Interview

早川聖来が「皆さんを惑わせたい!」と、作品の魅力を語る。舞台「スマホを落としただけなのに」に向けて

早川聖来が「皆さんを惑わせたい!」と、作品の魅力を語る。舞台「スマホを落としただけなのに」に向けて

恋人が落としたスマホをきっかけに、個人情報がすべて暴かれ、連続殺人犯に命まで狙われることになる志駕 晃によるサイバーミステリー『スマホを落としただけなのに』。2018年に北川景子主演で映画化されて大ヒットを記録し、2020年2月21日(金)からは乃木坂46の白石麻衣が出演した続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が公開される。そんな話題作の初の舞台化が決定した。
連続殺人鬼に狙われるヒロインを務めるのは、2018年12月に乃木坂46に加入した4期生の早川聖来(せいら)。乃木坂46 4期生の舞台公演「3人のプリンシパル」(2019年4月上演)、乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」(同年10月上演)に続き、自身3度目にして、初の単独舞台出演に挑む心境は──。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 中原幸


私、もともと考えることがすごく好き

まず、舞台出演が決まった心境から聞かせてください。

ちょっとの不安とたくさんの喜びがありました。その不安な気持ちも経験として次につなげられると思うので、そういう意味ではプラスのほうが大きくて。選んでいただいたからには一生懸命にやりたいって思うし、嬉しい感情が強くなってます。

舞台「スマホを落としただけなのに」 早川聖来 WHAT's IN? tokyoインタビュー

昨秋には乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」に出演していましたが、振り返ってご自身にとっては、どんな経験になっていますか。

セーラーマーズ/火野レイちゃんを演じるうえで共通点を見つけたり、歴代演じられたセーラーマーズとはまた違う、自分にしか表現できないものをつくっていきました。一緒に出演したメンバーや舞台経験豊富な共演者の皆さんにも助けていただきながらたくさん勉強させていただき、そこで自分自身も成長することができたんじゃないかなと感じています。

舞台は楽しめました?

すごく楽しかったです。それはたぶん、普段と違うところが多くて新鮮だったからだと思うんです。いつもはメンバーとしか喋ることがないですし、それまでグループ外で学ぶという機会も少なかったので。普段お会いしないような方々ともいっぱいお話できて、一緒にいい作品をつくっていくという作業は本当に楽しかったですね。

歌やダンス以外、演じること自体も楽しさを感じていましたか。

はい。すごく楽しかったです。私、もともと考えることがすごく好きなんですよ。だから、“この子だったらどんな動きをするかな?”って役のことを考える時間が楽しくて。演じる役柄によって、ただ動くにしても、その動きのスピードとか仕草や行動、表情が変わってくると思うので。「セーラームーン」は原作がある作品でもあったので、そのキャラクターを研究して、追求して、実際に自分でやってみるっていう作業が本当に楽しく感じたので、こうやってお芝居のお仕事をいただけて“また考えることができる!”と思うと、とても嬉しかったです。

舞台「スマホを落としただけなのに」 早川聖来 WHAT's IN? tokyoインタビュー

乃木坂46のメンバーがほかにいない舞台は初ですよね。

そうですね。やっぱりちょっと不安ではありますね。「セーラームーン」ではメンバーに助けられた部分も大きかったんです。当たり前ですけど、稽古中でも乃木坂46としての活動もあるので、お稽古でたくさんやらないといけないこともあるけど、乃木坂46としてのお仕事もちゃんとやりたいって思ってるなかで、メンバーがいることで一緒に頑張れる部分も大きかったですし、話しやすい相手がいるっていうのも大きくて。なんでも相談できる先輩がいて、なんでも協力できる同期の仲間もいたのですごく助けてもらいました。今回は誰もいない……それは初めてのことなので、多少不安ではありますね。

どうしていきます?

