Interview

白濱亜嵐「固定概念を取っ払って、自分の殻を破れた」。映画『貴族降臨』で払拭した”遠慮”

白濱亜嵐「固定概念を取っ払って、自分の殻を破れた」。映画『貴族降臨』で払拭した”遠慮”

2019年に放送されたドラマ・映画『PRINCE OF LEGEND』の続章で、ドラマ『貴族誕生―PRINCE OF LEGEND―』の、その後のエピソードを描いた映画『貴族降臨―PRINCE OF LEGEND―』が、ついに公開された。

一介の土木業者だった安藤シンタロウが、弱者を守り、すべての人が笑って暮らせる高貴な世界を作るため、夜の世界の中心・ナイトリングのNo.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表へと上り詰め、聖ブリリアント学園の伝説の王子・朱雀 奏(片寄涼太)にそれぞれの正義を問う戦いを挑む。

そんなぶっ飛んだストーリーと「EXILE TRIBE」「劇団EXILE」のメンバーを中心とするイケメンたちが演じる個性豊かなキャラクターが繰り広げる熱くも切ない人間模様でファンはもちろん、それ以外の人間をも夢中にさせる、本作の異様なポテンシャルは果たして何なのか? 貴族ドリーを熱演した白濱亜嵐に話を聞いた。

取材・文 / 井口啓子 撮影 / 斎藤大嗣


ドリーが作中で着ている衣装は、実は三代目J SOUL BROTHERSの衣装なんです。

貴族降臨―PRINCE OF LEGEND― 白濱亜嵐 WHAT's IN? tokyoインタビュー

私自身、これまでのシリーズは未見の状態で『貴族降臨―PRINCE OF LEGEND―』を見たんですが、冒頭のダイジェストで本作までの流れをイッキに見せてしまう力技にアップアップしながらも、まんまとハマってゆく自分がいました(笑)。

ありがとうございます。確かに情報量が多いジェットコースター的な作品で、酔いそうになるけど、それがクセになる。他にない作品だと思います。

「伝説の王子」の次は「伝説の貴族」が登場するわけですが、貴族を演じることになった時の心境は?

まさか貴族を演じることになるとは思ってもいませんでした。だけど台本を読んでみると、ドリーはホストなんだけど、「貴族」と名乗っているんですよね。「貴族」というのは、人を喜ばせるためにやってることだったり、自分たちの美学を表すための俗称なんだろうなと理解しました。

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いわゆる貴族ともホストとも違う、堂々たる唯一無二のキャラクターですよね。

現実には絶対に存在しない、そのぶん思い切ってやれましたね。今回は脚本もドリーのキャラクターを生かして書かれていたのでイメージを作りやすかったですし、強いていえば、佇まいや雰囲気はROLANDさん(現代ホスト界の帝王と称され、モデル、タレント、実業家としても活躍)を参考にして、中身は2.5次元の舞台っぽく、ゆったり喋ったり、振る舞うように意識しました。

貴族降臨―PRINCE OF LEGEND― 白濱亜嵐 WHAT's IN? tokyoインタビュー

貴族ドリー(シンタロウ)は、ドラマ『貴族誕生』では土木業者でした。同じ人物なのに全く違うキャラクターにも感じられました。演じ分けはスムーズに行きました?

実は今回、ドラマより映画の方を先に撮ってて。僕もドリーのシーンを撮ってる時は、ドリーはドリーでしかないと思ってやってたんです。最初に伝説の貴族を演じるのか!ってひっくり返ってたら、ドラマの台本を読んで、ドリーは実は土木業者のシンタロウだったって知らされて、二度ひっくり返りました(笑)。

でも、その設定を知らなかったからこそドリーに関しては余計なことを考えずに、振り切ってやれたし、次にシンタロウを演じる時も、ドリーというゴールが決まってるからこそ、そこに至るまでの流れを作りやすかった。一人二役やってるような感じはありつつ、最終的には共通点を出せたかなって思います。

貴族降臨―PRINCE OF LEGEND― 白濱亜嵐 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ドリーもシンタロウというバックボーンがあるからこそ、男気ある魅力的なキャラクターになってますよね。「ニッカポッカを脱ぎ捨て」というナレーションは最高でした!

