Interview

本郷奏多が見つけた、演じる楽しさ。舞台『あおざくら 防衛大学校物語』で感じて欲しい青春の息吹

本郷奏多が見つけた、演じる楽しさ。舞台『あおざくら 防衛大学校物語』で感じて欲しい青春の息吹

昨年放送されたドラマに引き続き、『あおざくら 防衛大学校物語』が、今度は舞台となって4月9日(木)から三越劇場にて上演される。
原作は週刊少年サンデーで連載中の二階堂ヒカルの人気漫画。防衛大学校を舞台に、主人公で学生の近藤勇美と仲間たちとの汗と涙の青春物語だ。ドラマ版、舞台版ともに主要キャストはほぼ変わらず、主演は映画『GANTZ』、『進撃の巨人』、『鋼の錬金術師』、『キングダム』など数々の人気マンガの実写作品にも出演して活躍中の本郷奏多。また、ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』や舞台『里見八犬伝』にも出演している結木滉星、舞台『おそ松さん』シリーズの6つ子役でも人気を集める高崎翔太や小澤 廉らも出演する。
そこで本郷奏多にインタビューをして、本作の魅力に迫った。

取材・文 / 竹下力 撮影 / 増田慶

追記(2020年4月10日):本公演は新型コロナウイルスの影響により全公演中止となりました。


共演者とは“仲間”だというチーム感を持って

先行するドラマ、そして舞台版でも主演の近藤勇美 役を演じることになりましたね。

ドラマを撮影する段階で舞台化も決まっていたプロジェクトなので、ドラマの撮影から、共演者とは“仲間”だというチーム感を特に持って撮影に臨みました。そのおかげで、みんなの想いがひとつになった素晴らしいドラマになりましたし、舞台にもそれがつながれば嬉しいです。ドラマの撮影中にも舞台のことは意識していて、休憩時間にはみんなと積極的にコミュニケーションをとったり、お弁当を食べたりしながら連帯感を強めていました。

あおざくら 防衛大学校物語 本郷奏多 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ドラマでの経験が舞台に活かされそうですか。

共演者と一緒にいた時間が長いことが、プラスに働くと思います。新しく舞台を始めるときは、顔合わせや本読みを通して共演者の人柄を徐々に知っていくのですが、いつもその準備段階がないと思っているので、今回の舞台では稽古の最初からスタートダッシュができると思います。ドラマを一緒に共にしたことで物語への共通認識もありますし、舞台で実際のキャラクターを演じるうえで、これまで体験して残っていることを存分に活かしたいです。

準備する時間が役に立っている

将来、自衛隊幹部となる若者を教育特訓する学びの場である防衛大学校が舞台ということで、どのような意識でドラマ撮影に臨みましたか。

防衛大学校ならではの独特なルールがたくさんあって、それが面白いからこそ、エピソードをいろいろ抽出していくと、思わず笑ってしまう内容になっていたと思います。実際に防衛大学校を卒業された方ともお話をして、敬礼の角度や気をつけの姿勢を学んで、撮影の際にはそれらの準備する時間が役に立ちました。たとえば気をつけも、踵(かかと)をくっつけて足の角度を60度に開かなければいけないのですが、「それでは65度だよ」と細かく教えてもらいながら、防衛大学校の厳しい世界を直に感じることができました。ですが、この作品は普段皆さんが感じたことのない特殊な学校のルールを楽しんでいただくコメディーだと思っています。

近藤勇美という役はどのような印象がありますか。

とても変わった子で、勉強が好き、お金が好きと、割り切って生きている効率的なタイプです。でも、根源的には誰よりも仲間想いのところがあって、完全にお金や勉強のために行動しているのではない、とても人間らしいキャラクターだと思います。周りから見ると、とがったところがあるかと思いきや、意外と人間味があるので、そのギャップが面白さを生んでくれていると思います。

あおざくら 防衛大学校物語 本郷奏多 WHAT's IN? tokyoインタビュー

お話を聞く以外に、どのように役づくりをされましたか。

基本的に原作がある作品は、原作を読み込んで、登場人物のイメージに近いお芝居をすることが大切だと思っています。今回に関しても『あおざくら』を読んだうえで、原作の雰囲気を醸し出したいと思っていました。襟につける校章がキラキラしていないと不安で試行錯誤をしたり、くだらないことにも目を輝かせて100パーセント頑張っている姿が作品の魅力だと思ったので、彼らにしかわからない些細なことを大切にしながら演じています。

原作がない場合ではどのようにされますか。

ある程度役づくりは自由が許されると思います。ただ、僕はドラマであれば監督、舞台であれば演出家の意見を最も大切にしたいと思っていて。監督、演出家、脚本、衣裳やメイクが座組みに参加して、最後に僕たち役者がいると思っています。なので、監督がおっしゃることに関しては素直に従うようにして、わからないことは質問をすることもありますが、自分の意見を押し通すことはしないように心がけて、役者だけが暴走しないようにしています。

今できることの最善を尽くすだけ

作品はみんなでつくるものだという意識があるんですね。

そうですね。ひとりだけで考えてしまうのはエゴになると思っています。現場に入れば、シーンのバランスを考えているのは監督だと思いますし、僕はその場でできることの最善を尽くすだけだと思います。原作があれば、オリジナルの作品とは違って漫画やアニメをご覧になる人たちに向けたアプローチもしなければいけないので、必ず漫画を読んだり、アニメを観て、原作ファンの考えを理解しつつ、原作をリスペクトしながらビジュアルも近づけたいと考えています。たとえどんなに素晴らしいお芝居をしていても、見た目が違ってしまえば、お客様が混乱してストレスになってしまうと思うので、今作も原作のキャラクターの姿に近づけることを舞台でも意識したいです。

