Interview

リーディングステージ『法廷の王様』で荒牧慶彦が“毒舌イケメン弁護士”に初挑戦。「俳優・荒牧慶彦の新たな魅力とリーディングドラマの楽しさを伝えたい!」

リーディングステージ『法廷の王様』で荒牧慶彦が“毒舌イケメン弁護士”に初挑戦。「俳優・荒牧慶彦の新たな魅力とリーディングドラマの楽しさを伝えたい!」

メディアワークス文庫『法廷の王様 弁護士・霧島連次郎』(著:間宮夏生)を原作とする朗読劇、リーディングステージ『法廷の王様』が2020年2月27日(木)~2月29日(土)に東京の山野ホールにて上演される。“法廷の王様”と呼ばれる毒舌イケメン弁護士が難事件を華麗に解決する痛快リーガルドラマで、主役の霧島連次郎を演じる荒牧慶彦に、本作の見どころやキャラクターの魅力について話を聞いた。

取材・文 / 近藤明子 撮影 / 増田慶


初の弁護士役、初の“毒舌キャラ”で、今まで見たことのない荒牧慶彦をお見せします

まずは荒牧さんが演じる霧島連次郎という役の印象についてお伺いできますか?

傲岸不遜で毒舌、でも裁判では負け知らずの“法廷の王様”と呼ばれる凄腕弁護士の役です。今まで弁護士役は演じたことがなかったので、新たな挑戦にワクワクしています。

法廷の王様 荒牧慶彦 WHAT's IN? tokyoインタビュー

映画やテレビドラマでも法廷を舞台にした作品はたくさんありますが、“リーガルドラマ”と聞いてどんな作品が頭に浮かびましたか? また、リーガルドラマに対するイメージはありますか?

堺 雅人さん主演のドラマ『リーガル・ハイ』(2012)とか好きでしたね。法廷ドラマって、難しい単語が多いイメージですが、今回は朗読劇ということもあり、観客の方たちの頭が混乱しないように、まずは自分の中で噛み砕いて理解して、聞く人がわかりやすいように朗読できたらいいなと思っています。

法廷の王様 荒牧慶彦 WHAT's IN? tokyoインタビュー

弁護士を演じるうえで気をつけたいと思っていることはあるのでしょうか?

キャラクター的には普段は少し抜けているところもある役なので、そこまでかたくなく……(苦笑)。でも、やるときにはやるキャラクターなので、法廷に立ったときには説得力を持たせるために声を張ったり、相手を圧倒するような言葉の強さなどが必要だと思うんです。具体的なイメージはこれからつくっていくんですけど、今はまっさらな状態のままで、稽古が始まってから役のイメージを膨らませたいですね。

法廷の王様 荒牧慶彦 WHAT's IN? tokyoインタビュー

荒牧さんは今までに何作も朗読劇に出演されてきましたが、ストレートの舞台と朗読劇との違いであったり、それぞれの魅力についてどう感じているのでしょう。

一般的な朗読劇は、椅子に座った状態で脚本を見ながら台詞を掛け合うイメージですが、最近の朗読劇は脚本を持って動くことが多くて、僕もそういうタイプの朗読劇に出させていただくことが多かったんですよね。なので、見た目はあまり舞台と変わらない印象だと思いますし、一番の違いは脚本を持っているかいないかの違いぐらいなんですけど……。でもストレートの舞台のように身体を使って心情を伝えるものと違って、朗読劇という性質上、言葉でストーリーを伝えつつ、活舌もよりハキハキ喋って、声の抑揚もつけて、感情を伝えなきゃいけないので、より繊細なお芝居が求められるものだなと思います。あと脚本を手にしていると、どうしてもそこに集中してしまうんですけど、共演者やお客様にも目線を向けるようにしないといけない。それが朗読劇の楽しさだったり、醍醐味につながるんだろうなと思っています。

法廷の王様 荒牧慶彦 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ストレートの舞台では事前に台詞をすべて覚えますが、朗読劇は脚本を見ながら確認しつつセリフを言う感じでしょうか?

そうなんですが、上演回数が多い朗読劇だと、やっぱり覚えてしまうんですよ(苦笑)。でも覚えてしまったら“舞台”と変わらないので、朗読劇である以上は台本をちゃんと読んで“伝える”ということを大事にしたいし、相手の呼吸を感じながら台詞に気持ちを乗せていくことが大事なので、あまり覚えないようにしています。

逆に覚えないように(笑)。

はい。その場で言葉にして生まれる感情を大事に伝えたいので。

“感情を大事に伝えるお芝居”という意味では、今回の男性共演者は非常に心強いメンバーなのでは?