笑っちゃいますよね。銀河さん(ナレーターの銀河万丈)に何言わせちゃってるんだよ!って(笑)。

ドリーのセリフも「世界をドリー色に染めちゃうよ」とか、パワーワード満載で。

「どんな時も俺がレボリューション」とか、あと学校を乗っ取る時のマニュフェストで「毎日がティーパーティ」とか、俺なに言ってるんだろうって(笑)。画面の向こう側の人が吹き出しそうになるのを想像しながら、でも笑いを狙ってやると寒くなるので、本気でやり切りました。

あの振り切れ方には男気を感じました。シャンパンタワーやギラギラした衣装もハマってましたね。

王子とかぶらないように絶対王者感を出そうと思って、やっぱりファーでしょって(笑)。実は最初の衣装合わせの途中で、もっと派手にした方がいいってことになって、あのドリーのファーはHIROさんが買ってくれたんです。

貴族降臨―PRINCE OF LEGEND― 白濱亜嵐 WHAT's IN? tokyoインタビュー

さすがですね。本シリーズの配役やキャラクター設定は、HIROさんプロデュースによる部分が大きいんでしょうか?

そう思います。もともとHIROさんは『PRINCE OF LEGEND』の前から、亜嵐にはプリンスたちの次に出て欲しいって言って下さってたので、衣装に関してもドリーとしてだけでなく、亜嵐的にももっとガツンと行った方がおいしいんじゃないの?みたいに、僕個人のキャラ作りも含めて考えてくれてたのかなって。そういえば、ドリーが作中で着ているタキシードとスパンコールの衣装は、実は三代目J SOUL BROTHERSの衣装なんですよ。今回、そういう細かい遊びはいっぱい入ってますね。

遊びといえば、ラグビーのハカならぬシャカにも爆笑しました。あとは、まさかのフェンシング対決(笑)。

まさか自分がフェンシングをやることになるとは思ってもいませんでした(笑)。でも、最初の「貴族」のインパクトが大きすぎて、もう何が来ても驚かない状態になってたので、あ、貴族と王子だからフェンシングで闘うんだーって、自然に受け入れてる自分がいました(笑)。

この作品が続いて、グループの登竜門的なものになればいいですよね。

貴族降臨―PRINCE OF LEGEND― 白濱亜嵐 WHAT's IN? tokyoインタビュー

『PRINCE OF LEGEND』が乙女ゲーム的な胸キュン要素が強かったのに対して、本作はヒロイン不在の男くさい世界観ではありますが、だからこそ、そこで繰り広げられる男同士の闘いとか、グループ内のいろんな関係性にはBL的なときめきも感じました。

確かに、ヒロインがいない方が女性の方はストレスなく、ピュアに男同士の世界を楽しめるのかもしれませんね。

キャストもスタッフも、みんながおもしろがりながら作ってる感じが伝わってきますね。

本当に、ここまで悪ふざけする大人たちがいるんだ!って(笑)。でも、今の世の中って、エンタテイメントも予算が厳しかったり、いろんな規制があったりするじゃないですか? そういう中で、このシリーズはあくまで合法的なやり方でそれを破ろうとしてて、なんか昔の日本映画が勢いがあった時の感覚に似てるなって。

貴族降臨―PRINCE OF LEGEND― 白濱亜嵐 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ヤクザ映画とかを彷彿させるアナーキーさを感じました。

そうそう。あとは、ハリウッドのスーパーヒーローものとか。ぶっ飛んでて情報量も多くて、わけがわからないんだけど「だって貴族だもん」という言葉で腑に落ちる。アクロバティックな力技でリアリティを持たしてる感じは、SFっぽくすらありますよね(笑)。

確かに、ナイトリングという世界観自体、近未来SFぽいですし、「HiGH&LOW」シリーズのパラレルワールドな感じもある。さらにいえば、ゲームやイベントと連動した作品の在り様も、従来の映画とは違う、新しいエンタテイメントという気がします。白濱さん自身、俳優として活躍の場を広げられていますが、その中で本作はどんな位置付けのものになりました? 

