Interview

井阪郁巳が自身も憧れる伊達政宗を演じる舞台「天下統一恋の乱 Love Ballad~伊達政宗編~」。クールで不器用な政宗と井阪の共通点とは?

井阪郁巳が自身も憧れる伊達政宗を演じる舞台「天下統一恋の乱 Love Ballad~伊達政宗編~」。クールで不器用な政宗と井阪の共通点とは?

戦国武将たちとの命がけの恋が体感できる女性向け人気ゲームアプリ『天下統一恋の乱 Love Ballad』が4月18日(土)~26日(日)に三越劇場にて舞台「天下統一恋の乱 Love Ballad~伊達政宗編~」として上演される。今作は、織田信長、伊達政宗、真田幸村など有名戦国武将たちとの華やかで情熱的なゲーム本編ストーリー「華の章」から伊達政宗をフィーチャー。
主役の伊達政宗を務めるのは、ミュージカル『テニスの王子様』、ドラマ『あなたの番です』で大きな注目を浴びる、井阪郁巳。2020年ブレイク必至の若手俳優としても期待されている井阪に、本公演で伊達政宗を演じる想いや意気込み、俳優としての決意などを聞いた。

取材・文 / 松浦靖恵 撮影 / 冨田望


男の自分でもキュンとする

今作で伊達政宗を演じることが決まっての感想から聞かせてください。

僕は歴史にそんなに詳しいわけではないのですが、伊達政宗はクールでカッコいいイメージがありました。伊達政宗の兜に付いている(前立ての)三日月形がとても印象深くて。あの時代の個性的な戦国武将たちの中でも、伊達政宗はほかの武将とは違う独特な雰囲気を持っているので、伊達政宗の人気の秘訣のひとつはそこなのかなって思います。

原作ゲームの伊達政宗のどのようなところに惹かれましたか?

恋愛アプリをやるのは初めてだったんですけど、(伊達政宗に)自分の名前を呼ばれるのがドキッとしました(笑)。不器用なりの伊達政宗節と言いますか……クールな人が優しい言葉を言うのってカッコいいな、と。“こんなことを言うんや!?”って、出てくる言葉にいつもビックリしています。不器用ではあるけど、すごく一途なところがある伊達政宗の性格にすごく惹かれています。男の自分でもキュンとするので、“この人はモテる!”と思いました(笑)。

女性目線で、伊達政宗以外に原作のどのキャラクター・武将に憧れますか?

今ちょうど伊達政宗にどっぷりハマっているところなので、まだほかの武将まで見れてへんわというところですけど(笑)、真田幸村や武田信玄などほかのキャラクター(武将)も気になるので、今やっている伊達政宗編が終わったらほかの武将のもやってみようかと思っています。でも、一周まわって“やっぱり伊達政宗がいいな~”ってなりそうですけど。

伊達政宗は間を存分に使う。そこが憧れ

現段階で、どういう伊達政宗になろうと思っていますか? 

冷静沈着で、独特な雰囲気をかもし出している伊達政宗の空気感をしっかり出したいと思っています。脚本が出来上がるのがすごく楽しみですね。そこにどんな台詞があって、僕が伊達政宗になってどんな発し方をするんだろうって。僕、普段はめっちゃお喋りで、どちらかというと(会話の中の)空白の間(ま)があまり好きではないんです。でも、伊達政宗は間を存分に使う。井阪郁巳としてはそこが憧れではあるので、役を通してプライベートでもそういう伊達政宗のカッコよさを取り入れられるよう、勉強させてもらおうかな、と。もしかしたら伊達政宗も心では喋っているのかもしれないですよね? だから、僕も“喋りたい!”ってなったときにはちょっと我慢して、心の中でつぶやこうかなって(笑)。この役をやっているときは、そういう井阪郁巳になってもいいんじゃないかなって思ってます。

(笑)。井阪さんは役柄に寄せていくタイプなんですか?

自分を役に寄せようと特に意識はしていないんですけど、無意識に寄ってたりしますね。『あなたの番です』でベトナム人のクオン役をやっていたときも、無意識に普段でもカタコトで話してましたし。そのときに自分がやっている作品のことばかり考えてしまうので、そうなってしまうのかもしれないですね。ここまでクールで、冷静で、感情を表情に出さない人を演じたことがないので、舞台の稽古が始まったら井阪郁巳は伊達政宗みたいにすっかり寡黙になっているかもしれません(笑)。

伊達政宗の冷静沈着な部分は共通していますか?