どうしていきましょう(笑)。同じ乃木坂46で舞台に出演している先輩方からは「困ったときにはいつでも相談してきていいよ」って言ってもらえていて。「セーラームーン」を一緒にやらせてもらった向井葉月ちゃんや伊藤純奈さん、久保史緒里ちゃんとは舞台中にすごく仲良くなったし、とても頼りになる先輩方なので、何かあったときは、なんでも聞こうと思ってます。

気づいたらこの作品の大ファン

では、大ヒットした原作や映画の舞台化ということに関してはどう感じています?

考えることが好きなのもあって、私も犯人を追っていくひとりとして、“犯人はこの人じゃないか?”“私だったらこっちの人を追うのにな”とか、誰が犯人なのかを考えながら観て、すっかり引き込まれました。しかも私、ひとり言も多いので、“え!? 違うの?”“うわー、逃げて!”とか言いながら(笑)。だから、そういうドキドキを舞台でも出せたらいいなって思っています。

原作も読まれたんですよね。

はい。“スマ落1”のほうは映画を観てから読んだので、読みながら映画の映像が再生される部分も多かったんですけど、“スマ落2”は映画公開前だったので、想像を掻き立てられながら読みました。“これが映像化されたらどうなるんだろう?”って考えることが多かったですし、原作と映画では想像するものが違うように、舞台ならではのものができたらいいなと思いました。

舞台「スマホを落としただけなのに」 早川聖来 WHAT's IN? tokyoインタビュー

映画の“スマ落2”のヒロインは、先輩の白石麻衣さんですね。

もう早く観たくて仕方ないです! 原作を読んだり、映画を観たりしているうちに、気づいたらこの作品の大ファンになって、すごくハマっちゃって。原作は読み出したら止まらないし、映画も観出したら止まらないし。私ハマると、その世界観に引っ張られるんです。先輩方の舞台を観に行ったときも、しばらく自分の中でブームになっちゃって、その主人公っぽい喋りになってしまったりだとか、家でひとりで役になりきったりとかもして(笑)。だから、“スマ落”も原作や映画を観た直後は、何事もシリアスな雰囲気を醸し出したくなっちゃって(笑)。

あはは。影響されやすいんですね。

はい、きっと白石さんが出演している映画も、観たら絶対に引っ張られてしまうと思うんです(笑)。それだけ魅力的な作品に、乃木坂46のメンバーとして、白石さんに続いて携わらせていただけるのがすごく嬉しいです。今は早く続編“スマ落3”が読みたくて仕方ない!(笑)このあとどうなるのか気になってます。

舞台「スマホを落としただけなのに」 早川聖来 WHAT's IN? tokyoインタビュー

もともとミステリー好きなんですか?

母が読書好きで、宮部みゆきさんや湊かなえさん、東野圭吾さんとかのミステリーをよく読んでいて。そんな母の影響で、よく借りて読んだりもしていたし、映画もシリアスな邦画が好きなので、よく観ています。

じゃあ、原作を読んで犯人がすぐにわかったんじゃないですか。

いや、そうでもなくて(苦笑)。“スマ落1”では元恋人が怪しいなと思っていたし、“スマ落2”だと、公安の人じゃないかと思ってました。大多数の方と同じように、騙されるところに騙されてしまうほうだと思います。でも今回は、騙す側というか、惑わす側のひとりでもあるので、皆さんを惑わせたいと思います!

麻美は、強い女性というイメージと、ミステリアスな印象もある

(笑)。今回の舞台で早川さんが演じられる稲葉麻美はどんな役どころになっていますか。

今回の作品は、“スマ落1”と“スマ落2”を掛け合わせた、舞台オリジナルの脚本を書いてくださると聞いています。(この取材段階では)脚本はまだ出来ていないんですけど、私は稲葉麻美という、映画版だと“スマ落1”の北川景子さんがやっていらした役になります。麻美はただの被害者というよりは、自分も過去に秘めているものがある役どころなので、ただ事件に巻き込まれた子というだけではなく、それなりに決意や意思を持って生きているという部分をうまく表現できたらいいなと思っています。“スマ落2”の白石さんが演じている役もですが、どちらの作品のヒロインも、自分で動ける強い女性というイメージがあるし、ミステリアスな印象もある。そういう部分を自分が表現するのは……うまくできるかどうか不安ではあるんですけど、やれるだけのことはやりたいです。

