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いきものがかり・水野良樹が独自の視点でスポーツを言葉で紡ぐ理由

いきものがかり・水野良樹が独自の視点でスポーツを言葉で紡ぐ理由

「ありがとう」「風が吹いている」など数々のヒットナンバーを世に送り出している人気音楽グループ、いきものがかりのリーダー・水野良樹。その傍らで2015年より総合スポーツ雑誌『Sports Graphic Number』にて連載エッセイ「Who is a dreamer?」をスタート。この程、約4年半にも渡る同エッセイをまとめた単行本『誰が、夢を見るのか』を刊行した。スポーツにまつわる様々な出来事に自身の思いを重ね合わせたエッセイには、いきものがかりをはじめとする音楽活動の中で、たくさんの言葉(歌詞)を届け続けてきた彼ならではの視点や思いがあり、スポーツやアスリートたちへの敬愛が浮かび上がってくる。

今回、水野良樹を電子書籍ストア「Reader Store」のスペシャルゲストに迎え、単行本『誰が、夢を見るのか』の執筆エピソードはもちろんのこと、普段から日常生活に取り入れている電子書籍のことなどを聞いてみた。


水野良樹的、電子書籍活用法とは

水野さんは普段、電子書籍に触れていますか?

紙の本も日常的に買いますけど、電子書籍は時間が空いているときにすぐに読めるという利点あるので、読みたいと思った本で電子書籍があるものは買うようにしています。

いつ頃から電子書籍を活用するようになったのですか?

電子書籍がスマートフォンと同期できるようになって、一般的になってきた数年前からだと思います。

時間があるときにすぐに読めるという利点以外に、水野さんが感じている電子書籍の良いところ、活用の仕方を教えてください。

僕が電子書籍でよく使うのは一般教養系や実務的な本が多いです。例えば著作権の勉強ができる書籍とか。そういう本を楽屋で読んでいると周りがザワッとしがちなので(笑)、電子書籍で読んでますね。あとは明治時代などの古典もので、パブリックドメインになっているものは電子書籍で読むことが多いです。リンクが貼られるので関連で読めるのが便利ですよね。2年前に阿久悠さんに関するお仕事(NHKドキュメンタリー『いきものがかり水野良樹の阿久悠をめぐる対話』)をさせていただくときには、予習も含めて阿久悠さんに関連する書物を電子書籍でも集めました。

子供の頃や学生時代はどのようなジャンルの本を読むことが多かったですか?

大学時代は文系(社会学部)だったこともあって、日常的に勉強や授業に関係する本を読まなければいけないというのもありましたけど、もともと子供の頃から本を読むのは好きな方だったと思います。僕が小学3年生の時に亡くなった母方の祖父が、歴史が大好きだったみたいで。祖父が持っていたくさんの歴史書を形見分けでもらったんです。小学生くらいって歴史上の人物や武将に興味を持ち始める時期じゃないですか。背伸びしたい気分もあって、その歴史書を小学生ながら読んでいたことが、本を読むようになったきっかけになっているんじゃないかと思ってます。

スポーツ選手とミュージシャン、共通するキーワードは「夢」

『Sports Graphic Number』でエッセイを書きませんかというお話を、最初にいただいたときはどんな気持ちでしたか?

びっくりしました。雑誌に文章を書いたことがなくて、しかも音楽の分野の自分に頼むなんて、すごい大胆なことをされるな~って(苦笑)。こんな僕でいいのかな!? って思っていたら、“むしろ別分野の方に書いていただきたい”ということだったので、自分がどこまでできるかは分からないけれどやってみよう、と。

『Number』で連載が続いているエッセイのタイトルは「Who is a dreamer?」ですが、どのような思いで名付けたのですか?

スポーツ選手と僕らのようにステージに立っている音楽の人間には、どこに共通するものがあるのかとを考えたときに、いろんな世代の多くの方に見ていただけることなんだなと思ったんです。そして、応援していただいたり、もしくは批判を受けたりすることもある。プロ野球選手を夢見ていた少年が、プロ野球選手になれて良かったね、夢が叶ったねって言ってもらえるように、うちの吉岡(いきものがかりのボーカル・吉岡聖恵)も歌い手になれて良かったねって言われる。でも、実際に夢だった場所の真ん中に立ってみると、良かっただけではないこともあるんじゃないかというか……。

以下、気になるインタビューの全文はReader Store特設ページで!

インタビュー・文 / 松浦靖恵 撮影 / 荻原大志
ヘアメイク / 長谷川亮介


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水野良樹(みずの・よしき)

1982年12月17日 神奈川県生まれ。
ソングライター。1999年に、吉岡聖恵、山下穂尊といきものがかりを結成。2006年にメジャーデビュー。作詞、作曲をした代表作に「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」など。国内外を問わず、様々なアーティストに楽曲提供するほか、雑誌、ウェブでの連載執筆など幅広い分野で活躍している。自身が立ち上げたウェブサイト『HIROBA』でも様々なコンテンツを発表している。

水野良樹オフィシャルTwitter
@mizunoyoshiki

水野良樹オフィシャルInstagram
@mizunoyoshiki_teke

いきものがかりオフィシャルサイト
https://ikimonogakari.com

HIROBA
https://hiroba.tokyo/

単行本『誰が、夢を見るのか』

文藝春秋社刊
定価:本体1,400円+税
総合スポーツ雑誌『Sports Graphic Number』での4年半に渡る連載をまとめた自身初のスポーツ・エッセイ。スポーツシーンを見て思う、自分が野球をやめたときのこと、音楽の創作に関わること、息子の将来などについてなど、全35本のエッセイが綴られている。また、プロボクサー・村田諒太との対談、いきものがかりのボーカル・吉岡聖恵とシドニーオリンピック・女子マラソン金メダリストである高橋尚子との鼎談といった特別企画も収載。