、豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治など、実力派の名優陣が大集結し、物語をカラフルに広げる。

描かれるのは、のんびり屋でマイペースな美波とシャイで素朴な青年・もじくんの初恋や、10年ぶりに再会する元教祖?! の実の父・友充(豊川)、“ジェンダーレス”なもじくんの兄・明大(千葉)など、ちょっぴり“ワケあり”な人々と過ごす、普通に見えて“普通じゃない夏休み”。

もともと原作ファンだという沖田監督は、初めてマンガ原作の実写化に挑戦。甘酸っぱすぎるボーイミーツガールや、“田島節”ともいえる、ディープなのに軽やかに描かれた世界観を絶妙なバランスで表現しつつも、子供と大人の狭間で揺れ動く高校生の心の機微と、大人たちの気持ちをゆるやかにやさしく映し出した。

ユーモアあふれる温かな人間模様に、大人も子供もいっぱい笑ってほろりと泣ける青春映画に仕上がった本作。“巣ごもり”な毎日でも、いつの間やらうっかり元気にさせてくれるはず。映画の公開前に、ぜひ原作本もチェックしてみてはいかがだろうか。

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男子高校生と“秘密”を抱えるOLの奇妙な共同生活……一筋縄ではいかない人間模様を描く

『水は海に向かって流れる』(「別冊少年マガジン」連載、既刊2巻発売中)

本作で描かれるのは、高校への進学をきっかけに叔父の家に居候することになった主人公・直達が、年上の見知らぬOL・榊を始め、マンガ家の叔父や女装の占い師、大学教授など、一癖も二癖もありそうな人々と送ることになる“奇妙な共同生活”。ちょっと変わった雰囲気を漂わせる榊を大人の女性としてほんのり意識する直達だったが、このふたりの間には思いもよらぬ“秘密”が隠されていた――。

重いテーマを扱いながらも親しみやすいキャラクターや、随所にちりばめられたユーモアにクスッとさせられる、「田島ワールド」全開な味わい深い世界観が広がる本作。SNSでも、「結構重い話なのにライトな絵柄でスッと読めて、ズーンと溜まるというか……めちゃくちゃ面白いな」「みんなあんなにかわいいのに、超絶ギスギスしていてスゲーのでみんな読んで!」と、ファンから熱量の高い口コミが続々。

それぞれ事情を抱えながらも、柔らかく進んでいく姿に前向きな気持ちをもらえる、不思議な魅力あふれる一作だ。

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姉の不倫相手の奥さんが尋ねてくる「ごあいさつ」など、珠玉の短編全7編を収録!

『田島列島短編集 ごあいさつ』(モーニングKC、発売中)

アパートで暮らす姉妹を主人公に、姉の不倫相手の奥さんが突然自宅にやってくるという“大事件”を、田島ならではのタッチでほのぼのと驚くほど平和に描いた「ごあいさつ」など全7編を収めた、田島列島初の短編集。さらには、「モーニング」誌上に時々掲載されていた1ページマンガやイラストなど“おまけ作品”も収録。

『子供はわかってあげない』『水は海に向かって流れる』を既に読破済みのマンガ好きにもオススメだ。

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映画『子供はわかってあげない』

6月26日(金)テアトル新宿・イオンシネマ他全国ロードショー

【STORY】
高校2年、水泳部女子の美波(みなみ)はある日、書道部男子のもじくんとの運命の出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居所を探しあてる。何やら怪しげな父にとまどいながらも、海辺の町で夏休みをいっしょに過ごすが……。心地よい海風。爽やかに鳴る風鈴。……超能力!? そして、初めての恋に発狂しそう!
お気楽だけど、けっこう怒濤の展開。誰にとっても、宝箱のような夏休み、はじまりはじまり~。

出演:上白石萌歌 細田佳央太
千葉雄大 古舘寛治/斉藤由貴/豊川悦司
監督:沖田修一
脚本:ふじきみつ彦 沖田修一
音楽:牛尾憲輔
原作:田島列島『子供はわかってあげない』(講談社モーニングKC刊)
企画・製作幹事:アミューズ
配給:日活
制作プロダクション:オフィス・シロウズ

オフィシャルサイト
https://agenai-movie.jp/

オフィシャルTwitter
@agenai_movie

©2020「子供はわかってあげない」製作委員会 ©田島列島/講談社

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