お喋りではあるんですけど、意外と共通しているのかもしれないなってことに、最近気づきました(笑)。僕、家にひとりでいるときもいきなり歌い出したり、テレビにツッコんだりして、ひとりでよく喋っていて。自分でも心配になるくらい喋っているので、一度動画を撮ったことがあるんですけど、観返してみたら、やっぱりひとりでずっと喋ってました(笑)。でも、2020年になってからはわりと落ち着いたというか、静かになってきたんですよ。自分が喋るよりも人の話を聞きたいというか。そういう部分は大人になってきているのかなって思うと、この変化のタイミングでこういう役をいただけて嬉しいです。伊達政宗はクールで、人を突き放しはするけれど、実は愛を持っている人だと思うので、伊達政宗からたくさん勉強させてもらって、吸収していきたいです。

今、井阪さんの中でいろんな変化が起きているんですね。

僕、このアプリを始めてから、本をよく読むようになったんです。アプリをプレイしていると小説を読んでいるような感覚になるので、その流れで本屋にも行くようになって。10分でも空き時間ができたら本を読んだり、本屋に行ってますね。

どんなジャンルの本を読んでいるんですか? 

今の自分に引っかかったものを手に取ることが多いです。記憶力が良くなる本だったり、自己啓発本だったり、だんご虫の育て方だったり(笑)。もしかしたら活字を読むようになったから、喋らなくなったのかも? 稽古に入る前から成長させてもらってます。

真剣にぶつかるという部分は、伊達政宗に負けてへん

稽古や本番で楽しみにしていることは何かありますか?

これまで殺陣をガッツリやる作品には出たことがないので、殺陣が楽しみです。刀の使い方や所作、武将ならではの型や歩き方など、細かい所作がいくつもあるとお聞きしているので、いろいろと準備しておかないといけないなと思っています。今の時代は生活様式が洋式なので、現代人は足腰が弱い! 僕、最近、山奥で撮影をしたんですけど、そこにはトイレが和式しかなかったので、立ち上がったときに立ち眩みしましたもん(笑)。所作を鍛えれば、和式も全然イケるし、山奥のトイレでも大丈夫になれますよね(笑)。そういう部分でも自分にプラスになると思います。

では、これなら“天下をとれる”というものはありますか? 少し意味合いは変わりますが、自分のストロングポイントというか。

僕、嫌いな人がいないんですよ。信頼している友達には全力で愛を注ぐし、真剣にぶつかっていくので、小中高時代それぞれに心から親友だと思える友達がいっぱいいます。真剣にぶつかるという部分は、伊達政宗に負けてへんなって思いますね。

きっと井阪さんは誰に対しても壁をつくらず、自然と溶け込めるから友達や親友がたくさんできるのかもしれないですね。2019年の活動を振り返って、俳優としてご自身が成長したなと思うことは何かありますか?

2019年は、今までで一番変わったと思います。めちゃくちゃテレビっ子なんですけど、『あなたの番です』ではこれまで自分がテレビで観ていた方たちと一緒にお仕事をさせていただくなかで、お芝居に対する考え方や現場に行く姿勢が変わったので、その変化が自分としてはとても嬉しかったです。

具体的にどのような変化があったのですか?

お芝居に対していろいろと考えるようになりました。一生懸命に全力でやるのは変わってはいないけど、自分だけのお芝居だと面白くないなって思うようになって、相手をよく見るようになりました。同じ台詞でも、毎回相手の反応を見ていると、返ってくるものに対して自分から出てくるものが変わる。これまでは台詞を覚える時点で言い方まで決めていたところがあったんですけど、毎回その場でぶつかり合えたらと思うようになりました。

いろんな方に井阪郁巳を知っていただきたい

では、2019年で最も印象に残っていることは?

街でめっちゃ声をかけられるようになりました。“あな番”の役名で呼ばれたり、すれ違いざまに「日本語喋れるんだ!?」って言われたり(笑)。“あな番”を観ていた方にそうやって本気で間違われるのが嬉しかったです。あと、憧れている俳優の先輩からも「観てるよ」って言っていただいたり。先輩方とお話する機会や出会いが増えたことで、今後も一緒にお芝居をやりたいなと、さらに思うようになりました。

あらためてこれからどんな俳優になりたいと思っていますか?

僕が一番憧れている俳優さんは、阿部 寛さんです。阿部さんはドラマ、舞台、映画など、どの作品でも存在感があって、そのうえ自由で力みがなくて、イケメンなのにちょっと抜けている役も演じていらっしゃる。僕もいろんなキャラクターを演じたいと思いますし、いつか未来の『テルマエ・ロマエ』で共演したいです(笑)。

2月3日のお誕生日で24歳になります。年男ですね。

今年は運勢的に仕事運がすごくいいらしくて。まず目の前にあることを頑張って、さらにその先のお仕事にも一生懸命に取り組みたいです。まだ映画に出たことがないので映画にも出たいですし、ドラマも舞台も積極的に取り組んで、いろんな方に井阪郁巳を知っていただきたいです。今年はそれができそうな気がしています。ありがたいことに、エンタメステーションさん(現・WHAT’s IN? tokyo)の2020年にブレイクする俳優で、“ベスト10には入ってはいないけれど、注目して欲しい俳優”に井阪郁巳を選んでいただいたんです。そうやって自分のことを見てくれている人がいることがすごく嬉しくて。だから、皆さんの期待に応えられるように、2020年も頑張りたいです!