僕としては固定概念を取っ払って、自分の殻を破れた作品という感覚があるんです。もともと俳優が本業ではないということもあって、お芝居をやる上でどこか遠慮してた部分があって。ト書き通りにやってた感じだったんですけど、今回はト書きなんて全然気にせず、その場の感覚でやってて、お芝居ってこんなに自由にやっていいんだ!って、改めて感じさせてもらった作品ですね。

貴族降臨―PRINCE OF LEGEND― 白濱亜嵐 WHAT's IN? tokyoインタビュー

次作があるとしたら、どんな展開がいい? 

どんな状況になってもドリーは絶対王者ってところは譲れないんですけど、ドリーはあくまでシンタロウが演じてるキャラクターでもあるので。シンタロウとドリーを使い分ける日常みたいなのを描いて欲しいです。

まさに『ジョーカー』的な(笑)、それはぜひ見たいです。

この作品が続いて、グループの登竜門的なものになればいいですよね。今回の映画では、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの(吉野)北人とか川村(壱馬)が前に出て来たけど、今後、その下のグループの奴らも参加してきて、『HiGH&LOW』にいく奴もいれば、プリンス路線にいる奴もいるだろうし。どっちを選ぶかはそいつ次第だけど、普段グループのライブに来てくださるファン以外の方にも見てもらえる作品だと思うので、いろんな可能性が広がっていくといいなと思いますね。

まさに、誰もが楽しめるエンタテイメント作品だと思います。本日はありがとうございました!


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朱雀奏 役・片寄涼太さんのインタビューはこちら
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2020.03.19

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白濱亜嵐

1993年、愛媛県生まれ。GENERATIONS、EXILEのメンバーとして活躍中する傍ら、「GTO」「HiGH&LOW」シリーズなどに出演し、俳優としも活動中。5月1日(金)公開の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に出演、2020年公開予定の映画『10万分の1』では主演を演じる。

オフィシャルサイト
https://exile.jp/profile/member.php?id=1000512

オフィシャルInstagram
@alan_shirahama_official

フォトギャラリー

映画『貴族降臨-PRINCE OF LEGEND-』

全国公開中

監督:河合勇人(『かぐや様は告らせたい-天才たちの恋愛頭脳戦-』)
脚本:松田裕子
音楽:中野雄太
主題歌:Possible/片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
配給:東宝

出演:白濱亜嵐 片寄涼太/鈴木伸之 佐野玲於 関口メンディー 川村壱馬 吉野北人 藤原 樹 長谷川 慎 町田啓太/清原 翔 廣瀬智紀 荒牧慶彦 飯島寛騎 塩野瑛久 中島 健 勝矢 加藤 諒 袴田吉彦/山本耕史 DAIGO

【STORY】
夜の世界の中心・ナイトリングのNo.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表となった安藤シンタロウ(白濱亜嵐)は、自らの名を「ドリー」と改め、“貴族”としてこの世に生きる弱者を守り、全ての人が笑って暮らせる高貴な世界を作ることを決意する。
そんな彼は、あるきっかけで聖ブリリアント学園の存在を知ることとなる。今や伝説の王子の“聖地”として、聖ブリリアント学園には転入者が殺到、「三代目伝説の王子」となった朱雀奏(片寄涼太)は世界中を廻り、王子道を邁進していた。貴族と王子、果たしてどちらが正義なのか―。ともに頂点を極める両者が出会った時、戦いの幕はすでに切って落とされていた…。
今、美しく尊い男たちが“伝説”の座を巡り、史上空前のバトルを繰り広げる!

オフィシャルサイト
http://prince-of-legend.jp/

©2020「PRINCE OF LEGEND」製作委員会