ドラマ『鈍色の箱の中で』特集  vol. 1

Interview

キスの嵐で話題! 萩原利久、『鈍色の箱の中で』キスシーンのあれこれを告白。「初めてでよかったなと思いました」

キスの嵐で話題! 萩原利久、『鈍色の箱の中で』キスシーンのあれこれを告白。「初めてでよかったなと思いました」

幼なじみの高校生男女5人が繰り広げるラブストーリーと聞いて、キラキラした胸キュンドラマを想像したら、いい意味で裏切られた! LINEマンガで月間読者数ランキング一位を獲得した人気コミックをドラマ化した『鈍色の箱の中で』。初恋を引きずり、幼なじみならではの微妙な距離感や劣等感に苦しみ、それぞれ鬱屈した想いを抱えながらすれ違い、互いに傷つけ合ってゆく高校生たちのリアルでスリリングな恋愛模様は、痛々しくて切なくて、年齢や性別を超えて、誰もが引き込まれずにいられない!

そんな異色のドラマで、幼なじみの5人のひとり、辻内基秋を演じているのが萩原利久。『帝一の國』『あゝ、荒野』『3年A組-今からみなさんは、人質です-』といった話題作に次々に出演し、新世代俳優の中でも頭ひとつ抜けた存在感を放っている彼に、本作に寄せた想いや今後の見どころについて、語ってもらった。

取材・文 / 井口啓子
撮影 / 斎藤大嗣


受け身のキスは難しい! 実はすごく体幹を使ったキスシーンでした(笑)

鈍色の箱の中で 萩原利久 WHAT's IN? tokyoインタビュー

萩原さんが演じる基秋は、久保田紗友さん演じる幼なじみの美羽から思いを寄せられながらも、幼い頃に憧れたバイオリンを弾くお姉さんのことが忘れられずにいる。女子からすると非常にやっかいなんですが(笑)、感情をあまり出さないタイプだけに不思議な魅力がある男の子ですよね。

そうですね。基秋は感情を抑えていて、自分から何かをするといった自我は見せない人だと思います。脚本を読ませていただく前に原作のマンガを読んだのですが、特に前半は「感情が欠落してるんじゃないか?」というぐらい受け身。そこに魅力を感じる部分もあったのですが、自分が演じるとなると、「これは難しいぞ」と(笑)。僕自身は普段から、わりと思ったことをなんでも口にしてしまうし、感情がそのまま顔に出るタイプで、人間像としてはかなり自分とかけ離れていたので、どこでどうやってフィットしていけばいいのか悩みました。

鈍色の箱の中で 萩原利久 WHAT's IN? tokyoインタビュー

素の自分とかけ離れた役をやることは難しい?

どんな役でもなにかしら自分と共通項が見つかれば、そこを入り口に役を作っていけるので、自分とかけ離れていること自体は大丈夫なんですけど、とにかく受け身なのが芝居として難しかったです。基秋は口数も表情も少ないし、恋愛に関しても言われるがままのようなところがあって、内心すごく振り回されてるんだけど、それを表には出さない。フラットな中でどうやって微妙な感情の機敏を見せるかというのが難しかったです。

鈍色の箱の中で 萩原利久 WHAT's IN? tokyoインタビュー

確かに、基秋が美羽とキスをするようになるのも美羽に「キスの練習をしよう」とせがまれたからだし、二人が付き合うようになるのも、そんな中途半端な態度を悟に説教されたからで。本人に悪気はないんだけど、受け身ゆえに周りを翻弄する小悪魔キャラでもあります(笑)。

基秋と美羽の最初のキスシーンの撮影のとき、監督から「受け入れてるように見せたくないから一歩も動くな」って言われたんです。僕が少しでも動くとキスを受け入れているように見えるから、もっと受け身に見えるように直立して待てって。それがけっこう難しくて、風も強かったので、必死で踏ん張ってて。実はすごく体幹を使ったキスシーンでした(笑)。

あはは(笑)。いわゆる恋愛ドラマのキスシーンって、二人の距離が少しずつ近づいていって、登場人物の心情としても物語としても最高潮に盛り上がったところで披露されることが多いですが、このドラマは物語の冒頭から、好きでもない者同士がハプニング的に次々にキスをするという点でも異色ですよね。

そうですね。基秋と美羽のキスシーンに関しては、本当に日課といっていいぐらいのもの。ドラマの中ではある程度、二人の転機となるようなキスが描かれてると思うんですけど、それ以外にも二人はいっぱいキスをしてて、中にはまったく何の意味も感情もないようなキスもあるだろうし、それこそ最初のキスと最後のキスではまったく別物だと思う。場所が全部同じなぶん(※二人はマンションの決まった場所でキスの練習をするという設定)ずっと見ていくと違いがわかっておもしろいかなと思います。

鈍色の箱の中で 萩原利久 WHAT's IN? tokyoインタビュー

定点観測的なキスで二人の関係性の変化がわかるなんて前代未聞です。

しかも基秋と美羽だけでなく、みんなですからね。みんながみんな、いろんな人とキスしちゃうという。これだけ少ない登場人物でキスしまくってるドラマは、他にないと思います(笑)。

5人のうち男性陣は『3年A組-今からみなさんは、人質です-』で共演されてますが、女性陣とは面識はありました?

美羽役の久保田紗友さんとは今回が初共演です。でも、初めてでよかったなと思いました。仲が良かったり、知り合いだったら、いきなりキスシーンって、逆に照れくさくて笑っちゃいそうな気もして(笑)。でも、あおい役の岡本夏美さんとは初めましてではなかったし、(神尾)楓珠は全員知っていたので、今回の5人は年齢もほぼ一緒だし、幼なじみという設定もいい意味でマッチして、すごくやりやすかったです。

鈍色の箱の中で 萩原利久 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ちなみに萩原さん自身は、幼なじみや高校時代の男女との複雑な恋模様みたいなものは…?

まったくないです(笑)。好きな人がいるのに別の子とキスするとか、付き合うとかも、僕にとってはないなって思います。でも、ないからこそ、おもしろいなって思いながら今回は演じました。こういう人間模様って、やっぱり高校生ならではなのかなって。高校生っていろいろ悩める年頃だし、外の世界を知らないから、余計に狭い世界でもそこが全てになってしまう。そういう意味では普遍的な、誰もが共感できる高校生ドラマでもあるのかもしれません。

最後に、萩原さんから見た、今後の見どころを教えていただけますか? 

僕のことで言えば、それまでは受け身でしかなかった基秋にだんだん自分の意思が芽生えてきます。最初はそれこそ鈍色だった基秋の心情に少しずつ色が付いてくる。その変化を見てもらえたら嬉しいです。


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萩原利久

1999年、埼玉県生まれ。2008年に芸能界デビュー後、ドラマ・映画・舞台と幅広い分野に出演。近年の主な出演作に、映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18)、『十二人の死にたい子どもたち』(19)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(19/NTV)、『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』(19/TX)、『大江戸スチームパンク』(20/ TVO)などがある。

オフィシャルサイト
https://www.topcoat.co.jp/artist/hagiwara-riku/profile/

オフィシャルInstagram
@rikuhagiwara_official

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360°ドラマ『鈍色の箱の中で』

毎週土曜日 深夜3:00~放送

出演:久保田紗友 萩原利久 神尾楓珠 岡本夏美 望月 歩 筧美和子
原作:篠原知宏『鈍色の箱の中で』(LINEマンガ)
脚本:大北はるか
演出:久万真路
制作:テレビ朝日

オフィシャルサイト
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360°サイト
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