プライベートで挑戦したいこと、やってみたいことはありますか?

一人旅に行こうと思っています。これまで親に頼ることが多かったので、なんでもひとりで決めて、何も知らない環境でもうまく生きていけるように、一人旅をしようかなって。日本だと言葉が通じるので、海外に行けば自分の語学力のなさもわかることで勉強もすると思うし。なので、一人旅を経験して成長したいです。

まずどこに海外一人旅をしたいですか?

ベトナムです。ベトナムに縁があるなと思うんですけど、たまたまベトナム旅行券が当たった母親の知り合いの方が「井阪さんの息子さん、ベトナム人役をやっているんだから、コレあげるわ」って旅行券をくれたんですよ。“これは運命やな、行くしかないな”って思ったので、年内に行くつもりです。もしかしたらベトナムに僕にソックリな人がいるかもしれないので探したいなあ(笑)。見つけたら2ショット写真を撮ってきますね! 今回この作品の主演が決まって、バースデーイベントでは自分でMCもやったり、プライベートでは一人旅にも行くので、2020年は自覚が持てる年、新たなスタートの年になりそうです。

最後に、この舞台に対する意気込みを聞かせてください。

今、僕が惚れ込んでいる伊達政宗をやれることがとても嬉しいです。発表したときに、このアプリのファンの方から「政宗様をよろしくお願いします」とメッセージをたくさんいただいたので、責任を持って、素敵な伊達政宗を演じたいです。いろんな武将の方々と素敵な舞台をつくりたいと思っていますので、ぜひたくさんの方に来ていただきたいと思います。楽しみにしていてください!


【募集終了】抽選で3名様に井阪郁巳さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

井阪郁巳さん直筆サイン入りチェキ

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください。
※井阪さんに書いていただいた「エンタメステーション」は旧サイト名です。

応募期間

※募集期間は終了致しました。

2月1日(土)~2月9日(日)23:59


【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、WHAT’s IN? tokyo女子部のアカウントのダイレクトメールにて後日ご連絡をさせていただきます。WHAT’s IN? tokyo女子部のアカウント(@whatsin_t_joshi)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。

※個人情報の取扱いについて
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者様へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。


舞台「天下統一恋の乱 Love Ballad~伊達政宗編~」

2020年4月17日(日)〜4月26日(日)三越劇場

<チケット一般発売日>2020年2月1日(土)AM10:00
CNプレイガイド

STORY
時は戦国。天下の覇権を求め、幾多の武将たちがしのぎを削った時代。
主人公は母と弟と小料理屋を切り盛りしながら、つましくも平和に暮らしていた。
しかしある日、町奉行の陰謀に巻き込まれ、弟が毒味役として城に差し出されることになってしまう。
幼い弟の身代わりとなることを決意し、主人公は男装して城へ向かう。
目の前に現れたのは、冷酷非情な男と怖れられる奥州の伊達家当主・伊達政宗だった。
何人たりとも寄せ付けず孤高に生きる「独眼竜」。
やがて主人公は、政宗の右目に隠された秘密と戦国の世の荒波に呑まれていく──。

原作:『天下統一恋の乱 Love Ballad』(ボルテージ)
脚本:伊勢直弘
演出:伊藤マサミ

出演:
伊達政宗 役:井阪郁巳
片倉小十郎 役:白柏寿大
伊達成実 役:須賀京介
真田幸村 役:西川俊介
霧隠才蔵 役:秋葉友佑
武田信玄 役:岸本卓也
伊達小次郎 役:佐藤圭輔
最上義光 役:鵜飼主水
ほか

主催:舞台「天下統一恋の乱 Love Ballad」製作委員会 (ボルテージ / SANETTY Produce)

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@koiran_stage)

©舞台「天下統一恋の乱 Love Ballad」製作委員会

井阪郁巳(いさか・いくみ)

1996年2月3日生まれ、奈良県出身。2011年にジュノンスーパーボーイコンテストにて準グランプリ&マキシム賞を受賞。ドラマ『あなたの番です』(クオン 役)、アイドルステージシリーズ(近江 蒼/準惑星ケレス人☆セシィ 役)、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(忍足侑士 役)、Live Musical『SHOW BY ROCK!!』シリーズ(朧 役)をはじめ、近年の主な出演作品には【舞台】『明治座の変~麒麟にの・る』、フォトシネマ朗読劇「最果てリストランテ」、Nostalgic Wonderland♪ ~song & dance show~ 2019などがある。キューブ所属アーティストによる「C.I.A.」のメンバーとしても活動。2020年3月上演のミュージカル「SUPERHEROISM」にも出演する。

Profile
オフィシャルTwitter(@isaka193mzjunon)
オフィシャルInstagram(@ikumi_isaka_official)

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