舞台「スマホを落としただけなのに」 早川聖来 WHAT's IN? tokyoインタビュー

正体不明の犯人に追い詰められる女性ですよね。

見えないものとの戦いになるわけですし、自分だったら怖くて怖くて普通に生活できないと思います。しかも“スマ落”は自分の身近にも起こりうることですし。……今、ふと思ったんですけど、「セーラームーン」との世界観のギャップがすごいですね。

魔法やファンタジーとは真逆の現代のリアルな恐怖を描いていますから。

今回も初めてのことが多いので、自分でもどうなるかまだわからないんですけど、「セーラームーン」も初めてのことで、やれるだけのことは精一杯やったので、今回もやれるだけのことをやって、舞台版ならではの雰囲気をつくり出せたらいいなと思います。

舞台「スマホを落としただけなのに」 早川聖来 WHAT's IN? tokyoインタビュー

稽古で楽しみにしていることはありますか?

どういう演出になるのかが楽しみだなと思っています。原作も映画も、いろんな目線で動いていくので、それが舞台ではどういうふうに動くのかが楽しみで、ワクワクしていますし、スマホの画面やSNSでのやりとりも舞台上でどう表現されるのか楽しみですね。

自分が持っているものの中で一番大事なもの

ちなみに早川さんにとってのスマホはどんなものですか?

私だけじゃなく、今の時代だと、自分が持っているものの中で一番大事なものなんじゃないかなと思います。つねに肌身離さず持っていますし。最近はベッドに付けるスマホスタンドも買って、寝入る直前まで映画を観たり、音楽を聴いたりしてもいるので。それに、もちろんお仕事の連絡もスマホでくるし、ブログを書いたり、写真を撮ったりもしている。お仕事も私生活も両方に関わってくるのですごく大事なものですね。

舞台「スマホを落としただけなのに」 早川聖来 WHAT's IN? tokyoインタビュー

では最後に、舞台に向けた意気込みをお願いします。

原作を読んだり、映画を観ていると、犯人が最後まで誰だかわからなくて、観ているほうは騙され続けているという錯覚に陥ることが多かったと思うんですけど、そういう感覚が舞台を観ていただくときにもあったらいいなと思いますし、やっぱり皆さんをドキドキハラハラさせたいです。一緒にこのミステリーを楽しんで欲しいですし、ぜひ、騙されに来てください!


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2月1日(土)~2月9日(日)23:59


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舞台「スマホを落としただけなのに」

東京公演:2020年3月20日(金・祝)~4月5日(日)紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
大阪公演:2020年4月18日(土)~4月19日(日)松下IMPホール

<チケット一般発売>2020年2月1日(土)AM10:00〜

原作:志駕 晃『スマホを落としただけなのに』(宝島社文庫)
脚本・演出:横内謙介

出演:
加賀谷 学 役:辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)
浦野善治 役:浜中文一
稲葉麻美 役:早川聖来(乃木坂46)
富田 誠 役:佐藤永典
後藤武史 役:原田龍二

伴 美奈子
三浦修平
真坂 雅
北村由海
高畠麻奈
野依健吾
山田良明

企画・製作:ニッポン放送/ニッポン放送プロジェクト

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@sumaho_STAGE)

早川聖来(はやかわ・せいら)

2000年8月24日生まれ。「乃木坂46」の第4期生。2018年12月に乃木坂46に加入。2019年4月に、乃木坂46 4期生の舞台公演「3人のプリンシパル」に、10月に乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」に出演している。

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