あおざくら 防衛大学校物語 本郷奏多 WHAT's IN? tokyoインタビュー

舞台ではどのように演じていきたいですか。

出来上がった脚本を読んでから再び役をつくっていくと思いますが、若い男の子たちが全力で頑張っている姿を見て楽しんでいただくのが大前提の作品だと思っているので、カンパニーみんなで和気藹々としながらお芝居をしたいと思います。頭を使って考えていただくよりも、僕たちの雰囲気を身体で感じていただけるように、体当たりをしながら、張り切って大きい声を出して演じたいと思っています。

稽古で楽しみにされていることはありますか。

舞台版も男性キャストが多いので、稽古から男子校のようなノリを出したいです。どの現場でも役者は各々それぞれの考えで行動していると思っていますが、この作品に関しては普段からみんなで一緒にいることが大切な気がしているので、稽古でも積極的にみんなで仲良くしていきたいです。

防衛大学校ですから、体力づくりや筋トレが必要なイメージがあります。

たしかに、舞台であれば常に見られているので、身体づくりの準備をしていきたいです。ただ、『あおざくら』は学校に1年生として入ってきた新入生という設定なので、脚本が原作のどの部分にフォーカスを当てているかで、どこまでつくるのかは気をつけたいと思います。今作はドラマにはいない、土方俊明(小沼将太)という物語を強烈にかき乱すキャラクターが入るので、彼がどのように作用するのか楽しみですね。

久々に普通の男の子を演じた気がします

これまでの作品で演じてきた役と違いはありますか。

久々に普通の男の子を演じた気がします(笑)。最近出演している映画やドラマでは生きるか死ぬかの瀬戸際で戦っていたり、人間ではない役を演じることが多かったので、楽しみながらコミカルに演じました。

あおざくら 防衛大学校物語 本郷奏多 WHAT's IN? tokyoインタビュー

共演者の印象を伺わせてください。

みんな面白いです。防衛大学校の制服には決まった着方があって、誰かが少しでも違うとみんなで揚げ足を取り続けるという遊びが流行っていましたね(笑)。ベルトがズレていると「ベルト不備!」という言い方をするのですが、みんなで不備を見つけ合っていました。だいたい、(結木)滉星くんと小園(凌央)くんの不備が多かったのですが(笑)、みんなで見つけ合うことが楽しかったです。

舞台に向けてどのような思いですか。

どの舞台でもそうですが、体力的にきつくはなるので、健康第一で頑張りたいです。今回はドラマも舞台も座長になりますが、そこはあまり意識せず、役者全員が横並びであるべきだと思うので、みんなが同じぐらいの熱量を発せるようにつくっていきたいです。

映画やドラマにたくさん出演されている本郷さんだからこそ、舞台の面白さが理解できるというか。

そうですね。お客様に生で観ていただくのは舞台しかないと思っていますし、ダイレクトにリアクションをいただけるのは舞台にしかない魅力です。ドラマや舞台に出ていると、役者は常に戦いで、雑にお仕事をしたら次にオファーをいただけなくなると感じているので、惰性でお芝居をしないように全力を尽くすことを心がけています。だから今回の舞台も毎公演、100パーセントのお芝居を届けたいと思います。

あおざくら 防衛大学校物語 本郷奏多 WHAT's IN? tokyoインタビュー

お客様に“元気”を受け取ってもらいたい

それでは、最後に見どころをお願いいたします。

今年で30歳になりますが、さすがに学生役は最後だと思いながら(笑)、若々しく演じたいと思います。気軽に観に来ていただける作品だと思うので、リラックスしながらご覧になってください。僕たちはお客様に“元気”を受け取ってもらえるように、10代の男子を一生懸命に演じたいと思います。

衣装 / 川地大介 ヘアメイク / 福田純子


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舞台『あおざくら 防衛大学校物語』

東京公演:2020年4月9日(木)~4月13日(月)三越劇場
大阪公演:2020年4月17日(金)~4月19日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

【キャンペーン情報】
ドラマ『あおざくら 防衛大学校物語』のDVD&Blu-ray〈4月8日(水)発売〉予約特典として、抽選で4月9日(木)開催予定のゲネプロ招待キャンペーンを実施中。
抽選応募販売期間:2020年3月17日(火)12:00(正午)まで
予約詳細はmu-moショップ「あおざくら」販売ページにて。

原作:二階堂ヒカル
脚本:吉田恵里香
演出:伊勢直弘

出演:
近藤勇美 役:本郷奏多
原田 忠 役:結木滉星
沖田蒼司 役:小澤 廉
武井寅明 役:小園凌央
西脇鷹史 役:伊阪達也
松平容介 役:狩野健斗
土方俊明 役:小沼将太
坂木龍也 役:高崎翔太
ほか

企画:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

©二階堂ヒカル/小学館/舞台「あおざくら 防衛大学校物語」製作委員会

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@aozakura_p)

本郷奏多(ほんごう・かなた)

1990年11月15日生まれ、宮城県出身。2002年映画『リターナー』で俳優デビュー。以降、2005年『HINOKIO』で映画初主演を務め、2011年公開の映画『GANTZ』を皮切りに『進撃の巨人』(15)、『鋼の錬金術師』(17)、『いぬやしき』(18)など大ヒット漫画原作の実写映画にキーパーソンとして出演が続き、再現度の高さから注目を集める。昨年は実写邦画ナンバーワンの大ヒットを記録した映画『キングダム』に出演したほか、映画『Diner ダイナー』や主演映画『凜-りん-』等に出演。本年も日本初の実写ムービーゲーム『Death Come True』で主演を務めるほか、主演映画『戦国ガールと剣道ボーイ』が公開予定など活躍の幅を広げている。

オフィシャルサイト

関連書籍:『あおざくら 防衛大学校物語』
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