心強いですね!(鈴木)勝吾くんも植ちゃん(植田圭輔)も何度も共演している仲ですし、素晴らしいお芝居をする方たちなので安心して思いっきりぶつかっていくことができます。ふたりとは朗読劇で共演するのは今回が初めてなのですが、今から稽古が始まるのが楽しみです。

法廷の王様 荒牧慶彦 WHAT's IN? tokyoインタビュー

役づくりはこれからとおっしゃいましたが、現段階でざっくりと本作での荒牧さんの役の見どころを教えていただけますか?

最初に言ったように、弁護士を演じるのが初めてですし、“毒舌”なキャラクターも今まで演じたことがないので、そこが一番の見どころなのかなと思っています。

過去にはツンデレな役もありましたが、“正義感溢れるまっすぐな役がピッタリな、あらまっきー”というのが多くの方が抱いているイメージだと思いますよ。

あはは! そんなイメージを霧島連次郎を演じることで、いい意味で裏切りたいですね。本作で今までにない新しい荒牧慶彦の一面を皆様に見せることができたらと思っています。

法廷の王様 荒牧慶彦 WHAT's IN? tokyoインタビュー

最後に、あらためてリーディングステージ『法廷の王様』の上演を楽しみにしている皆様にメッセージをお願いします。

今回の朗読劇は舞台上で結構動くものになるようなので、声だけじゃなく、動きにもぜひ注目して見ていただきたいです。俺、植ちゃん、勝吾くん……それぞれのキャラクターの会話の中から生まれる様々な感情が溢れる作品になると思います。ぜひ楽しみに劇場にお越しください。お待ちしています。

リーディングステージ『法廷の王様』

2020年2月27日(木)~2月29日(土)山野ホール

<追加公演(2月27日(木)18:30開演)チケット一般発売>
2020年2月15日(土)12:00(正午)〜
受付サイト

【STORY】
傲岸不遜にして毒舌。けれど一度法廷に立てば、負け知らずの“法廷の王様”霧島に舞い込んだのは、ストーカー殺人で起訴された青年の弁護だった。
とある事情から固辞する霧島だが、見かねた上司の計らいで渋々ながら元気が取り柄の新人弁護士・雨宮とともに弁護を引き受けることに。
青年の自白と“完璧”な状況証拠によって有罪確実な事件を逆転すべく、霧島が暴いた真実とは──!?
軽妙かつ爽快な法廷小説のニューヒーローが朗読劇に登場!

原作:間宮夏生『法廷の王様 弁護士・霧島連次郎』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)

脚本・演出:西田大輔

出演:
霧島連次郎 役:荒牧慶彦
雨宮凛空 役:植田圭輔
霧島花蓮 役:鈴木みのり
吹越未来 役:重留真波
朝倉遥輝 役:鈴木勝吾

企画:Citrolemon
主催・製作:KADOKAWA/テレビ朝日/Citrolemon

オフィシャルサイト
オフィシャル Twitter(@rscourtking)

©リーディングステージ「法廷の王様」製作委員会

荒牧慶彦(あらまき・よしひこ)

1990年2月5日生まれ、東京都出身。2012年にミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン(甲斐裕次郎 役)で本格的に俳優デビュー。舞台『刀剣乱舞』(山姥切国広 役)をはじめ、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(朔間凛月役)、舞台『K』(夜刀神狗朗 役)、ミュージカル『薄桜鬼』(沖田総司 役)、舞台『戦国無双』(小早川隆景 役)、MANKAI STAGE『A3!』(月岡紬 役)など人気シリーズに数多く出演しているほか、映画『第九条』、映画『お江戸のキャンディー2』などにも出演。また、ゲームアプリ『戦刻ナイトブラッド』、『イケメンヴァンパイア』、BSフジ『ポンポンジャンプ!』に声優として出演するなど、多方面で活躍している。出演待機作には、狂言『能楽男師〜雁礫・附子〜』(2020年3月15日公演)を控えている。

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@ara_mackey)
荒牧慶彦オフィシャルTwitter(@aramakiofficial)

フォトギャラリー
関連書籍:『法廷の王様 弁護士・霧島連次郎』